失望の王者

Last-modified: 2024-03-19 (火) 18:10:30
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ぼくは…みんなを守る力がほしかった…
でも…その結果はどうなった?
力じゃ救えないなら、どうすれば…?


概要

偽りの騎士の強化版。中身は相変わらずマゴット。
偽りの騎士と戦ったエリアの上部分に壊れる壁があり、その隠し通路の中にマゴットの遺体がある。それに夢見の釘を使えば、失望の王者と戦うことができる。
勝つとエッセンスを300得られる。
 

行動パターン

叩きつけで発生する衝撃波が大きくなっており、本体への接触やメイス部分の直撃を食らうと2ダメージ
行動テンポが全体的に速くなったため別物と化しており「雑魚ボスの強化版?はぁん?」くらいの気持ちで挑むと余裕で死ぬ油断は禁物。

倒すだけなら高速切りゴリ押しでもなんとかなるが、攻撃が見極めづらくパターンが構築しにくい。

  • ジャンプ
    メインの移動動作。着地地点はほぼランダム。
    偽りの騎士よりも行動速度が上がっているため、着地地点の見極めが重要。連続で前ジャンプの下を潜っていたら急に後ろにジャンプされて、ダッシュ先とかち合って踏まれる……というのがよくある被弾。下記叩き付けとの違いは、ジャンプ時にメイスを振り上げているかどうか。
  • ジャンプ叩きつけ
    飛びかかって着地と同時に地面ごと殴りつけ、衝撃で上から岩も落ちてくる。
    上記ジャンプと異なり踏み潰すような軌道ではなく、手前に着地してメイスで殴りつけるような軌道で飛ぶ。ジャンプ開始時にメイスを振り上げていたらこっち。壁際に追い詰めて戦っていると、飛び込んできて殴るのか後ろに下がって衝撃波を発射するのか見極めづらい。第2フェーズではジャンプした時に声が聞こえたら即ダッシュ。
  • 衝撃波
    立ち状態から地面を殴り衝撃波を飛ばす。見た目以上に当たり判定は小さい。
    ちなみにメイスは2ダメージだが衝撃波は1ダメージ。2段ジャンプは再上昇まで妙なディレイがあるため、大きく通常ジャンプで避けたほうが良い。中~遠距離でよく繰り出してくる。こちらから離れるようにジャンプした後なんかは特に出してくる。かなり出が早いので、距離を詰め過ぎないように。
    衝撃波2~3連発からのジャンプ叩き付けというムーブもよくする。基本的に手を出さない方がいいだろう。
  • ダッシュ叩き付け
    ある程度距離が離れると出してくる。走って自機まで接近し、飛び掛かりジャンプ叩き付けを行う。
    この動作は走り始めから叩き付けまでが確定行動のため、確実にジャンプの下を潜るタイミングを計れる。これに派生するための距離は決まっているので、それを見極められればかなり戦闘が楽になる。神の家での安全策にでも。活用する場合は特に、ランダム落下の岩に気を付けたい。
  • ダウン&発狂
    鎧に一定ダメージを与えるとダウンして顔を露出。その後起きて中央に大ジャンプし、左右に武器をぶんぶん振り回す。
    岩が降ってくるが画面端の方に逃げて上を見ておけばあまり怖くはない。スキを見て回復も可能。何もすることがなければスキルなり岩ぶつけるなり。武器を振り回し始めるまでは攻撃のチャンス。起き上がり時に1発、飛んだのを追いかけて3発ぐらい殴っておこう。3回ダウンさせて顔を殴ると撃破(ちゃんとダメージを与えていた場合)。夢見の釘や回復でモタモタしていると顔が引っ込むので注意。

立ち回り

  • 偽りの騎士と同じく鎧は殴ってもソウルを得られないため、戦闘突入前にソウルを溜めておくか、回復を視野に入れないで戦う必要がある。
  • ある程度、離れて戦うと、衝撃波を何度か打ってくるので、それを大ジャンプでかわしていれば飛びかかりながら殴りつけてくる。それを前ダッシュでくぐりぬけ、攻撃を加えて離脱、という流れを繰り返すのがベター。
    • ジャンプなしの振りかぶりモーションになったら衝撃波をジャンプで回避、ジャンプしてきた場合は下をくぐり背後に回り込み、という作業自体は単純だが、時々落石が当たってダッシュを止められることがある。影の衣があれば前ダッシュを確実に行えるのでかなり楽になる。
    • たまに飛びかかりながら殴りつけるのではなく、自機の前方向に着地する軌道でただのジャンプを行うことがある。軌道を誤認して前ダッシュすると直撃してしまうが、見極めはやや難しい。
  • 衝撃波を飛び越えてしのぐターンと前ダッシュで回避して攻撃をするターンが明確に分かれているので、釘奥義をチャージしやすい。
    • どうもダメージ量ではなく攻撃を一定回数回数受けるとダウンする仕様らしく、サイクロンスラッシュで殴ると妙に脆い。
  • 落ち着いて戦いたい場合は逆に距離を取る立ち回りもアリ。一定以上の距離を取ると、失望の王者は走り込んでからの前方ジャンプ攻撃を行う。走り込み+ジャンプがセット行動になっているため、他の行動と比べ圧倒的に読みやすく、十分な余裕を持って下をくぐることができるだろう。近距離戦のスピード感についていけない場合はそのような択もあることを覚えておこう。
  • 衝撃波は偽りの騎士の時よりも大きくなっているが、タイミングを合わせれば通常のジャンプでも十分に避けられる。それでも心配な場合は統治者の翼(2段ジャンプ)を先に手に入れるといい。
  • チャーム「夢の盾」を装備している場合、天井から降ってくる岩を稀に防御してくれることがある。
  • 発狂して武器を左右に振り回している時、上から降ってくる岩を弾き飛ばして当てると地味だがダメージが稼げる。
  • ダウンして顔を出した時に夢見の釘を当てれば大幅にソウルを回復できる。マゴット本体ではなく鎧に当てるように切りつけよう。
    • 騎士本体とは別にマゴットにも60-40のHPが設定されているので、釘を振ったら忘れずに斬りつけておかないと倒せない。釘最大強化&繊細な/壊れぬ力ありなら釘→2回斬る、の動作が間に合うので削りきれる。
       

まともに戦わないという選択

  • 実は左上および右上がほぼ安全地帯
    壁ジャンプの連続&スーパーダッシュ溜め状態でここに陣取ればまず攻撃を喰らうことはない(たまに頭上からの岩が当たるが)。「紡ぐ者の歌」などの子分召喚系チャームを用いて攻撃する。失望の王者が転倒したらスーパーダッシュ即キャンセルで地上に降りてマゴットを斬り、失望の王者がダウン復帰したらまた安全地帯に逃げるというローテーションを2回ほど繰り返すだけでやや時間はかかるものの、相当安全に倒せる。
    ただし、あまり高いところに張り付いているとなぜかクモの同時召喚数が減ること(逆側にスーパーダッシュして張り付く高さを再調整する)、前記の通りたまに岩が当たって落ちた際のフォローをしっかりとすることを心得ておこう。
  • あんまり光輝向きではない。
    岩を任意で回避できないから。
    成功しないわけではないが普通に挑戦して戦っていったほうが早いし、楽しい。

神の家

  • 1度目のダウンを取ればハメ可能
    釘レベルが5になれば難易度が低下する。チャーム「高速斬り」「壊れぬ力」「重心安定」を装備し、ボスダウン後マゴットを斬りつけ→マゴットが引っ込んだら3回殴る→即アビスの叫びでボスのジャンプ中にフルヒット→ボス発狂時に4~5回殴って離れてシェイドソウル→暴れ終了時にダッシュスラッシュ、で行動させずに次のダウンに追い込める。もし、削り切れなくても落ちてきた岩を当てればダウンさせれることもある。
    • マゴットをサイクロンスラッシュで斬りつけてそのまま復帰に2~3ヒット→ジャンプ中にアビスの叫び→着地に密着でアビスの叫び×2→離れてシェイドソウル、でもいい。これだと上記チャームすらいらない。
  • ハロウネストの神殿
    失望の王者の次が休憩無しで悪夢の王グリムのため、失望の王者を3回ダウンさせて復帰して来なくなった時点でしっかり夢見の釘でソウルを回収し、体力を最大まで回復させておこう。ソウルを満タンにしておくことも忘れずに。
  • ダウン時間延長
    実は、1~2回目のダウン中も鎧に一撃当てることで復帰までの時間を延長できる。鎧殴る→夢見の釘→フォーカスのループで夢の司無しでも毎ダウン全回復可能。これは偽りの騎士でも同じ。
  • 3回目のダウン時(攻撃すれば撃破できる状態)は鎧状態に復帰しない
    夢見の釘で幾らでもソウルを回収できる。
  • 撃破後も鎧自体には判定が残っている。
    夢見の釘でソウル回収が可能で演出上次のグリム戦に切り替わるまでに夢の司ナシでも3度は使える。*1
     

光輝tips

最大の難関は自分の実力だけで乗り切らなければならない戦闘開始から1回目のダウンまで。
ダウンを取ったら本体を殴る前に鎧を殴ってダウンを延長させつつ夢見の釘でソウルを最大まで回収、後は上述のハメで勝てる。


  • 本体が速く体が大きいのはもちろんだが降り続ける岩が非常に厄介。
    不規則に降り続けるため予測はほぼ不可能で、基本的な対処は見てかわすか岩に攻撃を当て弾くしかないが、それに集中しすぎても失望の王者にぶん殴られる。
    ある程度は諦めるしかないが、ステージ両端へ走りまわって上述「ダッシュ叩き付け」誘発の繰返しを行うのが比較的安全策。とはいえどうしても長丁場になるので事故は起きる。
     
    なお、岩は失望の王者本体に当たることでも消滅するので、密着間合いで戦うことで相手に露払いをさせる戦法も有効。
    ジャンプ叩きつけか衝撃波が来たら影ダッシュで裏回りして殴り、相手が振り向いて次の行動を起こすころには影ダッシュが回復しているのでまた次の裏回りを狙う。
    後方へジャンプした場合は次が確実に衝撃波なので、落ち着いてジャンプでかわして密着間合いに戻る。あるいは普通に歩いて追いかけても十分次の裏回りが間に合う。問題は壁を背にされた場合で、こうなると裏回りができないので距離を離してダッシュ叩きつけを待とう。
    慣れればかなりスピーディーにダウンを奪えるので岩事故の確率をかなり減らせる。
  • チャーム
    魔法の威力を高めるShaman_Stone.png霊媒師の石がおすすめ。
    鎧への攻撃でソウルを回収できないためソウルキャッチャー/イーターは効果が薄い。ダウン時間を鎧を殴って延長して夢見の釘でソウルを稼ごう。

台詞

  • 失望の王者撃破後
    ぼくは…みんなを守る力がほしかった…
    あの騎士が…あの大きな鎧につつまれて…眠っているのを見たとき…
    狂気にとらわれたわけじゃない…ぼくはただ…
    でも…その結果はどうなった? 力じゃ救えないなら、そうすれば…?
     
  • 神々の間 石像
    後悔と悪意の神
  • 周囲にいるマゴット
    …いやだ、いやだ、いやだ、いやだああああ…
    あああああああああ!
    起きてよ、お兄ちゃん! たすけて!

余談

  • 外側の鎧はハロウネストの偉大な五騎士たちの一員、’’力の’’ヘゲモルのもの。偉大な五騎士については、釘鍛冶と合流した後の釘師シオから聞くことができる。
  • 偽りの騎士と失望の王者が持っていたハンマーだが、実はヘッドの部分は生きたムシである。
    プレイヤーが攻撃しても倒せず、何故ハンマーになっていたのかも謎。(偽りの騎士撃破前に夢見の釘を持ち込めば当てることもできる。固有の台詞もある。)
  • 失望の王者を倒すと亡霊となって現れたマゴットから話を聞くことができる。
    が、マゴットは主人公と出会った時点で汚染されていたのは確かだが本当に狂気に呑まれていたのかはわからないまま。
  • カマキリの爪入手時点から隠し通路で生き残りのマゴットを殺すことが可能。
    だが、残しておいて後から夢見の釘を当てるとなかなか悲痛な思いを伺い知れる。
    • 彼らを生かしておけば失望の騎士との戦闘前に夢見の釘でソウル補給に利用できる。
      マゴットのHPは1のため、輝く子宮や紡ぐ者の歌、鋭利な影などを装備していると殺すつもりが無くても殺してしまうので注意。
  • ヘゲモルの鎧についてだが、見ればわかる通りマゴットのサイズとは合っていないにも関わらず偽りの騎士との戦闘中に目立って動きが悪い、なんて事はない。
    つまりこの鎧は鎧とサイズが合わないムシでも問題なく動かせ、フルフェイスであるため自分の素顔も隠せる作りだった可能性がある。
    ということは、あるいはヘゲモル本人も…?

*1 夢見の釘使用時の台詞がマゴットがまだ生きているような台詞であるため、ちょっと不自然なのは御愛嬌