「何でも二つのやり方があるんだジェームス。ダメダメ流とグレートウェスタン流のやり方だ。」
日本版タイトル | ダックとスリップコーチ | ||
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英語版タイトル | Duck and the Slip Coaches | ||
脚本 | マーク・ハッカビー? ニック・オストラー? | ||
放送日 | ・2014年9月3日(英国) ・2014年10月8日(オーストラリア) ・2015年1月4日(日本) ・2015年4月22日(ハンガリー) ・2015年5月13日(米国) ・2016年6月27日(ノルウェー) ・2017年4月5日(韓国) | ||
話数 | 430 | ||
登場キャラクターA | トーマス、ヘンリー、ゴードン、ジェームス、パーシー、ダック、エミリー、スリップコーチ (英国版のみ:エドワード) | ||
登場キャラクターB | 無し | ||
登場キャラクターC | エドワード、アニーとクララベル | ||
登場人物A | トップハム・ハット卿、マドレーヌ | ||
登場人物B | スリップコーチの車掌、ブラフズ・コーブ駅長、ブラフズ・コーブ駅の作業員、ティッドマス機関庫の作業員 | ||
登場人物C | トップハム・ハット卿の付き人、薄緑色の服の女性、先生、野鳥観察者、ブロンド髪の男の子、ジンジャー髪の男の子、トップハム・ハット卿のお母さんの友人、大きな帽子を被った女性、子供達、眼鏡をかけた学生服の男の子、灰色のベストを着た女性?、ナップフォード駅の駅員 | ||
登場スポット | ・ティッドマス機関庫 ・ナップフォード駅 ・ソドー動物園 ・ブラフズ・コーブ駅 ・ウェルズワーズ駅 ・ダックの支線 ・線路の上の橋と道路と信号所 | ||
あらすじ | ・ダックは駅に着かず自動で切り離しが出来るスリップコーチについて皆に話すが、ジェームスはそれを自分の提案としてトップハム・ハット卿に報告した為…。 | ||
メモ | ・ダック、今期2回目の主役回。 ・スリップコーチとベレー帽の女性、初登場。 ・英米版のダックの声がパクストンに近い。 ・機関車達は万歳している時、トーマスが消えている*1。 ・3号車がちゃんと止まれず1号車と2号車に衝突してしまった。 ・スリップコーチの事を知ったふりをするジェームス。 ・モノクローム映像が使用されるのは3回目。 ・第1シーズン『のジェームスのあやまち』以来、客車関係の事故が起こる。 ・第3シーズンの『いたずらはだめだよジェームス』以来、相手を騙し客車を盗むジェームス。*2 ・突然ティッドマス機関庫に割り込むヘンリー。 ・冒頭でエドワードがソドー動物園に到着した時、彼の汽笛の音がトーマスの物になっている*3。 ・エミリー、第17シーズンの『こおりついたてんしゃだい』に続き、別の寝床を探しに行く。 | ||
台詞 | ・ナレーター「ソドー島は暑い季節を迎え1年で最も忙しい時期だった。沢山の人々が海辺や観光地を押し寄せてくる。機関車達もみんなとても忙しかった。」 ・トーマス「大変だぁ!!目が回る程忙しいなぁ!!。こんなにお客さんがいるなんて初めてだ!。」 ・ジェームス「僕は嬉しいよー!、だって、沢山の人に僕のピッカピカ赤いボディーを見て貰えるんだからね。」 ・ナレーター「この時期になると乗客が時間通りに目的地へ着けるかどうかトップハム・ハット卿は心配だった。」 ・トップハム・ハット卿「出発進行ー!よーしジェームス!愚図愚図している暇は何処にも無いぞ急いでくれ!。絶対に遅れるんじゃないぞ、おっおーーー!。これは何だ!全くもう!」 ・マドレーヌ「あーっ!!」 ・ジェームス&トーマス「ハッハハハ…!!」 ・トップハム・ハット卿「さあさあ、いつまでも笑ってるじゃないトーマスにジェームス出発しなさい!」 ・トーマス「ハッハハ!分かりました。」 ・ジェームス「行ってきまーす。」 ・トップハム・ハット卿「うわぁー!」 ・ナレーター「その夜ダックは次の朝に客車を牽く為、ティッドマス機関庫へ過ごす事になっていた。」 ・ダック「こんばんはー」 ・トーマス「やあ、ダック。来てくれたんだね。」 ・ジェームス「嗚呼全く。また例の昔話が始まるぞー。」 ・ナレーター「ダックはグレート・ウェスタン鉄道で走っていた頃の話をするのが好きだった。ジェームスはその話にうんざりしていた。」 ・ダック「あーあ、今日みたいな日は、昔働いていたあの頃の夏を思い出すなー」 ・ジェームス「ほら、やっぱり始まった。」 ・ダック「僕らは観光客を大勢案内した。こう呼ばれてたんだ、『きらきら鉄道』ってね。僕は『スリップコーチ』って言う客車を牽いていた。止まらなくても、連結器を切り離せる特種な客車だった。だからね、いつも時間通りに走れて、遅れる事なんて絶対無かったんだ。」 ・トーマス「へえー、そんな客車があるなんて、今まで聞いた事無かったよ。」 ・ダック「でも、注意が必要でね。駅でスピードを落とし過ぎると、客車がぶつかってしまうんだ。特別な技と、完璧なタイミングが要るんだよ。」 ・ジェームス「ああん、また大袈裟な事言って。グレートウェスタン鉄道の昔話はうんざりだよー。」 ・ダック「何でも二つのやり方が有るんだジェームス。ダメダメ流とグレートウェスタン流のやり方だ。」 ・エミリー「はあ、一杯ね。」 ・トップハム・ハット卿「明日は大変だぞ!。ソドー島が一番忙しくなる日だからな、お客さん達が時間通りに目的地まで行けるか正直とても心配だよ。」 ・ナレーター「トップハム・ハット卿が話しているのを聞いて、ジェームスはある事を思いついた。」 ・ジェームス「お客さん達が時間通りに目的地に行ける方法があります。スリップコーチを使えばいいんです。」 ・トップハム・ハット卿「スリップコーチだって?どう言う事だね。」 ・ナレーター「ジェームスはダックから聞いた客車がどう使われて来たかをトップハム・ハット卿に説明した。」 ・トーマス「うわぁ、見てよ!」 ・ゴードン「こりゃあ、見事な客車だぁ…」 ・パーシー「これ、びっくりだね!」 ・トーマス「初めて見たよ!」 ・パーシー「本当、信じられないよ!」 ・ダック「僕が牽いていたあの客車だ!あぁ、本当に信じられない!お~い、皆!」 ・トーマス「本当凄いねぇ!」 ・トップハム・ハット卿「ほらほら、皆静かにしたまえ。さぁ、今日はとても忙しい一日だが、遅れと混乱を防ぐ為に、『スリップコーチ』と言う特別な客車を連れて来たんだ。だが、これは私のアイデアではないんだ。思いついたのは、ジェームスだ。」 ・ダック「えっ!?」 ・ジェームス「はい!その通りです!僕のお陰で、ソドー鉄道は、今日一日絶対に遅れたりしませんよ!」 ・ゴードン「やるじゃないかジェームス!。」 ・トーマス&パーシー「やったぁー!」 ・トップハム・ハット卿「はっ、有り難うジェームス。さあ皆、出発進行!」 ・ダック「そんな・・・、僕がジェームスに客車の話をしたのに、あれは、僕のアイデアだ・・・。」 ・ナレーター「だが、皆はもう出て行ってしまった。悲しい気持ちのまま、ダックは走り出した。」 ・ダック「はぁ…」 ・トップハム・ハット卿「皆さん、よくお聞き下さい。ご自分の行き先をしっかりと確認してから、それぞれの客車にお乗り下さい。」 ・ジェームス「出発進行!今日は特別な客車、『スリップコーチ』で時間通り走りますからね!」 ・ナレーター「ジェームスはとてもいい気分だった。手を振って貰えて嬉しかったし、特別な客車を牽いている自分とても満足していた。」 ・スリップコーチ「ジェームスは僕達の事分かってるの・・・?」 ・スリップコーチ「さぁ、どうかしらね。」 ・スリップコーチ「分かってれば良いけど・・・。」 ・ナレーター「ジェームスは最初の駅に近づいていた。ダックはスリップコーチを牽くのが自分では悲しい気持ちだった。」 ・ジェームス「最後尾の客車、切り離す準備をして下さい。」 ・ダック「駅でスピードを落とし過ぎちゃ駄目だ、ジェームス!客車同士がぶつかってしまうよ!」 ・ジェームス「はいはい、有り難う。ダック。そんな事分かってるって。客車を切り離して!」 ・ナレーター「だが、ジェームスは駅の皆にピカピカの赤いボディを見せびらかそうと、スピードを落としてしまった。」 ・ジェームス「こんにちは、皆さん。ご乗車有り難う御座います。」 ・スリップコーチ「うわっ!」 ・ナレーター「最後尾の客車が止まれず、次々と前に衝突した」 ・スリップコーチ「あっ!」 ・ジェームス「あっ!?」 ・ダック「ああ…」 ・ナレーター「幸い、怪我人は出なかったが、スリップコーチがそこから動こうとしなくなってしまった。」 ・スリップコーチ「ジェームスとは走りたくない!」 ・スリップコーチ「スリップコーチの扱い方を知らないんだから!」 ・スリップコーチ「絶対嫌だからね!」 ・ナレーター「そこへトップハム・ハット卿が現れた。ジェームスが乗せた乗客達は皆、ソドー鉄道への不満を口にしている。」 ・トップハム・ハット卿「あぁ!ジェームス!何て事をしてくれたんだ!スリップコーチを使うアイデアは大失敗じゃないか!」 ・ジェームス「すみません。もう少し慣れればきっと大丈夫ですから。」 ・ダック「僕がお手伝いしましょうか?」 ・ナレーター「スリップコーチは懐かしいダックの姿を見てとても喜んだ。」 ・スリップコーチ「やあ」 ・スリップコーチ「久しぶりダックー!」 ・ダック「久しぶり、皆」 ・トップハム・ハット卿「すると、君はこの客車達と知り合いと言う事かねダック?」 ・ダック「勿論ですよ。彼らとはグレートウェスタン鉄道で一緒に走っていたんです。ジェームスにも話したんですがね。昨日の夜に。」 ・ナレーター「その時トップハム・ハット卿は気が付いた。ジェームスはスリップコーチを知っているふりをしていただけで、本当はダックのアイディアだったのだ。」 ・トップハム・ハット卿「ダック!それでは君がこの客車達を牽いてソドー島を走ってくれたまえ。勿論彼らがそれで良ければだが」 ・スリップコーチ「やったねダックー!」 ・スリップコーチ「勿論OKよ!」 ・スリップコーチ「凄く良い考えだ!」 ・ナレーター「こうしてダックはスリップコーチを牽いて走った。その日は観光客が多くソドー島で一番忙しい日だったが、ダックとスリップコーチのおかげで乗客は皆時間通りに目的地へ到着した。そして誰もが皆ソドー鉄道の素晴らしさに感心していた。」 ・ダック「こんばんわー」 ・トップハム・ハット卿「さあ万歳をしよう。ダック!それからスリップコーチ達に、ばんざーい!!」 ・機関車達「ばんざーい!!」 ・トップハム・ハット卿「ばんざーい!!」 ・機関車達「ばんざーい!!」 ・ダック「僕は今回証明したんだ。何にでも二つのやり方が有るって事をね。ダメダメ流と、それから」 ・機関車達「グレートウェスタン流だー!!ハハハッ…!!」 ・エミリー「ハッ!ムッ」 | ||
英国CV | ・ナレーター:マーク・モラガン ・トーマス:ベン・スモール ・エドワード/ヘンリー/ゴードン/ジェームス/パーシー/トップハム・ハット卿:キース・ウィッカム ・ダック/スリップコーチ:スティーブ・キンマン ・エミリー/マドレーヌ:テレサ・ギャラガー ・スリップコーチ:ジョナサン・ブロードベント ・スリップコーチ:レベッカ・オマラ | ||
米国CV | ・ナレーター:マーク・モラガン ・トーマス/パーシー:マーティン・シャーマン ・エドワード:ウィリアム・ホープ ・ヘンリー/ゴードン/ジェームス/トップハム・ハット卿:ケリー・シェイル ・ダック/スリップコーチ:スティーブ・キンマン ・エミリー:ジュール・デ・ヨング ・スリップコーチ:ジョナサン・ブロードベント、レベッカ・オマラ ・マドレーヌ:テレサ・ギャラガー | ||
日本CV | ・ナレーター:ジョン・カビラ ・トーマス:比嘉久美子 ・ヘンリー:金丸淳一 ・ゴードン:三宅健太 ・ジェームス:江原正士 ・パーシー:神代知衣 ・ダック:鈴木清信 ・エミリー/スリップコーチ(2号車):山崎依里奈 ・スリップコーチ(1号車、3号車):小田柿悠太、河本邦弘 ・トップハム・ハット卿:納谷六朗 ・マドレーヌ:吉岡さくら | ||
シリーズ前回 | みずにつかったダック | ||
シリーズ次回(英語) | いしきりばのトーマス | シリーズ次回(日本) | スペンサーとふくだいじん |