キャラクター/【アリス】

Last-modified: 2024-03-30 (土) 08:40:18

ディズニー作品「ふしぎの国のアリス」の主人公兼ヒロイン。
ある日、姉と一緒に川辺で本を読んでいたがすっかり退屈していた彼女の前を、奇妙な姿のウサギが通り過ぎる。そのウサギを追っている内にアリスは不思議な世界に迷い込んでしまう。
不思議の国で恐れられているハートの女王に対しても発言をためらわず、さらには独裁政治を行う彼女に「デブでワガママで底意地の悪い暴君」などと暴言を放つ事もある気の強い性格。

  • 「白ウサギを追いかけていたら穴に落ちてこの世界に来た。」と話しているためあの世界の常識は彼女には通じないのかもしれない。

 
CVは土井美加。

FM版及び北米版における声優はキャサリン・ボーモント(KHI)→ヒンデン・ウォルチ(HD版Re:coded)。


KHシリーズではワンダーランドに登場。
しかしワンダーランドの住人ではなく、別の世界からここに迷い込んでしまったことが本人の口から語られている。
また、セブンプリンセスの一人であるという設定が加えられている。

  • これが一番KH独自の設定であり、ディズニーが公式に定めている「ディズニープリンセス」の中にアリスは含まれていない。実際アリスは王族の出身でもなければ王子と結ばれたわけでもないので、プリンセス扱いされていないのは至極もっともではあるのだが。
    • ディレクター曰く、「ディズニー作品におけるプリンセスとは『プリンセスのような高貴な心を持つヒロイン』という意味なので、セブンプリンセスの一人として選んだ」そうだ。

KH

ハートの女王のハートを奪おうとしたことの罪で裁判に掛けられており、無罪を主張するも女王の理不尽な判決で首をはねられそうになる所をソラに助けられた。しかしソラがアリスが無罪の証拠を探し出し女王と戦っている間に、何者かに連れ去られてしまう。
実はセブンプリンセスの一人であり、ホロウバスティオンにて捕らえられていたのを再びソラに助けられ、再会した。


エンディングの後、それぞれのプリンセスは自分の世界に帰ったが、上記の通り彼女はこの世界の住人ではないので、KHIより後の時系列のDaysではワンダーランドでアリスに会うことはできない。まぁ当然と言えば当然なのだが。


ちなみに、先述している彼女が別の世界から来たというのはシナリオ上必ず明かされることではなく、裁判で鳥かごに閉じ込められた彼女に何回か話しかけることで初めて知ることができる。
期間が限られるので、証拠を集めて裁判を再開するまでに会話を見ておこう。

COM

ソラの記憶のカードから作られた幻の存在。つまり本人ではない。
ハートの女王の記憶を奪ったというあらぬ罪で裁判に掛けられる。
前作と同じく、無罪を主張するが勝手かつ不条理な理由でそれも通らず、ソラに助けられる。
ソラが「俺が犯人だ!」宣言をしてトランプ兵を相手にしている間に逃げ出し、後に再会。
チシャ猫のヒントを元に犯人探しをする。

やがてハートの女王達に見つかるが、そこに記憶を奪った犯人であるトリックマスターが現れる。
ソラが犯人を倒した後、わけがわからなくなっているハートの女王に不審者としてまたしても囚われそうになるが、チシャ猫のヒントを元にハートの女王の性格を利用した機転でその場を乗り切った。

coded

データ世界のワンダーランドに登場。ハートレスに襲われている所をデータ・ソラに助けられる。
バグの影響で記憶がおかしくなっており、自分が何者なのかも思い出せなくなっている。彼女に一番最初に手に入る記憶のワード「アリス」を渡す事でストーリーが進行していく。
ちなみに、エピソードクリア後もワンダーランドに居続けている。


忘却の城でワンダーランドのカードを使ったフロアにも幻影として登場する。
記憶がおかしくなっているのは同じだが、この時の彼女の名前を「アリス」か「ハートの女王」のどちらかを答えるかでストーリーの結末に影響してくる。

χ

大体原作映画通りの登場。
ハートの女王の裁判から逃げ出した後もまだワンダーランドに留まっている。

ワンダーランド再訪時、一体何がどうしてそうなったのか、自身のかくれんぼに白ウサギを付き合わせて遊んでいる。