ハートレス/【トリックマスター】

Last-modified: 2024-02-17 (土) 10:47:35

ワンダーランドのボスとして出現するハートレス。カップケーキタワー。
「エンブレム」に分類され、倒されると巨大なハートが解放される。
棍棒でジャグリングをしており、それに火がつくと攻撃性能がアップしてしまう。
攻撃が当たる箇所は胴体とそれより上の部分。
シリーズを通して弱いボスと呼ばれたことのない、ある意味稀有なハートレス。どのシリーズでも初見では投げかねないほどの強敵である。


KH

ワンダーランドのボス。かなり背が高く、高いところからジャンプしないと攻撃が届かない。ただし、一定量ダメージを受けるごとに気絶し、地面からでも攻撃が届くようになる。
直接攻撃はいずれも大振りだが、リーチが長くかなり厄介。
またファイア系の攻撃をすると手にした棍棒に火が付き、攻撃力が上がる上に接触するだけでダメージを受けてしまう。
一応ブリザドを当てると解除できるが、当てるのは難しい。
途中のイベントの達成状況によっては、この時点でブリザドを習得できないことも注意。
HPが減ると自ら棍棒に火をつけ、攻撃力を上げたり飛び道具で攻撃を仕掛けてくる。いっそ接近するか、テーブルの陰に入って回避するといいだろう。
慣れてきたら少し離れてキーブレードで叩いて跳ね返してみるのもいい。接近戦ができない時はなかなかのダメージソースになる。
しかし弾いたタイミングでソラが一歩前に進むのであまりリズミカルにはいかない。

  • しばしば「デカい」と言われるが、実際にはこの時のソラたちは魔法で小さくなっているので、リアルのサイズはソラと同じか少し小さいぐらいだと思われる。

戦闘の舞台である「不思議な部屋」に備え付けられたコンロを自ら利用し、炎攻撃の基点にしてくる特徴的なボス。
棍棒をブリザドで消火してしまうのもいいが、一番手っ取り早いのはコンロそのものの種火を消してしまうこと。
これだけで随分と対策が取りやすくなる。
また、サンダー系魔法の耐性がファイア系やブリザド系に比べ低いのでオリンポスコロシアムで先にサンダーを取っておくと楽。

  • マップ中央のテーブルからジャンプ攻撃をするのが定石だが、歌を歌ってテーブルを回転させたり、叩きつけでテーブルを引っ込めてしまったりと撹乱してくる。この芸達者ぶりもプレイヤーを苦戦させる要因の一つだろう。

同じ序盤ボスであるガードアーマーオポジットアーマー)、ステルススニークはオリンポスコロシアムで再戦できるが、トリックマスターは参加しておらず、再戦不可。
デカすぎてマップに入らない、頭を殴るためのテーブルが再現できない、コンロを用いた攻撃が再現できないなどの理由があると思われる。

KHFM

カラーリングが明るい紫系に変わり、無印と比べると全体的にややエキセントリックな感じになっている。

COM

ワンダーランドのボスでハートの女王の記憶を奪った真犯人として登場。

  • おそらくこの記憶の世界用に備わった能力。

ノーマル敵と同じく、デッキを持たずカード一枚一枚で攻撃してくる。


トリックマスターが使ったカードをカードブレイクし、相手がひるんだ状態の時に何らかの技(「ストップ」状態を発生させる技を除く)を当てると、30%の確率でギミックカードが出現する。
トリックマスターは攻撃が当たる部位が腰にあるため、攻撃位置が低い技だとダメージを与えられないが、カードが発動すると、足場となる巨大なテーブルとイスが出現し、高い位置から攻撃を仕掛けることができるようになる。
テーブルセットはトリックマスターに破壊されない限り消えない。


エネミーカード効果は「ナンバーブレイク」。

Re:COM

リクのジャンプ=ソラのハイジャンプなので地上からでもギリギリ攻撃が届くようになった。
リク編では、ワンダーランドでのデッキが異常に弱いので相手のカードを上回る数字を出しづらい。
デュエルを連発するのが安全かもしれない。

  • ソラ編でも先にモンストロを攻略してハイジャンプを入手しておくと楽になる。
    もともとカードの数値が最大8と高めなので、後回しにしてカードを揃えてから挑むほうがいい。

ギミックカードがカードブレイクするだけで出現するようになった。
また、出現するテーブルセットに当たって敵が2秒ほどよろめくようになった。
余談だが、デュエルのコンボフィニッシュでトリックマスターをかちあげると場合によってはトリックマスターがテーブルの上に乗る

Days

トリックマスター自身は登場しないが、そっくりさんである「ブリードパフォーマー」が登場。

ブリードパフォーマー

ストーリー後半のボスだけありかなりの難敵。というかDaysのボスハートレスで弱いものは存在しない。
2体に分身し、連携こそしてこないもののバラバラに炎攻撃で大暴れするためかなり厳しい。

もっと恐ろしいのは1体を倒してもすぐにもう1体が復活させてしまうこと。なるべく同時に倒さねばならず、最後まで2体を相手し続けなければならない。

  • 復活したブリードパフォーマーのHPは、残っていた方のブリードパフォーマーの残りHPと同じになる。
    • 例として、1体目のみのHPをギリギリまで減らしてから2体目に取り掛かる戦法を取る中でうっかり瀕死の1体目を倒すと、ほぼ全快の状態で復活されてしまう。逆に両方ともHPをギリギリまで削っておけば、先に倒した1体目に復活されても即座に倒すことができる。

弱点はブリザド系の魔法。特にブリザラはよく効くのでエリクサーともども大量に持っていきたいところ。
漫画版では巨大化したルクソードに握り寿司にされ、倒された。

coded

ワンダーランドのボス。シューティングで戦うことになる。
今までのシリーズとは打って変わって遠距離攻撃での戦いになる。とはいえ難易度が下がるわけでもなく、ファイアを撃ってきたり上下左右を入れ替えてきたりとそのトリッキーさは相変わらず。
Daysのブリードパフォーマーっぽい行動が含まれているが、さすがに分身はしないのでご安心を。

  • 一度負けると小さくなってディズニーキャラのごとく逃げていったり、小さい姿でソラの足下からちょこまかと走ってきて対峙したかと思えばデータ・ソラと向かい合ったまま後ろ走りをしながら元の巨大サイズに戻ったりと、やけにコミカルな動きが目立つ。

χ

「光の結晶を集めろ」イベント第二弾のレイドボスとして登場。
また、「トリックマスター亜種」が登場。デザインは青と白が基調で、両手にはバトンを持ち、シルクハットをかぶっていたりと完全に別物になっていた。シルクハットの上に鳩を乗せているため、ちょっとしたオシャレさんにも見える。

ジャックインザボックス

クリスマスイベントに限定ボスとして登場。
ベースはトリックマスターで、頭の部分が重なったプレゼント箱に、腕の部分が連なった飴玉になっている。腕に持っているのは先端にベルの付いた、キャンディーケーンのステッキ。
ステッキで殴る攻撃とステッキの先端から炎を飛ばす攻撃をしてくる。


「Jack in the box」は「びっくり箱」の意。

エッグマスター

イースターイベントでレイドボスとして登場するエンブレムの大型ハートレス。
トリックマスターがベースとなっているが、ところどころにイースターの卵の要素が入っている。
また、頭部はひび割れた卵の中から目が覗いているという感じでかなり凶悪な顔つきになっている。

レイドボスとして時々登場する他、ハイスコアイベントのエネミーとして出現。メインストーリーでもやはり主にワンダーランドに出現することがある。
また、ジャックインザボックスはクリスマス時期、エッグマスターはイースター時期のレイドボスとして出現する。