光を護ることを目的とする7人のキーブレード使いのことを指す。
1人だと単に「守護者」や「光の守護者」とも呼ばれる。
「13人の闇の探求者」はこれと対となる言葉と言える。
- こちらは全員がキーブレード使いではないが。
その起源は古く、キーブレード戦争によりχブレードが砕けた際に散った光が、7つの純粋な光の心を守護する為に7つの光の意思となったことに由来する。
3D
終盤のイベントシーンにて初出。
χブレードを作り出すのに必要な「7つの光と13の闇の衝突」のため、マスター・ゼアノート率いる13の闇=真XIII機関は7つの光=ニューセブンハートを狙っており、世界に必要不可欠な彼女ら7つの光を守るための7人のキーブレード使いが「7人の光の守護者」である。
これが明かされた時点ではソラ、リク、王様、テラ、アクア、ヴェントゥスが王様によって数えられ、残りの1人は王様にも心当たりがなかったが、その時ソラとテラは敵の手に落ちていたため、守護者は3人が欠落している状態だった。
その後ソラはアクセルらの活躍によって奪還され、アクセルがキーブレード使いに覚醒し、カイリがイェン・シッドに招集されたことでひとまず3つの欠落は埋まることとなる。
- アクアとヴェントゥスは行方不明(かつヴェントゥスは戦闘不能)なのでこれも欠落にカウントすべきじゃないかという気がしなくもないが、ゼアノートは闇側の手に落ちている者と空席のみを欠落と表現していたようだ。
OPデモのラストでは王様が挙げた6人とロクサスの歴代主人公が集結してキーブレードを掲げるシーンがある。
作中で光の守護者に数えられた7人と異なっていたことについて、ディレクターは「最終的に誰が7人の光の守護者となるのかはKHIIIを楽しみにしてほしい」と話していた。
まとめると以下のようになる(カッコ内は不在の人物)。
KHIII
キーブレード使いを7人揃えることが当面の目的であり、ソラは失った目覚めの力を取り戻すため、リクと王様は消えたキーブレード使い達の痕跡を辿るために行動を始める。
そしてストーリー終盤、ソラ達によってアクアとヴェントゥスが救出されたことで、3Dで想定されていた7人の光の守護者がようやく揃うこととなった。
- 7人がイェン・シッドの下へ集結した際、イェン・シッドは同席していたドナルドとグーフィーも含めて「9人の光の守護者」と表現した。キーブレード使いでなくとも前線で戦う彼らへのイェン・シッドなりの気遣いか、それとも広義にはキーブレード使いである必要がないのだろうか。
一行はキーブレード墓場での真XIII機関との決戦に臨むが、決戦のさなかゼムナスの手によってアクセルは負傷、カイリは連れ去られてしまい、7人の光の守護者に2つの欠落が生じる。
しかし戦いの中でゼアノートの支配から脱することができたテラ、新たな器を得て復活を果たしたロクサスがその欠落を補い、最終的な7人の光の守護者はソラ、リク、王様、アクア、ヴェントゥス、テラ、ロクサスの7人となった。
- この最終的な7人はキャラクター事典およびアルティマニアの解説による。
- 上述の3DのOPデモのメンバーがそのまま7人の光の守護者ということとなった。
なお、誰が最終的に7人の光の守護者になったのか作中では明確には描かれない上、最終的な7人で特に何かをするシーンもない。
キーブレード使い達でマスター・ゼアノートのポータルを開くシーンでは、最終的な7人に加え、ロクサスと時を同じくして復活したシオンと負傷から回復したアクセルも参加した9人となり、7人を超えている。アルティマニアによるとシオンは一時的な参加であり最終メンバーではないということだが、これも作中の描写でははっきりしない。
- まあストーリー的に考えても、χブレードが完成してしまった時点でもはや誰が光の守護者で何人いようがあまり関係ないことではあるのだが。
- 3Dでの「光の守護者はおのずと選ばれる」という発言や、KHIIIにおいて戦況に合わせ守護者に変遷があった事を考えると、守護者を選ぶ何か超常的な意思のようなものがあるのかもしれない。
- 闇側と直接戦闘していないテラが最終メンバーにいること、カイリの代わりに戦ったシオンが一時的に守護者にカウントされていること等を踏まえると、「当初の7人」と「実際にχブレードの材料になった7人」と「カイリの心を護った7人」はそれぞれ少しずつメンバーが異なっているということになるだろうか。
まとめると以下のようになる(カッコ内は最終的な7人に含まれない人物)。
当初の7人 | 最終的な7人+α | 対応するボードゲーム(アルバ&アーテル)の駒 | |
---|---|---|---|
ソラ | ⇒ | ソラ | ペンダントトップの王冠マーク |
リク | リク | ×字の茨のないエンブレムマーク(ウェイトゥザドーンのキーチェーン) | |
王様 | 王様 | ミッキーシェイプ(キングダムチェーンなどのキーチェーン) | |
アクア | アクア | レインストームのキーチェーン | |
ヴェントゥス | ヴェントゥス | フレッシュブリーズのキーチェーン | |
アクセル | テラ | ガイアベインのキーチェーン | |
カイリ | ロクサス | ×字のチャーム(めぐりあう二人のキーチェーン) | |
(アクセル) | チャクラム(エターナルフレイム/フレイムリベレーターのキーチェーン) | ||
(カイリ) | パオプの実(デスティニープレイスのキーチェーン) | ||
(シオン) | 最終形態の頭部の装飾 |
- ロクサスとアクセルの駒は劇中未登場、シオンの駒は劇中未登場かつ設定上は黒(闇側)の駒のみ存在。
KHIIIRM
DLCシナリオ「Re Mind」で、ソラがカイリを救い出すために過去に戻って7人の光の守護者の心を辿ることとなる。
本編でのカイリはマスター・ゼアノートの策によって心が7つの欠片に分かたれており、「7つの純粋な光を護る」という7人の光の守護者の性質によって、守護者一人の心ごとに欠片を一つ取り戻すことができた。
なお、ここで辿ったのは上記の最終的な7人の光の守護者の心で、ソラ→ヴェントゥス→アクア→テラ→ロクサス→リク→王様の順。
また、このシナリオのラスボスであるアーマー・ゼアノートにトドメを刺すシーンでは、上記にもあるキーブレード使い9人にさらにカイリも加わった総勢10名の大所帯となった。