BbSFM
アリーナモードの追加イベント「光の訓導」で登場するボス。
その正体はマスター・エラクゥスの鎧。額にはエラクゥス一門のマークが付いている。
- 「マスターの鎧」と多少ぼかしたような言い方だが、英語名では「Armor of Eraqus」とこれがエラクゥスの鎧であると明言している。
シリーズ作中に出てくる鎧の多くは西洋騎士のような形状だが、こいつはどこか鎧武者のような形状をしている。
バトル開始時に光の鎖を伸ばして戦い方をコピーし、テラなら力強い攻撃(フェイタルモードのフィニッシュ連発、リベンジスタンプ等)、ヴェントゥスなら素早い攻撃(スライドターンからのターンスラッシュ、ソニックレイヴ等)、アクアならトリッキーな攻撃(マジックウィッシュのような攻撃、フィニッシュ時に飛び退って光弾、リフレクブリッツ等)といったように、それぞれのキャラの戦い方を取り入れてくる。よって操作するキャラによって対処方法がかなり異なる。
上記の合計三種の「コピーモード」と「魔方陣モード」を切り替えて戦う。
魔方陣モードでは、より攻撃が素早くなり、背後の魔方陣がスタン効果付きのカウンター攻撃を仕掛けてくる。
また、光の玉に閉じ込める攻撃にはリーヴ無効の効果まである。
追加ボスというだけあってか、本編で戦った時よりも明らかに強くなっている。テラと戦った時には(激昂していたとはいえ)本気を出していなかったということだろうか。
- 他の思念体と同じように強い思念のみの存在なので、キーブレードを使う身としては本人より強くなる、と言うこともあるのかもしれない。
かなり強い……のだが、他の追加ボスの印象が強すぎたということや、発売当時でも今後のストーリーに絡んできそうな要素がほぼ皆無であったということも相まって、存在自体を忘れられることもしばしば。
余談だがPVで初登場した際には視聴者から「エラクゥスの思念」ではないかと注目された。
- 実際、ゲーム内のキャラクター辞典にも「キーブレードマスターの思念が鎧に宿った姿。」と記されており、本質的には留まりし思念と同様の存在であると思われる。
- とは言え、ミラージュアリーナはデータ上の存在を生み出す空間なので、留まりし思念のようにエラクゥスの思念が鎧に宿った存在がどこかに実在する可能性はおそらく低い。