リフレクトガードなどのガードコマンドや「たたかう」で敵の攻撃を弾いた後、特定のコマンドを入力することで反撃するカウンター攻撃を行うカウンターアクション。
Days以降はリフレクトガードと紐付けされ、ガードコマンドからの反撃専門アクションとなった。
【関連項目】
→アクション/【カウンター】
→アクション/【コマンドカウンター】
KHII
リフレクトガードや「たたかう」で攻撃を弾いてガードアクションをとっている最中に「たたかう」を実行すると、周囲に波紋型の衝撃波を発生させる。
敵を怯ませやすく、本作のソラの攻防を支えるかなり優秀なアビリティの1つである。
- 強化版であろうが裏ボスであろうがひるみ状態が有効な際に喰らえば確実にひるむ。
前作のカウンターに比べると反撃に移るまでにややタイムラグがあるものの、こちらは再反射されないためより確実に反撃に転じやすくなった。
ただしこの出の遅さのため、セフィロスなどの隙の少ない攻撃に対しては反撃が間に合わず避けられることもある。
- 発動タイミングがガード成功直後なので、必然的に無敵時間中に発動することになるが、後の作品のものとは違ってこの技自体には無敵時間は無い模様。
- また、ガード成功時に相手の体勢が崩れると反撃が届かなくなることも。
ガードアクション中であってもスティックを倒した状態であればカウンターは発動せず、「たたかう」が発動する。
敵が遠かったり、素早く攻めなければ逃げられるといった状況で有効。
反面、慣れない内は本来ガードカウンターを出したかったのにうっかりスティックに触れてしまって不発になる事故もありがちなので注意が必要。
この技の長所は何と言っても敵を怯ませる力の強さ。
程よいスーパーアーマー(普通に殴っても怯まないがフィニッシュ技等ならば怯ませる事ができる)状態の敵に対して非常に有効。
一方でスーパーアーマーが無い(普通に殴っても怯む)状態の敵や、逆にスーパーアーマーが強すぎる(ガードカウンターですら怯まない)状態の敵に対しては効果が薄い。
より効果的に運用するためには敵の怯み耐性をある程度把握したいところ。
習得タイミングはオリンポスコロシアム・エピソード2のハデス撃破時。
FM版を知っているプレイヤーからすると信じがたいほど遅いと感じるだろうが、KHIでのリフレクトガードやカウンターの習得レベルがオープニングでの武器選択によっては最終盤相当のレベルだったことを考えれば、当時はそこまで違和感はなかったのかもしれない。
KHIIFM
修得時期がオリンポスコロシアム・エピソード1のケルベロス戦後となり、かなり序盤に変更された。
クリティカルモードや比較的早い段階で挑めるようになる一部の追加ボスを考慮した調整か。
このアビリティを使いこなす事が出来れば初心者卒業と言ってもいい。KHシリーズがただの○ボタン(たたかう)連打ゲーでは無いということを教えてくれるアビリティである。
Days
同名のパネルを「リフレクトガード」のリンクパネルにリンクさせることで発動。
リフレクトガードで攻撃を防ぐことに成功してから0.4秒以内にたたかうを入力すると、主にフィニッシュ技で敵に反撃する。このときは動作終了まで無敵になる上に、必ずクリティカルヒットする。ジャストガードとラウンドガードを組み合わせるとガードできない攻撃を除いて地上に敵なしと言えよう。
- ただし、キャラクターの武器のリーチや敵との間合いなど、状況によっては空振りになって逆に隙を与えてしまう事もあるので、他のリンクアビリティとの使い分けが重要となってくる。
- ガードカウンターで発生する技は装備している武器のアクションによって指定されている。
極一部だがカウンター技のあとに追加でコンボを継続できたりする武器もある。
BbS
ガード後の反撃コマンドの総称として登場。
キャラクター毎に使えるコマンドが異なり、一種類づつ習得する。
動作中は共通して無敵状態で、ガードにさえ成功すれば安定した対応ができる。
リベンジスタンプ
テラ専用のカウンターコマンド。
リフレクトガードで敵の攻撃を防いだ後、○ボタンを追加入力すると小ジャンプから地面を突き、衝撃波を発生させる。
突き立てる剣と衝撃波の両方に攻撃判定があり、密着距離ならば両方当たって大ダメージを与えられる。
衝撃波は地面から水平に伸びるため、空を飛ぶ相手には当てにくい。
キャッスル・オブ・ドリームのシンデレラ護衛という、他のキャラから比較して早めの時期、かつシナリオ進行で確実に習得可能。
強ボス達にも有効で、落ち着いてガードで対応できる攻撃を見極めれば他のキャラ以上に立ち回れる。
リベンジラッシュ
ヴェントゥス専用のカウンターコマンド。
リフレクトガードで敵の攻撃を防いだ後、○ボタンを追加入力すると前進しながらの2連横回転斬りを放つ。
動作が非常に素早く横に大きく薙ぎ払うため、集団戦でもボス戦でも安定して活躍できる。
ただリーチの短さと前進距離の短さが災いし、1ヒットしかしないことも少なくない。
習得はレイディアントガーデンの宝箱。
早期入手にはスライドダッシュで飛ぶ必要がある。
バリアクラッカー
アクア専用のカウンターコマンド。
リフレクで敵の攻撃を防いだ後、○ボタンを追加入力するとバリアを炸裂させて周囲を攻撃する。
他の二人と比較するとどんな当て方でも1ヒットしかせず総火力に劣るが、リフレクの高性能さと背後も巻き込む広い範囲からとても使いやすい。
習得はヴェントゥスと同じくレイディアントガーデン。宝箱の位置も同じ。
ただし進行手順の関係上、トリニティアーマー戦前に取ることはできない。
Re:coded
カウンターリングを装備すると発動。
ガードに成功した際にAボタンを押すと、コンボフィニッシュで反撃する。
動作中は無敵になる。
- 敵が近距離空中にいた場合は、空中コンボの1段目が出る。
オートカウンターが発動していると自動的に反撃する。
3D
BbSと同じく、ソラ用の「リベンジラッシュ」とリク用の「リベンジオーラ」のそれぞれ一種類で固定。
リベンジラッシュ
ソラ専用のカウンターコマンド。
敵をふっ飛ばす横回転斬り→その場で斬り上げ→飛び込み叩きつけの三連攻撃を繰り出す。
最初の1撃が敵を前方に吹き飛ばす効果を持つため2発目がほぼ確実に外れてしまい、下手すると攻撃が1回しか当たらない事もある。
その上一発あたりの威力補正も1.0とかなり低く、例え叩きつけが届いたとしても2.0止まり。
積極的に狙うには少々リターンが薄いと言わざるを得ない。
- 無敵時間はモーションに準じて長いため、普通にガードすると捲られてしまうジュリアスのラッシュをやり過ごす、 くらいの応用はできる。
リベンジオーラ
リク専用のカウンターコマンド。
サンダー系のような闇のリングを周囲に展開し、触れた敵を弾き飛ばす。
ソラと異なり1ヒットに全ダメージが集中するタイプの技で、なおかつ背後にも攻撃判定が出るため乱戦でも使いやすい。
ただし射程距離はサンダー並に短く、遠くの敵まで巻き込む性能は持ち合わせていない。
KH0.2
アクアのガードカウンター攻撃としてバリアクラッカーが続投。
全周囲範囲や今まで以上に長い無敵時間は健在。
しかし敵をふっとばしてしまう関係から、人間ボス相手ではこれを当ててしまうと追撃は見込みにくい。
ガードに成功して相手の隙を作ったらジャンプキャンセルから通常攻撃を当てに行ったほうがリターンが大きい。
KHIII
本作では複数のガードカウンター技を習得でき、そのうち一つだけを選択して使用できる。
従来通り発動中は無敵で、今作はカウンターのダメージを上げるアビリティ(カウンターアップ、クリティカルカウンター)も存在する。
リフレクトガードや、ライト/ダークガード、クロスガードから行うガードカウンターは、更に「ファイナルブロー」へと派生できる。
特定のフォームでは専用のガードカウンター技に差し替わる。
クリティカルモードではガードカウンターを全て最初から習得している。
全体的に動作時間が短めで、連続攻撃の早い段階で出してしまうと後続に巻き込まれる可能性がある。
従来のナンバリングタイトルでは敵の攻撃を「たたかう」で弾いた時も出すことができたが、本作では携帯機タイトル同様ガードコマンドで敵の攻撃を防いだ時しか出せなくなっている。
- ver1.07で追加されたフラッシュステップで攻撃を弾いた際には例外的にガードモーションを取ることができる。
また、カウンターから続けてコンボを行うことができる。その際はガードカウンターを一段目としてコンボの回数計算を行う。
リベンジスラッシュ
基本的なガードカウンターの一つ。
通常はキングダム・オブ・コロナでの勝利ボーナスと、もっとも早い時期に習得できる。
クリティカルモードでは3つのカウンターのうち、このアビリティが最初からセットされている。
斬り上げで相手を打ち上げる単発攻撃。前方向への範囲はそこそこ広い。
出し切り速度が非常に早く、テンポを重視するならこれをずっと使い続けても問題無い。
しかし、ほとんど踏み込まずにその場で斬り上げるだけなので、リーチの長い攻撃の先端を防いだ時などはその場で空振りしてしまう。
無敵時間が短い上に攻撃は一筋斬り上げるのみであるため、確実に怯みを取って反撃するには慣れが必要。
リベンジインパクト
基本的なガードカウンターの一つ。
通常はモンストロポリスでの勝利ボーナスで習得できる。
武器を振り回すと共に縦方向に伸びる衝撃波を放ち、周囲の敵を吹き飛ばす。
他と比べて複数の敵を巻き込みやすく、出し切り速度が最も速い。囲まれていると有利だが、威力倍率は落ちる。
リベンジスラッシュ同様、その場で攻撃するため遠い敵には当てにくいことに注意。
リベンジダイブ
基本的なガードカウンターの一つ。
習得は最も遅く、ザ・カリビアンでの勝利ボーナスになる。
後方に跳躍し、多段ヒットする跳び蹴りを繰り出す。
- 単なるキックではなく、足の回りでキーブレードがドリルのように回転している。
他2つと異なり少し離れた相手にも届くほど射程が長く、動作時間の分他のカウンターより無敵時間も長いのも特徴。
持続の長い敵の攻撃をすり抜けつつの反撃を行える。
威力倍率の合計値はリベンジスラッシュと同等だが、こちらは多段ヒットする分フォーム値とリアクション値を余分に稼ぐことができる。
多段ヒットする性質からコンボアップ系及びそれらを標準搭載したアルテマウェポンとの相性が非常に良く、続けて繰り出すファイナルブローやそれ以降の技の威力向上にも貢献する。
その代わり、他のカウンター技に比べてヒットするまでにややタイムラグがあり、旋回性能も控えめ。リアクション値を削りきれてなかったり、素早いエネミー相手などには離脱され、カス当たりで終わることも多い。
レイド
レイジフォームで使用できるガードカウンター。
ヴェントゥスのカウンターレイドのように、多段ヒットするキーブレード投擲を繰り出す。
バリアクラッカー
ガーディアンフォーム(ハニートレンタかクラシックノーツのキーブレード変形中)で使用できるガードカウンター。
従来の同名技同様、バリアを破裂させて周囲の敵を吹き飛ばす単発攻撃。魔法力が高い程ダメージが大きい。
カウンターシールドのアビリティ一覧にも記載はされているが、実際にはカウンターフィストで上書きされるため使用できない。
一時操作できるリク、アクアもこれを使用可能。
ナノカウンター
ナノギアのキーブレード変形中に使用できるガードカウンター。
見た目が異なる以外はバリアクラッカーと同様。
ブレードリベンジ
アルテマウェポンによるアルティメットフォーム変身時に使用できるガードカウンター。
ブレードウォールで展開した剣の壁を周辺に撃ち出し、全周囲を攻撃する。
基本的な性能はバリアクラッカーと同様だが、参照ステータスは攻撃力。
ライトバースト/ダークバースト
それぞれ約束のお守りで変身するライトフォーム/過ぎ去りし思い出で変身するダークフォームで使うガードカウンター。
こちらもバリアクラッカーと似た見た目で、魔法力参照という部分も同じだが、ファイナルブローへと派生できる点で違いがある。
また、ダークフォームはバリアのエフェクトに鎖も使われていたりと、それぞれエフェクトに違いがある。
このワザを当ててからファイナルブローへ派生するまではタイムラグがあり、その間に無敵時間が切れる。追撃しようとして横槍を受けないように。
クロススマッシャー
上記の二つのフォームから変身できるダブルフォームのガードカウンター。
突進しながら武器を薙ぎ払って反撃を行う。過去作におけるファイアブリッツやリベンジブリッツに挙動のクセが似ている。ライト/ダークバーストと同様、ファイナルブローで追撃ができる。
突進による前身範囲も含め、斬撃もバリアクラッカーのように周囲に広がるのでそれなりに広い、威力も高め。
反撃してから無敵が消えるまでの時間はリベンジスラッシュよりもやや短めなので、ファイナルブローが出せると判断したらすかさず出さないと横槍を喰らうので注意。
見た目に反して魔法力を参照している。その為、強力だが、無属性に耐性を持つ敵にはリベンジスラッシュなどの方が有効な事もある。
KHIIIRM
クロスカウンター
「Re Mind」でロクサス操作時に使えるガードカウンター。
踏み込んで武器を振るい、周囲に斬撃を放つ。
スタークラッカー
「Re Mind」でカイリ操作時に使えるガードカウンター。
性能としてはバリアクラッカーと同様。