2014年の読売ジャイアンツの試合での勝ち方を表した様子。「なんとなく勝つ」などの表記も用いられる。
概要 
この年の巨人は投手陣の層が非常に厚く*1、チーム防御率ではセ・リーグ1位(3.58)も記録していたが、一方で野手陣は大半の指標が平凡な成績に終わるほどの貧打に喘ぎ*2、試合では毎回のように投手戦が繰り広げられていた。
しかし巨人はそのような試合でも接戦を制しており、なんJでは「なんとなく勝っている」と揶揄されるようになった。巨人の試合終了時には「巨人、なんとなく○○*3」というスレが立てられるなど、広く普及した。
結果的に巨人はなんとなく勝ち続けたのち、2位の阪神に7ゲーム差を付けてなんとなくリーグ優勝*4まで果たしてしまった。
惨劇の巨人 
だがポストシーズンでは持ち前の貧打が遺憾なく発揮されただけでなく、先発も大崩壊。菅野がシーズン終盤で離脱したこともあり、阪神に一方的な試合運びをされ、なんとなく敗退。アドバンテージの1勝のみ記録し、残り全て負けという不名誉な結果を残し、「惨劇の巨人」*5と呼ばれた。