挑発ポスター

Last-modified: 2020-11-23 (月) 19:09:56

千葉ロッテマリーンズが、対戦相手を煽る目的で作るポスターのこと。

概要

初出は2005年の開幕戦の際に作成されたものである。この当時開幕戦の相手は、プロ野球再編問題に伴い新規参入を果たした東北楽天ゴールデンイーグルスであり、楽天にばかり話題を取られたくないという理由で挑発ポスターを作成し、好評だったことでその後も作られるようになったと言う経緯がある。これがウケたのか、以降も交流戦やCS進出時に作成され、現在では交流戦の風物詩となっている。
ちなみに、なぜか広島カープには比較的優しめ(多くは一部のにわかファンへの煽りで、チームそのものを煽るケースは少ない。)。

2005年開幕戦

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  • 東北に春が来るのは遅い
  • 楽天ファンの皆様へ、ビターな思い出を贈ります。(ガーナブラックチョコレートもヨロシク!)
  • この爽快な勝利の味は・・・まるでロッテグリーンガム
  • バッター全員、祝砲の用意は万全です。
  • あなた達があれこれ話題を作っていた頃、ボク達は黙々とカラダを作っていました。
  • パリーグの主役、3月までご苦労様でした。
  • 地元ファンのためにも、初勝利はぜひ仙台でどうぞ。
  • ささやかですが、黒星をプレゼントさせていただきます。

なおマリーンズは開幕戦に敗れた模様、しかし翌日リベンジ

2005年交流戦

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ボビー・バレンタイン監督の笑顔写真に、以下の文章が添えられた。

  • セリーグファンの皆様へ ため息をつくときはフラボノガムを忘れずにね。
  • マリーンズの選手たちへ 「交流」ってたしか「打ち負かす」って意味だよね。
  • マスコミの皆様へ 今なら人気でもセに勝てるんじゃない?
  • にわかメジャーファンの皆様へ 本物のベースボールを私達がお見せしよう。
  • マスコミの皆様へ 注目されるのってやっぱ気分がイーネ!
  • セリーグファンの皆様へ マリーンズ・ファンクラブのお申し込みは、駅前のマリーンズ・ボールパークにて待ってるよ。

2007年開幕戦

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対戦相手の日本ハムは2006年の日本一。

  • イチバンデ~ス!って言ったのはうちの監督がイチバンデ~ス!
  • 信ジラレナ~イ!*1去年とはまるで別のチームじゃないか。
  • この週末は、ハムで簡単クッキング!
  • そのフラッグは貸してるだけ、すぐに返していただきます*2
  • 今年のロッテを甘く見ていると、クールミントガムな目に遭うだろう。
  • Eat up! Ham

またソフトバンク用のポスターも作られた。この年ソフトバンクからロッテに移籍したフリオ・ズレータの顔面アップ写真に、以下の文章が添えられている。

  • 博多からものスゴイ転校生がやってきた。
  • 去年までの見たくない顔ナンバーワン。
  • 幕張の花火は、少し迫力に欠けると思っていた。
  • 一番喜んでいるのはおそらく、うちの投手陣だ。
  • チーム全員、この男へのサポートは惜しまない。ただし乱闘は除く。

2007年CS

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  • 短期決戦の重圧?そんなの、博多のチームにでも聞いてくれ。
  • 9人 VS 30009人なら、負けるはずがない!
  • スポーツ紙の皆さん、たまには一面を空けて待っててくれ。
  • みなさん全員スタメンです。
  • ヒルマン監督ありがとう。でも、花道は飾らせません。
  • 思い出せ!あの時もたしか2位スタートだったろ。
  • FLY!!

2008年交流戦

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劇画調でセ・リーグ球団を怪物や厄災に見立て、ロッテのユニフォームを着た男が立ち向かう内容となっている。
この頃にはマンネリ気味だったこと、また交流戦で初めて負け越したことで一時封印されることとなる。

2013年交流戦

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ファンサービス向上の一環として、5年ぶりに復活。黒背景に白文字のシンプルな煽りとなっている。

  • 告知:発動。イトノミクス*3 交流戦で千葉に勝利と活力を!
  • 広島:今年こそ、1イニング打者三巡狙います。
    2009年にロッテは広島戦で1イニング20人15得点連続得点、10打数連続ヒットを記録。
    このとき同時に記録した、「このイニングのアウトのうち、2アウトが大松尚逸の凡退。さらに大松だけ1イニング3打席のプロ野球新記録樹立」という、大松KYネタの方がなんJ民には馴染みがあるかもしれない。
  • 阪神:虎狩りには、大地がツヨシ
    西岡剛の後継者として鈴木大地がロッテのショートに定着。
  • 巨人:幕張名物センターフライ大増量フェア実施中!
    2011年に岡田幸文が三連続ファインプレーで巨人を絶望させた。またロッテリアの増量キャンペーンともかけている。
  • ヤク:ヤクルトは一気飲みが断然うまい!
  • 横浜:強風のため、ブランコ乗りは禁止します。
    千葉マリンスタジアムは海岸に立地しており、強い海風が吹きやすい。またDeNAのトニ・ブランコが絶好調だった。乗りをノリと掛けたかは不明。
  • 中日:眠った竜におびえルナ!
    交流戦突入時に中日は最下位。また新外国人のエクトル・ルナが絶好調だった。

2014年交流戦

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ロッテのマスコット・マーくんを背景に煽り文を載せる構成。突入時のロッテの成績は19勝23敗1分。

  • 告知:マーくんセ界をひとっ飛び!
  • ヤク:今年のツバメはやけに低く飛ぶね。あぁ、お天気が心配だなぁ・・・。
  • 中日:コアラなのに竜?竜だけどコアラ?監督なのにキャッチャー?キャッチャーだけど監督?*4
  • 横浜:あ・・・流れ星!交流戦の優勝をお願いしておかなくちゃ!
  • 阪神:マーくんとマートン、名前も似てるし仲良しだけど・・・今年はイジワルしちゃおかな。
  • 広島:煮てよし、焼いてよし、お刺身でもよし。鯉ってホントにおいしくって大好き!
  • 巨人:最近人気の・・・なんだっけ・・・ほら、「惨劇の巨人」*5?面白いよねぇ!

2015年交流戦

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千葉県内で活動するプロレス団体「KAIENTAI DOJO」が協力。各球団をレスラーに見立て、ロッテの選手がセ・リーグの各選手に技をかける構成。

  • 広島:必殺!カープ女子に嫉妬締め
    2013年にAクラス入りしたことで、カープ女子が徐々に増え始めていた。
  • 横浜:痛快!まいりまスター!言わせるドロップ
  • 阪神:奥義!六甲おろさせないツイスト!
  • ヤク:極技!つば苦労固め
  • 中日:秘技!逆シャチホコ・ラリアット
  • 巨人:炸裂!打線がGメGメ ソバット

2015年CS

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久々の復活。黒背景に金文字のシンプルな構成。2005年と2010年に日本一になっていたことから、今年も5年ぶりにと盛り上がっていた。

  • 史上最大の下剋上、シーズン2配信開始!
  • タカ狩りの前に、サッポロに寄ってハム食べてこう。(ホークス公式の反論)
  • ファーストステージ?はい、通過点です。
  • クライマックスシリーズファーストステージ突破率100%の衝撃!
  • 待てよ・・・。この状況、いい思い出しか残ってないぞ!
  • クライマックスシリーズ対ホークス戦 シリーズ敗退0回の衝撃。
  • マリーンズファン100人に聞きました。共感できることわざは、どっち? 「三度目の正直」1人 「二度あることは三度ある」99人

2016年交流戦

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ガンダムを意識したロボット・非交流戦士「マジワラン」が、見るからに貧相な敵ロボットを完膚なきまでに次々と破壊していく。またYouTube公式でCG動画も作成された。

  • 広島:勝利との破局!鯉人たちの悲劇始まる!
  • 横浜:負のループにハマれ!さらば宇宙の星屑へ!
  • 阪神:虎ブル発生!本当に強いの?ハンシン半疑!
  • ヤク:クロウいらず!?100倍パワーで白星がいとも簡単に!
  • 中日:谷底に下り竜!なごやかにドラマチックにさようなら!
  • 巨人:宿命の再会!勝ち星だけはロッテにクルーズ!*6

2017年交流戦

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テーマは4コマ漫画。開幕から絶不調を極めるロッテは交流戦前の勝率が29.5%であり、挑発の実行も危ぶまれたが、普通に挑発した。

  • 告知→雑誌タイトル風。
    「挑発マリーンズ」「交流戦創刊号」などの煽り文字。

以下、ロッテが戦った順に内容紹介。最後に掲載の試合結果は全て左がロッテ。

  • 阪神→ヤンキー漫画
    忘れタイガー忘れられない “トラ”ウマの4連敗!!!!
    ヤンキー風のトラがリーゼントのカモメ(マー坊)に「トラ刈りにしてやるぜ」と煽るが、マー坊が「あの悪夢(ナイトメア)を忘れたのか?」と呟いた直後に霧が発生し「濃霧コールド33得点圧勝アッパー」でぶっ飛ばされる。
    試合結果は7-15、0-5、8-1で1勝2敗、3戦合計15-21と負け越し。
  • 広島→少女漫画
    「にわかC(シ)こみじゃ、本物のコイはみつからない」
    カープ女子があらゆるものに対し「神ってる」を連呼し、ロッテファンの男が若干引き気味に無言で見つめる。一部のにわかカープ女子に対する煽り。
    試合結果は5-4、5-6、1-7で1勝2敗
  • 中日→冒険ファンタジー漫画
    「ドラゴン今日も炎上中!!」
    ドラゴンを前にした勇者が「ドラゴンのくせに弱そうだな...」と呟きながら剣を構え、「喰らえ!Mの奥義!!燃えろ!!!ドラゴン」と叫び瞬殺*7爆発炎上するドラゴンを背に「ラスボスはコアラの方だったかな?」と呟く。
    ポスター製作時の中日は圧倒的打高投低だったが、交流戦までに徐々に回復。
    試合結果は0-3、2-4、9-5で1勝2敗。
  • ヤクルト→ギャグ漫画
    「トラブルスリー達成!!! 毎年恒例の燕痛(エンイタ)―テインメント!!!」
    自称マリーンズファン歴300年の仙人が、ヤクルトのことをよく知らないロッテの女性ファンに、ヤクルトの特徴として「攻撃的で毒舌なマスコット」「伝統的に血の気の多い選手がいる」「毎年怪我人が多い」の3つを教える。
    試合結果は6-1、4-1、6-9で2勝1敗。ヤクルトの主力に故障者が続出したこともあり、唯一勝ち越している。
  • DeNA→スポーツ漫画
    「過剰なイノ“ベイ”ション・大丈夫?モチ“ベイ”ション」
    ロッテ投手の石川歩が「お前らの時代は来ないぜ!」と叫びながら、VRゴーグルを装着した巨漢バッター(おそらくモデルは筒香嘉智)を空振り三振に打ち取る。
    2017年のDeNAのチームスローガンが「俺達の時代」を英訳したものであったことと、DeNAが2016年シーズン終了後にVRトレーニングを導入したことを揶揄したもの。
    実際の試合でも石川は勝利投手になっているが、DeNAはこの年球団名変更後初となる日本シリーズ進出を果たしており、石川の発言は完全なるフラグとなった。
    試合結果は8-1、2-5、2-6で1勝2敗。
  • 巨人→シュールギャグ漫画
    「巨額のお買い物 驚愕のお財布G(ジー)情」
    ウサギ*8の家に遊びに行ったマーくんは、「30億Gなら安いと思ってさ」「財力はF(ふ)んだんにA(あ)るからね」と言われながら、謎のオブジェ×3を見せられる。
    巨人は昨オフにソフトバンクから森福允彦、日本ハムから陽岱鋼、DeNAから山口俊を、3人合わせて30億円でFA取得したが、この時点では活躍していなかった*9
    試合結果は0-8、0-8、5-7。基本的に巨人との相性が良いロッテだが、この年は珍しく被3タテを喫している。

2018年交流戦

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アンビグラムを採用、ポスターを逆さにすると別の文字として読めるようになっている。太字はアンビグラムが用いられた箇所。

  • 告知:セ・パ交流 → やっぱり挑発
  • ヤク:飛来燕 → 苦労が止まらない
  • 広島:赤神降臨 → 嫉妬しちゃう!
  • 中日:怪物現る → 歓迎ムード
  • 阪神:六甲熱唱 → 33-4虎ウマ
  • 横浜:浜星輝く → 雲泥の差
  • 巨人:無敵戦力 → 得意ですから

なお、2018年はヤクルト(1勝2敗)以外は2勝1敗で勝ち越している。

2019年交流戦

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2016年のロボット「非交流戦士マジワラン」が再登場。ポスターの公開に先駆けて予告動画が作られ、ロッテホームのカードのみ個別で動画が作られた*10。2016年同様、チームの主要人物のダジャレを交えつつ貧相なセ・リーグのロボを叩きのめす。
また今回はセ・リーグのロボがあらゆる物から変形している。*11
なお、2019年は8勝10敗(4球団連続負け越しの後2連続勝ち越し)と、挑発の結果逆にやり返されている*12

  • 告知 : セ・リーグを、吹き飛ばせ!
  • 広島:どん底へ、いって
    試合結果は6-2、6-3、6-7xで2勝1敗。
    今年の交流戦で初めて勝ち越しに成功し、広島をどん底…とまではいかないがセ界の首位から陥落させることに成功した。*13*14
  • 横浜:黒星でも、ラミっこなしよ!
    試合結果は3-6、5-6、3-1で1勝2敗。
  • 阪神:その読み、的外れやのぉ~*15
    試合結果は3-11、5-4、3-4で1勝2敗。
  • ヤク:負けがチカチカ!三振の山だ
    試合結果は12-3、8-4、2-6で2勝1敗。
  • 中日:負けないよーだ
    試合結果は1-4→雨天中止→8x-7→4-5で1勝2敗。
    6月16日の試合では9回裏、7-2から打者一巡でサヨナラ勝ちという凄まじい風呂試合を炸裂。
  • 巨人:888888(ハハハハハハッ)!みんな、のみしてやる!*16
    試合結果は3-4、6-5、3-11で1勝2敗。

2020年

新型コロナウイルスが猛威を振るったため交流戦も中止に。新ポスターは翌21年にお預けとなった。

関連項目



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*1 当時日ハム監督を務めていたトレイ・ヒルマンの口癖。
*2 2005年にロッテが日本一になったこととも掛けている。
*3 第二次安倍晋三内閣による経済政策、「アベノミクス」の捩り。
*4 この当時の中日は谷繁元信が選手兼任監督を務めていたことから。
*5 アニメ「進撃の巨人」とを掛けている。なお本当の惨劇は同年のCSだった模様。
*6 昨オフにルイス・クルーズがロッテから巨人に移籍している。
*7 この際、斬られた部分が「M」の形になっている。
*8 ジャビットとはかなり造詣が異なり、普通のウサギに近い。
*9 前述の「謎のオブジェ」もこの3人がモチーフ。森福は頭にラーメン(福岡・博多の名物)を乗せ、キャタピラー(球速の遅さ(と投球準備の遅さ)を揶揄)を備え付けたロボット、陽は北海道の形のモニュメント、山口は目元に黒い星(元の所属先がベイスターであることと負け星のダブルミーニング。)がついたピエロ。
*10 中日、阪神、DeNA。ロッテ公式のYouTubeチャンネルに動画がアップされている。また対戦に際して本拠地のオーロラビジョンでも流れたようで動画は横長の作りになっている。
*11 広島が鯉のぼり、DeNAが星形のシウマイ、阪神が的と矢、ヤクルトがボロボロの傘、中日がしゃちほこ、そして巨人は財布(がま口)。またマジワラン自体も帆船(海賊船?)から変形する模様。
*12 近年はロッテ自体が交流戦の戦績が悪く、しかも動画のクォリティーも非常に高いものだったため、一部のファンからは「こんなことしてないでチームを強化しろ」と熱い罵声を受けた模様。
*13 広島は交流戦で最大11の貯金を吐き出した。結果的に広島が4連覇を逃した致命的な要因となる。
*14 広島は翌日からのオリックス戦で3タテを食らい、結果的に交流戦のどん底へ落ちることに。特に第3戦はどっかで見たような光景であった。
*15 一部では2戦目の植田海のギャンブルスタートを予言していたともネタにされた。
*16 古巣広島の資金力には限界があるとして、資金力で勝る巨人と、丸の生まれ育った故郷(ただし勝浦市であり、本拠地からは離れている)で熱烈なラブコールを送った千葉ロッテの一騎打ちとされた。丸本人が「レベルの高い環境」と発言したため、広島に残留しないのならセ順位で劣る巨人より交流戦で優勢のパ・リーグ球団を選ぶ言葉ではないのか、とされたためロッテ側から挑発されている。なお通算対戦成績ではロッテが勝ち越しているがほぼ毎年リーグ戦の順位は巨人より下である。