リアルミュート上原

Last-modified: 2024-07-13 (土) 13:23:38

上原浩治(元巨人→BOS等、現解説者・タレント)の蔑称。


概要

現役時代の上原は、NPBにおいて新人王や投手四冠、MLBでは日本人として初のワールドシリーズ胴上げ投手となるなど、名球会入りも果たした紛れもない名投手である。
しかし現役引退後、解説者となった彼はMLBでMVPを獲得するほどの国民的スターである大谷翔平に対し否定的な発言が目立ち、「大谷に嫉妬しているのではないか?」と囁かれていた。

その疑念がより深まるのは2023年WBC決勝の日本対アメリカ戦である*1。日本が3-2とリードした中で迎える9回表のアメリカの攻撃時、大谷はクローザーとしてマウンドに上がった。それ以降、同試合で解説を務めた上原の言動が露骨に変化したとして話題となった。
特に顕著だったのが大谷の同僚(当時)であるマイク・トラウトから三振を奪い優勝を決めたシーン。同じく解説者として同席した槙原寛己の無邪気な喜びようと対照的に、日本の優勝など我関せずとばかりにマイクのスイッチをオフにしたかのごとく無言を貫いた上原に注目が集まる。このエピソードをきっかけに、同試合に出場したPHI所属のアメリカ代表捕手J・T・リアルミュート*2の名前になぞらえて「リアルミュート上原」と揶揄された。名前を拝借されただけのリアルミュートにとっては完全な風評被害である。

なお本家リアルミュートは混同を避けるためにリアルリアルミュートと呼ばれたりする。

WBC日本優勝の瞬間の解説陣の反応

槇原「うっほぉほほほほwww」
上原「………」
槇原「うっおwストレート勝負かなぁ?w」
上原「…ストレートでいいですね…」
槇原「うほぉwスライダーかぁw!」
上原「………」
槇原「うわーすごぉい!アッハッハ!帽子投げるんだぁ!」
上原「………」

その他WBC決勝中の反応

  • 大谷がブルペンとベンチをシャトルランしている時
    上原「あれ意味あるんですかね😅」
  • 9回の大谷が四球を出した時
    上原「ペラペラペラペラペラペラペラペラ」
    直後、併殺
    上原「………………」


過去の上原の発言内容

なお、槙原とのYouTubeにおける過去の対談にて、上原は華のある先発投手への憧れを語っており嫉妬説の信憑性が増している模様。


上原の反応

上原は自身のYouTubeチャンネルにて大谷への悪感情を否定している。また、上記のWBC決勝戦が話題になったあと、X(旧Twitter)へ否定する旨のポストを残した。しかしこれらの発言が嫉妬説を唱える野球ファンへ向けた煽りとも捉えられ、疑惑の完全払拭には至っていない。

そもそも上原は解説などで苦言を呈する場面が多く、”ご意見番”的ポジションへの適性の高さが以前から話題となっていた。『サンデーモーニング』の『週刊御意見番』にて張本勲に代わりレギュラーコメンテーターへの就任が決定した際は「適任だ」との声も多かった。こうした背景から、上記の言動も「苦言は嫉妬からではなく上原の通常運転に過ぎない」とする見解もある。


リアルミュート構文

さりげなく他人を貶め自分上げを狙うツイートが散見しており、これをリアルミュート構文と呼ぶ。文末に頻出する絵文字は、たびたびメディアが取り上げる「おじさん構文」との類似性が指摘される。
以下はその代表例。

KOJI UEHARA @TeamUehara
なんだなんだ😅
ボストンの試合*8も…
やっぱりフェンウェイ*9は打者有利の球場*10かなぁ🤔
@TeamUehara
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2023年4月2日

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関連項目

Tag: 巨人 実況・解説者 国際大会 蔑称


*1 当日はテレビ朝日にて生中継され、19時からTBSで再放送された。再放送分(収録放送)は局が異なるため、実況はTBSの新夕悦男アナ、解説は槙原寛己と上原
*2 消音のミュートは「mute」だが、当該スペルは「Realmuto」。イタリアのRacalmuto→アラビア語で"Rahal-Mawt"="死んだ村"に由来する。
*3 この発言時における大谷の打率は.256とMLB平均を超えている。当時のMLB在籍野手が軒並み苦しむなか、本塁打数も加味した大谷の成績は好調といえる数字である。
*4 上原にとっての澤村拓一は、巨人→BOSという自身と同じ所属先を経た直系の後輩といえる存在である。また、澤村に限らず大谷以外のMLB在籍日本人選手にももっと注目すべきという論調はなんJ内外問わず存在する。
*5 大谷が勝負を避けられることは容易に予測できるため、大谷(3番)の前後を打つ2・4番打者がキーマンとなるというもの。実際には2番に近藤健介、4番に吉田正尚が入り、両名とも素晴らしい打撃成績を残した。
*6 NPBがシーズン開幕後にもかかわらず、日本野球ではなくいまだWBCを取り上げるメディアに苦言を呈するもの。ただし上原本人は(少なくとも記事中では)大谷に触れていないため完全な風評被害である。
*7 大谷の持ち球のひとつである「スイーパー」を投げてみようという企画での発言。特に後者は右肘を故障して手術を受けた大谷の怪我を揶揄したとも解釈できる発言であり、配慮に欠けるとの批判が多く集まった。
*8 2023年4月2日未明(日本時間)のレッドソックス対オリオールズ戦を指すと見られる。序盤から点の取り合いとなり、両軍合わせ7本塁打が飛び出す乱打戦となった。試合は9-8でレッドソックスが逆転サヨナラ勝ち。吉田正尚も先発出場したが5打席無安打に終わっている。
*9 レッドソックス本拠球場のフェンウェイ・パーク。左中間が極端に浅く、ホームランを減らすために「グリーン・モンスター」と呼ばれる11.3mの高いフェンスが設けられているが、他球場ではレフトフライになるような打球がフェン直になるのは避けられない。一方中堅から右中間にかけては深く、その分スタンドを地平近くに下げてホームランが出やすいよう設計されている。ファウルグラウンドが狭いこともあり、総じてフライボールヒッターに有利な球場とされる。
*10 レッドソックスの打者である吉田の下げとしても解釈しうるが、真意は不明。