上原浩治(元巨人→BOS等、現解説者・タレント)の蔑称。
概要
現役時代の上原は、NPBにおいて新人王や投手四冠、MLBでは日本人として初のワールドシリーズ胴上げ投手となるなど、名球会入りも果たした紛れもない名投手である。
しかし現役引退後、解説者となった彼はMLBでMVPを獲得するほどの国民的スターである大谷翔平に対し否定的な発言が目立ち、「大谷に嫉妬しているのではないか?」と囁かれていた。
その疑念がより深まるのは2023年WBC決勝の日本対アメリカ戦である*1。日本が3-2とリードした中で迎える9回表のアメリカの攻撃時、大谷はクローザーとしてマウンドに上がった。それ以降、同試合で解説を務めた上原の言動が露骨に変化したとして話題となった。
特に顕著だったのが大谷の同僚(当時)であるマイク・トラウトから三振を奪い優勝を決めたシーン。同じく解説者として同席した槙原寛己の無邪気な喜びようと対照的に、日本の優勝など我関せずとばかりにマイクのスイッチをオフにしたかのごとく無言を貫いた上原に注目が集まる。このエピソードをきっかけに、同試合に出場したPHI所属のアメリカ代表捕手J・T・リアルミュート*2の名前になぞらえて「リアルミュート上原」と揶揄された。名前を拝借されただけのリアルミュートにとっては完全な風評被害である。
なお本家リアルミュートは混同を避けるためにリアルリアルミュートと呼ばれたりする。
WBC日本優勝の瞬間の解説陣の反応
槇原「うっほぉほほほほwww」
上原「………」
槇原「うっおwストレート勝負かなぁ?w」
上原「…ストレートでいいですね…」
槇原「うほぉwスライダーかぁw!」
上原「………」
槇原「うわーすごぉい!アッハッハ!帽子投げるんだぁ!」
上原「………」
その他WBC決勝中の反応
- 大谷がブルペンとベンチをシャトルランしている時
上原「あれ意味あるんですかね😅」
- 9回の大谷が四球を出した時
上原「ペラペラペラペラペラペラペラペラ」
直後、併殺
上原「………………」
過去の上原の発言内容
- メディアは大谷の打率が低いことを報道しない*3
- メジャーでは大谷もいいが澤村を見てほしい*4
- 大谷翔平は侍ジャパンに規格外のパワーをもたらした!だがWBC優勝のキーマンは別にいる!*5
- 「WBCはもうええやろ」上原浩治氏が巨人・主砲の前でメディア批判*6
- 「スイーパーって…スライダーと一緒やん」「だから『肘飛ぶ』んやな」*7
なお、槙原とのYouTubeにおける過去の対談にて、上原は華のある先発投手への憧れを語っており嫉妬説の信憑性が増している模様。
上原の反応
上原は自身のYouTubeチャンネルにて大谷への悪感情を否定している。また、上記のWBC決勝戦が話題になったあと、X(旧Twitter)へ否定する旨のポストを残した。しかしこれらの発言が嫉妬説を唱える野球ファンへ向けた煽りとも捉えられ、疑惑の完全払拭には至っていない。
そもそも上原は解説などで苦言を呈する場面が多く、”ご意見番”的ポジションへの適性の高さが以前から話題となっていた。『サンデーモーニング』の『週刊御意見番』にて張本勲に代わりレギュラーコメンテーターへの就任が決定した際は「適任だ」との声も多かった。こうした背景から、上記の言動も「苦言は嫉妬からではなく上原の通常運転に過ぎない」とする見解もある。
リアルミュート構文
さりげなく他人を貶め自分上げを狙うツイートが散見しており、これをリアルミュート構文と呼ぶ。文末に頻出する絵文字は、たびたびメディアが取り上げる「おじさん構文」との類似性が指摘される。
以下はその代表例。
KOJI UEHARA @TeamUehara
なんだなんだ😅
ボストンの試合*8も…
やっぱりフェンウェイ*9は打者有利の球場*10かなぁ🤔
@TeamUehara
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2023年4月2日