春の妖精

Last-modified: 2026-06-08 (月) 00:15:19

千葉ロッテマリーンズ→ドラツィ・ブルノ(チェコ・エクストラリーガ)の荻野貴司のこと。


概要

2010・2011年と、2年連続で5月に大ケガで離脱した事が由来。
ルーキーイヤーからの2年間において通算69試合で39盗塁、盗塁成功率90.7%、さらには一塁が遠くなる右打者ながら平凡なゴロや送りバントを内野安打にするなど脅威的な脚力を誇るが、夏の訪れを感じる頃には一軍から消え、その後翌春になると現れるロッテファンの幻想、あるいは妖精の類ではないかという説がまことしやかに囁かれていた。

 

ただ、実際には2018年までに出場100試合を超えたシーズンは2回あり、また、入団1年目から13年連続2桁盗塁(球団記録)、さらに2025年シーズン終了時点では、通算150盗塁以上達成した選手では歴代盗塁成功率7位*1の.825を記録している。しかし重度の故障をしたり調子の波が大きいこともあり他の選手との併用が多く、規定到達したシーズンは2019年まで無かったことから「どうせシーズンのどこかで故障していなくなる」という皮肉もこの蔑称に含まれている*2。結局、ロッテに在籍した16年間で規定打席到達はわずか2回*3、シーズン1軍完走は1回に終わった。

 

また元チームメイトである荻野忠寛との混同を避けるために「荻野(幻)」「荻野(妖)」などの表記も用いられる模様。同義語として「春の風物詩」とも呼ばれる。

関連項目



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*1 歴代盗塁成功率が1位だった時期もある。
*2 2019年以降はそこそこ安定し、2021年には全試合にスタメン出場して盗塁王と最多安打のタイトルを獲得するなど活躍していたが、2023年4月6日の試合で負傷交代。翌日「右大腿二頭筋肉離れ」と診断され6週間から8週間ほどかかる見込みと発表され、実戦復帰は夏までかかった。なおこの負傷により、ルーキーイヤーから続いていた2桁盗塁記録が2022年で途切れてしまった。
*3 2019年と21年。19年はベストナイン、21年は盗塁王と最多安打を獲得している。また、規定到達した2シーズンともゴールデングラブ賞を受賞している。