春の妖精

Last-modified: 2020-09-07 (月) 19:05:19

千葉ロッテマリーンズ・荻野貴司のこと。


概要

2010・2011年と、2年連続で5月に大ケガで離脱した事が由来。
ルーキーイヤーからの2年間において通算69試合で39盗塁、盗塁成功率90.7%という圧倒的な脚力*1を誇るが夏の到来を感じる頃には一軍から消えており、翌春になると現れるロッテファンの幻想、あるいは妖精の類ではないかという説がまことしやかに囁かれている。

 

ただ、実際には2018年までに出場100試合を超えたシーズンは2回あり、また、入団1年目から9年連続二桁盗塁、さらに2017年シーズン終了時点では、通算150盗塁以上達成した選手では歴代盗塁成功率1位の.879を記録している。しかし重度の故障や調子に波があったことで他の選手と併用が多く、規定到達したシーズンは2019年まで無かったことから「どうせシーズンのどこかで故障していなくなる」という皮肉もこの蔑称に含まれている。

 

元チームメイトである荻野忠寛との混同を避けるために「荻野(幻)」「荻野(妖)」などの表記も用いられる模様。

 

また、同義語として「春の風物詩」とも呼ばれる。

春の妖精からの脱却

2019年シーズンは開幕スタメンこそ外れたものの、すぐに中堅のレギュラーを奪取。20試合連続安打を記録するなど首位打者争いに食い込むほど打ちまくり、前半戦をパ・リーグトップの打率.330で折り返した。

その後も安定した活躍を見せ、8月12日にはついにシーズン規定打席(443)に到達しプロ入り10年目にして初の規定打席到達を果たした。
最終的には125試合に出場し、打率は.315でリーグ3位、10本塁打(うち先頭打者弾5本)、28盗塁はいずれも自己最多を記録。さらに、二塁打、三塁打、走塁指標でもリーグ1位を記録するなど、自慢の快足の健在ぶりを見せた。
また、自身初のタイトルとなるゴールデングラブ賞ベストナイン賞を初受賞するなど走攻守すべてでキャリアハイの成績を残し、怪我さえなければリーグトップクラスの選手であることを証明した1年となった。

2020年も開幕26試合連続出塁、12球団最速の2桁盗塁到達など走攻守において存在感を見せるがその盗塁時に大腿二頭筋を負傷し7月23日に一軍登録を抹消された。
また、この年にソフトバンクから加入した同じく外野手の福田秀平もスペ体質で、2020年中に2人が揃ってスタメンになることはないのではないかなどと言われている。*2

関連項目



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*1 右打者にも関わらず平凡な遊ゴロや送りバントを内野安打にしてしまう驚異的な俊足を披露。
*2 開幕戦である6月19日のソフトバンク戦で一番・中堅で福田が、三番・左翼で荻野がスタメン出場を果たしているが、練習試合での死球の影響で福田が6月20日にスタメン落ち、21日には登録抹消された。また福田は7月23日復帰したが、同時に先述の通り荻野が登録を抹消されている。そのため両者揃ってのスタメンは公式戦において前述の1試合しか組まれていない。