Buffalose

Last-modified: 2025-01-15 (水) 06:10:42

オリックス・バファローズの蔑称。読み方は「バファルーズ」。
転じて、2002年から2020年までのオリックスの暗黒時代*1を指すこともある。


概要・由来

オフィシャル・オンラインショップ内のBs夏の陣*22016グッズのページにて、チーム名スペルが「BUFFALOES」ではなく「BUFFALOSE」となっていたのがきっかけ。
オリックスの球団名が間違われること自体はよくあること(後述)なのだが、これに関しては公式のやらかしだったため特にネタにされた。

さらに「OFFICIAL」が「OFFICEAL*3」に、プロモデルユニフォームの「UNIFORM」が「UNIFORME*4」になっており、立て続けのスペルミスにネット上はたちまち騒然。
「英語ができない人が作成した」「負ける気満々」「勝ったらBuffawin集合、負けたらBuffalose集合」「暗黒期にふさわしいミス」等々、当時のオリックスの悲惨な戦績も相まり散々に嘲笑されてしまった。

問題の画像

  • 画像その1
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  • 画像その1-1(「ORIX BUFFALOES」の間違い)
    193067c5.jpg
  • 画像その1-2(「OFFICIAL」の間違い)
    86474a9d.jpg
  • 画像その2(「PRO MODEL UNIFORM」の間違い)
    f403da44.png

その他の画像

  • オリックス・バファルーズの胸マーク
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  • バファルーズの(当時の)ホーム用ユニフォーミー(ウニフォルメ)*5
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余談

  • この年のオリックスはオープン戦で最下位に沈んだのを皮切りに、前年の体たらくがかわいく見えるほどに負けを重ね続け、一軍ペナントレースのみならずオープン戦・交流戦・二軍の全てで最下位という完全最下位を史上初めて記録*6。文字通りの「Buffalose」となってしまった。
  • 時期は不明であるが、高知県でのキャンプが行われた時にはオリックスを歓迎するのぼりの著作権表記が「ORIX Buffalose」と表記されていた。
  • 2023年にソフトバンクが12連敗を脱出した時の西スポのホークス情報Twitterの画像でも「Buffalose」と誤植された*7

その他の誤植

近鉄時代*8より「バッファローズ*9と誤植を起こしやすいバファローズではあるものの、それに限らずチーム名を間違えられることが数多い。もはや誤植だけで打線が組めるほど間違えられやすいチーム名である。

  • 2021年の日本シリーズ開催時には、神戸市交通局が地下鉄増発を知らせるページにてなぜかチーム名を2代前の「オリックスブレーブス」とされてしまう。(記事
  • 2020年のドラフト会議にてオリックスから育成5位指名を受けた仙台大学(当時)の佐野如一外野手の出身中学校*10の横断幕では「オリック・スバファローズ」と区切るところを間違えられてしまった。
  • REVEのTwitterにて「オリックスブッファローズ*11、千葉ロッテの公式Twitterにて「バファーローズ」、阪神の公式サイトにて「オリックス・バファロース」、日刊スポーツの記事のタイトルで「オリッスク*12、さらにはスポーツ報知のTwitterにて「オリックズ」と間違えられている。
  • 2023年に放送された「超プロ野球ウルトラ」のクイズコーナーでは,楽天・島内宏明が「オッリクス」と回答した*13
  • 2022年ドラフト1位である曽谷龍平の登板時には、意図的に「バハァローズ」という誤記がなされることがある。これは幼少期からオリックスファンだった曽谷が小学生時代に記した、将来の自身に向けた作文でのミスに由来するものであり、その試合で打線の援護があった場合は尊称・なかった場合は蔑称として扱われる。このため「バハァローズ」は他の誤記と異なり、必ずしも蔑称とはいえないことに注意が必要。

関連項目

Tag: オリックス 誤植 蔑称


*1 厳密な暗黒期はオリックス・ブルーウェーブ時代末期の3年連続最下位・勝率3割台の2002年から2004年である。この期間に監督を務めていた石毛宏典伊原春樹の両名は現在でもブルーウェーブからのファンには絶許認定されている。
*2 2009年から2017年にかけて開催されていた。
*3 後述のUNIFORMEと違い、こちらは完全に誤字。
*4 ただしイタリア語、スペイン語やフランス語などのラテン系諸語等、この綴りが正しい言語もある。もっとも、他の表記が英語である以上は誤字と考えられる。
*5 2011年から2018年まで使用された。
*6 なお、これら4つ全てでの1位(言うなれば「完全優勝」)は前年の2015年にソフトバンクが初めて達成している。この年はCSと日シリでも優勝し、正真正銘の日本球界トップとなった。
*7 しかも最初はBaffuloseとなっていたものを一度修正したのに間違いが直らなかった模様。なお現在は修正済みだが、リンク先の「最終更新」から過去の誤植2つの痕跡を閲覧できる。
*8 ちなみに近鉄時代で改称前の「パールス」(近鉄沿線の伊勢志摩の特産品である真珠に由来)も「パールズ」という表記ゆれがあった。NPBへの登録名は前者だったが、近畿日本鉄道の社史等は後者になっていたり、メディアにおいては混用されてすらいた。なお近鉄時代は合併で消滅するまでリーグ優勝こそあれど一度も日本一の経験がないという「Buffalose」さであった。
*9 前述の「パールス」から改称するにあたり公募したところ、当時の監督・千葉茂の愛称「猛牛」にちなんだ「バッファローズ」が最多だったが、表記が長すぎるという球団幹部の横槍が入り「ッ」と「ズ」を削除した「バファロー」となった。千葉の辞任後、監督だけでなく全員が猛牛にならなければならないという意味を込めて「バファローズ」になった。ちなみに“buffalo”という英単語には本来猛牛という意味はなく、野牛や水牛という意味しかない(のだが、中国語圏では球団としてのバファローズの訳は「猛牛」となっている。)。また、“buffalo”は単複同型で用いられることが多く、「バ(ッ)ファロー」でも群れを意味するのだが(広島東洋カープが「カープス」では無いのもcarpが単複同型で使えるから)、改称は日本でのわかりやすさを優先したのだろうか。
*10 佐野の中学の同期にはロッテから1位指名された鈴木昭汰がいる。
*11 「Buffaloes」の「Buffa」の部分を日本語入力してしまったのではないかと推測されている。
*12 現在、当該タイトル自体は修正済みだがこちらのツイートに誤植の痕跡が残っている。
*13 正しい球団名1つと誤植7つの計8つの選択肢が表示され、その中から正しい球団名を選ぶ、という早押し問題であったが、ボタンが押されると選択肢が消える仕様であった。島内はボタンを押してから正答を見つけようとしていたが、選択肢が消えたため、当てずっぽうで答えたと考えられる。
*14 しかも文中に3回登場した「オリックス」を全て間違えた上に、うち1回は「オリクッスバッファローズ」と誤記している。
*15 当時の監督。