AGF-27 ホーネット

Last-modified: 2024-03-11 (月) 18:30:46

F-27 ホーネット

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性能詳細

  備考備考
型番F-27分類戦闘機
用途制宙戦闘機一部現状現役
製造Moon Engineer社ユニットコスト5億2000万シーク※
運用AG連合5軍 他正式採用AG.190.11.23
計画新型戦闘機設計計画「NAF計画」前クラスF-12アクルクス
乗員1名次クラスF-34テンペスト

※最新型(TypeⅢ換算)

概要

F-27 ホーネット(F-27 Hornet)」とはAG連合が開発/運用している戦闘機である。AG.223年現在でも一部が運用中。
非常に多くの派生型を持ち、その種類はAG連合最多とも言われる。

AG.182年より開始された「NAF(New Ark Fighter)計画」にて設計され、【第一次AG-クロノス大戦】【第二次AG-クロノス大戦】でAG連合の主要な戦闘機として活躍し、その後も改修を受けた機体が運用されている。
また本機の直接の後継機としてホーネットⅣが存在し、本機からの改修も可能である。
AG.223年現在、AG連合宇宙海軍での主力戦闘機としての運用はほぼ終了しているが、陸軍、海兵隊、沿岸警備隊、治安維持軍の4軍ではそれぞれ派生型が現役であり、海軍でも訓練機や偵察機として以前派生型が運用されている。
またAG連合傘下の国家群、ならびにPMC、友好国などでも派生型が運用されているのを確認されている。

なお主力戦闘機の役割としての後継機には「AGF-34 テンペスト」があるものの、「全軍統一採用機」としては更にその後継の「AGF-35 ドラグーン」まで存在しなかった為。AGF-35の採用までは宇宙海軍以外では主力戦闘機として使用されていた。
同AGF-35完成以降も、AG連合各軍で使用されているものの、稼働数は年々減少傾向にある。

生産はME社(現MSF社)が行っていたが、AG.210年より子会社の一つ「スカイパレス社」に生産・整備を委託している。現行のType:3やSFXはこちらが販売。
また各国輸出型はライセンス生産として複数の国家には専用の工場の建設を許可している。改造派生型などはこちらで誕生したものも多い。

開発

前史

AG.175年より採用され、AG連合の主力戦闘機となった【AGF-16 ナイトソード】であったが、原型がアリア連邦の機体であった事、基礎部品の解析が完了したこと。
他国製機体の場合、戦時下における調達数の不安定要素が残る等の理由から国産機の開発が開始されることになった。本計画は「New Ark Fighter計画」と命名され、Moon Engineer社に開発が依頼されることに決定した。
実質的な前任の計画である「Omnipotent計画」の失敗要因などを分析し、基本要綱は【どのような環境においても運用が可能である、単座戦闘機。なおかつ多数の兵装の搭載が可能であること。】とし、今後の変更はひとまず行わず、用途が追加された場合、別機体を設計することとなった。
なお多数の兵装に関しては、当時のAGF-16が翼を持たない無翼推進機であった為、翼下のパイロンを保有しておらず、大型兵装などを搭載できなかった事から来ている。なお当時、これら大型兵装は【AGF-19】や【AGF-15】などに搭載されていた。

開発基本要綱を見たME社内の意見は大きく割れた為、AG連合は同社内で2つの開発グループを分け、開発を行わせることにした。
また基本要綱を満たし、採用トライアルに合格すれば主力戦闘機としなくとも戦闘機として採用することを約束することで、両チーム同士の妨害行為などを未然に防いだ。
そして両チームにはそれぞれ「2Xチーム」と「3Xチーム」という命名が付けられ、完成した機体もその頭数字がら採用番号が取られるとした。

設計

この両チームの内、本機を開発したのは「2Xチーム」である。
本チームは新型戦闘機開発にあたって「全領域戦闘機」を主軸に起きつつ、AGF-16の大気圏内安定性を不安材料としてみていた現場パイロット達を鑑みて、大気圏内で安定して飛行が可能な比較的大型な翼を採用。エンジン部分が被弾しても大気圏内ならば揚力で無動力飛行が一定時間可能な事を目指した。
この思想は既にロールアウトしていた「AGF-20 パンサー」の設計思想を参考にしており、【安定した翼】【補助推力】【高出力水素推進機】等の設計や配置を踏襲しつつ、推進機配置の見直しを行いながら、武装の集弾性やコックピットなどへの酸素供給などをより強く意識して設計された。

また発展性について最大限意識した設計が施され、各部はブロックごとに区切られており、現場でもある程度の工作設備があれば様々な改修が施せるような設計が施された。これは従来のAG戦闘機が現場での改修が難しかった事を大きく意識していた。
固定武装として「BSW社製 AGM-20 20mmガトリングガン」を機種3挺固定とし、最大12挺まで装備可能とした。また追加武装として「BSW社製 MAM-54 四連装ロケットポッド」を基本4基搭載可能であり、最大で12基まで搭載可能とした。
またこれら装備以外にも様々な武装を搭載可能であり、投下爆弾から輸送コンテナまでも搭載可能であった。

それ以外にも、翼内へ推進機の搭載が可能であったり、基本的なコンポーネントまで変更が可能な設計が取られ「原型を作っただけで、発展は現場に委ねられる」ということわざまで生まれ「シード・ファイター」とまで揶揄されるようになった。

これら現場を強く意識した設計が、開発段階でありながらも大きく評価され、現場からは試作機の段階で配備を望む声が多発することになる。

しかしこの同時期に、AG連合宇宙海軍部は頓挫した「長距離攻撃遠征ドクトリン」から航空母艦を主体とした「近接航空打撃ドクトリン」へと転換を行い、航空母艦を建造している最中であった。
本「NAF計画」にも大きな影響力を有する宇宙海軍は密かに「艦載可能な新型戦闘機」を求めていた。この情報を「3Xチーム」は即座に入手し、自分たちが開発していた機体に折り込む一方。「2Xチーム」は意見が割れていた。
設計中であった本機は、その設計ゆえ翼を折りたたむ事による安定性や武装追加の恩恵を十分に受けられない事が判明すると、開発チームは「翼端を折りたたむ/短縮して艦載機とする」のか「そのまま開発を続行するのか」で意見が割れ始める。
数度の意見衝突の末、開発設計主任は「翼端をそのまま維持し、開発を続行する」事を決定する。これによって本機は「艦載を意図しない機体」として開発が継続されることになった。
本決定の裏には、「発展性を最も重要視する」という決定や、「航空母艦の充足によって艦載機のサイズ問題は解決する可能性がある」と総合的な判断を行った事が考えられていた。

トライアル

紆余曲折ありながらも「艦載機ではない」として完成した本機は、AG.187.10.15に初飛行を迎え、参加したテストパイロットからは「操作性、機動性ともに十分であり、拡張性にも優れる」と絶賛された。またこの時、仮名称として「ジーク」と命名される。
そしてAG.189.2.20に実施されたNAF計画の採用試験「AG連合総合評価トライアル」に参加する。本トライアルではAGF-16との1対1の模擬空戦や、大気圏内外での機動運用試験等1週間にも渡って様々な項目が審査された。
ライバルであった「3Xチーム」が開発した仮名称「トライデント」との評価の結果、大気圏内での各成績は本機が上、宇宙圏ではわずかにトライデントの方が優れるという結果になった。これはトライデントが宇宙海軍をより意識した短翼機であった事に起因する。

トライアルに参加したAG連合陸海軍部の将校達は、陸軍部はジークを、海軍部はトライデントを推挙した。最終的には当時軍備拡張が激しく、クロノス皇国との関係悪化や開戦の可能性も加味され、即時実戦投入の可能性がより強い海軍の意見が採用され、
「3Xチーム」の開発した「トライデント」が「統合主力戦闘機」とされたが、トライデントの大気圏内特性の低さを受け、「ジーク」は陸軍等に優先的に配備される主力戦闘機としての位置づけがされた。この結果は会場に少なくない波紋を及ぼし、「結局統合主力戦闘機ではないだろう」という声まで上がった。
結局の所、トライデントは海軍の航空母艦に最優先配備されることとなり、全軍配備は二の次にされた為、統合主力戦闘機としての勝負は実質的な引き分けでトライアルは終わりを迎える。
なおこの発表に当初は両チームとも混乱していたものの、両チームの設計主任達は互いの健闘を称え合った後「適材適所の場所に配備されることが最良の選択肢」と共同記者会見で述べている。

その後、AG.190.11.23に両機とも制式採用され、トライデントは「AGF-32 ライトニング」と、ジークは「AGF-27 ホーネット」として採用された。

配備

トライアルの結果、本機は陸軍部に配備される「基地付きの防空戦闘機」としての配備が主となることになった。
しかしながらトライアル後、海軍部に配備された「ライトニング」がエンジン部の大量生産ライン構築が間に合わない事が判明し、宇宙海軍基地に配備が予定されていた分がキャンセルになった。そして本機はその穴埋めとして宇宙海軍基地にも広く配備されることになった。

そのため、ME社の戦闘機生産ラインでは「1機のライトングと3機のホーネットが同じタイミングで完成する」とまで言われるようになるほど、大量の本機が穴埋めとして生産されていった。
なお文献等によっては「ハイ(ライトング)ロー(ホーネット)ミックス構想」と言われる事があるが、初期型の場合は生産コストにそこまで差がなく、更新を続けていく中でライトングの方が調達コストが向上した事で、そういう認識がされるようになった。

完成した本機はAG連合陸海軍共に、基地付きの防空戦闘機として運用が始まり、「主よりも守り」の機体として認識されるようになるが、実際は攻撃任務も十分に行えるマルチロールファイターであった。
また本機を開発した「2Xチーム」は後に、ME社第二航空設計部門として設立。本機の地上火力をより強固なものにした「ホーネットⅡ」などを開発していく。(なお後に第一設計部門(3Xチーム)と合併し、AGF-35の開発なども手掛ける事になる。)

こうして本機はAG連合各軍の基地で普遍的に見られる戦闘機の1機体として認知されるようになる。

戦歴

第一次AG-クロノス大戦

最序盤

AG.202年に第一次AG-クロノス大戦の開戦と共に、本機を取り巻く実情も大きな変化を迎える。開戦当時、配備から10年以上経過していた本機やライトングは、数度の改修を受けつつ、ライトングの宇宙海軍基地配備も順調に進み、宇宙海軍基地に配備されていたホーネットを置き換えつつあった。
これら置き換えられたホーネットはその多くが以前同じ基地で、防空戦闘機や訓練機などとして用いられていた。

第一次AG-クロノス大戦の初戦の一つである【リーンベルグ観艦式強襲事件】において、当時観艦式に参加していた航空母艦群はクロノス国境付近配備艦隊が大多数を占めていた事もあり、搭載機は全て最新の「AGF-32ライトング」であった。クロノス侵攻軍の強襲攻撃時、最初の攻撃で爆沈した数隻以外の航空母艦は艦載機部隊を順次発艦させ応戦を試みた。しかし対抗して出撃したクロノス神聖皇国軍の「CEF-02イーターⅡ」はその軽快な機動性と搭載していた武装をもってAGF-32の多くを撃破する。この戦いにおいてAGF-32は絶大な加速性を発揮することが出来ず、軽快性で劣り、搭載武装が限定されていた事が原因で、クロノス皇国侵攻軍に致命的な損害を与えるどころか、大損害を被る結果となってしまった。結果として発艦した多くの艦載機が、その実力を十分に発揮する前に撃墜され、多くのパイロットが死亡した。
最終的に、本観艦式に参加していた航空母艦は生存した「CV-001-021 クイーン・オブ・エガレス」「CV-001-033 ライトリンベル」の2隻以外の22隻が轟沈。多くのパイロットや乗員が失われることになった。

本戦闘以外にも、初戦で応対したAGF-32は損耗率が非常に高く、これはAG連合がクロノス神聖皇国の航空技術を想定より低く見積もっていた事に起因していた。

こうして最序盤でAGF-32は配備されていた総数の半数を失う大損害を被る。また残存した半数にもパイロット達が搭乗を拒否する事態も発生した。

そうして損失したAGF-32の代役として、再び最前線に投入されたのが本機の改修型番である「AGF-27 typeB」であった。TypeBは初期型で発生していた各種エラーを修正した他、武装をより高性能な「AGM-22 20mmガトリングガン」に変更した型番であり、当時配備されていた本機は、ほぼ全てが改修を受けてこの型番となっていた。
最前線に投入された本機は、AGF-32のような加速性を持たない代わりに、豊富な武装、高い火力、機動性を十分に発揮し、クロノス神聖皇国軍の戦闘機群と渡り合う事に成功する。また本機特有の多数の武装選択が可能な点から、大型の対艦ミサイルを装備して、輸送機や軽艦艇の攻撃にも用いられたるようになっていく。

中盤

最前線での使用が始まり、戦局が落ち着いてくるとAG連合軍部は本機を「最重要開発目標」の一つとして認定、これはAGF-32は対象外だった為、この時実質的な「AG連合主力戦闘機」の座に収まるようになる。
中盤に結成された「AG連合遊撃機動艦隊」に新しく配備された「AGCV-004 コンチネンタル級航空母艦」が本機の艦載を可能とした初めての空母となると、同級が大量生産され、多数の機動艦隊でも見られるようになっていく。
また大戦中のエースパイロットとして最も有名な「紫の流星」が愛用した機体としても有名であるが、これは当人いわく「これしか使える機体がなかったという部分もあり、使っている内に愛着が湧きてきた」との事。
なお同人が使用していた「AGFCCHJ-3506926」の番号が振られた本機は、大戦中、クロノス側エースパイロットである「紅蓮の狩人」との戦闘中に大破し爆発したが、残存したパーツを改修した復元機がAG連合宇宙海軍博物館に展示されている。

終盤

大戦も終盤に差し掛かり、大規模反攻作戦「トライデント作戦」でも主要航空戦力として活躍した。一方でクロノス皇国側も対抗馬の「CEF-05ファルクラム」が生産され始め、中盤までの圧倒的な戦力差を勝ち取ることは難しくなっていったが、Type:Sが生産され配備が始まるとパワーバランスが好転。
Type:Sや戦時末期に試験的に製作されたType:XX(Type:Xの試作型)などが主力機となり、同格のCEF-05などを上回った。またパイロットも熟練兵が増え、無人機などの集中的な運用も開始された事で、終戦まで主力機の座に留まり続けた。
なお伝説的エースパイロットである「紫の流星」は最終決戦時はType:Sを高機動格闘戦用に改造した試作機「AGXF-28RPB シュライクステイン」に搭乗していたが、同機は最終決戦中に喪失している。

戦間期

第一次AG-クロノス大戦が終戦すると、戦時末期に大量生産されたいわゆる「戦時急増型」に分類されるType:S型の機体は早々に退役し、改良型のType:Ⅱがロールアウトすると以降はそれらの型番が主力機の座に収まることになる。
なおType:Sで退役したのは戦時末期の急増生産された機体郡であり、大半のType:Sは運用が継続されたり、他国の防衛軍などへ売却された。

AG連合では航空戦力の補充にかなりの力を注ぎ、辺境の航空基地や占領後すぐのクロノス領域の基地などにも本機種の配備を進めた為、第一次~第二次間のこの時期が最もAG連合領内で本機種が目撃された時期とも言われる。

AG,208年にはType:Ⅱを更に改良したType:ⅡX型がロールアウトし、クロノス方面の防空部隊などに配備された。

第二次AG-クロノス大戦

序盤~中盤

AG.212年に開戦した同大戦においては本機種はすでに「型落ち」の部類に入っており、次世代の「AGF-34テンペスト」がAG連合艦隊の艦載機として選ばれていた。
しかしテンペストは「艦載機」としての設計に注力した設計であった為、一部機能では当時の本機種の最新型である「AG-27 Type:ⅡXC」には劣る部分があったことは否めなかった。

AG連合のクロノス本土侵攻艦隊の機動艦隊における主力機は「AGF-34」であったものの、一部パイロットからの強い要望や、そもそも「AGF-34」の生産が完全に追いつかなかった為、複数のAGF-27が搭載されていた艦隊も存在した。

終盤

第二次AG-クロノス大戦の終盤では、クロノス本土領内への補給路の確保や、前線基地の設営が進んだことで、機能面で劣るAGF-34ではなく、本機種が主力機へと返り咲いていく事になっていく。
事実上の最終決戦である「クロノスカフの戦い」では、本土侵攻航空隊はおよそ8割以上が本機種やその派生型を採用していた。

派生・発展形

国内

国内機体一覧格納

XF-27『カウンティ』:
Moon Engineer社にて研究・開発されていた試作機。要求されていた当時の内容を初期モデルは満たせなかったが、設計チームの努力で要求水準を満たすまでに至った。現在は試作一号機がME社の本社ロビーに展示されている。
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F-27:
初期生産型。正式採用された初期のモデル。当初は艦載を前提にしていなかった為様々な部分が陸上機仕様になっている。
F-27 Type:B:
第一次AG-クロノス大戦】時に実戦に投入されたモデル。大戦初期のF-32の信頼性不足やF-12の実力不足から主力戦闘機となった時代の機体。大戦時期特有の混乱と派生型の粗製乱造の結果、無数の改造型が存在するのもこのモデルの特徴。戦後に正式に統合されるまでの間、型式番号の整理もおぼつかなかった。
F-27 Type:C:
第一次AG-クロノス大戦】時に実戦投入されたType:Bモデルの上位機体として開発されたモデル。F-27系統の特徴であるシャベルのような機首構造物がなくなり、機動性と操作性を追求した機体。別名「コマンダーホーネット」部隊指揮官用として開発されたが、統合整備的には差別化された機体は運用しにくいという現場の声もあり、そこまで実戦に投入されることはなかった。
F-27 Type:S:
第一次AG-クロノス大戦】末期に実戦投入された事実上の完成形のF-27。なお本来の末尾は【D】であったが、開発陣の意向で【SPECIAL】の意味として【S】が付けられた。一部機体は翼端部を格納できる。ジャンプドライブや高性能シールドジェネレーターが標準搭載になり、非常時の酸素供給装置やドラッグシュートなど、前機種で発生した様々な状況に対応できるように開発された。その分生産コストは前機種のA~Cより高額となってしまったが、その高性能から終戦までに相当数が生産された。後に他国へ輸出されることになる。
F-27 Type:X:
第一次AG-クロノス大戦】時に生産されたType:Sの後継機モデル。各部が進化しており、内蔵動力や武装などが更新、OSやアビオニクスも進化しており、機動性が30%上昇したとされている。特務部隊仕様が存在することでも有名(公表されているのは本機種のみ)。戦後開発のTypeⅡに繋がる機体。本機自体は開発予算の高騰により少数生産に留まる。
F-27 Type:Ⅱ:
第一次クロノス大戦後に生産された後の基本となる形式。周辺諸国輸出型は大半がこちらか、Type:Sである。
補給用の無人リングに対応した各部装置等を基本装備し、通信設備や内蔵動力が強化されている。また艦載向けの折りたたみ式翼を装備した型番も存在する。(Type:Sにも同様の仕様機は存在した。)
F-27 Type:ⅡXG:
実質的な本国版の最終生産型。兵装が一部近代化改修を受けた他、不要な機能を削ぎ落としスマートになった。
上記の各種機体も、第二次クロノス戦後に残存した機体は本型番に改修更新をされた物がほとんどである。AG.222年現在では後方基地などで一部が運用中。
F-27 Type:Ⅲ:
CGUC輸出向けにType:Ⅱを再設計した機体。AG連合では後に正式採用される。
F-27 Type:ⅢSFX:
F-27の現行生産を行っているMSF社の子会社の一つ、「スカイパレス社」がF-35などの最新型を採用できない中小国向けに発表したアップグレードパッケージ。
『F-27でF-35を』を謳い文句に販売を行っており、売上は上々らしい。PMC向けにも販売中。
F-42 HornetⅣ:
本機種を最新技術で再設計した機体。
AG連合の「アイリッシュ・ベイ」計画において本機種の汎用性などが再評価され設計された。なお本機種からの更新も可能であり、一部本土に存在する機体は改修を受け更新されている。

国外

国外機体一覧格納

FMA-01 ヒリュウ:
マガツ帝国に輸出されたType:Sの改造型。後にType:Ⅱ改造機にもこの型番が適応され、Type:S改造型もType:Ⅱ相当にアップグレードされた。推力強化の為、翼内に追加エンジンを装備、武装を減らしより扱いやすい機体になっている。所属方面で塗装が全く違うのも特徴の一つ。

派生型:輸出機

配布情報

SteamWorkshop ※改造・二次配布共に可
TypeX型
https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=1381679245