文化
「文化」概念とは
- 武家、公家、寺社、南蛮の4系統。
- 三國志11PKの能力研究のようなスキルツリー制。
- 特定の文化を振興すると特殊な文化施設を建てられるようになる
- 特定の文化を振興すると特殊なコマンドが使えるようになる
- 朝廷貢献度が新パラメータに追加
- 従来の各種名声UP施設(寺、教会、公家館、茶室)の数が文化の研究開発に影響する
注意点
- 各種名声施設は、文化維持のために保持し続ける必要がある。
- 撤去・破壊されて名声施設が必要数を下回ると、その文化の効果は消滅する。
- 同時に、各種施設も自動的に撤去される。
- 振興中に名声施設が必要数を下回ると、振興は中断され、必要日数もリセットされる。
また、資金も還元されない。- このあたりの性質は技術の扱いとほぼ同様。
- 再び名声施設の必要数を確保すると、文化の効果は回復する。
- 技術の場合は一度喪失すると再度研究が必要だが、
文化は名声施設さえ確保し直せば一度行った振興を再度繰り返す必要はない。 - 但し、破壊された文化施設までは復元されない。
- 技術の場合は一度喪失すると再度研究が必要だが、
- 該当する名声施設数が80以上になると、文化施設の効果が強化される(どの程度違いが出るのかは不明)。
- 100以降は10毎に効果が強化され、150で最大となる。
評価の目安
評価 | 内容 |
---|---|
× | ほとんど使えない、もしくはコストパフォーマンスが悪い |
△ | ほどほどに使える、もしくはコストパフォーマンスが悪い |
○ | 普通に使える、振興して損はない |
◎ | 積極的に振興すべし |
☆ | 是非振興したい、超使える |
各文化一覧
武家文化
- 振興経路
八幡宮 → 兵法/競べ馬/五射六科 → 武士道 技芸 → 演芸 → 射法百般
- 一覧表
文化 茶室*1 費用 前提文化 効果 八幡宮 4 4 1000 - 文化施設「八幡宮」が建てられるようになる。 兵法 12 16 10000 八幡宮 足軽戦法の付加効果発生率が上昇する。
教練「剣術」が実行可能になる。競べ馬 12 16 10000 八幡宮 騎馬戦法の付加効果発生率が上昇する。
教練「馬術」が実行可能になる。五射六科 12 16 10000 八幡宮 弓戦法の付加効果発生率が上昇する。
教練「弓術」が実行可能になる。武士道 20 60 15000 兵法
競べ馬
五射六科文化施設「八幡宮」の効果が全国に及ぶようになる。 技芸 4 4 3000 - 教練「鷹狩」「能楽」が実行可能になる。 演芸 4 8 3000 技芸 教練「歌会」「茶会」が実行可能になる。 射法百般 12 20 10000 演芸 鉄砲部隊の拠点への攻撃力が上昇する。
教練「砲術」「設計術」が実行可能になる。合計 80 62000 -
- 評価一覧
文化 評価 備考 八幡宮 ◎ 特に計略戦法を使うと効果を実感できる。
武士道振興以前は侵攻に応じて移設が必要になることに注意。兵法 ○ 勢力ごとの得意兵科を考えて振興順を選びたい。 競べ馬 ○ 五射六科 ○ 武士道 ☆ 八幡宮を移設する手間が省けるのは地味に楽。
複数戦線を同時展開するなら必須。技芸 ○ 自勢力に優秀な教官役がいる場合は早めに振興してもいい。 演芸 ○ 自勢力に優秀な教官役がいる場合は早めに振興してもいい。 射法百般 ◎ 対拠点攻撃力があがるボーナスは大きい。
鉄砲系の大名はぜひ。
- 教練内容
教練 必要
成長力必要文化 効果 鷹狩 5 技芸 統率が上がる 能楽 5 技芸 武勇が上がる 歌会 5 演芸 知略が上がる 茶会 5 演芸 政治が上がる 剣術 20 兵法 足軽の兵科適性が1段階上がる 馬術 20 競べ馬 騎馬の兵科適性が1段階上がる 弓術 20 五射六科 弓の兵科適性が1段階上がる 砲術 20 射法百般 鉄砲の兵科適性が1段階上がる 設計術 20 射法百般 兵器の兵科適性が1段階上がる
教練について
詳細は教練のページを参照してください。
公家文化
- 振興経路
浪士斡旋 → 古今伝授 → 招待作法 → 殿上儀礼 → 和解作法 → 仲立礼式 → 勤皇論 → 聚楽第
- 一覧表
文化 公家館*2 費用 前提文化 効果 浪士斡旋 4 4 1000 - 朝廷「斡旋」が実行可能になる。 古今伝授 4 8 3000 浪士斡旋 同盟相手の技術を使用できるようになる。 招待作法 8 16 5000 古今伝授 朝廷「招待」が実行可能になる。 殿上儀礼 8 24 5000 招待作法 捕虜返還の際に得られる名声が上昇する。 和解礼法 12 36 10000 殿上儀礼 朝廷「和解」が実行可能になる。 仲立礼式 12 48 10000 和解礼法 朝廷「仲立」が実行可能になる。 勤皇論 16 64 15000 仲立礼式 朝廷「朝敵」が実行可能になる。 聚楽第 16 80 15000 勤皇論 文化施設「聚楽第」が建てられるようになる。 合計 80 64000 -
※朝廷コマンドは20日に一回しか実行できない
- 評価一覧
文化 評価 備考 浪士斡旋 ☆ 弱小大名の救世主だが、強力すぎてバランスを崩すおそれも。
人材分布が大混乱を起こすため、国替えとセットを推奨。
AI編集で使用禁止にするのも手。古今伝授 △ 同盟相手次第。 招待作法 ○ 名声を確保できたら、最優先で官位を得たい。 殿上儀礼 × 捕虜返還自体があまり起きないので微妙。 和解礼式 △ 一番使いたい序盤や弱小勢力ではまず使えないのが… 仲立礼式 △ 同盟戦略次第と言える。
でも、これが使える頃には意味が薄い。
連合ENDを目指すなら切り札になる。勤皇論 ☆ 朝敵判定はかなり深刻なので、決まれば大きい。
他勢力にやられる前に仕掛けてしまいたい。
使うまでに最短で4年近くかかるので計画性が大事。聚楽第 △ これが使える頃にはほとんど意味がない。
面倒な時のダメ押しには使える。
- 朝廷外交の一覧
朝廷項目 必要文化 消費貢献度 効果 献上 なし なし 季節ごとの金銭収入の一部を朝廷に献上して「貢献度」を上げます。
この貢献度を消費して、さまざまな朝廷コマンドを実行します。斡旋 浪士斡旋 40 全国に点在する浪人を朝廷に紹介してもらい、登用します。 招待 招待作法 60 招待後の翌季節に朝廷の使者が確実に訪れます。
金銭と引き換えに官位を賜る、もしくは家宝を購入することができます。和解 和解礼法 100 朝廷の仲介で、敵対する勢力と停戦します。 仲立 仲立礼式 150 朝廷に仲立ちをしてもらい、他勢力と同盟を組みます。 朝敵 勤皇論 300 他勢力を"朝敵"にして不利益をもたらすことができます。
- 朝廷貢献度について
- 各季節のはじめ毎に金銭収支の10~20%を朝廷に献上する事で上がる。
- 5%:+10
- 10%:+15
- 15%:+20
- 金銭収支が10000に満たない場合、10~15%に設定しても強制的に5%に設定される。
- 旧作のように、大量の資金を用意し、専門の交渉官に任じて一気に貢献度を上昇させることは出来ない。
5%でいいから開始直後に設定し、前倒しで確実に貢献度を貯めておく必要がある。
- 各季節のはじめ毎に金銭収支の10~20%を朝廷に献上する事で上がる。
- 斡旋について
- 全国に浪人や未発見武将がいない場合は消費された貢献度が返還される。
- 到着に10日かかるため12月20日以降にコマンド実行すれば翌年に登場する武将の斡旋を受けられる。
- 朝敵の効果
- 同盟・停戦の状態が解除される
- 朝敵になっても同盟関係を維持する場合がある (PS3PK、PKS4、COM伊達家に対する朝敵指名でCOM片倉家が関係を維持)。
- 同盟を結べなくなる
- 集落の民忠が減り、最大民忠が90になる
- 朝廷コマンドを実行できなくなる
- 公家が来訪しなくなる
- 包囲網が結成されやすくなる
- 同盟・停戦の状態が解除される
- 朝敵指定への対処
- 朝敵指定の有効期間は二年
- 朝敵は官位「関白」を持つ大名家には指定できない
- 朝敵指定の大名家は難易度・シナリオ不問で一つに限られる
- 先手を打って朝敵指定してしまうのが最大の抑止策になる
- PS3PKでは同時に複数の大名を朝敵にはできないが、時期をずらせば複数回の指名が可能。同一の大名に対しても行える。
寺社文化
- 振興経路
宿院仏師 → 五重塔 → 黄金大仏 宿院仏師 → 大社 → 鎮守祭/財守祭/豊穣祭 → 信仰伝播
- 一覧表
文化 寺*3 費用 前提文化 効果 宿院仏師 4 4 1000 - 村落での開発速度が2倍になる。 大社 8 12 3000 宿院仏師 文化施設「大社」が建てられるようになる。 五重塔 8 12 3000 宿院仏師 文化施設「五重塔」が建てられるようになる。 黄金大仏 12 24 10000 五重塔 文化施設「黄金大仏」が建てられるようになる。 鎮守祭 8 20 10000 大社 祭りで増える、鉄砲、軍馬の生産量が1.5倍に増加する。 財神祭 8 20 10000 大社 祭りで増える、金銭収入が1.5倍に増加する。 豊穣祭 8 20 10000 大社 祭りで増える、兵糧収入が1.5倍に増加する。 信仰伝播 24 60 15000 鎮守祭
財神祭
豊穣祭祭りが必ず勢力すべての国で発生するようになる。 合計 80 62000 - - 祭り:大社を建てた国で毎年9月に発生し、一年間の金銭収入、兵糧収入、生産量が1.2倍になる
- 評価一覧
文化 評価 備考 宿院仏師 ☆ 村落の開発速度が圧倒的に速くなる。 大社 ◎ 祭による収入増加は必須。早めに振興したい。祭の効果は1.2倍。 五重塔 ◎ 引き抜きを阻止できる忠誠率が下がると加増の回数を減らすことができ、金銭収支の改善に繋がる。 黄金大仏 ◎ デメリット無しに募兵量が増やせる。 鎮守祭 ○ 祭りの発生地域で馬や鉄砲を生産するとは限らないため、優先度は低い。 効果は一律1.5倍。~ 財神祭 ◎ 金銭収支が苦しい時は早めに振興したい。 豊穣祭 ◎ 兵糧収入が多ければ多いほど心理的安心感が増す。
優先度は高い。信仰伝播 ☆ 収入の不安が吹き飛ぶ、最強の文化振興。
南蛮文化
- 振興経路
西洋建築 → 近代戦闘 → 城塞 西洋建築 → 要塞聖堂 洗礼 → 教会堂 → 騎士道 洗礼 → 教会堂 → 救済思想
- 一覧表
文化 教会*4 費用 前提文化 効果 西洋建築 4 4 1000 - 砦、櫓、狼煙台の耐久が上昇する。 近代戦闘 8 12 5000 西洋建築 砦、櫓が鉄砲攻撃を行う。 城塞 16 28 10000 近代戦闘 文化施設「城塞」が建てられるようになる。 要塞聖堂 16 20 10000 西洋建築 文化施設「要塞聖堂」が建てられるようになる。 洗礼 4 4 1000 - 攻撃戦法による状態異常にかかる確率が減少する。 教会堂 8 12 5000 洗礼 文化施設「教会堂」が建てられるようになる。 騎士道 12 24 10000 教会堂 拠点と施設の攻撃間隔が短くなる。 救済思想 12 24 10000 教会堂 拠点の闘志上昇量と戦法攻撃力が増加する。 合計 80 52000 -
- 評価一覧
文化 評価 備考 西洋建築 ○ 砦などが目に見えて長持ちするようになる・・・のだが、
耐久力増加に伴い、建築にかかる日数も増える点に注意。近代戦闘 ○ 砦が優秀な防衛拠点に。諸勢力くらいなら迎撃いらず。 城塞 ◎ 敵の移動速度を低下させられる効果は防衛戦において実に強力。 要塞聖堂 ○ 教会数が少ない場合は耐久力が高い砦として活用できる。 洗礼 ☆ 常時発動するため、最優先で。 教会堂 △ 拠点・施設の攻撃で敵部隊を壊滅させる機会は思いのほか少なく、効果を感じにくい。
この施設が真価を発揮するのは騎士道・救済思想・近代戦闘を振興してから。騎士道 ○ 砦が優秀な防衛拠点になるが、他文化に比べると優先度は低め。 救済思想 △ 拠点での戦いは可能な限り避けたい。
文化施設一覧
文化施設 | 効果 |
---|---|
八幡宮 | 戦法による状態異常を軍勢の複数の部隊に与えられるようになる。 茶室の数に応じて、状態異常にできる部隊数が増える。 建設国とその隣接国までが対象となる。 |
聚楽第 | 支配している諸勢力がすべてお抱え衆となる。 公家館の数に応じて依頼費用が減る。 |
大社 | 勢力内の拠点で祭りが発生するようになる。 寺の数に応じて、大社を建造した地域と隣接する地域での祭りの発生率が上昇する。 |
五重塔 | 忠誠・民忠の値が低くても、引抜・扇動を受けないようになる。 寺の数に応じて、効果が上昇する。 |
黄金大仏 | 兵舎・道場の募兵量が上昇する。 寺の数に応じて募兵量が増える。 |
城塞 | 効果範囲内の敵部隊の移動速度を下げ、鉄砲攻撃を行う。 教会の数に応じて攻撃力が上昇する。 |
要塞聖堂 | 効果範囲内の敵部隊の士気を下げ、弓で攻撃する。 教会の数に応じて攻撃力が上昇する。 |
教会堂 | 拠点、施設の攻撃で壊滅させた部隊の傷兵を吸収できるようになる。 教会の数に応じて効果が上昇する。 |
- 文化施設の設置には、前提として同名の文化振興が必要。
- 建設費用は一律5000。
- 砦と同じく、他の施設と隣接して建てることはできない。
- 各種文化施設は、一大名家当たり一つしか建設できない。
- 効果範囲の狭い施設(武士道を振興していない八幡宮や要塞聖堂・要塞)は、定期的に移設が必要となる。
- なお、これらも各国の施設設置数上限(一カ国当たり10)に含まれる。
- 必要な数の名声施設を失うと、その時点で対応する文化施設は自動的に撤去される。
過剰文化施設と追加効果
それぞれの文化施設を過剰に建設すると、建てた数に応じて追加効果が現れる。
効果は80(全文化振興に必要な値),100,110,120,130,140,150の時に上昇する。
過剰に建てた数と追加効果の量との関係は不明。
文化施設 | 追加効果 |
---|---|
茶室 | 戦法による状態異常の発生率が上昇 |
寺社 | 黄金大仏の募兵量が上昇、大社の祭り発生率が上昇、 五重塔の阻止効果が強化(基本的には忠誠度95までだが、最低90まで拡張される) |
公家 | 諸勢力への依頼料の軽減 (依頼料の下限は3000固定、諸勢力兵力がMAXで6000固定) |
教会 | 軍事施設の攻撃力、傷兵吸収量が上昇 (城塞、要塞聖堂、教会堂) |