Tier 4 イギリス 中戦車(プレミアム)
スペック
車体装甲厚(mm) | 65/45/45 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 4~6 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
最高速度(km/h) | 前進 | 60.4 | ボーナス | シルバー | 26% | |
後退 | 20.0 | 車輌経験値 | 55% | |||
隠蔽率(m) | 静止時 | 349.81 | 搭乗員経験値 | 0% | ||
移動時 | 373.90 | フリー経験値 | 5% |
パッケージ
Sentinel 1,200G |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
Sentinel | Cadillac "75" x3 | QF 2-pdr Mk. X-A | AC 1 Sentinel | AC 1 Sentinel | 370 | WS No. 19 Mk. II (Aust.) | |
330 | 40 / [36.67] | 65/65/65 | 450 | ||||
11.81 | 1.1/1.2/2.2 | 44 | 350 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
砲性能
主砲性能 | ||||||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 攻撃半径 | 砲弾速度 | 砲弾射程 | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
QF 2-pdr Mk. X-A | AP APCR HE | 30 3G 15 | 88 121 23 | 45 45 60 | --- --- 0.35 | 792 990 792 | 720 720 720 | 26.09 | 1,174 | 1.90 | 0.37 | 130 | +20 -10 |
解説
- 概要
Tier 4イギリスプレミアム中戦車。
オーストラリア陸軍*1に量産配備されていた巡航戦車である。
マッチング優遇はなく、Tier6戦車ともマッチングする。
実際には英国版アヒルである。 - 火力
- QF 2-pdr Mk. X-A
英国おなじみの2ポンド砲で、単発火力が低い代わりに連射力が高い。
…高いのだが、単発火力が低すぎるため肝心のDPMは壊滅的。
貫通力もギリギリTier相応といった程度しかなく、火力面には期待できない。
PC版とは違い装填時間に照準時間が勝っているので連射に追いつかないというチグハグさはない。
- QF 2-pdr Mk. X-A
- 装甲
前面65mmとイギリスらしい装甲で防御姿勢を取れば格下や同格の攻撃は防ぐことができる。
言うまでも無く格上の攻撃を防ぐのは難しい為、マッチング相手を見て前に出ても大丈夫か判断しよう。
車体前面の突起した部分は判定は無く根元もキッチリ65mmあるため弱点ではない。
Tier6の課金戦車AC 4 Experimentalと同じ車体と砲塔なので、Tier4にしては重装甲であり、Tier5中戦車並である。
特に前方特化ではなく、正面はTier相応であるが、側面背面は同格と比べてかなり厚い装甲を持っている。 - 機動性
前述の通りAMX 40と同様、エンジン出力が足りず最高速は飾り。
下り坂では最高速を発揮することが出来るが、平坦路では半分の30km/h前後がやっとである。
Matildaより機動力はあるが英国のTier相応と割りきったほうが無難である。 - 総論
MatildaやフランスのAMX 40から、装甲を若干削った代わりに機動性を若干向上させた車両といえる。
火力の面では単発火力もDPMも貫通力もないという、前述の2両の悪いところを総取りしたような性能となっており、運用には苦労するかもしれない。
課金戦車の利点であるクレジット稼ぎ能力を活用し、課金弾などを積極的に使用していこう。
俯角や視認範囲は優秀であることから、視界を強化し味方と連携して丁寧に運用するしかないだろう。
Vanquisher Sentinel AC I
スペック
車体装甲厚(mm) | 65/45/45 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 4~6 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
最高速度(km/h) | 前進 | 60.4 | ボーナス | シルバー | 26% | |
後退 | 20.0 | 車輌経験値 | 55% | |||
隠蔽率(m) | 静止時 | 337.96 | 搭乗員経験値 | 0% | ||
移動時 | 362.05 | フリー経験値 | 5% |
パッケージ
Vanquisher AC I 2,200G |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
Vanquisher AC I | Cadillac "75" x3 | QF 2-pdr Mk. X-A | AC 1 Sentinel | AC 1 Sentinel | 370 | WS No. 19 Mk. II (Aust.) | |
330 | 40 / [36.67] | 65/65/65 | 450 | ||||
11.81 | 1.1/1.2/2.2 | 44 | 350 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
砲性能
主砲性能 | ||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 攻撃半径 | 砲弾速度 | 砲弾射程 | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
QF 2-pdr Mk. X-A | AP APCR HE | 30 3G 15 | 88 121 23 | 45 45 60 | --- --- 0.35 | 792 990 792 | 720 720 720 | 26.09 | 1,174 | 1.90 | 0.37 | 130 | +20 -10 |
解説
特殊塗装版。Vanquisherとは征服者、覇者など武力で勝利を勝ち取った者の事を指す。
塗装は迷彩を兼ねており、新たに塗装を施すことはできない。
隠蔽率以外の性能は同様。
史実
1940年11月、試作案であるAC IはオードナンスQF2ポンド砲を装備したデザインに始まった。
初めに意図した設計は正統派の巡航戦車を目指したものであった。
オーストラリア軍の巡航戦車はカナダ軍のラム巡航戦車のようにアメリカ軍のM3中戦車のエンジン、変速機、下部車体、砲塔を基礎に用いた。
さらにイギリス軍のクルセーダー巡航戦車の設計に沿い、一体構造で作られた上部車体と砲塔を組み合わせた。
1942年までにはドイツ軍の戦車に対抗できるよう、設計仕様がよりアメリカ軍の中戦車に近くなった。
オーストラリア軍の巡航戦車MK.I、つまりAustralian Cruiser Tank Mark.I (略してAC I) は1942年の2月にセンチネルと名付けられた。
1942年8月、シドニー近郊のチュローラ戦車製造会社(Chullora Tank Assembly Shops)で量産が開始された。これらの建物は試験場としても使用された。
他の戦車の設計から取り入れられる個所には既存の部品を用いた。
また、当時のオーストラリアが持っていた機械加工能力に適合させるため、必要な場合には部品を単純化した。
車体と砲塔は一体成型の鋳造であった。この時代、その技術はほかの戦車には用いられていなかった。
オリジナルの車輌はQF 2ポンド砲を備え、後にQF 6ポンド砲に換装された。しかしながらこれらのどれも利用できず、初期の65輌は2ポンド砲を装備した。
2挺のヴィッカース機関銃は副兵装として装備された。1挺は車体に、2挺目は主砲と同軸に装備された。
28tの戦車の適当な動力源として、プラット・アンド・ホイットニー R-1340単列星型ガソリンエンジン、またはギバーソン(Guiberson)星型ディーゼルエンジンがあったが、オーストラリアではこれらを使用することはできなかった。
そこでセンチネルは、3基のキャデラックV8エンジンを動力とした。
これはペリエ-キャデラックと呼ばれ、排気量17.1L、24気筒のエンジンを構成した。
ガソリン自動車用のキャデラック 346 in³(5.7L)V型8気筒エンジンをクローバーの葉に似た形で配置し、3基のエンジンはギアを介して共通のクランクケースに納められた。
このエンジンのいくつかの箇所はアメリカのM3中戦車とM4中戦車の発展型で使われるクライスラーA57マルチバンクエンジンと非常に類似していた。
センチネルは1943年6月までに65輌の生産が完了した。