Tier 10 イギリス 重戦車
スペック
車体装甲厚(mm) | 85/51/25 | 本体価格(シルバー) | 6,100,000 | |||
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最高速度(km/h) | 前進 | 42.0 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 10~11 | ||
後退 | 15.0 | 派生元車輌 | Conqueror | |||
発見距離(m) | 静止時 | 402.34 | ||||
移動時 | 423.67 |
パッケージ
Chieftain E:255,000 S:6,100,000 |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
Chieftain | Leyland L60 No. 4 Mk. 13A | 120 mm Tank Gun L11A1 | Chieftain Mk. 6 | Chieftain Mk. 6 | 2,200 | C42/B47 AFV stations complete | |
750 | 40 / [33.37] | 250/185/30 | 750 | ||||
13.64 | 0.8/1.0/1.7 | 34 | 400 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
砲性能
主砲性能 | ||||||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 攻撃半径 | 砲弾速度 | 砲弾射程 | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
120 mm Tank Gun L11A1 | APCR APCR HESH | 1,050 12G 950 | 270 326 140 | 400 400 515 | --- --- 2.42 | 1,372 1,350 671 | 720 720 720 | 7.27 | 2,908 | 1.50 | 0.32 | 64 | +20 -10 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
※緑字:改良砲塔
解説
- 概要
Tier 10イギリス重戦車。
戦後イギリスが運用したMBTA41 センチュリオンと重戦車FV214 コンカラーの統合を目的に開発された車輌。
FV4202 (P)は開発上で生まれた姉妹のような存在。
同じ車体を使用してる車輌としてChieftain/T95がいる。 - 火力
- 120 mm Tank Gun L11A1
コンカラーの120 mm Gun L1A1とは異なる新型の120mm砲が搭載されている。
120 mm Gun L1A1と比較すると発射速度・照準時間が向上しており、DPMは2,908とT-62Aとほぼ同等。
装填時間は100%乗員+装填棒+換気扇+戦友込みで6.81秒まで短縮可能となっており、この場合のDPMは3,520に達し重戦車としては驚異的な数値を誇る。
拡散率はコンカラーから据え置きとなっているが、照準時間は1.5秒に短縮されTier10車輌の中ではトップクラス、精度も0.32と高めになっている。
おまけに俯角も-10度まで取れるようになり、砲塔旋回時の拡散も小さい事から近距離での咄嗟射撃から遠距離狙撃まで難なくこなせる非常に扱いやすい砲となっている。
砲弾には他の重戦車と異なりAPDSが使用されており、通常弾は高初速・高貫通力の物が使用可能となっている。
課金弾は初速が僅かに低下する代わりに貫通力が向上した物だが、貫通力の伸び自体は低めである。
このため他の車輌では安定して貫通可能な部位*1であっても貫通出来ない場面が出てくる。
榴弾は高Tierイギリス戦車定番のHESHで140mmとかなり高い貫通力を持つが、初速は低く山なり弾道となっているため偏差射撃時や遠距離目標への射撃の際には注意が必要となる。
この特性を踏まえた上で装甲の薄いLeopard 1やFV4005を見かけたら是非撃ち込んであげよう。
- 120 mm Tank Gun L11A1
- 装甲
- 車体
前面は上部85mm、下部76mmと重戦車にあるまじき薄さだが、砲塔付近だけは152mm~127mmとなっており、またその下の狭い範囲と車体両端は65度以上の傾斜がついた85mmなのでこの部分は同格の課金弾でも弾く可能性がある。
ただしそれ以外は傾斜の緩い先端部が91mm、中央の傾斜60度の部分が最大で178mm程度となっており、その左右の傾斜がやや強くなる部分でも196mmの厚さしかないために、貫通力200mm以上のAPを安定して弾くことは難しい。
また車体には弾薬庫*2が敷き詰められた状態で存在し、モジュール耐久値も低めとなっていることから貫通されるとほぼ毎回弾薬庫が損傷する。
更に履帯上の張り出しにも燃料タンクが収められている。
張り出しの装甲厚は114mm、傾斜がそこそこ急なので真正面なら弾くが、ほんの僅かに角度が緩くなっただけで容易に貫通される上にこちらもモジュール耐久値は低いので炎上する危険性が高い。
側面は上部が前部76mm、後部51mm、下部が51mm+装甲スカート6mm+履帯25mmで最大82mmと中戦車程度の厚みしかない。
スカートはHEやHEATに対して一定の防御力が期待できる。バフ前は6mmの空間装甲扱いであったがバフ後は20mm空間装甲となっている。
側背面は機動戦車には付きものの軽装甲のため容易に抜かれる。 - 砲塔
前面は向かって右側が250mm~175mmとなっており、傾斜込みで最も薄い部分でも298mm程度の装甲厚があり殆どの部分が300mmを超えている。*3
バフ前は左側の大部分を占める傾斜部の装甲厚は140mmしかなく、傾斜も54度と緩いため貫通力250mm以上であれば貫通可能であったが、
バフ後は傾斜部の装甲厚が185mmとなり、砲身上は傾斜込みの実質装甲307mmほど、左側が実質装甲317~350mmほどとなり頭出しをしても容易に抜かれない硬さとなった。
その上にあるキューポラはバフ前は140mmと大きな弱点となっていたが、バフ後は230mmと大幅に強化され真正面を抜かない限り弾かれる可能性が高い。
格下でマッチングした場合、唯一の弱点であったキューポラを抜きにくくなったことでハルダウンした車輌には対応が難しくなった。
真正面を狙われた場合、砲身下の垂直部は350mmあるため中戦車や重戦車のHEATは防げる。
- 車体
- 機動性
最高速度は46km/h*4でエンジン出力は750hpとコンカラーと比較すると200も低下してしまった。
バフ前は加速の鈍さに加えて履帯の走破性も悪化しており、整地でなければ最高速度を発揮するのは難しかった。
バフ後は履帯性能が大幅に強化されており快速中戦車なみの機動力を手に入れた。
車体の旋回速度は同格重戦車の中で最も速いが、砲塔の旋回速度の遅さで相殺されており、おまけにディーゼルエンジンのためガソリンを積んで強化することも出来ない。
このように機動力に関しては散々だが、オフロード走行、及びクラッチの名手を習得した状態であれば不整地でも最高速度を維持することが可能となっており、これらのスキルを取得した状態であれば総合的な機動力はコンカラーを上回る。 - 総論
2021/10/25のアップデートで大幅にバフされたため、今までの中途半端な重戦車から前線でも戦える機動重戦車へと生まれ変わった。
金弾の貫通力が310mmから326mmとなり敵車輌への貫通が安定した。
足回りも最大速度46km/h・視認範囲400mに向上。
全体的にはValour T95/FV4201 Chieftainにより近い性能となった。
史実
より大型で強力なソ連の戦車の存在が明らかになったことに伴い、センチュリオン (Centurion) の後継車輌が必要である、という結論に至った。
設計作業は 1958 年に開始され、1963 年に正式採用された。
そしてその当時には、このチーフテン (Chieftain) こそが武装と装甲の両面において NATO 軍最強の戦車であったが、初期モデルはエンジンの問題を抱えていた。
チーフテンには様々な改良が施され、派生型も各種登場し、1980 年代に後継であるチャレンジャー 1 (Challenger 1) が登場するまで第一線で運用され続けた。
中東にも輸出されて配備され、その一部は今でも現役で運用されている。
コメント
- 悪くない機動力に弱点狙えばタイマンでも普通に強車輌になる -- 2019-08-12 (月) 06:23:29
- もう少しモジュール配置が良ければ扱いやすいのに…油断するとすぐ何かしら壊れる -- 2019-08-15 (木) 19:16:29
- 対面に高精度車両が居るとキューポラをガスガス抜かれる。極力平地で戦わない事を意識すれば弱点は気にならないが、街Mapなどに向かわざるを得ない状況で、近くに防御特化の車両が弾受けしてくれない場合苦戦を強いられる。それなら一発受けて2発入れるムーブをすれば…と思うかもしれないが、対面も一両とは限らず、脆弱な弾薬庫がすぐ壊れる為厳しくなりがち。足がSコンよりあるのでポジショニングの幅を広く判断する事が求められる。 -- 2020-10-17 (土) 17:29:12
- 弾薬庫の脆さに目をつむり、拡張パーツを機動性向上2種つけることでなかなかよく動く -- 2021-05-24 (月) 18:13:16
- アプデ後は高弾道の自走砲なら見てから回避でも直撃は避けられるようになった。底弾道の自走砲の場合、移動回避が間に合わずとも優秀な車体旋回速度があるので装甲の硬い面で受けることができた。やはりこの戦車に足りなかったのは速度であったか… -- 2021-11-03 (水) 10:31:29