ISU-122

Last-modified: 2025-12-21 (日) 05:18:01

ソビエト RankIV 駆逐戦車 ISU-122

概要

強力な122mm砲を搭載したソ連の駆逐戦車。200mmの貫徹力と246gの炸薬で「抜けばワンパン」を実現する。

機体情報(v1.21.3.27)

必要経費

必要研究値(RP)***
車輌購入費(SL)****
レベルMAX(GE)***
プレミアム化(GE)1,320

報酬・修理

SL/RP倍率1.5
修理費用4

車両性能

項目数値
砲塔旋回速度(°/s)7.0
俯角/仰角(°)-3/22
リロード速度(秒)
(スキルMAX)
26.0
スタビライザー/維持速度(km/h)無し / -
車体装甲厚
(前/側/後)(mm)
90 / 90 / 60
砲塔装甲厚
(前/側/後)(mm)
90 / 75 / 60
重量(t)46.0
エンジン出力(hp)520
2,200rpm
最高速度(km/h)39/-15
視界(%)83
乗員数(人)5

武装

名称搭載数弾薬数
主砲122 mm A-19C cannon130
機銃12.7 mm DShK machine gun1250

弾薬*1

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名称砲弾名弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(kg)
初速
(m/s)
貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m
122 mm
A-19C
BR-471APHE25.00.246795205201182161143
BR-471BAPHEBC25.00.246795205203191178166
OF-471HE25.03.679537

装備

設置場所装備名説明
車体外部装甲正面下部に30mmの履帯装甲

研究ツリー

前車両ISU-152?
次車両T-34-85
SU-100

解説

特徴

似た名前のSU-122Pと比べると、ベース車体がISシリーズなので約2倍の後退速度を持っている。

 

【火力】
IS-2などが装備するD-25の元となったA-19を装備している。
しかしSU-122Pでは使えていたBR-471Dという弾が使えなくなってしまっている。しかしBR-471Dは戦後弾なので、戦中戦車である本車が使えないのは仕方がないのだが。ならなんであいつは使えるんだ?
とはいえBR-471Dがなくとも、最大貫徹力205mmのBR-471Bは、格上相手にも余裕で通用する火力なので些細な問題だろう。
APCBCであるBR-471Dより、APHEBCであるBR-471Bの方が垂直装甲に対する貫徹力、傾斜への耐性で勝っているので、開発が完了次第BR-471Bで良い。
そして装填速度だが、SU-122Pが21.7秒なのに対して本車は26.0秒とかなりの差がある。これに関しては21.7秒で122mm砲を撃てるSU-122Pがおかしいだけで、格上のIS-2と比較すると1.1秒早く撃てる。

また本車はSU-122Pには無かった12.7mm DShK機銃を天板に乗せているため障害物の破壊やオープントップ車両の対処が可能となっている。

 

【防御力】
SU-122Pと比べると、防御力は上がったが車高が高くなっているので、被断面積も増えてしまっている。またISシリーズの必須技術であったエンジンガードも、駆逐戦車なので当然出来ない。しかし車体が広くなった事で弾薬庫配置が改善されているため、1発程度なら生き残れるかもしれない。
しかし車体正面上部も下部も90mmの傾斜装甲なので、ある程度は抜かれにくくなっている。同格にティーガーがいるのは気にしない

 

【機動力】
加速力と最高速度こそSU-122Pに劣っているものの、後退速度が-16kn/hと2倍の後退速度を有している(SU-122Pは-8km/h)。とはいえ重戦車な上、ベース車体のIS-1からから2tほど重量が増しており、出力も下がっていので動きがとてももっさりしている。そのため移動や陣地移動に苦労することも多いだろう。

 

史実

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チェリャビンスクに疎開していた第100キーロフ工場では、KV重戦車の後継となる新型重戦車ISの開発と、このIS重戦車が実用化されるまでの繋ぎとしてKV-85重戦車の生産を行っていたが、同工場に置かれた第2特別設計局(SKB-2)はIS重戦車の開発を1943年11月に完了した。
戦車生産委員会は引き続きIS重戦車の車体を流用して、28.8口径152mm加農榴弾砲ML-20Sを限定旋回式に装備する火力支援自走砲を、「ISU-152」の呼称で開発するようSKB-2に命じた。
さらに、このISU-152重突撃砲の車体と戦闘室をそのまま用いて、122mm野戦加農砲M1931/37を車載用とした46.3口径122mm加農砲A-19を限定旋回式に装備する駆逐戦車型への発展を指示し、その具現化として登場したのがISU-122重駆逐戦車(オブイェークト242)である。
ISU-122重駆逐戦車の戦闘室はISU-152重突撃砲と全く同じものがそのまま流用され、主砲を換装しただけである。
併せて、戦闘室内の主砲弾薬ケースが122mm砲弾専用のものに改められている。
主砲の122mm加農砲A-19は弾頭重量25kgのBR-471徹甲弾を使用した場合、砲口初速780m/秒、射距離1,000mで161mmのRHA(均質圧延装甲板)を貫徹可能であった。
しかし尾栓が隔螺式のために、発射速度が1.5~2発/分と遅いのが欠点であった。

ISU-122重駆逐戦車は、122mm戦車砲D-25T(元々A-19の改修型)を全周旋回式砲塔に搭載するIS重戦車の車体に、なぜ122mm加農砲A-19を限定旋回式に搭載するのかと、存在理由が謎とされていたことがある。
しかし、開発当初のIS重戦車は85mm戦車砲搭載を予定していたこと、および、152mm加農榴弾砲ML-20と共用できる砲架を用いた122mm加農砲A-19の砲身生産に余力があったこと等の事情により、強力な搭載砲を持つ重自走砲を1両でも多くとの前線の希望に沿うために、ISU-122重駆逐戦車が開発されたというのが真相である。

ISU-122重駆逐戦車の生産は1943年末に開始され、1944年に入り122mm戦車砲D-25T搭載のIS-2重戦車の量産が開始された後になっても本車の量産は継続され、ISU-152重突撃砲と合計で独ソ戦終結までに4,075両が生産された(両型の内訳は不明)。
そしてISU-152重突撃砲と同じく、当初は軍団直轄独立重自走砲連隊(21両)、1944年11月からは戦車軍直轄独立重自走砲旅団(65両)に編制され、ドイツ本国への反攻で活躍した。

ISU-122重駆逐戦車は、ISU-152重突撃砲と比べてより明確に対戦車任務に重きを置いて運用された。
例えば、独ソ戦末期のソ連戦車軍は独立重自走砲旅団数個を持っていたが、堅固な防御拠点攻撃にはISU-152編制旅団を、そして機甲部隊の反撃が予想される戦線側面にはISU-122編制旅団を、その他の特別戦車駆逐旅団(各種の対戦車砲兵多数で編制)と共に配置するといった具合であった。
この運用によりソ連軍は、強力な戦車(パンター中戦車やティーガーII重戦車等)を先頭としたドイツ軍機甲部隊の反撃を幾度か粉砕することに成功している。
こうした対戦車戦闘においてISU-122重駆逐戦車の、弾頭重量25kgの凄まじいエネルギーを持つ徹甲弾を発射する低伸性が良い122mm加農砲の威力は絶大だった。

重量25kgの徹甲弾が命中した場合、ティーガーII重戦車でも装甲内面が剥離して吹き飛んだり、砲塔が旋回不能になる等大損害が避けられなかった。
その上、IS重戦車とは異なり装填手2名が配置されているため、発射速度が早いのも特徴であった。

小ネタ

外部リンク

 

公式Devログ

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

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*1 爆薬量はTNT換算