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Last-modified: 2021-06-22 (火) 12:36:36

1943年 大英帝国 航空母艦 イラストリアス級

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期間限定の課金艦として実装されたイギリスツリー高ティア空母。
格納庫を装甲ボックス化することにより強固な防御力を手にした装甲空母として有名であり、実際この艦級で航空爆撃により致命的な損傷を負った艦は一隻もなかった。ただしWWBでは……
その一方で一段式の格納庫が災いし、艦上機搭載数は日米の正規空母群と比較してかなり少なかった。
前級のアーク・ロイヤルと比較すると、重心の低さが良く分かる。

他画像

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巡航速度+4%、加速度+4%の効果を持つ史実の塗装パターンの迷彩(欧州艦らしい明暗のコントラストが美しい迷彩である)
機動性全振りなため未改装状態でも30ノット以上発揮させることができる
実装当初は巡航速度+12%、加速度+10%というとんでもないバフ効果だったのだが、迷彩の有無でこれだけ差が付くのはよろしくないと判断されたらしく控えめな性能に落ち着いた。

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Ver.2.00.032までの母港画像。

基本性能

※括弧がある欄は【改修後の数値(初期値)】

年代1943国家大英帝国
艦種空母対潜×
耐久値26880(24000)戦闘成績(BR)450
無装甲排水量(t)7819無装甲速力(kt/h)37.0(33.0)
基準排水量(t)23119最大速力(kt/h)30.7(27.4)
最大排水量(t)25000最大舵角55.0(50.0)
可視距離(km)13.4(12.5)格納庫容量6200
最大搭載機数70編隊数8
アンロック費期間限定課金購入費用180000S

装甲防御

※単位はインチ(in)表示

防御区画前部中部後部装甲重量(t/0.1in)
甲板部3.03.03.080
舷側部4.54.54.560

搭載武装

主砲(1~8)名称火力射程
距離
(km)
装填
速度(s)
旋回
速度(°/s)
重量(t)貫通力基本弾数(HE/AP)
45口径 10.1cm(4inch) MarkⅢ 連装速射砲40012.64106655150(AA)/150
主砲(9、10)名称火力射程
距離
(km)
装填
速度(s)
旋回
速度(°/s)
重量(t)貫通力基本弾数(HE/AP)
11.4cm(4.5inch) 連装両用砲45019.06209030100(AA)/100

艦載機

機種名称耐久攻/防航続時間
(sec.)
巡航速度
(km/h)
海面視界
(km)
空中視界
(km)
機体重量
(t)
格納庫容量追加装備火力装備重量
(kg)
艦戦フルマー Mk.Ⅱ650200/480125543713.513.8380507lb HE爆弾1630230
シーファイア Mk.Ⅲ635425/3804255896.26.93120---
マートレット Mk.Ⅱ645200/35066253112.912.9380---
マートレット Mk.Ⅳ680300/4006245155.03.0380---
ヘルキャット F Mk.Ⅰ680300/4655755635.03.0000---
コルセア F Mk.Ⅱ680300/4206285917.87.3000---
艦爆スクアMk.Ⅱ580100/4007003626.26.2280507lb AP爆弾2120230
507lb HE爆弾1630230
艦攻ソードフィッシュ Mk.Ⅰ38025/2007202378.38.526018in Mkⅷ 航空魚雷1650784
18in Mkⅺ 航空魚雷2000784
アルバコア58025/3107202597.97.948018in Mkⅷ 航空魚雷1650784
18in Mkⅺ 航空魚雷2000784
バラクーダ Mk.Ⅱ600100/4206803676.55.849018in Mkⅷ 航空魚雷1650784
18in Mkⅺ 航空魚雷2000784

部品改修

改修段階火力索敵速度装甲
射撃管制装置(主砲射程距離+13%)逆探(スキル『対艦通信士』アンロック+1%)ボイラー(巡航速度+12%)ダメージコントロールシステム(スキル『応急修理』アンロック)
新式炸裂榴弾(榴弾ダメージ+12%)電波探信儀(理想発見距離+7%)注排水装置(スキル『機関全速』アンロック)水密隔壁(浸水発生率-15%)
改式榴弾(榴弾発火率+12%)精密探信儀(強制発見距離+6%)舵輪(最大舵角+10%)耐火コーティング(火災発生率-20%)
主砲装填装置(主砲装填時間-15%)特殊塗装(隠蔽性+7%)新型艦首(旋回抵抗-9%)傾斜装甲(装甲HP+12%)
××変速機(加速性能+10%)船体強化(HP+12%)

立ち回り

イギリスツリーで2隻目の空母となる本艦は、大量の新型機を引っさげて実装された。
しかし、史実よりは多くされているが艦載機の搭載可能数に対して格納庫容量は不足気味。バランス良く艦載機をセットすると中途半端な編成になりやすい。
目的を絞り込んで機種を少なめにし、1機種当たりの機数を多めにした方がいいだろう。

航空兵装

アーク・ロイヤルから引き継いだ艦載機に加えて新型機も多数搭載している。
艦戦のうちシーファイアは燃料を除けば非の打ち所がない高性能を誇るものの、編成数が6機と少ないため、マートレットなどの他機種と織り交ぜて戦闘を行うといいだろう。そうするとキルスコアも伸びやすい。
だが、F4Uなどの高速機には苦戦を強いられるので、相手の空母や機種を見極めて戦うことも頭に入れておいたほうが良い。

雷撃機ではバラクーダが優秀で、他国の空母の攻撃機と同じ使い方で戦えるのでおすすめである。むしろ他二機種の複葉雷撃機の扱い方が特殊なだけかもしれないが

艦載機画像

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アーク・ロイヤルに搭載されている艦載機。
ソードフィッシュ、フルマー、スクア、マートレット2種類の計5機種である。

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シーファイア
航続距離こそやや短いものの非常に高い性能を持つ。
零戦には乱戦もしくは一撃離脱を、烈風やコルセアなどには旋回戦で戦うと数で劣っていても優位に立つことができる。

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アルバコア
ソードフィッシュの上位互換となる雷撃機(性能が中途半端な上に↓がいるためぶっちゃけ使う意味は…)

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バラクーダ
アルバコアの後継機であり英空母の攻撃機で最も優れた性能を持つ。

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米国からの輸入品F6FヘルキャットおよびF4Uコルセア。性能はそれぞれF6F-3、F4U-1Aと同一。
シーファイアを除き低速機体ばかりの英空母にとっては有難い高速機。

備砲・対空

・対艦火力
空母が搭載する砲は全て副砲扱いにされたため、散布界が広くなり命中率が低下した
4インチ両用砲と4.5インチ両用砲の2種類が搭載されている。
小口径砲のため申し訳程度の火力しかないが、いずれも連装砲であり砲門数自体は空母の中でも多い部類。
レンジャーなどの防御力の低い空母や駆逐艦に対しては有効打を期待できるので、航空攻撃で仕留め損なったりした場合は本艦の機動力を活かして近接戦闘を行うこともありだろう。

・対空火力
搭載している砲全てを対空砲として使用可能。
連射能力が高いため、照準さえしっかり付けられれば側面から接近する敵機に対してはかなり高い制圧力を誇る。特に連装砲を六基搭載している右舷側には防空巡洋艦顔負けの弾幕を張ることが出来る。持ち前の機動力も合わさり、対雷撃機では場合によっては敵編隊を半壊させつつ魚雷を躱し切ることも不可能ではない。
とは言え対空砲の死角となる艦首側から突入してくることが多い艦爆や、高速で飛び回る艦戦に対しては効果を発揮しにくいので、基本的には直掩機がいた方が良い。

装甲

舷側装甲は空母としてはやや厚い程度だが、甲板は3インチと装甲空母らしい厚さを誇る。
だが、装甲耐久や強度はそこまで高くないので過信は禁物である。甲板装甲は嵩張るが、急降下爆撃対策としてある程度は積み増ししておいた方が良い。

機動性

デフォルト状態ではボイラーを搭載しても31ノットに届かず、速力は空母の中では中間値くらいとなる。しかし舵角はかなり広く転舵反応も鋭敏で、さらに部品として注排水装置を開発できるため速度ブーストが可能、と機動力は総じて非常に優秀な部類と言える。
これに加えて、迷彩とイギリス専用の星4船員を合わせると強力な高速艦に生まれ変わる。満載した場合の低速化もそれほど心配することはないだろう。

総評

搭載数と格納庫容量の関係で艦載機の選定に苦労はするが、逆に言えば自分の運用思想を反映しやすいということである。
それ故に戦闘時に迷いが生じにくいため、他の空母と比較してもスムーズな運用が可能である。
戦闘機による空戦と並行して爆撃機・攻撃機をほぼ同時に運用するという負担の大きい作戦も遂行しやすい。ベテランが乗れば脅威になり、期間限定販売のしかも課金艦という制約はあるものの、飛龍加賀ホーネット等と並んで空母初心者が初めて触れてみる艦としてもおすすめできる。


歴史背景

[添付]



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