侍祭

概要

分割された山札の一つである卜占官の2番目のカード。手札のアクションカードか勝利点カードを金貨に変換する効果と、自身を廃棄し卜占官を獲得する効果を持つ。
屋敷を金貨にできれば強いが、確実に手札に揃うかは運が絡む上、分割された山札の特性上、基本的にデッキ2巡目に混ぜるのが難しいので、圧縮効果としては弱い部類になる。
同じ卜占官のサプライの山にある薬草集めで金貨をサーチ＆デッキを回転させることで使用回数を稼ぐなどの工夫が必要だろう。

利用法

• 侍祭は銅貨を廃棄できないので、銅貨廃棄する手段も併せて用意したい。
  • 銅貨廃棄でデッキ内金量が下がっても、屋敷と侍祭が揃う確率が上がる＝金貨獲得でデッキ内金量が上がる、はずなので、生徒などで続々と銅貨を廃棄するか、香辛料商人などで銅貨を回転力に変換する方針が良いだろう。
• 廃墟を金貨に変換できるので、侍祭を用いるゲームでは廃墟撒きカードの価値が下がると言える。
• ある程度早い段階で金貨を手に入れられるので、陣地や軍団兵を活用しやすくなる。
• あまりたくさんデッキに積んでも回せるカードではないので、サプライに侍祭がいる時には空廃棄するのも選択肢。
  • ただし、女魔導士争奪戦に出遅れないように侍祭が切れるタイミングに注意。
• 自身を廃棄することを選べるため、仕事が終わった後で邪魔になることがないのは廃棄系カードとして嬉しいポイント。
  • 廃棄時には卜占官のカードを1枚獲得できる。劣勢な状況からでも侍祭を廃棄して女魔導士や女予言者を獲得することで起死回生を狙える、かもしれない。
  • そこまで極端でなくとも、高めのコストを踏み倒して女魔導士や女予言者を獲得できる性質は場合によっては有用である。
    アクション権に余裕が出そうな場合であれば、金貨獲得の方をむしろ揃えばラッキー程度のおまけと考え、侍祭を卜占官専用の祝宴感覚で採用することも考えられる。

詳細なルール

• アクションまたは勝利点カードを廃棄した場合、金貨を獲得しないことは選べない。
• 侍祭を廃棄した場合、卜占官を獲得しないことは選べない。
• 侍祭を廃棄できない場合、卜占官は獲得できない。
  • 玉座の間などで複数回使用し1回目で自身を廃棄した場合、2回目は廃棄できず卜占官を獲得できない。
  • ネクロマンサーなどで場にない侍祭を使用した場合、自身の廃棄には失敗し、卜占官を獲得できない。

関連カード

余談

• 読み方は「じさい」。
  • ローマ・カトリック教会においてホスチア (聖体) の保全とミサの準備を司る人。現在では司祭叙階への単なる形式的一段階にすぎなくなっている。 (コトバンクより引用)

コメント