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モンスター/ベリオロス

Last-modified: 2017-05-13 (土) 23:58:46
種族
飛竜種(竜盤目 竜脚亜目 (不明) 前翼脚竜上科 ベリオ科)
別名
氷牙竜(ひょうがりゅう)
英語表記
Barioth
危険度
MH3・MHP3・MH3G:★5
登場作品
MH3, MHP3, MH3G, MHXX, MHF
狩猟地
凍土, 雪山, 氷海, 極海,極圏

目次

生態・特徴 Edit

永久凍土の厳しい環境に適応し、その地域一帯に君臨する四足歩行型の飛竜。
ギルドでは後述の特性や佇まいから「氷牙竜」と呼ばれており、
氷原に立つ姿がとある伝説に登場する人物に似ているとされることから「迅速の騎士」の異名でも知られる。
寒冷地に生息するモンスターの中ではとりわけ活動的な性質を持ち、
生息域においては広い氷原では勿論、洞窟内にも姿を見せる事がある。
戦闘では雪を巻き上げながら、壁を利用しながらと、地の利を活かした様々な戦法を取り、
飛行できない外敵に対して低空飛行で接近戦を仕掛ける、
天井の低い洞窟の中で飛行し相手を攪乱するなど、その知能の高さを示す報告も多い。
特にロックラック地方の凍土においては最も警戒すべき大型モンスターと恐れられており、
近年ではフラヒヤ山脈などでの目撃情報も増えてきている。
雪原に溶け込む白銀の体躯と、「氷牙竜」という別名の所以たる口外にまで伸びている琥珀色の大きな牙が特徴。
大きく発達した鋭牙には鋸のようなギザギザの溝が付いており、
獲物や外敵を守る毛皮や甲殻を深々と穿ち、一撃で致命傷を与える脅威の武器である。
そのまま獲物の肉を引き裂き、内臓を優先して食べる習性を持つが、
これは極寒の地で活動するのに必要なエネルギーをより多く得るためである。
因みにこの牙は繁殖期には雌に対するアピールポイントになり、形や長さに秀でた個体が有利となるらしい。
その背面は驚異的な強度を持ちながらも驚くほど軽い甲殻に、腹部は手触りの良い厚手の毛皮に覆われている。
先端が二股に分かれている尻尾はその太さの割にとても柔軟に動くが、
この尻尾も上面は甲殻に覆われており、見た目以上に高い強度を誇る。
体内には超低温の液体が溜まった、通称「氷結袋」を持つ。
この液体は一瞬で周囲を氷結させるほどの冷凍効果を秘めており、
素材として取り扱う際には細心の注意が求められる代物である。
液体はベリオロスが大きく息を吸い込んだ後に勢い良く吐き出され、
口外に出た瞬間に大気中の水分と結合して、超低温の氷塊ブレスとなる。
ブレスは氷結袋の収縮と肺からの息が組み合わさることで強い螺旋状の気流を発生させており、
着弾すると破片が冷気と共に竜巻状に舞い上がる特性を持つ。
逃げようとする獲物はこのブレスで氷漬けにして捕らえる。
他の四足歩行型の飛竜と同じく歩行に適した前脚をしているほか、
全身の至る所に堅い棘(近年の研究で、鱗の一種と判明している)が生えており、爪は氷壁を容易く抉るほど鋭い。
これ等を氷原や壁に引っかける事で驚異の瞬発力を生み、軽快かつ迅速に動きまわる事が出来る。
また、その硬度故に獲物を捉えるための武器としても利用している。
しかし、逆に言えばベリオロスの機動力はこの棘や爪があってこそのものであり、
特に翼に生える一際大きな棘は、不安定な雪原や氷を確実に捉え滑らないようにする役割を担っているため、
万一これが砕けてしまうと自分の俊敏性を制御しきれなくなってしまう。
また、四足歩行型飛竜にしては珍しく翼も大きく発達しており、
体を支えるのに前脚を使うセルレギオスを除けば、
地上での移動に前脚を使う飛竜種の中ではトップクラスの飛行能力を持つ
必要とあらば、同型の骨格を持つ飛竜によく見られる「滑空」ではなく
リオス種などと同じように翼をはためかせながらの「飛行」を行うことも出来、
更に滞空状態で氷ブレスを放つことも可能である。
また、その飛行能力を活かして崖や氷壁の上まで登り、
下を通る獲物や自分を追ってきた外敵に奇襲を仕掛けることもある。
地上においても突進やバックステップ、素早い跳躍で外敵を翻弄するなど
他の同骨格モンスターにも引けを取らない運動性能を誇っており、
陸戦特化の骨格と機動性を持ちながら空中をも支配下に置く、
総合的な運動能力に極めて恵まれた飛竜であると言えるだろう。
なお、飛行速度に関して言えばそこまで速いわけでは無く、短距離を移動するのであれば駆けた方が速い。
獲物に襲い掛かる際には速度を得るため、高所からの滑空に移行する場合が多い。
全体重をかけた上で速度まで得た滑空攻撃はポポの巨体を一撃で吹き飛ばすほどの威力を誇り、
熟練ハンターであろうとも喰らえば致命傷になりかねない。
近年の研究によれば、凍土の雪による反射や日照時間の長さに対応するため、
ベリオロスの瞼は常に少し閉じた状態を保つことが出来るよう進化しており、それで光の量を調節しているらしい。
夜や洞窟内では視界を確保するために瞼と瞳孔を全開し、
その際に瞳孔に集めた光が反射するため、眼が爛々と光って見えるという。
大型モンスターとしては珍しく繁殖方法が判明している。
普段は雄・雌ともに別々の縄張りを治めているが、
繁殖期になると雄が意図的に雌の縄張りに侵入し、雌に気に入られれば交尾に入る。
この際雌に見初められるか否かの指標は前述した通り牙の形相にあるとされ、
それゆえ牙を失って間も無い雄が繁殖を成功させるのは極めて困難であるという。
その後妊娠した雌は洞窟などの安全な場所に身を隠し、2〜3頭の子供を産む。
この際、体表を収縮させ熱を保つことによって出産を確実にする、
寒冷地に生息するモンスターならではの知恵と工夫を垣間見ることが出来る。
遠く離れた地に生息する飛竜種ナルガクルガとは近縁の種に当たるとされ、
骨格に共通点が多く見られるほか、跳躍によって獲物の死角に潜り込む、
長い尻尾で側面から薙ぎ払うといった同種を髣髴とさせる攻撃を見せることもあるという。
また、個体ごとに得意とする戦法が異なるようで、
ある個体は肩から突っ込む体当たりによる力強い攻撃を得意とするのに対し、
別の個体はナルガクルガと同様の構える体勢から、獲物へ素早く飛び掛ってくることが確認されている。
しかし、寒冷地での生活に特化した進化を遂げたため、
生物としての特徴や能力は大きくかけ離れた部分も多い。
ベリオロスの甲殻は分厚さがありながらも非常に軽く、
牙や棘はそのまま武器の刀身や防具用のスパイクとして加工できるほどの適度な大きさと鋭さを兼ね備えている。
これ等の理由から武具の素材としての価値と需要は非常に高い。
その素材から生産された武具は凍土の騎士に打ち勝った証であり、その誇り高き闘志を宿すと囁かれている。

概要 Edit

  • 極寒の土地の厳しい環境に適応した、全身白銀の飛竜。
    亜種については下記の記事を参照されたし。
  • 名前の由来は、白という意味のロシア語「ベル」と、
    ギリシャ神話でアキレスの所有した不死馬のうちの一頭「バリオス」を合わせた物だと思われる。
    英名はバリオスをイメージした、“Barioth”になっている。
  • 滑りやすい凍土に生息しているため、全身にスパイクの役目を果たす状の鱗が生えている。
    普段は地の利を生かした俊敏な動きからナルガクルガ以上の難敵とも目される……のだが、
    その棘を破壊してしまうと急激に弱体化する
    刺を失うとスパイクが効かなくなり、各行動ごとにツルンと滑って隙だらけになってしまうのである。
    また、疲労時の弱体化もものすごく、ナルガ直伝の連続飛び掛りが一回で終わるだけでなく
    側面への回り込みと各種攻撃後に必ず威嚇行為に移る。
    ただし側面への回り込みについては突進まで1セットになっている技がある
    (棘を破壊していたとしても必ず繋げてくる)ので、
    棘を破壊していたとしても側面への回り込みには警戒が必要である。
  • 非常に派手な氷ブレスを持つ。
    氷結袋に有する極低温の液体を猛烈な息と共に吐き出し、着弾地点の氷を砕いて巨大な氷の竜巻を巻き起こす
    食らうと氷属性やられ+雪だるま状態に陥る危険な攻撃であり、
    ブレス自体の威力値も高いため、機動力を下げられた挙句にそのまま追撃を受けて死亡することも。
    雪だるま状態は消散剤で解除できるとはいえ、ベリオロスの苛烈な攻撃を躱しながらの使用は困難である。
  • MH3ではスタミナが切れるとブレスの代わりに小さな氷の塊が放たれる。
    ブレス自体の発射には失敗しないので注意。
    MHP3以降は疲労時のモンスターのブレスと同じように不発になる。
  • なお、メインシリーズで純正の氷属性ブレスを用いたのはこのベリオロスが初である
    氷属性を持つブレス自体はMH2で登場したクシャルダオラが用いていたが、
    MHP2G以前のクシャルダオラが放つブレスは「雪を巻き込んだために氷属性を帯びた無属性ブレス」であり、
    そのものが氷属性を帯びていたわけではない*1
  • 何気に尻尾での薙ぎ払いも厄介である。
    モーション自体はナルガクルガのものとよく似ているのだが、
    アカムトルムのように地面を擦りながら尻尾を振るうため
    速度が絶妙に緩やかとなり、鞭で打つように一瞬で放つナルガクルガのものより回避するのが難しい。
    おまけにベリオロスは寒冷地で戦うことを想定したプログラミングが施されているため、
    薙ぎ払いからは地面が擦られて氷が飛び散るエフェクトが発生し、
    それ故に尻尾に当たると氷属性やられになってしまう。
  • ベリオロスの特筆すべき行動と言えば、やはり登場ムービーでも披露する滑空攻撃である。
    解禁されるタイミングは非常に限定的だが、初見で度肝を抜かれたハンターは多いだろう。
    他のモンスターとは異なり、エリア移動直後のベリオロスは高高度上空で待機しつつ警戒状態に入る
    ここでハンターがエリアインすると、奇襲のような形で上空からハンター目掛けて高速で滑空し
    着陸と同時に回転しながら大きくスライディングしてハンターを吹き飛ばす
    「迅速の騎士」の異名に違わぬ非常にスタイリッシュな攻撃となっており、一見の価値ありである。
    なお、この技は凍土エリア6において高台の上(または下)にいるハンターの位置に移動する際にも使用する。
  • ハンターがエリチェンした際に飛び掛かってくるタイミングはそれなりに早いため、
    追撃したさに武器を出したままエリチェンしたりすると思いっきり被弾する。
    刃を研ぐなりリロードするなり回復するなりして落ち着いて進入しよう。
    滑空を許してしまった際は、武器をしまっていれば緊急回避することで躱すことが可能。
  • この滑空の性質を逆に利用し、エリチェン後に素早く罠を仕掛け、罠の前で待機していると
    自ら罠に飛び込んでくるというユニークな絵面を見ることができる。
    ただし、目測を誤ると手痛い一撃をくらうことになるので注意。
  • この攻撃、棘を両方破壊していると着地時に滑る。
    1回余分に回るため、実は攻撃判定が通常より長い
    そのためフレーム回避が若干難しくなる。
  • 翼脚の棘を部位破壊してからも普通に行ってくるが、攻撃後の隙が大きくなり、落し物もする様になる。
    恒例の竜の大粒ナミダが出るあたり、痛いのだろうか。
  • MH3ではナルガクルガのような飛び掛かり攻撃を繰り出してきたが、MHP3以降は行わなくなり、
    代わりに身体の側面全体を使ったショルダータックル状の体当たりを繰り出すようになった。
    この攻撃は棘の破壊後も変化がなく、気絶値がやや高い。
    そしてなにより判定がかなりシビアで、すり抜け回避が非常に難しい。
    • 小さく飛び跳ねる予備動作が存在するが、側面で近接攻撃していると飛び跳ねずに繰り出すこともあり、
      また連続で身体の左右を入れ替えてのタックルを繰り出すこともあるため、油断はできない。
      予備動作自体もかなり短く、頭側に回避しても尻尾側に回避しても逃げられない、という事態に陥りやすい。
      攻撃後のスキも殆どないため、一度避け損なうとそのまま猛攻に晒されて
      一気にキャンプ送りにされることも。
      MH3Gではやや使用頻度が下がったほか、ショルダータックルの挙動も若干変更され、
      やや頭がこちらを向いた斜め向きになっている。
      頭側の攻撃範囲が大きく広がっており、逆に尻尾側の攻撃判定がやや狭まっている。
    MHP3で飛び掛かりが削除されたのは、似た技を持つナルガクルガとの競合を避けるためだろうか。
    ただ、ベリオロスの飛び掛かりは
    「予備動作の身構えるモーションで軸合わせを行い、飛び掛かる際の角度補正はない」
    「ナルガクルガのように身構える時間で飛び掛かる回数は決まらず、身構える時間は一定」
    「飛び掛かる回数はハンターとの位置関係で決まる」
    といったように十分差別化が出来ていたため、これが決め手となったのかは定かではない。
    あるいは、非メインモンスターのベリオロスがメインモンスターであるナルガクルガの上位互換に近い存在になってしまうことを避けたのだろうか
    (MH3のベリオロスはナルガクルガに酷似した動きを多用することに加え、
    ナルガクルガに無い高い走行能力や飛行能力、ブレスを吐く能力まで備えていた)。
  • なお、登場ムービー内においてはMHP3以降も飛び掛かりを使用している
    (身構える予備動作はない)。
  • MHP3では飛び掛かり以外にも体を捻るように爪を振りながら噛みつくオリジナルモーションや、
    2種類あったはずのエリア移動モーションと怯みモーションがそれぞれ1種類削除されており、
    なにか恨みでもあるのかと言うほどオミットモーションが多い
    何故こうなったかは明言されていないものの、考えられるとしたら容量確保だろうか。
  • MHP3で怒り時に頭を攻撃してひるませると、確定で前方への飛びつき攻撃をしてくる。
    そのため、近接武器でそのまま頭を攻撃し続けると反撃をくらってしまう。
    しかし、イケメンことファーレンフリードに攻撃力UP【大】・猫火事場・弱点特効・連射矢UP・集中、
    更に暴れ撃ちをつけて最大限まで攻撃力を上げると、
    上位であっても溜め3と溜め4を一発ずつ頭に当てれば確定でひるんでしまう。
    しかもひるんでから飛びつき攻撃を終えるまでの時間に攻撃が可能であるため、
    一度パターンにはまればそのまま一方的に攻撃ができる。
  • MH4ではリストラを食らい(一応ナルガと同じく竜人問屋との交換で素材が登場している)、
    MH4Gでは旧砂漠が復活したことで、通常種と亜種が今度こそ揃って参戦することが期待されていたが、
    残念ながらそちらも叶わなかった。
    その後、MHXでは当のナルガクルガや、通常種と亜種の生育環境が似通っているドドブランゴが復活したのだが、
    やはり今作でも復活ならず、素材の登場も叶わずに終わってしまった。

MHXX Edit

  • 長らくハンターたちの前から姿を消していたベリオロスだが、MHXXにて満を持して復活
    公式サイトにて「極寒の世界に君臨する迅速の飛竜」として大々的に復活が告知され、ファンを沸かせた。
  • PV第1弾でも早速姿を見せており、大剣装備のハンターと交戦している。
  • 過去作では凍土にのみ生息が確認されていたベリオロスだが、
    今作では新たにフラヒヤ山脈(雪山)氷海に姿を見せている*2
    特に雪山は類似骨格を持つティガレックスの代表的な出現フィールドであり、
    両者がターゲットとなっている二頭クエストは存在しないものの、
    乱入によって共演が実現することはある。
  • 復活モンスターの例に漏れず、グラフィックが非常に美麗になった。
    巨大な牙や甲殻の細部に存在する凹凸の質感が大幅に向上しており、
    過去作ではイマイチ表現しきれていなかった「翼に生えた体毛」もしっかり確認できる。
    また、体色が全体的にやや白銀に近くなっており、体皮が帯びていた黄色みが目立たなくなった。
    • また、アイコンもMHSTと同じものに変更されている。
      MHP3でもアイコンがMH3時点のものから変更されていたため、これで2度目のアイコン変更となる。
      • MH3Gまでのアイコンとは大きく変わって上体を持ち上げた姿が描かれており、
        特徴的な牙等のアイコンの細部の色もベリオロスらしくなっている。
  • 上述したようにMHP3以降は飛びかかり(翼撃)を封印されていたベリオロスだが、
    今作ではMH3の頃とは全く異なる新モーションの飛びかかりを習得している
    身構えてから飛びかかるという流れは同じだが、
    ナルガクルガの飛びかかりとよく似ていたMH3のものとは違い、
    MHXXにおけるベリオロスの飛びかかりは構えの時間を長く取り、
    飛びかかったと同時に体を回転させながら翼で強力な一撃を見舞う技である。
    ドドブランゴの飛びかかりに近い技になった、と言えばイメージはつきやすいかもしれない。
    • 性質としては「溜めが長い分重い一撃を繰り出す」という類の技であり、
      注意深く観察していれば被弾する危険性は低い。
      ただし、翼を大きく広げて飛びかかってくるため攻撃範囲はかなり広いほか、
      特定のモーションをとった直後に繰り出してきたり、
      飛びかかった後すぐ他の技に繋げてくることも多いので注意が必要。
  • 全体的な行動パターンは今までのものとは全く異なっており、
    とにかく横へのジャンプから飛行攻撃や突進を繰り出すルーチンへと変化。
    下手をすればナルガクルガより縦横無尽に駆け回っており、追撃が難しい場面も少なくない。
    上位では連続で突進してきた後に確定威嚇があるので、
    メリハリが効いた戦闘となっているが、G級になると状況が一変。
    上位で確定だった威嚇部分がなくなり、上記の新式の飛びかかりは棘を破壊しても動作に大きな隙が生まれないことから、
    とにかくノンストップで動き回る非常に面倒な相手になってしまった。
    早急に棘を破壊するだけでなく、閃光玉や罠の使用も考慮しないと、
    相手の攻撃は回避出来てもこっちの追撃が間に合う前にまた跳び跳ねるという状況が発生しやすい。
  • 三角跳びは健在だが、今作ではハンターが登れる壁を台にして繰り出してくるため、MHF-Gのように雪山では使用せず*3
    実質氷海限定の攻撃モーションとなっている。
  • エリア移動直後の滑空攻撃も健在。
    ただし3シリーズの頃とは異なり、ソロプレイ時でもロード画面中にモンスターが動くようになっているので、
    追いつく頃には既にベリオロスは着地済みという場合も少なくない。
    過去作ほどこの技を目にする機会はないだろう。
  • ちなみに本作のモンスターリストにて、ゲーム中では初めて翼の棘が鱗の一種である事が明らかにされた。
    初登場から7年半越しに判明した新事実である。
  • G級の獰猛化ベリオロス狩猟クエストである「騎士と氷海の決闘」では、
    サブターゲットに「ベリオロスの頭部と棘破壊」が指定されているのだが、
    何故かサブターゲット報酬に獰猛な帯電重殻獰猛な剛角が含まれている。
    もちろんベリオロスに角なんて無いし、雷属性も得意どころか弱点であり、関連性は全く無い。
    恐らく何らかのミスであると思われる。
    帯電殻や剛角という報酬の内容から獰猛化のライゼクスかラギアクルスのサブターゲット報酬テーブルが
    誤って設定されているものとだとおもわれるが…

OPムービー Edit

  • MHXXのOPムービーでは、ムービーの開始直後からいきなり登場。
    内容は氷海のエリア2と思しき場所でハンター3人・ニャンター1匹のパーティーと激闘を繰り広げるというもの。
    ブレイヴスタイルのイナシやニャンターのビースト変化といった、本作からの新要素を引き出してみせた。
    • その後、大剣使いがベリオロスの大剣を所持しているため、この個体は討伐されたのだろう。
  • 意外にも映像中に登場する6大メインモンスターはバルファルクのみであり、
    四天王鏖魔ディアブロスといった他の5体は一切登場してない。
    というか、そもそも映像中に登場している大型モンスターはバルファルクとこのベリオロスの2体のみであり、
    映像の前半はベリオロスとの戦闘シーンがメインとなっている。
    バルファルク以外のメインモンスター5体を差し置いて、かなりの好待遇である。
  • PV第1弾で真っ先に登場していたことや、ボルボロスには無かったアイコンの変更、そしてこのOPムービーと、
    復活モンスターの中でもベリオロスは特に優遇された扱いを受けている。
    本作のベリオロスは、MH3Gのリオレウス亜種やMH4のティガレックスのような
    『作品を象徴する復活モンスター』という立場なのかもしれない。

MHF Edit

  • 第四の遷悠種モンスターとして、MHF-G9下の2015年12月16日に登場した。
    「氷属性やられ」も同時実装されており、MHFに既に存在した「凍傷」と併存している。
    • 情報開示当初は「冬に冬っぽいモンスター」「毛」とのヒントが出されており、
      ウルクススなどのモンスターも有力視されていた。
      その後、MHF-G9 プロモーションムービーのオマケカットに初めて登場した。
  • 遷悠種としては初の固有BGMを持たないモンスターである。
    「零下の白騎士」のイメージが強いため、残念がるユーザーも見受けられる。
  • HR5では雪山のクエスト、G級では極海のクエストになっている。
    • 実装直後に開催されたイベントではG級クエストでも雪山のバリエーションが存在したが、
      現在では極海のクエストのみに集約されている。
  • 他の遷悠種と素材体系を合わせるためか、MHFのベリオロスにはHR5では氷牙竜の凍玉が、
    G級では凍玉に加え氷牙竜の天玉が存在する。
  • 武器や防具もそれぞれ遷悠武器遷悠防具として実装された。
    武器はハイスペックな氷属性武器となっており、
    防具は1部位以上装備するだけで氷属性攻撃強化【大】がスキル枠外で発動するため、
    ベリオ武器との相性が良い。

戦闘能力

  • MHFのベリオロスは、MH3の翼撃や側面噛み付き、
    MHP3のタックルを網羅しているハイブリッド個体となっている。
    しかし、エリア移動直後に仕掛ける滑空攻撃はオミットされている。
    また疲労状態は存在しないため、本家シリーズのようにバテた所を攻めることはできない。
    翼を破壊するとブレーキが利かなくなる仕様は健在であるが、
    翼の肉質はかなり硬い(火属性と雷属性が非常に良く効くようになっている)。
    ベリオロス自体がよく動き回るモンスターであるため、
    効かない属性などで攻撃しても中々破壊できないだろう。
    高属性値の片手剣や火炎弾が当てやすくかつ破壊もしやすい。
    • ちなみに、実装直後は翼の耐久値が高い上に、
      部位破壊判定が棘の部分に限定されていたため翼破壊が非常に難しかった。
      その後アップデートにより調整が行われ、
      調整後は翼の部位破壊判定が他シリーズと同じになった。
  • 事前に「魔改造されている」と公言されていた通り、HR帯時点での追加技も強烈。
    雪だるま状態になる技も多くなり、消散剤のないMHFでは対策が取り辛い。
    スキルによる対策か、ホルクによる支援などの事前準備があると事故対策になる。
    • 脚を二回引っかいてから飛び上がり、ハンターの裏を取るように回り込む。
      その後に竜巻ブレスを吐き、そこに飛び掛かることで竜巻が周囲に拡散する
    • その場で円を描くように飛びあがり、氷雪を竜巻と共に巻き上げる。
    • また、タックルに氷雪のエフェクトが追加されており、範囲が若干広い。
  • G級では更に複数の技が追加されており、非常に高い戦闘能力を有する。
    周囲を半回転しつつ引っかき、逆回転と同時に地面を強烈に抉ることで鋭い氷の棘を出現させたり、
    ホバリング状態から氷ブレスを3連射したりする攻撃を行うことがある。
  • そして最大の大技として、やはり致命傷となる威力の攻撃がある。
    ティガレックスがエリア移動を行う直前に見せるような動作をしたかと思うと、
    一回転して尻尾を打ち据えることでハンターをまとめて打ち上げ
    氷の棘を出現させつつ(触れると打ち上げ)後退ホバリングを行い、
    ブレスでその棘を砕きつつ(直撃するとやはり打ち上げ)巨大な竜巻を発生させ、
    最後はその竜巻目がけてベリオロスがきりもみ滑空してくるという、脅威の4連続打ち上げコンボである。
    • このコンボは全ての段階で適性防御でも根性が発動する威力があるため、
      超越秘儀などのブーストが無い限り、一度被弾してしまえばほぼ確実に根性を貫かれてしまう。
      しかも竜巻にはスリップダメージが存在するため、
      少ない体力で無理に範囲内フレーム回避を試みようとするとそれでやられてしまうという危険がある。
    • MHFのG級ジンオウガやブラキディオスが有する大技同様脅威の技となっているが、
      彼らのものと違い全て通常ダメージを主体としたコンボとなっており、
      竜巻のスリップダメージも残り体力が少ないときに大きな影響となる程度には抑えられている。
      従って、全ての段階でガードが可能という特性がある。
      また攻撃範囲自体も広くはないため、最初の回転攻撃を回避した後速やかに氷棘の範囲から逃れることで、
      以後の攻撃を被弾することなくやりすごせるようになっている。
      ちなみに予備動作はブラキディオスなどと反対に非常に短いが、逆に攻撃後はバテて大きな隙を晒す。
  • 上記の翼の耐久値の件と併せて、一部の技(おそらくはこのコンボ攻撃)
    の使用頻度が多すぎることに対しての意見も多数寄せられたらしく、同じく調整が行われた。
    調整後はG級での即死コンボ攻撃の頻度が大幅に低下したが、
    予備動作の短さや条件も無く唐突に使用してくることや、
    何よりその威力自体は変わっていない為、この攻撃技の危険度自体は一切下がっていない。
  • 罠は問題なく効くが閃光玉は効果時間が極めて短い。
    ただし、他シリーズと違い閃光やられ中に全く暴れないため、
    墜落を狙ったり動きを止めるのに持っていくメリット自体はある。

モンスターハンター スピリッツ Edit

  • シリーズでは久しく出番がなかったベリオロスであるが、MHSでは第02弾にて参戦。
    なお、MH4シリーズに登場しないモンスターの中で真っ先に参戦した。
    • また、これを機に4シリーズに準拠した陰影の強調された3Dモデルとなった。
      こういった措置ももちろんベリオロスが初である。
  • ただ、狩力(≒戦闘力)ではディアブロスやジンオウガと言った強豪に一歩譲っており、
    ガララアジャラ亜種と同程度となっている(レア度も最高クラスではない)。
    凍土を統べる支配者と銘打たれているが、そんな狩力で大丈夫か?
  • ★3の狩猟クエストの他、★5に昇格する際の緊急クエストにも登場するのだが、これが大変な曲者である。
    ここで登場する個体はどうやら素早さ(回避率)が非常に高いらしく、攻撃がなかなか当たらない。
    しかも、第2弾で登場した★4モンスターは前述のジンオウガ、ディアブロス、そしてブラキディオス。
    揃いも揃って氷属性が弱点のモンスターばかりである
    狩力こそベリオロスに勝るものの、攻撃をやたらめったらに回避されて一方的に反撃される場合もあり、
    第2弾で追加された強力なモンスターを従えて悠々と進んでいたプレイヤーに地獄を見せる仕様となっている。
    子供向けACGですら、カプコンに慈悲などない
  • ちなみに亜種は「連続攻撃」という新システムと共に登場したのだが、
    後になって上位クエストにのみ登場する通常種も連続攻撃を会得していることが判明した。
    しかしこちらはレア度3で据え置きであり、武具、トモとしてのスペックで更に劣る。
    そもそも氷属性には最強の競合相手であるクシャルダオラがいる時点で…
  • なお、スピリッツにて幼体の姿も見ることができるのだが、これが非常に愛らしい
    ちょこんと生えた、そして青色のつぶらな瞳は、成長してしまうのが惜しいほどにキュートである。
    • ただ、実際トモとしてスキャンしてみるとかなりデカい
      平均サイズこそ飛竜種幼体の平均である10m前後だが、
      ティガ骨格故の幅広体型のせいでかなり大きく見える。
    • 成体になったものならスキャン確認画面で画面いっぱいギチギチにはまる
      もう少しカメラに引いてもらえなかったのだろうか…。
      なお、03弾では排出されなくなってしまったが、代わりにカメラに引いてもらった

モンスターハンター ストーリーズ Edit

  • MHSTでも登場。
    アユリアのオトモンとして登場するので比較的初期から姿を見ることはできるが、
    敵として登場するのは終盤も終盤、セリオン山に立ち入れるようになってからである。
    野生個体はフィールド上では眠っていることも多く、この時は先制攻撃のチャンスとなる。
  • スピード攻撃を主軸とし、戦闘中に時折「回避の構え」を織り込む戦法をとる。
    また、HPに余裕がある間は「雪かぶせ」による特技封じを狙うことも多い。
    HPが減ってくると怒り状態に突入し、
    強力な全体攻撃技である「アイスサイクロン」の使用頻度が大幅に上昇するため、要注意。
    HPが残りわずかとなると戦法をスピード主体からパワー主体に変更してくる。
    何も考えずにテクニック攻撃を選択すると痛い目を見るため、こちらもスピード攻撃に変更して迎え撃とう。
    • 特技封じや回避率上昇を積極的に活かすことから、こちらは下手にブレス攻撃をメインにするよりも、
      三すくみによる通常攻撃を中心に真っ向勝負で常勝するような戦い方の方が対処しやすい。
      途中で行動が変わるとはいえタイミングは分かりやすいため、落ち着いて戦うようにしよう。
  • ちなみに、狙ったものかはたまた偶然か、
    ベリオロスが使用するスキル「アイシクルファング」はベリオロス素材の大剣と完全に同名である。
  • ベリオロスは火属性攻撃で討伐すると帰巣しやすい。
    ストーリー中で仲間となるレウスを用いれば楽だろう。
  • 先にも少し触れたが、アユリアのオトモンとして「ヒョウガ」と名付けられた個体が登場する。
    倒れたアユリアを背に乗せて運ぶといった活躍は見られるが、一方で戦闘する姿は見られない。
    ただしトーナメント「ゴールドカップ」では決勝戦の相手としてアユリアが登場してくるので、
    その際には実力を存分に発揮してくれる。
  • MHXXでの復活に先駆けて、本作ではベリオロスの新しいモンスターアイコンが公開されている。
    派生作品で、メインシリーズよりも先にリニューアル要素が登場するのは珍しい。

オトモン Edit

  • 優秀なステータスを持ち、高い最大HPと攻撃力に安定した防御力を持つ。
    ただし、素早さは意外にも並レベル。
    行動パターンがスピード型な点や、火属性に弱い点に関しては相変わらず。
  • 覚える特技は雪かぶせやアイシクルファングにアイスサイクロンと、とにかく氷属性の技が揃っている。
    特に理由がないのであれば、他の属性には目もくれずに氷属性の威力を伸ばすような育成が基本となるだろう。
    またレベルを上げると回避性能【中】を覚える点も重要である。
    ワンランク上の回避性能【大】遺伝子を継承させるか、このままで妥協するかはお好みと言ったところか。
    なお、野生個体がカウンターで使ってきていた回避の構えに関しては、残念ながらオトモンは使えなくなっている
    (亜種はレベルアップで習得が可能)。
  • ライドアクションは「飛行」と「岩砕き」。
    ティガ骨格でありながらライドアクションとしての飛行が可能なのはさすがと言うべきか。
    • ちなみに、戦闘中では飛行対決が発生することもある。
      当然、同骨格のティガレックスやナルガクルガでは発生しないため、
      ベリオロスという種の飛行能力の高さが伺える。
  • 作中のイベントではアユリアのヒョウガが氷塊を破壊するシーンもあったが、
    残念ながらこちらのオトモンとしてはそのようなライドアクションはできない。
    というか氷塊自体破壊手段がない。
  • 絆技は「グラウンドサイクロン」という全体攻撃技。
    空高く舞い上がってから特大のブレスを地面へ放ち、巨大な竜巻を発生させる。
    • ちなみにこのグラウンドサイクロンだが「寒暖差で気流を巻き起こす」と、
      この手の技にしては珍しく原理がきっちり説明されている。
      龍属性などの寒暖差も何もなさそうなエネルギーでも気流は巻き起こるが気にするな!

モンスターハンター エクスプロア Edit

  • MHXRにも出演。動きはMHP3準拠であり、ナルガクルガ型の飛びかかりは使用しない。
    ベリオロスから(というより、「襲来!ベリオロス!」というクエストの報酬で)入手できることがある武具は、
    いずれもが高性能な氷属性武具となっている。
    現状でMHXRに登場する氷属性モンスターは少なく、
    その割に氷属性を苦手とする土属性モンスターは頻繁に出現するため、
    ベリオ装備を入手しておけばそれらのモンスターに対して優位に立てる。
  • MHXRオリジナルの特殊種として、「ベリオロス凍氷種」が存在する。別名:凍牙竜
    現時点ではストーリーとは直接関わらない。
    琥珀色であった牙は真っ青に染まっており、腹部側は毒々しい紫色となっている。
    また、常に氷のオーラを纏っているのも特徴。
    基本的な動きは通常のベリオロスと変わらないが、ブレスの着弾地点に氷の棘を残すようになっている。
    この氷の棘には触れただけでもかなりのダメージを受け、
    更に雪だるま状態+毒状態となってしまう。
    まさかのベリオロスが毒を使ってきたという事実に驚いたプレイヤーは多いだろう。
    MHXRの雪だるま状態(と、泥まみれ状態)は味方の攻撃で解除してもらうことができないため、
    毒状態も相まって非常に危険。
    更にベリオロス凍氷種は、怒り状態になると回り込み→即突進を多用するようになり、
    比較的緩やかではあった平常時から打って変わって隙が少なくなる。
  • ベリオロス凍氷種の防具として「グレイシルシリーズ」が存在する。
    ベースはべリオXシリーズで、紫色を前面に押し出した色合いをしており、
    ベリオシリーズの騎士のようなイメージを保ちつつ、ある種の服のようなデザインに仕上がっている。
    色合いと服のように見えることからブナハシリーズのような印象を受ける。

余談 Edit

  • ティガレックスは虎、ナルガクルガはピューマ、セルレギオスはヘビクイワシなど、
    四足歩行の骨格を持つ飛竜種は何かしらの現実世界の動物をモチーフにしたものが多いが、
    ベリオロスのモチーフは絶滅種であるサーベルタイガー(剣歯虎)であろう。
    口内から大きくはみ出た長大な刀型の犬歯を持つ頭部のほか、
    寒冷期に生息していた動物である事が凍土に適応したベリオロスとも共通する。
    • ちなみに、サーベルタイガーは食肉目ネコ科に属する動物であることは確かだが、
      虎(タイガー)が属するヒョウの仲間とは別種だと考えられている。
  • 「氷竜」ではなく「氷竜」なので注意。
    PCで「ひょうが」と入力して変換すると「氷河」と出てくるため間違えやすい。
    面倒だが「こおり」と「きば」で分けて変換しよう。
    • また「氷牙竜」という別名を持つが、前述の通り牙竜種ではなく飛竜種である。
  • ベリオロスの素材から作られる武器は当然ながら氷属性を持っており
    攻撃力は控えめなものの会心率が高めな傾向がある。
    また、強化途中で亜種の素材を使って派生することもある。
  • ベリオロスのG級装備は「迅速の騎士」という異名を反映しているようで、
    騎士の甲冑のような形状にデザインされている。特に女性版でそうした傾向が顕著。
    一方、男性版はどちらかというとモーターヘッドのように見えなくもない。
  • 顔がどこかの名前を言ってはいけない人に似ていると一部で言われているらしい。
    そしてそう言われるともうあの人(リンクはpixiv百科事典)にしか見えなくなってくる。
    余談だが、顎は絶対に見てはいけない。
    • ちなみは、この顔は誰でも再現できる。
      鏡の前で歯を食い縛り、怒った顔をして、目を細めてみよう。
      そこにはきっと立派なベリオロス又はヴォルデモートがいるだろう。
  • 近縁種のナルガクルガとは同じ高機動型飛竜として、
    コンセプトを似せつつも様々な点で異なる方向性を目指したような形を取っていると言える
    (武器の性能や防具の発動スキルが似た傾向、体色が真逆の黒と白、等)。
    ナルガクルガが「忍者」であれば、こちらは異名通り「騎士」といったところか。
    • モーション面でも差別化されており、
      スピードに特化した動きや曲線的な攻撃が目立つナルガクルガに比べ、
      ベリオロスは機動力を持ち味としつつも溜めの長いショルダータックルや竜巻ブレスを多用する他、
      牙獣種や牙竜種のように真っ直ぐ突進してきたり、上空からハンター目掛けて急降下してきたりと、
      パワフル且つストレートな面も目立っている。
  • ベリオロスは前述した通りナルガクルガの近縁種であり、同じように四足歩行性の飛竜種である。
    しかし、よく見るとティガレックスやナルガクルガなどとは同じ四足歩行性でも骨格に差異があることが分かる。
    • ティガレックスやナルガクルガなどは前脚がトカゲのように横から生えており、
      突進の際や前進の際はまるで這うような動きを見せる。
      また、前脚と後脚の長さの差が大きく、ティガレックスとナルガクルガに関しては未発見時は後脚だけで立っている
      (ティガレックスの場合はそのまま二足歩行を行う)。
    • 一方、ベリオロスは未発見、発見時を問わず常に四足歩行をしており、
      前脚と後脚の長さも上記二種等よりは差が少ない。
      そして何より、前脚がほぼ真下に生えているという最大の相違点が存在する。
      これは哺乳類、MH界で言えば牙獣種や牙竜種に近い骨格であることを意味しており、
      事実、まるでトカゲが這うように走行するティガレックスやナルガクルガとは異なり、
      ベリオロスは牙獣種や牙竜種などの如く、体のバネを活かして文字通り”地を駆ける”ことを可能としている。
      結果として地上での運動に更に向いた骨格を持っているということであり、
      それにあの飛行能力を持ち合わせているため、いかに本種の運動性能が優れているかがよく分かる。
    これらを総合すると、本種は狭義の”ティガ骨格”には属しておらず、
    ”ティガ骨格を参考にした独自骨格”を有しているといったほうが近いのかもしれない。
    ティガレックスなどはワイバーンレックスの骨格をそっくりそのまま残しつつ別の面で進化しているが、
    ベリオロスは骨格的にもやや進化を遂げているということだろうか。
    とはいえ、跳躍による迅速の動き、MH3の個体やMHFシリーズの遷悠種個体が用いる翼撃などは
    正統派ティガ骨格であるナルガクルガのモーションと共通しており、
    ”翼が前脚としても発達し、四足歩行を行う”というティガ骨格最大の定義には収まっていることを考えても、
    完全な独自骨格というより”やや変則的なティガ骨格”といった方が良いだろう。
    ちなみに、これはベリオロスの骨格、(MH3時点の)モーションを流用しているヒュジキキにも言えることである。
    • 余談になるが、ベリオロスと同じくMH3で初登場したギギネブラは
      ベリオロスと同様に後脚のみで立つことはなく、前脚(翼)を地面や足場に付けていることが多いが、
      こちらは前脚が横に向かって伸びており、それ故か常に這うように移動するため、
      後脚で立つことがないだけで骨格自体は”正統派ティガ骨格”といえる。
      また、MHFシリーズに登場するデュラガウアやそれに酷似した形態を持つミ・ルなどは、
      ベリオロスと同じく牙獣種などのような走行を可能とするが、
      こちらも前脚は横に向かって伸び、骨格的にはティガレックスなどに近いため、
      ”正統派ティガ骨格でありながら強引に走行している”という認識が正しい。
  • 余談だが、メインシリーズの四足歩行型の大型飛竜種は、今のところベリオロス・ティガレックス・ナルガクルガ・ギギネブラ・セルレギオスの5種が確認されているが、
    偶然か他の4種はいずれも声が高いのに対して、ベリオロスだけは低くドスのきいた声色をしている。
    これも面白い差である。
  • ベリオロスの使う竜巻ブレスだが、現象としては旋風ないし塵旋風と呼ばれるものであり、
    厳密には竜巻とは異なる。
    というのも、竜巻は基本的にスーパーセルのような積乱雲の発達により気流が地表まで降りてくるものであり、
    ベリオロスなどの、ブレスの炸裂による地表から立ち上る渦を巻いた上昇気流はいわゆるつむじ風に分類される。
    竜巻を引き起こすほどの大規模な気象変動は、一部の古龍の御業だろう。
  • 何気に現時点で全ての汎用寒冷地フィールドに登場しているモンスターである。
    初登場のMH3では凍土に現れ、3シリーズが終わるまでは凍土の代表的なモンスターとして猛威を振るっていた。
    3シリーズが終わってから本家作品では暫く出番がなかったものの、
    派生作品では遷悠種としてMHF-Gに登場し、極海雪山に進出した。
    そしてMHXXにて久々に本家作品での復活を果たし、
    MHF-Gにて進出した雪山への登場に加えて、今度は氷海にも進出する。
    更に中国版の派生作品であるMHOにも登場し、MHOオリジナルの寒冷地フィールドに進出したことで、
    全ての汎用寒冷地フィールドを制覇することが出来たのだった。
    • 一方MHXXにて、荒鉤爪ティガレックスに触発される形で、
      遂に極圏にもその姿を表した。
      流石に特殊寒冷地フィールド制覇は難しいかもしれない*4が、MH3以降という観点で見れば特殊寒冷地フィールドも抑えたことになる。

素材 Edit

氷結袋
中に超低温の液体が溜まっているベリオロスの内臓器官。
この液体が発射される勢いと凍土の冷気によって氷のブレスは生み出される。
他のモンスターの内臓器官と同じく、取り扱いには細心の注意が必要。
上質なものは「凍結袋」、最上質のものは「瞬間凍結袋」と呼ばれる。
ドドブランゴやクシャルダオラなど、氷属性を持つブレスを繰り出すモンスターは他にもいるが、
「氷属性のブレスを作るための内臓器官」が素材として入手できるのは、
このベリオロスとザボアザギルのみである。
MHFでは「凍結袋」という素材が汎用G級素材として登場しているため、
ベリオロスのそれは「氷牙竜の凍結袋」として区別されている。
氷牙竜の甲殻
ベリオロスの背面を覆う純白の甲殻。
甲殻としての強度は充分でありながら驚くほど軽い。なんと重殻でも軽い。
ベリオロスの迅速な動きの秘密の一つである。
この素材をフレームとした武器はその軽さ故に取り回しに優れる傾向がある。
氷盤のような美しさと硬度を誇る上質なものは「堅殻」、
さらに強度を増した最上質のものは「重殻」と呼ばれる。
氷牙竜の毛皮
ベリオロスの腹部を覆う純白の毛皮。毛を持つという特徴は、飛竜種にしては珍しい。
衝撃の吸収率が非常に高く、上空から氷原に叩きつけるように着地しても全くダメージを受けない。
また、非常に手触りが良い素材としても有名で、貴族階級の人々からも人気が高い。
特に手触りの良い上質なものは「上毛皮」、より分厚く発達したものは「厚毛皮」と呼ばれる。
氷牙竜の爪
ベリオロスの爪。氷原をとらえるスパイクとして発達しており、非常に鋭利で硬い。
武器として転用すれば恐るべき殺傷力となり、大型の草食獣も一撃で仕留める。
より研ぎ澄まされたものは「鋭爪」、それ以上に鋭さと硬度を増したものは「剛爪」と呼ばれる。
氷牙竜の棘
ベリオロスの翼の縁や尻尾などに生えている棘。鱗の一部が変化したものである。
大きさは様々だが、凍土の分厚い氷原や洞窟の岩壁にも容易に食い込むほどの硬度と鋭さを誇る。
この棘を氷や壁に引っ掛ける事でブレ−キングを行い、その反動を利用して驚異的な瞬発力を生み出す。
翼や尻尾での攻撃の威力を高める役割も持つ。
ただし逆に言えばベリオロスの俊敏な動きはこの棘に依存するものである。
特に翼の棘は頻繁に活用するため、過度の攻撃を受けて棘が砕けてしまうと行動に支障を来す。
甲殻や牙などとは違い、質や硬度によって素材の価値が変わることはないが、
性質が異なるためか亜種の棘を「氷牙竜の棘」の代用として扱うことはできない。
氷牙竜の尻尾
全長の4割近い長さを誇るベリオロスの尻尾。
飛竜種の尻尾の中でも太く、しかも上面は甲殻に覆われているためとても頑丈。
それでいてとてもしなやかに動き、外敵を薙ぎ払う武器としても使われる。
切断するには相当苦労するが、取引価格は比較的高い。
特に強靭な個体から切断したものは「靭尾」と呼ばれる。
琥珀色の牙
ベリオロスの口元から伸びる一対の牙。口内に収まりきらないほど発達している。
その大きさと鋭さはランスの槍身やスラッシュアックスの刃に直接加工できるほどで、
アカムトルムを除けば現在確認されている飛竜種の中では最大である。
鋸のような溝が付いており、喰らいついた獲物の肉をそのまま引き裂く。
加工すれば非常に鋭利な武器となる他、インテリアとしても高い需要を誇る。
より鋭く発達したものは「鋭牙」、さらに発達したものは「重牙」と呼ばれる。
氷牙竜の凍玉
MHFにのみ存在するオリジナルのレア素材。
その美しさは透き通った氷の結晶のようだという。
氷牙竜の天玉
MHFにのみ存在するオリジナルのレア素材。
上記の凍玉のG級版で、存在自体が奇跡と称される美麗な一品らしい。

素材について Edit

  • G級ベリオロスには他のモンスターと同じく、重殻や重牙、靭尾などのG級素材が揃っている。
    しかし、ベリオロスの最大の特徴のひとつ、氷牙竜の棘だけは、
    G級になっても普通の棘(つまり下位素材)のまま。
    その為、上位以降ではどんどん要求数が膨れ上がってくる。
    まあ、このことはMH3時代から棘に上位素材が無かったことが要因か。
    しかし上位素材があろうが無かろうが、一部武器の愛用者は
    鬼のような要求数泣きながら連戦するのだとか……。
    「そんな大げさな…」と思うなかれ、上で述べたように氷属性武器として優秀なために、
    各武器で作成することになるのは大抵の人が通る道である。
    • MH3時は確かに、多くても数個程度だったためにさほど苦労することはなかった。
      そのため上位素材もないため印象薄い…という人も少なからずいただろう。
      しかしMHP3の時の狩猟笛グィロティスカを作成しようとしたカリピストは皆、
      その他の素材なんかよりも、棘のほうの要求数絶望したとか。
      その数なんと14個。他武器や防具に使うことも考慮すると恐ろしい数字である。
      似たような現象は片手剣でもあり、ベリオロス亜種の片手剣サーブルガッシュを作る際に、
      やっぱり10個要求される。
      強化すれば大量消費を避けられるものもあるが、それにしても酷い数である。
      唯一の救いは、剥ぎ取り・部分破壊・捕獲のいずれも、
      上位より村と下位の方が氷牙竜の棘の得られる確率が高い事くらい……。
    そんな背景を持つこの「氷牙竜の棘」だが、MH3Gではどうなったのかというと……
    結論を言うと、あまり改善されていない
    片手剣では今回は殆ど使わないのに対し、双剣の凍刻みブリザレイドを作成する過程で
    ちゃっかり10個も要求される。
    そして気になる狩猟笛では更に悪化し、グィロ=フリギドゥスまで強化するには
    なんと計15個も要求される。正にカリピスト泣かせである。
  • ただ要求数が多いだけならまだしも、この素材は入手が面倒臭いという一面まで持っている。
    尻尾剥ぎ取り、棘破壊等、入手手段こそ色々あるのだが、
    肝心の入手率がどれも微妙な数値で、全ての条件をこなしても1つも入手できないこともままある。
    よりによって例のセンサーが反応した日には……。
  • 上位・G級に当たる素材が無いのなら、その分入手しやすくなっているのでは?
    と考える方もおられるかもしれないが、はっきり言ってその考えは甘すぎる
    MHP3の時と同様に、上位では棘の入手率が上がるどころか、
    全ての条件に於いて寧ろ下がっている。
    一応捕獲報酬では2個セットで出るようになるが、入手率そのものは1個だけの時より下がっている。
    挙げ句にG級クエストでは、あろうことか、
    剥ぎ取り・基本報酬のテーブルから一切姿を消してしまう
    つまり、ゲームが進むにつれて入手しづらくなる素材を、
    ゲームが進むにつれて大量に要求されるようになるのである。
    よってG級素材集めのついでに集めることができず、
    棘集めの為だけにわざわざ下位クエストを回す必要が出てくる。
    今日もどこかで、G級装備に身を包んだカリピストの手によって、下位ベリオが乱獲されているのだ。
  • 一応、「銀の山菜組引換券」を凍土の山菜爺さんに渡して
    氷牙竜の棘に交換してもらうと言う救済措置もあるので、
    パーティープレイを行えるプレイヤーはそれを利用するのも手である。
    ソロプレイヤーの苦行が軽減されていないことに変わりはないが……。
  • MHXXではベリオロスは上位からの登場となるが、過去作で下位素材であったこの棘も続投した。
    今作では大幅に入手難度が下げられ、入手が容易くなったものの、武具の強化に大量に要求される点は変わっていない。
  • MHFにおいても遷悠種としてベリオロスが実装された。
    棘の要求数に関しては、他の遷悠種の部位破壊素材などと同程度である。
    またHR・G級共に剥ぎ取りやクエストクリア報酬で棘を入手することは可能である
    (確率はやはりというべきかG級の方が少ないが)。
    しかし今回の場合、困るのは棘というよりは剥ぎ取りで入手できない爪系素材である。
    つまり、爪を求めて部位破壊をして入手できたのが「氷牙竜の棘」、
    という自体も往々にして起こるということである。
    • ちなみに先述の通り、調整前は翼の耐久値が非常に高かったため、
      部位破壊が更に困難であった。
    よって、ややベクトルは違えどこんな所でも棘に苦しめられることとなったのであった
  • モンスターハンタースピリッツ狩魂01弾には、上位素材である「氷牙竜の上棘」が存在する。
    「本編でも実装しておいてくれればわざわざ下位に行かなくて済んだのに」と歯噛みするハンターは多い。

関連項目 Edit

モンスター/ベリオロス亜種
防具/ベリオシリーズ
武器/ベリオ武器 - ベリオロス素材を用いた各武器へのリンクあり
クエスト/塵雪の乱気流
クエスト/氷牙竜乱舞
BGM/凍土戦闘BGM - ベリオロスのテーマ「零下の白騎士」。
モンスター/ナルガクルガ - 近縁種。
モンスター/ドドブランゴ - 通常種は寒冷地に、亜種は砂漠に生息するという点が本種と共通している。
モンスター/デュラガウア - 氷属性を操る点が共通する、類似骨格を持つ飛竜種。
モンスター/ヒュジキキ - ベリオロスの骨格を流用した飛竜種。





*1 MH4でリデザインされたクシャルダオラは、環境に頼らずに氷属性を帯びたブレスを放つようになった。
*2 ただし、MHFにおいては既に雪山に登場しているのでシリーズ初というわけではない。
*3 雪山でも登れる壁自体はあるが、低い位置にあったり横幅が狭かったりするような台に適さないものばかりである上、そもそもベリオロスは登れる壁のあるエリアに行こうとしない(来るのは精々寝床のエリア3ぐらいである)。
*4 雪山深奥はMHP2Gのみの登場、かつそこで初お披露目となったウカムルバスは現在、極圏での登場が主流で雪山深奥に姿を表すことは難しいと考えられるため。