ペンデラ

Last-modified: 2024-03-05 (火) 11:45:06

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※ここはCHUNITHM PARADISE LOST以前に実装されたキャラクターのページです。
・「限界突破の証」系統を除く、このページに記載されているすべてのスキルの効果ははCHUNITHM PARADISE LOSTまでのものです。
 現在で該当スキルを使用することができません。
・CHUNITHM PARADISE LOSTまでのトランスフォーム対応キャラクター(専用スキル装備時に名前とグラフィックが変化していたキャラクター)は、
 RANK 15にすることで該当グラフィックを自由に選択可能となります。

1maime.png
Illustrator:夢ノ内


名前ペンデラ
年齢10歳
職業警察官(警部)
趣味部下の『ドイル』と出掛けること。
  • 2018年4月19日追加?<終了済>
  • STAR ep.Vマップ1完走で入手。<終了済>
    カードメイカー再録歴
    • 入手方法:2019/12/5~2020/1/8開催の「「ホーリーナイトダンスパーティー」ガチャ」<終了済>
    • 入手方法:2020/7/16~8/5開催の「「幸せを願う、白のマリアージュ2」ガチャ」<終了済>
    • 入手方法:2022/1/6~2022/2/2開催の「「音闘気鍛錬の行」ガチャ」<終了済>
  • 入手方法:2022/10/13~ カードメイカーの「CHUNITHM STAR」ガチャで入手。
  • 対応楽曲は「popcorn」。
  • 「ペンギン」と「宝石強奪」絡みのネタなのか(STORYとイベント先ページ参照)、Rocher Fantasy IV?マップのマップボーナス(+1)に名指しで指定されていた。
  • ロシェイベント初のチュウニペンギン族ではないマップボーナス対象キャラである。ちなみに、チュウニペンギン族に混じってネタにされたのはCRYSTAL稼働直前生放送が初めて。
    • 第1回開催期間の途中(2020/1/8)までCARD MAKERから入手可能。

部下のドイルと共にサファリ市の治安を守る警察官。
今回は「極悪非道」と知られる、悪のシャチ「オルカ」の一味を追うことになったが……?

スキル

RANK獲得スキル
1ミュージックパレード
5
10
15


ミュージックパレード [GUARD]

  • 鉄壁ガード系列の亜種。ランダム性のある終了時ボーナスを持つ。
    防御系としては若干不安定か。当たりはずれを問わずゲージ4本が限度。
  • 筐体内の入手方法(2021/8/5時点):
    • 筐体内では入手できない。
プレイ環境と最大GRADEの関係

プレイ環境と最大GRADEの関係

プレイ環境最大
開始時期ガチャ
PARADISE×
(2021/8/5~)
無し×
あり
PARADISE
(~2021/8/4)
無し
あり+7
CRYSTAL無し+3
あり+7
AMAZON+以前
GRADE効果
理論値下限:65000(4本+5000/20k)
理論値上限:75000(4本+15000/20k)
▼以降はCARD MAKERで入手するキャラが必要
(2021/8/5以降では未登場)
共通ゲーム終了時に確率でボーナス
【50%】 +15000/【50%】 +5000
初期値一定回数ダメージを無効化(20回)
+1(30回)
+2(40回)
+3(50回)
+4(60回)
+5(70回)
+6(80回)
+7(90回)

所有キャラ【 ペンデラ / コニー

ランクテーブル

12345
スキルEp.1Ep.2Ep.3スキル
678910
Ep.4Ep.5Ep.6Ep.7スキル
1112131415
Ep.8Ep.9Ep.10Ep.11スキル
1617181920
 
2122232425
スキル
・・・50・・・・・・100
スキルスキル

STORY

ストーリーを展開

EPISODE1 グンマ県の名警部「俺の名前は『ペンデラ』。しゃべる動物たちが暮らすグンマ県で、相棒と共に刑事をしている」


 ここはしゃべる動物と人間が仲良く生活している不思議な世界『グンマ県』。
 このグンマ県のサファリ市でも、大勢の動物たちが毎日楽しく暮らしています。

 さて、このサファリ市にはある名物警部がいます。彼の名前は『ペンデラ』。南極からグンマ県に派遣されてきた皇帝ペンギンです。南極と比べて、グンマ県はとても暑いので、ペンデラさんはちょっと辛そう。だけど夏のグンマの気温に負けないくらい、ペンデラさんの警部魂(デカダマシイ)は燃えています!

 正義感が強くて、腕っぷしも強く、頼りがいがあるペンデラさんは、みんなの兄貴分です。……ちょっとだけ、忘れっぽいのが玉に瑕ですが。

 でもそんな彼の欠点は、部下で相棒の『ドイル』くんがしっかりサポートしているので大丈夫!ドイルくんはペンデラさんと比べて小柄ですが、同じくペンギンで、とても賢く働き者でした。

 ペンデラさんとドイルくんはグンマ県でも有名な名コンビで、今まで何人も悪者を逮捕してきたのです。

 ……けれども、今回の獲物は今までよりずっと大きいみたい。

 『極悪非道』と知られる、悪のシャチ『オルカ』が率いるオルカ一味……彼らの魔の手がどうやらサファリ市に迫っているようです。

 ペンデラさんとドイルくんは、見事オルカたちを捕まえられるのでしょうか?


EPISODE2 事件発生! 現場へ急行「何ぃ~? キャンディ買い占め事件だとぉ?これはきっと宿敵・怪盗オルカの仕業に違いない!」


 サファリ市一番のスーパーの店長『シロタ』さんから連絡を受けたペンデラさんとドイルくんは、現場へ急行しました。

 「どうした? 何か重大事件か?」
 「えっと……重大事件か、まだ分からないのですが」

 シロタさんの話しによると、最近お店のキャンディが1種類を残して、全て買い占められてしまうのだというのです。

 「補充しても、補充しても、すぐにまた同じ状況になってしまって……」
 「でも、それで店が損している訳じゃないんでしょう?」
 「それはそうなんですが、お客様から不満の声が上がっています。我々にとってお客様は命! 神様なのです! ……このままじゃ、ちょっと困るんですよ」

 どうやら、売れ残っているというキャンディは他のキャンディと比べてちょっとだけ値段が高いようです。でも他のキャンディが売っていないので、お客さんたちは仕方がなくこのキャンディを買うしかないのでした。

 「うーん、シロタさんの気持ちは分かるが、これは事件と判断していいのか……」
 「……ペンデラさん! どうやら、他のお店からも同様の報告がされているようです!」
 「なに!?」

 ドイルくんの報告を受けたペンデラさんは考えました。

 (シロタさんの店だけならともかくサファリ市中のスーパーで同様の買い占め事件が起こっているのは怪しいな……まさか!)

 「……これはきっと、オルカ一味の仕業に違いない!」
 「えっ!? オルカって、あの神出鬼没の怪盗ですか!?」

 驚くシロタさんの肩をペンデラさんは頼もしく叩きます。

 「大丈夫です。オルカは必ずこの俺とドイルが逮捕してみせます。……さあ、ドイル! 捜査の始まりだ!」「はい!」


EPISODE3 囮捜査で逮捕だ!「優秀な相棒のドイルに発信機入りのキャンディを作ってもらった。これでオルカ一味を全員逮捕だ!」


 『キャンディ買い占め事件』。この事件の裏にオルカ一味の存在を感じ取ったペンデラさんは囮捜査を仕掛けることにしました。

 「ドイルの作った、発信機入りキャンディです。こいつを商品と混ぜて店に置いてください」
 「なるほど! コイツを買っていったヤツが怪しいというわけですね! ……ですが、毎回キャンディを買い占める人は違うようですよ?」
 「オルカ一味を甘く見てはいけません……特に奴らのリーダー・オルカの変装技術は、腹立たしいことに大したものなのです」

 ペンデラさんの言う通り、怪盗オルカの変装技術は天下一で誰も彼の素顔は知らないと言われていました。他にもオルカには強面のサメの『ジョージ』、ドライブテクニックがピカイチのエイの『スティグ』といった仲間がいます。

 ペンデラさんの説明を聞いたシロタさんは、感心したように溜息をつきました。

 「はあ……そんな凄い相手では、確かに私のような素人は正体を見破ることなどできないでしょうね」
 「ですが、このドイルの作ったキャンディがあれば問題ありません!」
 「ああ、そうですね……これ、本当にうちの商品にそっくりです。ドイルさん、手先が器用なんですね~」
 「えへへ。ありがとうございます」

 ……そんなほのぼのとした会話をしていると、発信機が反応します!

 「ペンデラさん!」
 「よし! 追いかけるぞ!」

 発信機に案内されて、ペンデラさんたちが辿り着いたのはある倉庫。
 中を開けてみると、そこはキャンディの海でした。

 「げっ!? お前はペンデラ警部!?」
 「オルカ一味のジョージだな! 逮捕だー!」

 倉庫の中にはサメのジョージがいました。強面ですが気の小さいジョージは、ペンデラさんの顔を見るなり、逃走してしまいます。

 「逃がすかーッ!」
 「くそっッ! これでも食らえッ!」

 ジョージは有り余ったキャンディを詰めたキャンディマシンガンで、ペンデラさんたちを牽制します。

 「あたた! あたたたたたたーーッ!」
 「こ、これ地味に痛いですよ!」

 そうこうしているうちに、ジョージは逃げてしまいました。

 「お、おのれー!」

 オルカ一味を捕らえられず、ペンデラさんは地団太を踏んで悔しがりましたが、冷静なドイルは改めて考えていました。

 (確かにキャンディの買い占めは良くないけど、ちゃんと定価で買ってたし、オルカたちが売ってたキャンディはちょっと高いけど、その分高級感があって美味しかった……。オルカ一味って実は凝り性なのかな?)

 そう考えると、なんだかオルカ一味のことを憎めないドイルくんなのでした。


EPISODE4 極悪非道偽造事件「ゲームセンターのコインがコインチョコとすり替わっている? なんて悪質な手口なんだ!」


 今度の通報者はゲームセンターの店長さんです。

 「最近、アーケードゲームに使われるコインが全部チョコになってるんです……」
 「なんだとッ!?」

 調べてみると、確かにアーケードゲームの筐体の中に入っていたのは、全部コインチョコでした。

 「このチョコ、すごく美味しいし、作りがとても精巧なのでコレクターに受けて高く売れているんですが……こうも続くと店の運営ができなくなってしまいます」
 「なんという悪質な手口だ……。これはオルカ一味の仕業に違いない!」
 「どうしましょう? ペンデラさん?」

 前回と違って、今回は囮捜査は有効ではないでしょう。
 少し考えた後、ペンデラさんは決めました。

 「よしッ! 今度は張り込み調査だッ!」


EPISODE5 秘密のチョコレート工場「いかに巧みに隠しても俺にはまるっとお見通しだ!この秘密の工場をオルカ一味の最期の地にするぞ!」


 『コインチョコ偽造事件』。この事件の調査のために、ペンデラさんとドイルくんはお客さんの振りをしてゲームセンターで遊んでいました。

 「ペンデラさん! この音ゲー、凄く楽しいですよ!」
 「おお! AJか! やるなッ! ドイルッ!」

 ……途中、本気で遊んでしまいましたがそれでもペンデラさんは怪しい男を発見すると、すぐに警部の顔に戻ります。

「あいつを追うぞ!」
「え? なぜですか?」
「奴が通り過ぎる時、甘い香りがした……。それにあいつのズボンを見ろ!あれはチョコの汚れだ!」

怪しい男についていくと、なんとそこは秘密のチョコレート工場でした。

 チョコのタンクの前には、オルカ一味のスティグの姿があります。

 「オルカ一味! 逮捕だー!」
 「ペンデラ警部!? やべっ!?」

 ペンデラさんに気が付いたスティグは、チョコが詰まったタンクをぶちまけました!
 中からはドロドロでアツアツのチョコが流れ出てきます!

 「あちゃーーッ!!」
 「あ、熱い! ペ、ペンデラさん! どうしましょう! これじゃ前に進めません!」

 チョコの熱さに思わず叫んでしまったペンデラさんとドイルくんでしたが……チョコよりもペンデラさんの警部魂の方が熱かったようです。

 「くッ!? 俺はペンギン! チョコの海でも泳ぎきってみせる!! うおおおおーーッ!!」
 「何ッ!?」
 「ぺ、ペンデラさん!?」

 空を飛ぶような勢いでチョコの海を泳ぐペンデラさんに一瞬怯んだスティグでしたが、すぐに作戦を切り替えます。

 「……ならこれでどうだ!」

 スティグは冷却装置を起動させ、一気にチョコを冷やしました。
 ペンデラさんとドイルくんは固まってしまって、動けなくなってしまいました。

 「く、くそーーッ!!」
 「あはは! じゃーな! 間抜けな刑事さんたち!」

 スティグはサーフボードで固まったチョコの上を滑って逃げていきました。

 ……余談ではありますが、この事件の後、ペンデラさんとドイルくんの型から取られたチョコは『非常に精巧な全身サイズのペンギンチョコだ!』とコレクターから喜ばれ、高く売れたそうです。


EPISODE6 相棒の涙を守れ!「今日はドイルと一緒に水族館にやってきたが、相棒が楽しみにしていたイルミクラゲが盗まれただと!?」


 今日はペンデラさんとドイルくんはお休みです。折角なので、2人は仲良く水族館に出掛けることにしました。

 「ペンデラさん! 今日は僕に付き合ってくれてありがとうございます!」
 「別に構わんよ、俺も暇だったしな。……でも、なんで水族館なんだ?」
 「僕、水族館って好きなんですよ。静かだし、色んなお魚がいて見ていて飽きません……。それに、今日行く予定の水族館には、これがいるらしいんです!」
 「なに……『イルミクラゲ』?」
 「イルミクラゲは最近発見された新種のクラゲで、とても美しい光を発するんだそうです。僕、前から見てみたかったんですよ! 楽しみだなぁー!」

 目を輝かせながら語る相棒を、ペンデラさんは微笑ましく思いました。

 「……そうか、それじゃあ早いところ、向かうか」
 「はい!」

 ……ですが、いざ水族館に到着した2人を待っていたのは、とても悲しいお知らせでした。

 「えッ!? イルミクラゲが盗まれたッ!?」
 「は、はい……今朝方、何者かの手によって一匹残らず盗まれてしまったのです」
 「そんな……折角楽しみにしていたのに」

 思わずドイルくんはしゅんとしてしまいます。そんな相棒の姿を見て、ペンデラさんは立ち上がりました。

 「……大事な相棒を悲しませるわけにはいかないな。よし、俺がイルミクラゲを取り戻そう!」
 「えっ!? で、でもイルミクラゲを取り戻すってどうするんですか?」
 「あれだけ大量のイルミクラゲを飼うには大きな水槽とエサも必要だ。最近、それらを一気に買った人物を追えばいい」
 「な、なるほど! 流石はペンデラさんです!イルミクラゲはエサも特殊ですから、きっと見つかると思います!」

 ……ペンデラさんたちは、イルミクラゲを無事に取り戻すことができるのでしょうか?


EPISODE7 強制捜査で逮捕だ!「オルカ一味のアジトを見つけたが逃げられた……。今回はイルミクラゲを取り戻したし良しとするか」


 お休み中のペンデラさんとドイルくんは、少々職権の乱用ですがサファリ市中のアクアリウムショップを周り、ついに『巨大な水槽とイルミクラゲのエサを買った人物がいる』という情報をゲットしました!

 「ここからどうしますか? ペンデラさん?」
 「……ボヤボヤしていれば、犯人に逃げられてしまう恐れもあるな……よしッ! 強制捜査だッ!」

 ペンデラさんたちが問題のお宅へ突撃訪問してみると中から出てきたのは、お馴染みオルカ一味のジョージとスティグでした。

 「はいはい~! 宅配ピザ屋さん、早かったね。……ってペンデラッ!?」
 「き、貴様ッ! スティグッ!!」

 どうやらオルカ一味は、美しいイルミクラゲを使ってヒンスタ映えするスポットを作って、カップルたちからお金を巻き上げるつもりだったようです。

 「き、貴様たちの仕業だったのかッ! オルカ一味ッ!! 逮捕だーーッ!!」

 ペンデラさんとドイルくんは、突然オルカ一味と遭遇したことで驚きましたが、驚いたのはオルカ一味も同じです。特に気の弱いジョージはペンデラさんの顔を見ただけで逃げ出してしまいました。

 「に、逃げろーッ!!」
 「あッ! こら、ちょっと待てッ!!」

 逃げ足の速いオルカ一味は、ペンデラさんを振り切りそのまま逃亡。
 散々な休暇になってしまったとペンデラさんは思わず溜息をつきますが……。

 「……うわぁ。これが本物のイルミクラゲかぁ~。綺麗だなぁ」

 イルミクラゲにうっとり満足しているドイルくんの姿を見ることができて、ペンデラさんも嬉しそうです。

 (オルカ一味には逃げられたが……イルミクラゲは取り戻せたし、今日は良しとするか!)


EPISODE8 幻の宝石強奪予告事件「オルカからの予告状!? 幻の宝石を盗まれたらグンマ県の大いなる損失だ! 必ず逮捕するぞ!」


 ――ある日のこと、サファリ市美術館の館長さんからペンデラさんに通報がありました。

 「……何ぃーーッ!! オルカ一味から予告状ッ!? しかもあの『ホワイトタイガー』を盗むだってッ!?」

 『ホワイトタイガー』というのは、このサファリ市を建てたという伝説の虎『ワイルド』市長の姿を模して作られたという像です。
 『ワイルドに咆える政治を!』というスローガンで素晴らしい政治を行ったワイルド市長を讃え、全てがダイアモンドで作られているという、とびきりゴージャスな像なのでした。

 「『ホワイトタイガー』が盗まれたら、サファリ市の……いえ、グンマ県の大いなる損失になってしまいますよ!」

 最悪の事態を想像したのでしょうか? ドイルくんの顔は心なしか青ざめているようです。ですが勇敢な警部ペンデラさんは怯むことはありませんでした。

 「……大丈夫だ! ドイル! 必ずや『ホワイトタイガー』を守り、オルカを逮捕してみせようッ!」

 こうしてペンデラさん指揮のもと、とても厳重な警備が張り巡らされました。アリの子一匹、通さないような状況です。

 (ふふふ。これなら如何にオルカ一味と言えど、迂闊に手は出せないだろう!)

 ……そして犯行予告の時間がやって来ました!


EPISODE9 警部対怪盗・因縁の対決「他の警備の連中の目は誤魔化せても、俺の目は誤魔化せない! さあオルカ! 今度こそ逮捕だ!」


 犯行予告時間ジャスト。一斉に美術館の照明が消えました!

 「ま、真っ暗だッ!」
 「落ち着けッ! 配電盤を確かめに行けッ!」

 美術館は大パニック!慌てて職員さんが配電盤を直しに行き、程なくして無事に灯りは戻ったのですが……。

 「な、ないーーッ!! 『ホワイトタイガー』が消えているーーッ!!」

 なんと、つい先程までケースの中にあった『ホワイトタイガー』が消えているではありませんか!
 それと同時に美術館の外からは、急発進する車のエンジン音が聞こえます。

 「オ、オルカ一味だッ! 逃がすなッ! 追えッ!」

 職員さんも警察官も、みんな走り去った車を追いました。
 ペンデラさんもドイルくんも現場のホールを後にします。

 ――そしてしばらく経った後。

 「ふふふ。馬鹿な奴らだ。こうもあっさりと騙されてくれるとはな」

 空のケースに1人の警備員が近付きます。警備員がケースに触れると、なんと中から『ホワイトタイガー』が姿を現しました!

 「……これで、この美しき『ホワイトタイガー』は私のものだ!」

 そうです、この警備員はオルカが変装したものなのでした。
 オルカは『ホワイトタイガー』の収められていたケースに予め細工を施して、停電の間に空に見えるようにすると、わざと部下の車を急発進させたのでした。

 オルカがケースを開けようとした瞬間……。

 「動くな! ……貴様、オルカだな?」

 ホールに拳銃を構えたペンデラさんとドイルくんが入ってきます。実はオルカのトリックを見抜いたペンデラさんは、彼の油断を誘うため、あえてホールから出て身を隠していたのでした。

 「ほう……流石はペンデラ警部だな」
 「もう逃がさないぞッ! オルカッ!」

 グンマ県が誇る名警部ペンデラさん、そして名だたるお宝をものにしてきた怪盗オルカ。
 因縁の対決の決着はつくのでしょうか?


EPISODE10 スリル! 走る大走査線「逃亡したオルカを追って高速道路をカーチェイスだ!今日こそ年貢の納め時だぞ! オルカァーーッ!」


 「もう逃がさないぞッ! オルカッ!」

 拳銃を構えたペンデラさんは、いよいよ宿敵オルカが捕まえられると意気込みますが対するオルカは涼しい顔です。

 「ふっ……私が何も対策をしていないとでも思ったのかね?」

 オルカが手を掲げると、天上から大量の鰯が降ってきます!

 「こ、これは~! い、鰯~!ああああ……たまらんッ!!」

 鰯はペンデラさんの大好物!香しい香りに一瞬気を取られてしまったペンデラさんはなんとオルカの逃亡を許してしまいました!

 「くッ! なんたる不覚ッ!」
 「警部! 後を追いましょう!」

 ペンデラさんはドイルくんが用意してくれていた車に乗り込んでオルカを追いかけました。さあ! カーチェイスの始まりです!

 オルカは高速道路に逃げ込んでいました。違法改造を施したオルカの車は凄まじいスピードでペンデラさんたちのパトカーと互角の勝負を繰り広げます!
 しかし、オルカとペンデラさんとの距離は徐々に縮まっていきます!

 「オルカッ! お前が盗んだ品物は……!」

 ペンデラさんはオルカ一味の起こした犯罪の被害総額をスピーカーで告げます。

 「……これだけの悪事を重ねてきて貴様は心が痛まんのかッ!」
 「ふっ、それは私の勲章のようなものさ!」
 「うおっ!?」

 オルカはフィッシュオイルや、鋭く尖った巻貝などを巻いてきました。

 「ヒエーッ!」
 「しっかり捕まってろよッ! ドイルッ!」

 ペンデラさんは華麗なハンドルさばきで、障害物を次々に避けます。ですが、あまりの加速と回転でドイルくんは目を回してしまいました。

 そうこうしているうちに、ペンデラさんは高速道路の建設途中区域にオルカを追い詰めることに成功します。

 「はぁ……はぁ……もう逃げられないぞッ! オルカッ!」
 「……どうやらそのようだな」

 ペンデラさんは見事に『ホワイトタイガー』を取り返しました。あとはオルカの確保だけです。

 「さあ、オルカ……今度こそ逮捕だッ!まずは、素顔を拝ませてもらおうかッ!」

 ペンデラさんはオルカの変装を剥ぎました!すると……。

 「なっ……!? オ、オルカ……お前はッ!!」

 なんと覆面の下から表れたのは麗しいレディの顔だったのです!


EPISODE11 盗まれたのは……?「ま、まさかオルカがあんなに麗しい女性だったなんて……か、関係ない。オルカ! いつか必ず逮捕だ!」


 「そ、そんな……オルカ、お前が女性だったなんて」

 それもただの女性ではありません。オルカはとびきりの美人でした。ペンデラさんは今まで見たこともないような美しいオルカの顔に思わず見とれてしまいました。……その隙を逃すオルカではありません!

 「えいッ!」
 「げほッ!? こ、これは……胡椒煙幕!?」

 むせるペンデラさんを置いて、オルカはパラシュートで逃亡してしまいました。

 「さらば! ペンデラ警部! ……私の素顔に触れることができたのは、君が初めてだよ! 中々面白い戦いだった! また会おうッ!」

 オルカを逃しペンデラさんがしばし呆然としているとようやく目を覚ましたドイルくんがやって来ます。

 「や、やりましたね! 警部! オルカ一味は取り逃がしてしまいましたが、盗まれたものは何もないし、無事事件も解決ですね!」

 ドイルくんは喜びましたが……。ペンデラさんはぼうっとしたままです。なんだか顔も赤くなっています。

 「いや、奴はとんでもないものを盗んでいきました。……私の心です」
 「はぁ? ……どうしたんですか? 警部?」

 ドイルくんに揺すられて、ようやくペンデラさんは正気に戻りました。

 「く、くそーッ! オルカめッ! いつか必ず逮捕してやるぅーーッ!」

 ペンデラさんは、登ってきた朝日に向かって新たな決意を叫んだのでした。


チュウニズム大戦

レーベル難易度スコア
スキル名/効果/備考
♠アニマBAS0 / 120 / 240
レーベルバニッシュ(♥■◆♣コンボミス)
COMBO/CHAIN時発動。次のプレイヤーの
♥、■、◆、♣のCOMBOは、MISSとなる。
備考:♥グミン/■メタヴ/◆ジェネ/♣イロド

■ 楽曲
┗ 全曲一覧(1 / 2) / ジャンル別 / 追加日順 / 定数順 / Lv順
WORLD'S END
■ キャラクター
無印 / AIR / STAR / AMAZON / CRYSTAL / PARADISE
NEW / SUN / LUMINOUS
マップボーナス・限界突破
■ スキル
スキル比較
■ 称号・マップ
称号 / ネームプレート
マップ一覧


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