イェヒメ共和国

国旗

｢みかんの花｣を図案化したもので白は質素と純潔、緑は平和と希望、黄は幸福を意味する。

旧国旗は緑と黄の他に青も使われており、雄大な大泉洋をイメージしていた。

概要

1873年に、前身のイシェヅチ帝国?より独立してできた国。イシェヅチ帝国のうち、西側のイェヒメ地方が独立したのがはじまりである。1888年には現在のヌードル共和国?領を分割したためヌードル共和国が隣国となった。農林水産業が盛んであり、柑橘類や新鮮な魚介類が人気である。
約125万人が住む首都のマチャーマは、マチャーマ城やドゥンゴ温泉といった観光名所がある観光都市として親しまれているため、この国には多くの観光客が訪れている。

地理

↑は州都の位置を表した地図である。

地形

イェヒメ共和国の属するイシェヅチ大陸は、標高2982mのイシェヅチ山?を中心として東西に横たわっている。かつてイシェヅチ山は活火山で頻繁に噴火を繰り返していたようだが、現在はひっそりとしており見る影もない。
地震に関しては100年に1度ぐらいの頻度でやや大きい地震が起こっており、2001年のノースイェヒメ地震では1人が死亡したほか、多くの建物に被害が出た。

気候

イェヒメ共和国、ヌードル共和国、アヴァ王国、トーザ王国があるイシェヅチ大陸周辺は温帯に属している。イェヒメ共和国の大部分は基本的に温暖湿潤気候に属しているが、ウェストイェヒメ州以南の沿岸部は西部沿岸性気候*1、イシェヅチ州周辺の山岳地帯は高山気候に属している。冬になると北東方向からの季節風により北部の沿岸部やイシェヅチ州周辺は降雪が見られる。雪をもたらす湿った空気は、イシェヅチ山脈を超えた後に乾いた空気となってトーザ王国?に吹き降ろす。そのため、冬のトーザ王国では火災が発生しやすくなっている。

領土問題

かつてはアヴァ王国?と現ヌードル共和国?地域周辺での領土問題があり、数度の戦争に発展していたが、現在は同盟を結ぶ程にまで改善しているようだ。

交通

航空

マチャーマ州ミンツ区にマチャーマ空港、ニージャマ州?ニージャマ市にニージャマ空港があり、ニージャマ空港は電気銅の輸出で活用されている。

鉄道

旅客輸送、貨物輸送共に鉄道が主流。イシェヅチ四国同盟が出資しているイシェヅチ鉄道、私鉄であるイェヒメ鉄道?、ベッヂ鉱山鉄道?の勢力下に置かれている。

イシェヅチ鉄道で活躍するDC54系気動車。

産業

農業

柑橘類の栽培が盛んで、柑橘類の輸出量は世界トップクラスである。
その他にも、はだか麦といわれる大麦の栽培や、チョベ町ではナノーレ小梅*2の栽培も盛んである。

漁業

沖合漁業や遠洋漁業が盛んであり、マグロやカツオはかなり美味い。島嶼部ではひじきの栽培も盛んである。ヴァージェマ州?サウスヴァージェマ町では、リアス式海岸を利用した真珠の生産や魚の養殖も行われている。

林業

イシェヅチ州?周辺でスギやヒノキが生産されており、上質なため｢ヅチスギ・ヅチヒノキ｣という名前で親しまれている。
なお、管理放棄を防ぐために国営で林業が営まれている森林もある。

鉱業

ニージャマ州?南部にあるベッヂ銅山で大量の銅が産出する他、ツァイジョー州?イッチ鉱山ではアンチモンが産出している。

工業

製陶業

マチャーマ州チョベ町で盛ん。チョベ町周辺で採れる陶石を材料に作られており、陶器を作っている窯元の数は100を超えるといわれている。その陶器は町の名前を取って｢チョベ焼｣と呼ばれている。イシェヅチ帝国だった頃は砥石の屑を使って作られていた。 また、チョベ焼は隣国であるヌードル共和国で食器としてよく使われているとのこと。

製紙業

キャワノウェ州?ミシェマ市付近で盛ん。イェヒメ製紙の工場では様々な紙製品が生産されており、世界中に輸出されている。

繊維工業

マチャーマ州とイニャーナリ州?で盛ん。マチャーマでは伝統的なマチャーマ絣が、イニャーナリでは上質なタオルが生産されている。

化学工業

ニージャマ州?沿岸部で盛ん。様々な化学製品が生産されている。

金属工業

ニージャマ州?では、ベッヂ銅山で採れた銅を電気銅に加工して世界中に輸出している。

機械工業

かつては基本的に隣国のヌードル共和国?やアヴァ王国?に頼っている状況が続いていたが、マルブルグ・ワークスのイェヒメ支社とイェヒメ工場やローゼンハイム・エレクトロニクスのイェヒメ支社とイェヒメ工場が設立されたことによりイェヒメ共和国でも機械工業が本格化した。

造船業

イニャーナリ州?で盛ん。造船数は世界トップクラスで、主に民間向けの船が製造されている。最近はポート・ニューズ造船の新しい造船所も建設され、ますます活気づいている。

国交

同盟

• 伊丸同盟
  1949年、イェヒメ共和国とサークル帝国との間で結ばれた同盟。イェヒメ共和国としては初めての同盟であり、現在もサークル帝国とは良好な関係を保っている。
• イシェヅチ四国同盟?
  イェヒメ共和国、ヌードル共和国?、アヴァ王国?、トーザ王国?の間で結ばれた同盟。1888年のイシェヅチ帝国?滅亡の後は各国の間*3で領土問題を初めとする対立が起きたため、その解決策として結ばれた。イシェヅチ大陸内で国境をまたぐ際はビザなしで通行できるほか、輸入出の際の関税は撤廃された。
• イルネシア共和国

貿易

• サークル帝国:石炭、鉄鉱石、サークリウムを輸入し、柑橘類、大麦、紙製品、陶器、アンチモンを輸出。
• アズキニア王国:大納言あずき、パーム油、金を輸入し、木材、柑橘類、魚介類、紙製品、陶器、アンチモン、電気銅を輸出。パーム油はニージャマ工業地帯でさまざまな物に加工されている。
• グリモア魔導帝国:電気銅を輸出。
• 硝子魔法国:ガラス製品を輸入し、柑橘類、大麦を輸出。
• イルネシア共和国:柑橘類、大麦、魚介類、紙製品、陶器、アンチモン、電気銅を輸出。
• 埼球共和国:茶葉を輸入し、柑橘類を輸出。
• テンド:テンドティー、テンドシルバーを輸入し、柑橘類、大麦、電気銅を輸出。
• シコク連邦共和国

この国の州

• マチャーマ州*4(首都)
• イシェヅチ州?*5
• ヴォージョー州?*6
• キャワノウェ州?*7
• ツァイジョー州?*8
• ニージャマ州?*9
• イニャーナリ州?*10
• ウツィーゴ州?*11
• ウォーズ州?*12
• ヤヴァター州?*13
• ウェストイェヒメ州?*14
• ヴァージェマ州?*15

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