硝子魔法国

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国旗

ガラスをイメージしたシンプルなデザイン。
国民投票によって決められた。

ここは？

コバルト海に浮かぶルヴェール島に存在する、ガラスに特殊能力を付与する錬金魔術によって栄えた王国。
経済的に発展途上の状態にあるが、鉱業や加工品輸出による収入は大きいため、国民の貧困率は低い。

産業

農業

米や小麦などの穀物を生産している。
将来的に人口が増えると農地が居住区へと姿を変え、食料も輸入に頼りきりになることが予想されている。
しかし、植民地での食糧生産である程度解決できるとの見解もある。

水産業

コバルト海の豊富な水産資源により、魚は豊富に取れている。
可食部は加熱加工を施され、食品として出回る。
食べることができない部分*1も、錬金魔術の素材として無駄なく使われている。

林業

建材は全てガラス製という国の文化上、木材などとしての輸出くらいにしか用途がない。
錬金魔術の素材としても向かないらしく、国内では木材の行き場がなくなっている状態。

鉱業

ルヴェール鉱山からは石英や珪砂、ソーダ灰、石灰など、ガラスの原料となる鉱石が大量に産出される。
ガラスの原料は高く買い取られるため、出稼ぎに鉱夫として働く者も多い。
ルヴェール鉱山から産出される石英はSiO2純度が高く良質なものが多いため、他国との貿易にも利用されている。

工業

国内で製造されるガラス製品は全てファクトリ国営工場で加工・生産される。
ガラスに特殊能力を付与する錬金魔術の製法は国家機密となっている。
屋内での光源も電波放送も国産のガラス製家電も、全てガラスの特殊能力によるもの。さらに、動力源は全て魔力。
破損や劣化で役目を終えたガラスも、国独自の技術でリサイクルし、再生ガラスとして使われる。
CO2排出量もほぼゼロで実にエコロジーだが、ガラスの持つ特殊能力が劣化していないか、国家規模の定期メンテナンスが欠かせない。

文化

衣

国民は基本的に麻や綿などで作られた服を着ている。
服の原料となる麻や綿花も国内の農地で栽培されている。

食

米と小麦、そしてコバルト海で採れるさまざまな魚が主食。
魚を生で食べる風習は存在せず、国民は基本的に加熱された魚を買って食べる。

住

この国の建造物は太陽光発電機能を持つガラスで作られ、道路や地下空間を形成する蓄電池の機能を持つガラスに蓄電され、全ての家庭へ均等に分配される。
ただし他国から輸入した機械や家電くらいにしか電気を使わないため、発電所がなくとも上記の発電システムで事足りる。

国際関係

公的な立ち位置

みんつく国際連合加盟国。とある組織に政治の諸権利を握られており、外交もストップしている。名実共に孤立状態。
建国時に初代女王は『いかなる戦力も保持せず、国家同士の対立が起こった際も中立の立場として振る舞う』『国際会議における国の発言は、民意を最大限尊重した上で国内議会の満場一致を得たもののみとする』と宣言しているが、現在はとある組織による独裁政治体制となってしまった。

貿易

この国の市町村

• ヴィトライユ地区
• ファクトリ地区
• ルヴェール鉱山

この国の植民地

• 硝子魔法国領スウィーティア

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