グレビレア連邦/設定・用語

Last-modified: 2025-04-08 (火) 15:42:19
永遠の工事中

概要

グレビレア連邦】...及び関連創作の様々な設定や用語の詳細の纏め場所。

この世界の魔法を形作る粒子の一種。活性状態と非活性状態を持つ。
活性時は性質が不安定であり、空気中を漂っているが、これを一定数集合させ、一部の人間が発する事ができる脳波【感応波】を通じ魔法のイメージを送ることで魔法を作り出すことができる。*1
生物や一部の物体内に蓄積する性質を持ち、俗に言う魔力(MP)はこの蓄積されたマジカロンの量を大まかに指す言葉である。
集めるには【ケミタイト】と呼ばれる半透明の石を使うことが一般的だが、ある程度能力の強い者であれば集めるイメージを浮かべ伝えようとすることで自然と集めることもできるようになる。

中世、これを扱える者は【魔術師】や【魔法使い】と呼ばれ、彼らはその力で善行や、自分のために...そして人によっては悪事に使っていた。だがあるとき、彼らは扱えない者達から何かしらのきっかけによって、異端者と扱われてしまい、その後【狩り】が行われた。
このとき、各地の【魔術師】達は抵抗したものの、数の暴力には非力と言うべきか、彼らは次第に数を減らしていった。残る数人、その中で特に【魔女】と呼ばれた者達は、それぞれこの世界に爪痕を残すため努力し、魔法の技術と共に散っていった。
特に、【蒼の魔女】がイゼプトの地に自らの墓となる遺跡を作り、そこに魔法技術を残していったことは、この【魔女】達の「抵抗」の中では最大のものであり、最も後の世に影響を及ぼした痕跡である。

近代以降、この魔法の技術は完全に失われると共にその存在は忘れ去られ、科学による統治の時代が流れる。だが、近現代が終わりを迎える頃、イゼプトの考古学者が偶然にも前述の墓を発見し、残された、魔法技術、【マジカロン】、【ケミタイト】を研究することで、魔法はもう一度この世界の表舞台へ立つことになる。
しかし、【魔術師】無き現代ではイメージを伝える手段がないために研究が中々進まず、最近になって機械を通じてのイメージ伝達が一応可能となったものの、それでも自由度は決して高いわけではないため、【蒼の魔女】が残したビーム魔法を改良することが精一杯となっている。

ちなみにだが、時折一定以上圧縮された【マジカロン】が長い年月を掛けて、謎の原理によって意志を持ち、所謂【エレメント】となることがある。このエレメントは、物体や空気中の【マジカロン】を運び、バランスを保つ効果を持っている。

【マジカロン】を蓄積、及び圧縮する性質を持つ半透明の水晶に似た鉱物。【魔術師】が先に水晶のようなものが装着された杖を持つ理由は、この鉱物を通じてマジカロンを扱うためである。
その他、この石へ直接魔法のイメージと発動方法を伝えると、そのイメージを記憶し、以後充分な【マジカロン】を持った上で、伝えた発動方法を実行すると魔法を放つことができる特性をもつ。
これはそのまま兵器や一部の装備などに用いられている。
現代では機械を通じてのイメージ伝達技術が開発され始めているが、自由度は低い。

魔法の色々が書かれた本。
一見その存在意義はないように感じるかもしれないが、魔法は使用者のイメージに依存するので、人によってばらつきが生まれてしまうことがある。これを解決するため、定型を作り、この本の通りにすればほぼ同じ魔法を発動させることができるというためのものである。
これは、イメージの構造を単純化、効率化することによって魔力の消耗を減らす意味があったり、複雑な魔法であれば、イメージを思い起こすための書留としても機能する。
そして、これら魔法には基本必ず名前がつけられているため、大御所の出版している魔導書の魔法であれば、【魔術師】達は名前を出すだけでそれが何であるかを共通認識することができるのである。

魔法を扱えるもの...厳密には、魔法を扱うためのイメージを送るために必要な脳波【感応波】を扱える人達のこと。


今日1
昨日0
合計57

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*1 火の玉であれば燃える火の塊を連想しそれを送る。