常識的な範囲なら編集okです。*1
詳細
概要
アズキニア王国領エルドビアの戦いにおいて、アズキニア王国は当時リガルフィア戦線に軍の大部分を回していたため、なろう王国の急襲により総督府・エルドビアシティおよび港湾部を占領され、軍は山中に撤退した。しかし、アズキニア王国はなろう王国軍の強さの前に圧倒され、停戦しなければアズキニア王国本土侵攻もあり得ると判断されたため、他国はなろう王国と戦闘を継続していたものの、アズキニア王国はなろう王国と講和することとなった。これには山中で包囲された軍の救出の意味合いもあった。
講和時にはアズキニア王国に対しなろう王国はその立場を生かし苛烈な条件を提示し、受諾するよう要求した。この内容は当然アズキニア王国にとって到底受け入れ難いものであったが、取り残された兵士の命と本土の安全には代えられず、調印を強いられることとなった。
これにより事実上アズキニア王国領エルドビアはなろう王国に支配されることとなった。しかし、形式的ではあるもののアズキニア王国の支配下にあり、対なろう王国連合は容易に手を出せない状況になっている。これはアズキニア王国が法治国家であるが故に条約を破ることができないことが招いた事態である。なろう王国はそれを利用して連合のエルドビア侵攻を遅らせた。
12月9日をもって失効に伴い破棄された。
背景
11月14日、なろう系転生者Σ率いるなろう王国軍がアズキニア王国領エルドビアを急襲。それまで中立を保っていたアズキニア王国はなろう王国に対し宣戦布告した。
なろう王国軍は港湾に空から降下し、電撃的に敵を殲滅。アズキニア王国第六軍が駐留していたが、アズキニア軍は突然の空からの急襲に大混乱し、兵士たちは蜘蛛の子を散らすように逃げた。アズキニア軍は対空砲を完備し連絡があればいつでも対抗できるようになっていたが、なろう王国軍は海をすっ飛ばして空から侵攻したため、準備時間が全くなく、あえなく敗北した。
次に、なろう王国軍は沿岸部の飛行場に狙いを定め、第二部隊が降下し、全て占領。アズキニア軍は制空権を喪失した。ここでようやくアズキニア海軍にも急襲が伝わり、海軍は艦砲射撃や艦載機による機銃掃射で足止めを試みたが陸上部隊との連携不足により敵部隊の位置が明確に把握できなかったためこの攻撃はほとんど効果がなかった。
16日にはアズキニア軍は沿岸部の支配権を喪失し、本土からの補給は不可能となった。アズキニア第六軍残存部隊は沿岸部の奪還を諦め、山中で抵抗し援軍を待つ方針に転換。木が生い茂る山中ではなろう王国軍は空を自由に飛べても敵の位置に把握は難しく、山中への撤退一定の効果があった。
しかし17日にはなろう王国軍は絨毯爆撃を開始。森ごと焼かれ、部隊は次々と殲滅されていった。
そして19日にアズキニア王国がなろう王国に対し降伏。残存部隊は武装解除され強制送還された。
経過
アズキニア王国は攻撃を受けた時点で動揺しており、その時点で単独勝利は諦めていた。しかし、イルネシア共和国やストロンゲスト共和国から援軍が来る見込みがあったため、即座に降伏はせず第六軍に島の防衛を命令した。だがなろう王国軍の侵攻スピードは予想の域を遥かに超えていて、援軍が到着する前に第六軍が壊滅すること、ひいては無防備な本土への侵攻が予想されたためアズキニア王国は18日に降伏を決定した。
アズキニア王国大統領アラン・レーキンルはエルドビア島近海のナグプール島にて講和会議の開催を打診。なろう王国はこれを受諾し、19日には会議が開催された。
会議は終始アズキニア王国がなろう王国の要求に対し、妥協を求めていくという流れで進んだ。アズキニア王国は外交のノウハウにより賠償金の支払いの要求と対なろう王国連合への参戦要求は回避できたものの、アズキニア王国はなろう王国の盾にされることとなった。
内容
- アズキニア王国はその領土であるアズキニア王国領エルドビアにおいて、その自治領としてなろう王国を成立させる。
- なろう王国の領域はエルドビア島全土および周辺諸島とする。*3
- なろう系転生者Σをエルドビアの総督に任命する。また、いかなる場合であろうとその地位は確約される。
- なろう王国行政府には領域の徴税権、警察権並びに外交権などの諸権利がアズキニア王国政府から委譲される。
- アズキニア王国が今後なろう王国にとって軍事的に不利となる行動をとることは禁止される。
- アズキニア王国の行動の監視のため、なろう王国はシュマリ、ニューロフト、メクトフォール、オーズデン、ノバルスレムス、フェルラン*4に大使館を置き、監視団が駐留する。
- なろう王国の領域全土についてアズキニア王国には防衛義務が発生する。
- アズキニア王国はなろう王国の領域の人的資源、物的資源などのあらゆる資源に対する利用権を主張してはならず、許可を得ずに輸送並びに利用してはならない。
- この条約はアズキニア王国大統領とアズキニア王国領エルドビア総督の名の下で絶対的な効力を発し、これを破ることはいかなる場合でも許されない。
影響
アズキニア王国はこの条約により実質的にアズキニア王国領エルドビアを放棄した。しかし、アズキニア王国はなろう王国の中核州が攻撃された場合一緒に反撃しなければならなくなり、戦争に巻き込まれる危険性が生じた。要は盾にされたのである。これにより各国はなろう王国への攻撃を躊躇せざるを得なくなった。
だが、アズキニア王国はなろう王国からの攻撃に怯える必要は無くなった。仮初の平和が戻ったのである。
評価
この条約に対し国内の一部の強硬派からアズキニア政府は弱腰だとして非難の声が上がったが、国民の大部分は8.31によりなろう系転生者の強さを認識しており、降伏を妥当な判断だと評価したためそのような非難はごく少数にとどまった。
諸外国は、アズキニア王国が戦争から離脱するとその分の戦力が自国方面に回ってくるため、この講和を非難した。
コメント
- 作ってから一時間も経ってないのに閲覧者数50超えてる......。 -- アズキン(編集者) 2023-11-29 (水) 15:51:17
- 100!? -- アズキン(編集者) 2023-11-29 (水) 18:33:04
- アズキン(編集者)さんのページはどれもクオリティが高いからだなぁそうに決まってる
そしてアズキニア王国を盾にするとかなろう王国外道スギィ!(ド直球) -- てぃろるーな 2023-11-29 (水) 20:27:35 - 内容を見たらなろう王国を潰したくなったわ
僕だったらこの条約破棄して壊滅させるね、言うまでもない -- Mr.EXHAUST(編集者) 2023-11-30 (木) 15:32:45- 喉元にナイフ突きつけられてるようなもんですから、そう簡単には条約破棄できないんですよね......。 -- アズキン(編集者) 2023-11-30 (木) 16:21:53
- 怖すぎる… -- Mr.EXHAUST(編集者) 2023-11-30 (木) 22:12:39
- 本日をもってこの条約は失効に伴い破棄されました! -- アラン・レーキンル 2023-12-09 (土) 14:09:26
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