ハチスブルク二重帝国

Last-modified: 2024-01-28 (日) 20:30:00

ハチストリア=アイアント二重帝国、またはハチスブルク二重帝国(ドイツ語:Doppelreich Hachisburg ハンガリー語:Hachisburg kettős birodalma)とは、ハチスブルク=ホーネットリンゲン家(以下、単にハチスブルク家?と呼ぶ)が皇帝として支配している立憲君主制の多民族国家であり、ハチスブルク家領の最新の形態である。

名称ハチスブルク二重帝国
読み方はちすぶるくにじゅうていこく
首都ブィーン?
大陸昆虫大陸
人口人間約1400万+虫人1億4500万人
皇帝ビーゼフ3世?
首相ビヒャルト・フォン・ホーネット
言語日本語、ドイツ語、ハンガリー語、etc…
通貨ハチスブルク・ベイア

国旗

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国歌

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作詞者のミスにより本来ハチスブルク家や大ハチストリア帝国などと入るべき部分がハスブルク家やオーストリアという歌詞になってしまっている。

この国のニュース

混乱により停止していた電波回線が復旧しました。これより放送を再開します。 IF国際奉仕団の代表アイチ・K・ウマル氏に「髪は0重なんですね」と発言されたビヒャルト・フォン・ホーネット首相は「奴の頭を全て虫刺されにしてやりたい」とコメントを残した。

概要

大ハチ帝国アリの巣王国で発生したアリツィア蜂起によって、両国が統合されたことにより誕生した国家。
ハチスブルク家の君主が統治する連邦国家であり、両国が統一され誕生したといってもその実態は国家連合に近い。

歴史

年月主な出来事
1723年昆虫大陸中西部をルーツとするハチスブルク家が現在のブィーン周辺を根拠地として勢力を広げ、地方長官の地位として当時のハチスブルク家当主に辺境伯の地位を授与する。
1737年ハチスブルク家が現在の大ハチ帝国やアリの巣王国までの地域を領有し、同地域にハチスブルク家が統治する「ハチスブルク辺境伯領地」が成立する
1865年当時の辺境伯が領内の異民族、異教徒を弾圧し、一部地域で武力衝突が起こる。
1879年弾圧されたアリ系の虫人により、辺境伯西部にハチスブルク家から分家したアリトヴァーン1世を王とするアリの巣王国が成立する。
1914年ハチスブルク初代辺境伯の孫であるビーゼフ1世が自らを大ハチストリア皇帝と自称し、ビーゼフ1世を君主とした大ハチ帝国が成立する。
1920年ビーゼフ1世が国内の法整備を実施。君主制を破棄し政治体制を立憲君主制へと変更する。
1962年ビーゼフ1世が退位。皇帝位を長男のビーゼフ2世に譲る。
1975年ビーゼフ2世がアリの巣王国への対抗を強める政策を実施。関係悪化が強まる。
1977年関係悪化によりアリの巣王国との戦争である蜂蟻戦争*1が勃発。見事勝利し国境付近のアリツィア地方の領土を獲得する。
2002年ビーゼフ2世が退位。皇帝位を次男*2のビーゼフ3世に譲る。
2023年大ハチ帝国アリの巣王国の間で発生したアリツィア蜂起により、両国間を統合したハチスブルク二重帝国が誕生する。

地理

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国内には様々な種類の虫人が分布し、特にかつて大ハチ帝国アリの巣王国との戦争によって得たアリツィア地方には長らく大ハチ帝国が弾圧していたアリ系の虫人が多く居住していた。
現在はその両国間が統合されたことにより民族間の問題は殆どが解決したとされている。

構成国

植民地及び租借地

政体

基礎的な政体はかつて大ハチ帝国が採用したアリの巣王国のものをモデルとした国民的立憲君主制を採用しているが、二重帝国の成立後は皇帝の肩書きが大幅に変更され、国家元首である君主は「ハチストリア皇帝」兼「アイアント国王」と改められた。
そしてその国家元首は帝国議会である上院と下院と共に立法権を行使することができ、上院は地域議会を通して選出される120議席と、皇帝の子女*3の数によって変更される議席*4によって構成される。
下院は比例代表選挙によって選出される230議席から成り任期は4年で、任期満了の年に選挙が行われる。

帝国政府の長である首相は議会の総選挙後に皇帝本人から指名された人物が組閣責任者となり、最大20名からなる連立内閣を組閣する。

政党

大ハチ帝国アリの巣王国の統合により一部の政党は解体、吸収されているものも多々存在する。
そのため上院と下院では解体された政党の議員を迎え入れるため、両院の議席数を50席ずつ追加した。

党名両院における議席数備考
帝国党195現在のホーネット首相が所属する党。
大ハチ帝国の国民党とアリの巣王国の共和党が統合され誕生した。
国民社会党67
ハチストリア共産党58
外交党18昆虫大陸に位置する国家と断交し、別大陸の国家との関係を強めることを目標とする
無所属171度首相を輩出した経験有り。

産業

国土の南部は乾燥し蜜源植物、花粉源植物が豊富にあることから、養蜂業やそれに関する産業が飛び抜けて発達している。
また北部のアリツィア地方では鉱石資源が多量に採れる鉱山が点在し、そのことから
北部に住んでいたら炭鉱夫に、
南部に住んでいたら養蜂家になれば経済的に困ることはないという認識が大ハチ帝国の国民の間で広まっている。

また、アリの巣王国は海洋に接する面積が広いことから造船業や、そこから発達したと考えられる工業などが主に発展している。
かつての蜂蟻戦争の後にはアリツィア地方の喪失により鉱山業の衰退などが懸念されたものの、新たに南部の湿原地帯を利用した農耕業が発展したことにより、敗戦後、そして統一後も未だ産業自体は衰えずに発展を続けている。

国交

貿易

蚕藍国

良質な絹糸と引き換えに桑の葉を大量に輸出している。
なお同国では未だ桑の葉の供給が追いついていない模様。

シベーヤ共和国

アズキニア王国

ボラァーヴァ・ソヴィエト共和国

アイアント王国領カンブリカ

正確に言ってしまえば国家ではなくアリの巣王国が所有する植民地である。
かつてのアリツィア地方の喪失により不足した鉱石資源を賄おうと内陸部の山脈を手当り次第に鉱山へ開発している。

ハチストリア帝国領カンブリカ

正確に言えば国家ではなく植民地であるものの、大陸中央の沿岸部に密集する森林からは安い関税率で多くの木材資源が輸入されており、国内の林業の進展を阻害しているのではと懸念されるほど大量に木材を輸入している。

条約・同盟

軍隊

ハチスブルク二重帝国軍は陸軍、海軍、空軍と"インセクトコマンド"と呼ばれる特殊部隊の4軍種から成る。
初期の大ハチストリア帝国は完全な内陸国であり海軍は保有してなかったが、蜂蟻戦争の勝利に伴うアリツィア地方の併合により海上へと領土が繋がったため、海上防衛のため海軍が新設された。

そこから二国間の統一後にはアリの巣王国が保有していた空軍、大ハチ帝国のインセクトコマンドも軍隊に編入されたが、軍隊全体では未だ多民族国家であるが故に兵士の所属する民族ごとの価値観や思想がバラバラであるという致命的な弱点が克服できておらず、また大ハチ帝国、アリの巣王国軍が他国の軍隊と真っ向から戦闘したのは約50年前の蜂蟻戦争のみであるため、兵器全体で旧式化の兆しがあったりと様々な問題が解決できていないのが現状である。

陸軍

ハチスブルク二重帝国陸軍は、以下の4個旅団を基幹として編成されている。

  • 第3装甲擲弾兵旅団
  • 第4装甲擲弾兵旅団
  • 第6山岳旅団
  • 第7猟兵旅団

しかし旅団内でも民族ごとによる対立であまり歩調がとれておらず、緊急時の指揮などに影響が出ることが問題視されている。

海軍

1977年の海洋獲得により新設されたため歴史は浅いものの、かつてはアリの巣王国に対して積極的に作戦行動を展開していた。
また蜂蟻戦争終結後はアリの巣王国海軍の艦艇などを一部租借しているほか、アリの巣王国海軍が蜂蟻戦争終結後に建造した軍艦も運用しているため、歴史の浅さに似合わない量の軍艦を保有している。

空軍

蜂蟻戦争でアリの巣王国空軍が運用していた戦闘機をそのまま利用しているため旧式化の影響をモロに受けており、近年では航空戦力の増強のため空軍の装備を一新する計画の見通しが建てられている。

インセクトコマンド

ハチスブルク二重帝国軍の特殊な訓練を受けたごく一部の士官のみが所属する特務部隊。
蜂蟻戦争の大ハチ帝国陸軍にて小規模のコマンド部隊が誕生し、インセクトコマンド*5と名付けられた事を起源とする。
詳しくは大ハチ帝国/インセクトコマンドを参照のこと。
近年第五インターナショナルの特殊作戦群に編入された。

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*1 ほうがせんそう
*2 長男は病により25歳で病死
*3 アリトヴァーン1世から始まるアリの巣王国の分家もこれに含まれる
*4 皇帝一家の中で25歳以上の者の数に合わせて変更される。
*5 昆虫コマンド部隊