情報
説明
偶像の国に1000人近くいる偶像の一人。
ウルトラドーム50万席、同時中継のスーパードーム10万×4席。この数字は、一つのライブ動員できる人数の、理論上の最高値である。……しかし知っての通り、束になっても*1スーパードームすら半分も埋められない偶像が圧倒的に多い。というかそれでも5万人である。偶像の国の性質を鑑みてもなかなか難しいことである。
しかし、山中メトロは数年前にそれを成した。単独で、5つのドーム全てを、1.5時間に渡って、文字通り観客で埋めたのである。これを伝説と呼ばずして何としようか。
その伝説のライブの直後、メトロの名声を頂点からどん底に叩き落とすような事件が起きた。
それは冤罪であったことが現在ある偶像によって語られているが*2、ともかく瞬く間に偶像政治の座に指を掛けようとした彼女は、同じくらい一瞬で転がり落ちてしまったのである。
名声や地位、ファンはあっという間に離れていった。流石に技量・威風・各等彼女を構成する要素はしばらく残り続けていたが、心に刻まれた深い傷はそれすらも少しづつ摩滅させてゆく。
そして今や、伝説の偶像だった山中メトロは、最下層一歩手前まで落ちぶれてしまった。
メトロが所属していた事務所はプロデューサーも替わり、もはや零細も同然となっていたが、数々のオーディションを潜り抜け、星空ヒマリという一人の偶像が事務所に入ってくる。そして彼女は、メトロの前に立った。そしてどうやったのかは不明だが、引っ張ってみせた。
……その二人組ユニットを以てしても、往時のメトロ程の客足はない。しかし、山中メトロという強烈な個性が、星空ヒマリという存在と出会い、明確に活路を見出したのである。これを福音と呼ばずしてなんとする?
歌・踊り共にそれぞれ全盛期は最低でも10人中5人が偶像の頂点に位置すると答えるほど。他にもマイクや拡声器の音割れ寸前まで声を張った独自のコールにより会場の雰囲気を掌握する術に長けていた。そのため『永遠に喉を潰さない山中メトロ』は偶像の国七不思議の一つに数えられている。
一応偶像姫士としても活動しているがそちらは平凡。
セリフ
- 「……みんなーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!今日は来てくれて……本っっっ当にありがとーーーーーーーーっっ!!!!!!!!!!」
- 「山中メトロ、久々に頑張るよ。……じゃないとダメなんでしょ?ヒマリちゃん」
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