ネコ社会主義共和国連邦/軍備/装備

Last-modified: 2023-11-21 (火) 23:05:44

ここでは、ネコ社会主義共和国軍の装備の一覧をまとめる。
他国でも一般的に用いられるものは載せていない。

目次

目次

防具

防弾スーツ

2An-タクティカルベスト

9.72mmの撤甲弾を余裕で阻止できる防弾ベスト。防爆性能にも優れ、高い防御力を誇る。
しかし、重量が重く、山岳地帯などで着用すると少し疲れやすくなる。

M-Yaタクティカルスーツ

7.8mm撤甲弾を阻止できる性能をもった防弾スーツ。軽量で、どのような場所においても問題なく着ることができる。

N-YAN全身鎧

ストームトルーパー風の全身鎧。35mmのチタン合金・セラミック複合装甲でできており、拳銃弾や小銃弾、生半可な爆風は通さない。
軽量化が進んでおり、パワードスーツが内蔵されているがそれでも重いので訓練を積んだ兵士が着ることを推奨されている。パワードスーツには5tの積載可能重量がある。
内部には酸素発生装置、ジェットパック、エアコン、空気循環装置、コンピューター、原子力電池、パワードスーツ、対NBCガスマスク、高機能(暗視・熱視・望遠・X線・スクリーン)レンズを内蔵する。
高機能兵はこれを着ていることが多い。。

M-YU2全身鎧

N-YANの上位互換として開発された鎧。上の装備に加えて、60mm装甲に厚さが増えた他、パワードスーツが25tほどの可積載重量をもつようになった。
ボラドニウムメッキにより放射線防御能力が極めて高くなっており、ジェットパックに折り畳み式の翼、他にブーツ部にもジェットエンジンが搭載されている。
また、右手には155mmブラスターガンランチャー*1、EMP電撃砲、プラズマ砲、レールガンのいずれかがインプットされており、左掌には熱線銃*2と7.92mm機関銃(ものによってはライトセーバー)、肩には四連装ロケットポッド*3二門が搭載されている。
エンジンも小型反物質炉に換装されており、エネルギー出力は極めて高くなっている。
基本的にはもっぱら対戦車兵器で対抗する形になる。
価格はN-YANの三・五倍ほどとお財布に優しくない。

NYE-S全身鎧

ヨーロッパの全身鎧の上に日本の甲冑を着せたような非常にごつい形状の全身鎧。
ほぼ防御力全振りで、90mm装甲にエネルギーシールドとピンポイント迎撃システム、妨害電波発生装置をもつ。一応多連装ロケット砲を一基腕に持つがあくまでも補助兵装である。代わりに機能は前方確認用カメラ、酸素発生装置、エアコン、最低限のパワードスーツだけと極めて低いため、騎士として訓練された兵士以外は着るべきでない。

NYJ-S 盾

単純な盾。ジュラルミンと特殊セラミック、そして緩衝材の積層構造により高い防御力を発揮する。
銃撃、斬撃、そしてちょっとした砲撃ならば耐え、防爆性能にも優れる。また、反射率が高く、また避雷針を兼ねるため、レーザーや電撃砲にも抵抗性をもつ。
構造故に軽い割には電磁波や粒子線にも抵抗をもつ。

エネルギーシールド

物理盾と違い電力さえあれば無制限に使える代わりに製造コストが高い。

N-4E3エネルギーシールド

標準的なエネルギーシールド。
アーク放電による瞬間的導電性高温高圧プラズマ生成で強力な磁場と抵抗場を発生させ、敵の攻撃を吸収・デフレクトする。
ただし、敵の攻撃が強すぎる場合は防げず、減速・弱化させるのみとなる。
一応高密度プラズマの吸収作用により放射線への抵抗性もある。

歩兵兵器

パワードスーツの着用の一般化とともに、高機能兵の増加故に重く、電力を消費する兵器が増えている。
通常の兵士は重くてグレネードランチャーかロケットランチャーが限界である。

拳銃

キャットガン

最も基礎的な拳銃。
6.22mm口径のライフル弾を利用するフルオート拳銃。
標準装備のひとつ。

NN-222 CAT

.357口径のマグナム。標準装備。

無音銃ミャーン

.170口径の無音自動拳銃。サイレンサーが非常に発達しており、煙および音が完全に沈静化されており、小型なため携帯しやすいという利点をもつ。
主に特殊作戦やスナイパーに使用される。水素酸素混合気体を利用するため、原理上発射残査は残らない。
気づかれにくくするため、持ち手は変形し、銃全体にに簡易的なON-OFF可能な光学迷彩機能がついている。
銃弾が見切れる動体視力を持つものにも気付かれないように弾速は極めて速くなっており、空気抵抗を減らすために弾丸はかなり尖っている上、色もとてもわかりづらくなっている。
その発砲はその全くしない音と煙のでない様から「まるで玩具のよう」と形容される。
分解も非常に簡単で、完全に分解すれば拳銃とは思われない。
薬莢を溜め込む倉庫があるため、定期的に捨てれば薬莢は出ない。
エアガンモードもあり、空気を利用して飛翔体を発射することも可能。
使用しても気付かれることは基本的にない。
金属探知機やX線装置をバイパスできる。
銃の中核部分がかなり小さいため、傘などに仕込むことも可能である。

ニャンコシューター

9mmの半自動拳銃。反動が強いが、両手撃ちすれば問題はない。
ある程度訓練を受けた兵士はこれを装備する。
散弾や複合弾を用いることも多い。

ハンドキャノン

50mm口径の異常に大きいリボルバー式拳銃。
軽量化のためなんとか両手撃ちは可能であるが、特殊な訓練が必要である。
その異常な装薬量と口径、特殊射撃機構により威力は戦車砲に匹敵する。
砲筒は長く、ゲルリッヒ砲の原理を用いているため射程および装甲貫徹力が高い。
価格は高く、歩兵運用には不向きである。
通常は二人ほどで運用されるか、固定されるか、匍匐姿勢で射撃される。
他国でも一応非ロケットで砲弾が安く、通常の砲より安価で、個人運用が可能なため手軽な直射砲として運用されている。
HEIAP弾が標準装備。
砲兵が扱うことも多い。

ライフル

キャッツアイ-C

いわゆるスナイパーライフル。高い命中精度と威力を誇り、その弾速は約マッハ12*4。小型のレールガンであり、電源は化学パワーセルを用いる。なんと自動射撃管制装置付き。*5

  • キャッツアイ-EX
    前身たるCの改良版。軽量化が進んでおり、持ち運びやすい。
    かわりに自動射撃管制装置はない。

レールキャット・MK3

対戦車砲的な運用がなされる歩兵用のレールガン。エネルギーは充填式の核分裂カートリッジ(一本あたり22発相当)により供給される。
口径は30mm、銃口初速はマッハ16。
匍匐姿勢による運用のためあまり問題にはならないが熱反動は結構なものである*6
きわめて重い。高機能兵以外には扱えないだろう。
低級の戦車の主砲にも用いられることがある。

NC-3

ネコショクニキア製対物ライフル。
1.00口径(25mm)の標準的ボルトアクション対物ライフルであり、主要弾種である1.00口径マグナムプラス弾を用いた場合、驚異的な10000mの有効射程とマッハ5.4の銃口初速を記録する。銃身も1.4mと極めて長い。
うまくやれば航空機の撃墜も可能。
ただし、通常弾では到達することが到底難しい速度に到達するために超高装薬弾を使用する都合上、反動が極めて大きい他、マズルフラッシュや発砲音はすさまじいものになっている。

アサルトライフル

アーチキトン12

持ち運び易い使い勝手のいいアサルトライフル。
The歩兵兵器。
7.92mmライフル弾を使用する普通のアサルトライフルであり、分間1000発程度の高い射撃速度を有する他、3点バースト射撃が可能。
多種多様なアタッチメントをつけることが可能であり、アーチキトン・カラシドーフシリーズらしい汎用性がある。

アーチキトンM

ネコ社会主義共和国連邦がカラシドーフをベースに改良したもの。
現実で言うAKM。
7.92mm口径に毎秒22発という圧倒的な連射速度、1300m/sの銃口初速、約2000mの有効射程をもつ。
形式的にはAC-12よりも遥かに古いが、最新銃に匹敵する高い連射性能*7と昔ながらの高い信頼性が高く評価されており、今でも現役である。
軽機関銃バージョンもあり、そちらは水冷式・ベルト給弾式となっている。

キャッタバ-N76

ミューゴショクニキア作成の7.92mm口径の古典的ライフル。スナイパーライフルとアサルトライフル双方の形質を併せ持つ。フルオートとセミオートの切り替えが可能。
安いうえ、連射速度・命中精度ともに高く、射程も長いため多用される。

ショットガン

ニャトバスガン

フルオート式の散弾銃。散弾に焼夷物質や高性能爆薬を込めることができ、軽量ながら高い性能を誇る。

ニャント・ガン

6m長3.34インチ(85mm)口径の巨大二連発散弾銃。
0.125ゲージ(8ポンド)レッド弾という凄まじく大きい弾丸を二つも使うため、反動がひどい。
狩猟用に使おうとした際には獲物が周囲の木もろとも吹き飛んだ。
どうやって一人で運用できているのかが全くもって不明である。
ちなみに散弾のなかに散弾を詰め込んだような危険な弾種をも発射することができるように内部爆発防止機構が意外に発達しているため、訳のわからないほど複雑化した弾も難なく発射できる。

ハンドバスター

12ゲージ弾を用いる拳銃型*8の単発のショットガン。
命中精度を高めるために銃芯が長いが、ホルスターに収まる程度ではある。
塗装を変えればクレー射撃ショーで英雄扱いされる。

サブマシンガン

NYN-3

.357口径マグナム弾を使用するサブマシンガン。装弾数は6,12,24,30,60のうちのいずれか。
分間発射速度は約1,500発。マグナム弾を利用するくせにそこまで反動が強いわけでもない。重量は1.2kg。命中精度もそれなりに高い。
並の小銃に匹敵する貫徹力と発射速度を持つ上、二丁拳銃ができるところは大きな強み。

ガトリングガン

キャットスプライヤー

ガトリング式の散弾銃。
18.5mm口径(12ゲージ)の散弾を最大3600rpmで放つが、重量が大きく、電力を消費するため通常兵は持つことができない。
徹甲弾を使用することも可能。
高機能兵の標準装備。

NCh-2-22

22mmのガトリング機関砲。69kgととても軽いが、毎分12222発を誇る連射速度のため弾薬の消費が激しいという欠点がある。

機関銃/機関砲

NKB-歩兵用対空機関砲

歩兵用の連装20mm機関砲。「歩兵用の対空兵器がほしい」とのコンセプトでつくられた。無反動砲に影響された形をしており、射撃時の反動はよく押さえられている。
機関砲ながら命中精度が極めて高く、対物ライフルとしての性能も高い。
度数調整機能とNVと測距機能がついたスコープとオプショナルなレーザーサイトがついている。
HEIAPを多用する。

グレネードランチャー

NGS-22

7N37 40mm破片焼夷手榴弾を使用する自動擲弾発射器。なんと置かずに手持ちで扱うことができ、装甲戦闘車両にも効果を発揮する。
分間1200発の発射速度を誇り、射程は約5000mと結構長い。
スコープを覗きながら肩で持って運用する方式と三脚に立てて扱う方式の二種類の歩兵運用ができ、航空機や装甲戦闘車両にも搭載できる。

ロケットランチャー

NPG-746

おもにスニャイパーロケットを利用する対戦車ミサイルランチャー。
軽く、照準へのロックオンが素早くでき、装填も早いため愛用される。
汎用武器のひとつ。

84mm単装魔法装填ロケットランチャー

84mmロケット弾を発射するロケットランチャー。かなり小口径に設定されている代わりにほぼ無限にロケットを発射できる兵器。
反物質セルや核分裂セルなどから供給される電力を電魔素子に流し、そこで得られた魔力を利用して遠く離れた弾倉からミサイルを持ってくるという方式をとっているため弾切れしない。
通称「無限ロケットランチャー」。

N-810

人間運用の120mmガンランチャー。
砲弾とミサイルの両方を放てる。滑腔砲の形式をとる。
重い(約3t)ので持つには強力なパワードスーツが必要。低級の戦車砲や砲兵兵器にも用いられる。

N-RCO-222ロケットランチャー

四連装の92mm誘導ロケットランチャー。
全長約920mm、重量約15.2kgとコンパクト(大嘘)であり、歩兵の持ち運びにピッタリ。
非常に安価で、扱いやすく、射程も2500mと申し分ない。
ダンデム弾頭やHEIAT-MPを多く用いる。

N-ACO-513 汎用ロケットランチャー

N-RCOのオルタナティブとして作成された四連装ロケットランチャー。誘導機能がない代わりに、カートリッジ式であるため、多数の弾薬を一度に装填することができる他、連射が可能である。
安価・かつ扱いやすい点は変わらない他、発射される対戦車ロケットは弾着時起爆と時限信管式起爆のうちのどちらを選ぶことができ、粘着榴弾としても扱うことができる。焼夷弾的側面もあり、非常に汎用性が高い。
重量もほぼ変わらず16kg。歩兵用。

2N22 ニャトレラ-2対空ロケット砲

歩兵用の対空兵器。ネ連の平均的な対戦車ミサイルと比較すると威力は低い分、比類のない飛翔速度を誇る。

M-YU242ロケットランチャー

リボルバーのように回転式装填する127mm誘導式単装ロケットランチャー。
射程は約7500mと結構長い。
ミサイルは三段ダンデム弾頭を用いている。
N-RCOには及ばないがとても安価である。

魚雷発射管

324mm 航空魚雷発射装置

歩兵用の簡易的な魚雷発射管。魚雷自体が重いため、本体重量は抑えている。
主に対艦攻撃や対戦車攻撃に用いられ、移動速度が遅い代わりに装甲貫徹力は高くなっている。

大砲

2YA90 52mmカノン砲

砲兵兵器やん!と思ったそこのアナタ。
砲兵兵器と歩兵兵器を兼ねるのがこの砲。安価なパワードスーツでも担げる。(人によってはトレーニングを続ければ機械なしでも持てる)
アルミニウム合金製(衝撃を受ける部位はチタン合金・セラミック軽量複合装甲により強化)故重量約0.05t(52.2kg)と軽量(さらに軽量化した高級ヴァージョンは約22.2kg)で、分間五発程度の射撃性能をもつ。射程は約5000mで、軽カノン砲にしてはかなり高性能。
分解もかなり容易く、とても愛されている。

AC-11 107mm核弾頭無反動砲

歩兵用の原子砲。
125kgと非常に軽く、肩で担いで運用できる。最大射程は直射で約20kmで、射手は放射線被害を被らない。
核砲弾のほか通常砲弾も利用でき、分解も容易なため、非常に使い勝手がよくなっている。
小さくても核なので油断は禁物である。

火炎放射器

ニャールピーオー★ミサイルランチャー

ネコ社会主義共和国連邦の対戦車ロケットランチャー。
通称НПО。開発元によると弾薬に焼夷効果があると言う理由で火炎放射器(笑)に分類されるそう。追尾式のミサイルを発射する。弾頭のねこのマークがついた羽が特徴。
HEIAT-MP弾を用いており、弾頭の炸薬はRDX、ETN、ナノテルミットの混合爆薬。

ΗOKS火炎放射器

ネ連の火炎放射器。射程は50mしかないが燃焼温度は9000℃から12220℃。高圧の水素、アセチレンと高圧酸素を混合してさらに加圧し噴射する。
TDN射程が長いガスバーナー。

レーザー砲

NNN-2ルビーレーザーカノン

歩兵用の2200Kwレーザー砲。高速移動する物体をいとも容易く破壊する。
欠点としてチャージ時間が長いことが挙げられる。

電撃砲

TRN-3 Sライトニングカノン

文字通りの電撃砲。小型だが航空機の撃墜や電子機器のショート、そして対人用途に用いることができる。他兵器と比べると殺傷力はかなり落ちるものの電子機器や機械への威力は高い。

分類不能/複合兵器

NYA-AA2複合歩兵兵器

様々な対象への攻撃を想定した結果、詰め込み過ぎてしまった歩兵用複合兵器。パワードスーツを用いて運用することが推奨される。
内臓武器は90mm誘導ロケット砲、二連装12ゲージフルオート散弾銃、150Kwルビーレーザーの三つとなっている。

ボウ・ガン

軍用としては用いられていない銃器であるが、世界的に人気な銃器のため記載。
クロスボウと銃が合体した形の兵器。
爆風と張力を双方利用した二段推進式の矢弾*9を用いる。
狩猟に最適の銃器である。

刀剣

N-2タクティカルナイフ

人間の兵士がよく使うタクティカルナイフ。
使いやすさ、強靭さ、そして耐久性、お値段の全てを兼ね備えるスグレモノ。
草刈り、白兵戦、サバイバル用途、斧代わり、など様々な用途がある。
2.2m程度刃を飛ばすこともできる。(牽引もカンタン)
太陽光発電で環境にも優しい。
銃剣として装着も可能。

M-Y1両手剣

ネコ兵が使う剣。機能的にはタクティカルナイフと大体同等だがサイズが大きく、追加で12ゲージ散弾銃を内蔵する。

MYNA-22両手剣

12ゲージ散弾機関銃を内蔵する大きな3m級両手剣。
チェンソー、ライトセーバー、レーザーカッターの三種類の切断機能を装備しており、切り裂くことに特化する。
高機能兵や騎士に多く用いられる。

NY-AAライトセーバー

高圧ガス(水素、アセチレン、酸素混合ガス)を用いる旧式のライトセーバー。燃焼温度は12000℃に達する。

NY-AA M2

今度はレーザーを用いる「みんなが思うようなライトセーバー」である。
レーザー電導の技術を応用しており、射程圏内であればレーザーで直接斬れなくとも電流が流れるため感電する。
レーザー出力は約200Kw。

ソードステッキ

鉄砲と剣を兼ねる杖。
ダマスカス鋼でできた刀身と鋼鉄でできた銃身、木の杖部とグリップをもつ。
鉄砲はマガジン式のライフル型ボウ・ガン(前述)となっており、剣・銃ともに魔法を込めやすいように簡略化されている。
あくまでも主目的は魔法の杖である。

クロスボウ

近未来にクロスボウ!?
否、矢弾は基本金属製、ロケット推進であり、榴弾のように爆発する。つまり=クロスボウの名を借りた張力式ロケットランチャーである。

22型クロスボウ

3本の矢を同時発射する連射式クロスボウ。
分間発射速度は180発。
非常に重い。
手榴弾を発射することも可能。

バリスタM33

120本の通常矢を一度に発射できるバリスタ。魔力を込めるためのパワーストーンスロットがついている。
とても重い。その気になれば岩や木、薬莢などをも弾丸とすることができる柔軟性を持つ。

ニャーピェ2型 ガス爆発・電磁加速パイルバンカー

近距離型の装甲貫徹兵器。EMP装置と強力な貫徹芯を搭載した槍を圧縮水素酸素混合ガスとコイルガンで加速し、射出する。
レールガンでなくコイルガンなのは小型化のためである。
極超音速で近距離から射出される槍は並の装甲やバリアなら余裕をもって貫通する。
一応遠距離から対物ライフルとしての扱いはできるが、近距離用として開発されただけあって装甲貫徹能力はかなり落ちる。
高機能工兵がよく使う。

砲兵兵器

迫撃砲

三連装160mm迫撃砲N-160

人間でもリアカーに載せれば簡単に引っ張れるほどに軽い重迫撃砲。
弾薬をケースに入れれば自動的に装填してくれるので連射速度も申し分ない。
銃身長が約3mのため射程が短く、銃口初速も短いが、一分間に三十発程度発射できる連射能力をもつ。

22-4チュールビッツ 240mm重迫撃砲

普通の兵士が引っ張れるギリギリの迫撃砲。130kgの通常弾に加えて、徹甲弾、対コンクリート砲弾、化学砲弾、核砲弾を発射できる。
射程距離は約20kmと長く、一分間に一発の射撃速度をもつ。

2N9 82mmオルガン砲

82mm中迫撃速射砲を10門搭載する兵器。直射も可能。分間400発の射撃が可能で、極めてオーバーヒートしにくい上に牽引しやすい。
が、射撃精度は低く、弾薬の消耗が激しい。

カノン砲

N-23 180mmカノン砲

一般的なカノン砲。特に言うことなし。

N-65 280mm重カノン砲

核砲撃を主目的に開発された重カノン砲。射程が極めて長い。

榴弾砲

レールガン

M2-SB キャノンブレイク

宇宙人研究の末に開発された要塞用主砲を軽量化して砲兵用*10にした兵器。300mm。
真空層中にマイナスエネルギー層で保護された反物質と水素を搭載し、着弾時に爆発して一方向に強力なEMPを送る特殊なEMPAP砲弾*11を使用することで敵のバリアを破壊する。
にゃん国との共同開発。

機関砲

ネコイエ11mmガトリング蜂巣砲

18mm弾を分間200000発発射する兵器。
命中精度がかなりあれなものの、最大射程3400mと480m/sの銃口初速をもつため、対人用途には使える。砲兵じゃなくて機動兵器が使うべき代物。
挽肉製造器。
弾薬消費が異常に激しいため、高価な魔法弾倉を使用しているらしい。

対空砲

NU-32-2

32mmの四連装対空機関砲。最大4000発/分の圧倒的連射力とオーバーヒートしにくく持続的に弾幕を展開できるその安定性、そして軽さがとても魅力的で様々なところで愛用される。
トラックどころかリアカーで引っ張れるため、発展途上国でも(弾薬さえあれば)普通に使える。
HEIAPが標準的弾薬。

ロケット砲

基本的に牽引車両を要する。

Ny-122 三連装ミサイル速射砲

三連装の回転式ミサイル速射砲。小型の誘導弾を720rpmの速さで発射することができる。
多連装ロケット砲よりかは即時弾幕量が少ない代わりに再装填が楽なため持続連射力に優れる。
最も効果的な対空兵器の一つ。

NKSK-34N2 砲兵用多目的VLS

砲兵用の4連装VLS。砲兵用とはいえ非常に重い。
対艦・対空・対地・対人・対宙というようにミサイルの種類はいくらでも変えられるため、重さや再装填の時間などのデメリットを考慮してもとても効果的。

魚雷発射管

533mm単装備魚雷発射管

文字通り。フィッシャニア連邦共和国開発の技術である「飛行魚雷」*12を発射する。
三連装ヴァージョンもあるがこれは強力なエンジンを持った車輛に引っ張られる必要があるため、一般的でない。(せいぜい重戦車の副装備や超重戦車の砲塔に入れられるくらいである。)
海軍でも用いられる。(こちらの用途がメインとか言えない)

複合砲

533mmロケット・魚雷複合砲

ミサイル・魚雷双方を発射できるように開発された兵器。ロケットと魚雷はメリットデメリットがいわば対の関係にあるため、それなりには需要がある。
艦載兵器にするのが一番。

NK-A2G 複合CIWS

NK-A 複合CIWSというロケット砲、50mm機関砲、レーザー砲を合体させた対空兵器の地上用ヴァージョン。
重量があれだったため、ロケット砲の装填数を16×2から16×1に減らし、機関砲の口径を30mmに変えて車両牽引に適するものにした。かなり重量とコストを減らせたので代わりに152mmガンランチャーが一門搭載され、対戦車機能も付与された。

指向性エネルギー兵器

SCV-4 重雷撃砲

高エネルギーを一点集中し、それを解放することで強い電撃を食らわせることができるのに加え、高出力のエネルギーが解放されるため電磁パルスが発生し、敵に指向性のEMPで追加の打撃を与える。
EMP効果は純粋なEMP兵器よりは低いが敵がエネルギーを消耗したときに連続射撃すると敵を完封できることがある。

Nya-2 EMP砲

エネルギーを直接解放する場がない外部と隔離された真空中でエネルギーを解放し、EMPを生成して一方向に集積発射する兵器。
電気回路やエネルギーシールドなどに対する効果が高く、実戦で重宝されるが誤射すると危険なので注意して動作させる。

TRC-3 トラクタービーム

敵の動きを止めたり遅くしたりすることができる重力子・電磁気複合砲。
一応斥力モードにして魔法の「ウェポンショット」の進化形に似た芸当や輸送手段、低出力の磁力砲がわりはできるが、基本的には束縛と牽引がメインなので他兵器と共に運用される。

その他

TPK-3 鉄壁砲

鉄壁砲とあるが別に鉄の壁を出現させるわけではない。
着弾地点にエネルギーシールドを出現させるイオン砲の一種で、即席の防御障壁となる。
砲撃を耐える程度には固く、向こう側にあるものにダメージを与えないため、うまくやれば優秀な防御装置となる。
高エネルギー弾を発車するため、実は攻撃手段にもなりうる。
入手したコットンバリアのプロトタイプに強い影響を受けているため、耐久性は比較的高い*13がシールドブレイカーには弱い。
にゃん国との共同開発。

戦車兵器

主砲砲塔・超重戦車クラス

CAT-24戦車砲塔

30cm主砲をもつ戦車砲塔。
兵装は30cmカノン砲一門、二連装152mmカノン砲二門、12ゲージガトリング散弾銃一門、40mmレールガン一門、3000kwレーザー砲一門、九連装ミサイルランチャー二門と豪華ではあるが、エネルギー消費が激しく、重量もかさ張るため装甲を厚くできず、エネルギーシールドに依存する戦車を量産する問題児である。

ENE-2電子砲塔

5Mw重イオン砲一門と持続雷撃レーザー照射装置一門、EMP発生プラズママシンガン一門、小型タキオン・アンチマタービーム一門、長射程電離火炎放射器を搭載するエネルギー兵器満載の砲塔。機銃代わりに雷撃レーザー(遠距離)とEMPプラズママシンガン、火炎放射器(近距離)を持つ。
エネルギー消費はピカイチのため運用には核融合炉か反物質エンジンが必要。

MIS-4爆雷戦車砲塔

40mm三連装自動擲弾発射装置一門、地雷敷設装置一門、30連装300mmロケットランチャー一門、四セルVLS一基、533mmロケット・魚雷砲一門を装備する戦車砲塔。
装甲貫徹を目的にするミサイル砲塔。グレネードランチャーを機銃がわりに使う。
ミサイルや魚雷を大量に発射でき、対空・対艦攻撃も十分に可能である。(というかそれが主目的である。)
弾薬がかさばるため、ただでさえ狭い場所をスマートに使わないとほとんど搭載することができない。

弾種

汎用

自動追尾弾

敵を自動で追尾する自走式の弾。
価格は通常と比べて高いものの、確実な破壊力を持つ。
大口径弾には機能の一つとして付与されることが多い。

対空砲弾

Ga-Hgアマルガム弾

アルミニウムを腐食する弾丸。内部にGa-Hgアマルガムと貫徹芯を仕込んでおり、発射時の衝撃に耐え、着弾時に破砕するようにガラスと鉛で外枠をつくっている。
瞬間的破壊力そのものは低いが、当たった際にゆっくりと

Hg + Al → Al + Hg (アルミニウムアマルガム生成)
Ga + 2Al + H2O → Al2O + H2 + Ga (ガリウム触媒と空気中の水蒸気によるアルミニウムの酸化)

という反応が起きるため、みるみるうちに航空機が腐食されてゆく。
水銀は生体毒性も高いため、対人用途にも使えなくはない。
ちなみにGa-Hgアマルガムのみで構成された弾もあるが使える対空砲が少ないためあまり一般的ではない。

三式弾

高千穂皇国で開発された対空砲弾のライセンス生産品。
爆発して大量の子弾を撒き散らす時限式の榴散弾の一種である。
子弾はHEIと破片爆弾で、敵航空機を蜂の巣にして炎上させる狙いがある。
花火に見えなくもない。

小銃弾

7.92mmHEIAP

ネ連の軽量武器に最も用いられる口径の7.92mmに対応したHEIAP。威力は爆薬と貫徹芯により現在の.50口径弾にも匹敵する。

砲弾

HEATAPFSDS

APFSDSとHEATを合わせた砲弾。APFSDSの素の物理的貫徹力によりある程度めり込んだあとメタルジェットを発生させ装甲を打ち砕く。
当たると装甲がもろくなるため貫徹が容易になる。
原理上爆発反応装甲は意味を為さない。

HEIAT-MP

対戦車焼夷榴弾。派生としてHEIAPAT-MPやHEIAPFSDS-MPなども存在する。
説明はHEAT-MPとほぼ変わらないため割愛。

核砲弾

核分裂・核融合・対消滅といった核反応を利用する砲弾。
最小は107mmのN-63核分裂砲弾で、1.2ktの核出力をもつ。
きわめて威力が大きいことが特徴だが、放射線の放出という強いネックがある。

特殊砲弾

EMPAP弾

バリア貫徹用のいわゆるバリアブレイカー。強力な基本物理エネルギーを要するため、主にレールガンから射出される。そう簡単には貫通できないような強力なバリア以外には使われない。
素で強力な貫徹能力をもつのに加え、内蔵する小型真空反物質爆弾とそれを覆う耐核装甲によって一方向に強力なEMPを浴びせることができる。
ちなみに作用機序としては、
①貫徹芯がバリアを傷つける
②そこから大量のEMPを侵入させ、バリア生成機を傷つける
というものになっている。
にゃん国との共同開発。

散弾銃

ミーム・ショット

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拳銃弾x4の層x1に散弾x3の層x2の三層構造をした弾種。ありえない。
キャニスター弾にしか見えないが散弾銃用の弾丸である。

アルカリ金属弾

簡易的なHEI弾。主にナトリウムが用いられるがリチウムやカリウムの場合もある。
着弾時に爆発し炎上する上、対象をアルカローシス状態にするため毒性も高い。
対人用としてピッタリな他、サバイバルに用いることも可能。

黄リン弾

拡散用の静音爆薬の周りに黄リンのペレットが敷き詰められた弾。気付かれずに放火ができるため、工兵に用いられることもしばしばである。

徹甲弾

散弾銃用のAP弾。基本原理は高速徹甲弾と同様である。

HEAT

小型の対戦車榴弾タイプ。
対戦車榴弾タイプとは言うものの、整形炸薬弾の原理を応用しただけであり、貫徹できる戦車装甲は少ない。

HEIAP弾

応用型の弾で、装甲貫徹に特化している。
航空機の装甲や人員輸送車両の装甲程度なら貫徹できるものも多い。

照明弾

強い光を発する弾。直撃すると燃えるので一応戦闘にも使えるがそれはバレやすい故推奨されないので弾切れのときの最後の手段となる。
爆薬流し込み口がありそこに爆薬を入れると照明剤が瞬時にすべて燃えるようになるため敵を一時的に失明させることができるフラッシュバン(非殺傷)になる。(その閃光は実際には異なるが体感では広島型原子爆弾に匹敵する)

二重推進弾

散弾銃により射出されたあとに内蔵された弾丸の薬莢が炸裂して二次加速する弾。
内蔵弾は7.92mmのライフル弾で、彈速は散弾銃の弾としては最速の部類。

莢付安定翼付仮帽付被帽付高速徹甲長射程榴散発煙照明曳光焼夷榴弾

この世界にあるであろうありとあらゆる砲弾種(相同なもの除く)を混ぜ合わせた弾種。キャニスター弾の一種。
薬莢で発射される安定翼と仮帽、被帽がついた硬い散弾と発煙焼夷照明榴弾が入った発射時に下部よりガスを噴射する弾丸。
名前が長すぎるため、TSHEIAPCBCHEFSDS弾と呼ばれる。これでも長い
生産コストはピカイチ。
実用性は皆無。
50mm以上の砲弾以外に使われた試しはない。

擲弾

NyaNyaNya-2 破片焼夷弾

焼夷効果のある破片爆弾。対人用途に使われる事が多いが、グレネードランチャーを用いる場合は対空射撃に使うこともできなくもない。

ミサイル

NYAAN-スニャイパー

歩兵・砲兵用のコンパクト(大嘘)な対戦車ミサイル。
25000mの有効射程と30kgの四段ダンテム弾頭という高スペックをもち、誘導能力にも優れる。

キャットアロー 10

ネ連の汎用対戦車ミサイルのひとつ。チャイニャで開発された。
重量のため人間が携帯することはない。(強力なパワードスーツを着用する兵士除く)
AIの使用により誘導能力に優れる上、50000mの有効射程と250kgの五段ダンテム弾頭(もしくはHEI、10t級核弾頭)を用いるという高い性能から主力の座を得ている。
対空戦闘、対人戦闘などの対戦車用途以外にも優れる。

エクスニャベーターGRR

ミサイル式の地中貫通爆弾。
厳密に言えばRNEPという核を用いたバンカーバスターの一種である。
進行方向にエネルギーが向くように仕向けるため、コア周囲に厚い対核装甲が張られている。
目標位置を決め、発射するとまずミサイルは目標地点めがけて直進する。場所に誤りがないことを確認した上で、神の杖の要領で(ただし深く地面に埋まるだけでいいのでエネルギーはそこまでない)地面めがけて激突し、埋まると核兵器を炸裂する。前述の機構により一方向に集中したエネルギーは地下100kmの岩盤まで到達する。座標が合っていれば目標のバンカーを確実に破壊できる。
地上に目立った影響はないため、被害範囲最低限のきれいな核爆弾である。
比較的軽量で、航空機に搭載することも容易である。

ストーカー・ミサイル

1光年程の有効射程をもつミサイル。振り撒くのが異常に困難(というか不可能に近い)。敵を勝手に見つけて追尾する。
燃料は初期燃料の反物質と宇宙空間を漂う星間物質。
その特性上ターボ(1/10c程度まで加速可能)をフルで使うと追尾は出来なくなり、1000kmほど飛ぶと燃料が尽きるほどに制御可能時間が短くなるがエンジンを遅くすると半永久的に飛べるという特徴をもつ。
宇宙軍の旗艦クラスや地上の最終兵器等にしか使われない。

ファイアワーク・ロケット

さまざまな子弾を込めたクラスター爆弾の一種。
子弾はHEからTSHEIAPCBCHEFSDS、核砲弾、化学弾までとバラエティーに富み、サイズもまちまちである。
爆発する姿はまるで花火みたいだぁ・・・(直喩)

ニャーリ・ボンバ

2発製造。核出力は最大で100テラトンにものぼる。この威力は現実の核兵器・ツァーリ・ボンバの百万倍である*14。超大量に反物質を使うため生産単価が極めて高い。
世界最強の核兵器である*15
これの対核装甲自体が直近の核爆発に耐えるほか、万一暴発すると自国存亡の危機に陥るため、安全装置として複数のAIが危険を察知するとこのミサイルは低速燃焼装置と周囲のエネルギータンクと繋がり燃料を非常時に転送する連絡装置を起動して威力を落とし、地球の核付近で爆発するようにプログラムされている。
ちなみに、ここに置かれるミサイルは発射後の場合による弾道・爆発位地変更の決定猶予のため、宇宙空間でぐるぐるしながら芋るという端から見ると奇怪な動きをする。
これより一段階低いものは十発製造されている。

魚雷

サカナクーナ・タイガーフィッシュ魚雷

フィッシャニア連邦共和国からライセンス生産を認められた魚国製533mm魚雷。
ロケット推進で、水中ではスーパーキャビテーションを用いることで減速を回避しており、魚雷にしては凄まじい1373ノット(超音速)の速力と1.5tの装薬量を誇る。
いつ製造をやめさせられるかわからないので在庫が少ない。

ニャクニャル

ネコが自国生産したスーパーキャビテーション魚雷。太さは533mmで、550ノット(亜音速)の速力をもつ。
こちらは大量に在庫があり、船舶の主要魚雷となっている。

核弾頭

装備品

電源

M3-歩兵用リチウムイオン電池・ソーラーパネル付

背中に背負う。指向性エネルギー兵器やレールガン等のエネルギー源には向かないものの、所持する電子機器や火器、モーター、石油燃料車の予備電源には十分な出力を持つ。
家庭用の予備電源/発電機となることも多い。
何気にソーラーパネルの発電効率がけっこういい。

A4 歩兵用原子力電池

とにかく電池寿命が長い電池。M3と比較すると重金属の使用のため比べ物にならないほど重いが、持ち運ぶことはできる。
厚い防御壁のお陰で放射線の心配は全くない。

C26677 反物質ペレット

カシミール効果による安価なマイナスエネルギーにより大量の反水素を閉じ込めたペレット。
瞬発的に超高エネルギーを出せるため、戦車砲や砲兵用の指向性エネルギー兵器、小型のものは歩兵用のレールガンやレーザー銃に用いられる。

ジェットパック

NAL-87 歩兵用ジェットパック

小型ガソリン駆動ターボファンエンジンを二発搭載した翼付きジェットパック。アフターバーナー付き。
燃費がよく、長時間飛行できるが、うるさい。とにかくうるさい。

NAL-90 反物質ジェットパック

反物質の利用により、少量の燃料で長時間飛行できるようになったジェットパック。
反物質ペレットと水素ボンベをセットすれば飛行準備は完了である。
二連発超小型反物質駆動プラズマプロパルションエンジンを搭載する。
特性上加速は容易であるが低速飛行を前提としている。

光学迷彩スーツ

MYAN1-光学迷彩外套

防具の上からでも着られる光学迷彩外套。
無数のカメラで撮影した映像をAIにかけて反対側に映す。
着ているものを目視で判断することは難しいものの、これを覆う「伸縮性薄型カメラ内蔵スクリーン」は可視光線以外を反射するため、赤外線カメラやレーダーを用いると発見することができる。
ちなみにこれの表面を覆うスクリーンとその保護フィルムは伸縮性とは言うものの硬いため非常に動きづらいことで有名である。

バイザー

スーパー・バイザー

暗視、赤外線視、紫外線視に加えスコープ機能、X線ビジョン、レーダー、解析装置(目安程度にしかならない)、小型レーザー砲(なお低出力)を搭載するバイザー。両目用スカウター。
敵だけでなく味方の監視にも使える。(激寒)
ある程度位が高い兵士、高機能兵が装備する。

装備品追加機能

対EMP回路

回路に使う導線の電気抵抗を下げ(最終形態としてアクティブ超伝導*16や常温超伝導がある)たり、導線を太くしたり冷却装置や耐電被膜を取り付けたりしてEMPに強い抵抗性を持たせた回路。高価だが効果はそれ相応にある。

その他

化学兵器

ニャビニャク

有機リン系の神経毒で、アセチルコリンエステラーゼ阻害剤・びらん剤の一種。
融点-60℃、沸点370℃の常温で茶色がかった黄色い液体。
ほぼ無臭だがやや甘い香りがする。
VXガスの十倍の毒性がある。
化学的に安定で、高熱に耐性があるため、爆弾に直接搭載することが可能である。
やや親油性の両親媒性がある。
化学兵器センサーで検出するのが難しく、安定性が高いため汎用性が高い。
SMILESコードは「CC(CCl)N(CCS/C(F)=N/OP(=O)(F)OC(CCl)SCCl)C(C)c1ccc(Cl)cc1」である。
合成経路は
①三塩化リンと酸素を反応させて塩化ホスホリルを作る
②クロロヨードホルムアルデヒドオキシムを反応させクロロヨードホルムアルデヒドO=二塩化リン酸オキシムをつくる
③1,2エタンジチオールを反応させる
④メタノールで立体障害の少ないリンにない塩素を一つ保護しフッ化ナトリウムを反応させる
⑤五塩化リンで塩素を戻してジクロロエタノールを反応させる
⑥クロロメタンチオールを反応させる
⑦1-クロロイソプロピル-p-イソプロピルエトキシフェニル-アミン*17を反応させる
という簡単なものである。*18

特殊装甲

バイオニック・アーマー

硼藻や珪藻などの硬性微生物と緑藻類および大腸菌を細胞融合し、それをベースに金属の硬膜を生成し周りと頻繁に融合するようにプログラムされた生物。
細胞接合を乱用し固着するため極端に密度が高い。外界に接触する部位に近いところは硬化する。
細胞分裂速度は平常時易分解性サイクリナーゼ*19を分泌する(逆に言えばサイクリンは常時大量生産されており、サイクリナーゼによる分解で平衡が成り立っているともいえる)ため抑制されているが、衝撃を感知するとまとまっているサイクリナーゼを小包で排出し、速やかに広がって10秒ほどで倍加する。
栄養は連絡管のような役割をする生物が送るようになっている。一応二酸化炭素などの炭素源と水さえあれば生きて行けるようである。
ペプシノーゲン存在下で鎧などを取り込ませるとそれを溶解して分散し、生物質を混合させた硬膜に変換する。
チタン、鉄、アルミニウムやマンガン、マグネシウム、ウラン、鉛、水銀以外は取り込めない。電気信号を送るとその部位から離れる習性があるため船内に侵入することはなく、万一のときは紫外線やサイクリン遺伝子破壊用CRISPR-Cas9作成遺伝子挿入バクテリオファージ等の散布*20で容易に滅菌できるようになっている。
一種の生物兵器とも言えるかもしれない。

特殊

特殊部隊専用武器

キャットキャノン

変形可能なガンランチャー。エネルギー原は大型原子力電池。
対戦車ミサイルというくくりのミサイルだが、速度・徹甲性能・装薬量ともに十分大きいため、対空ミサイル・対艦ミサイルとしても十分すぎるほどの性能をもって扱うことができる。
視野外攻撃が可能。
月・猫又の専用武器。

  • 汎用携帯(通常形態)
    主砲となる460mmガンランチャーの周りに大量の副砲がつく。
    副砲として
    三連装50mm自動グレネードランチャー四基
    単装322mm魚雷発射管4基
    12連装ミサイルランチャー4門
    152mm榴弾砲4門
    を装備する。
  • 爆撃形態
    ガトリング砲に近い一種のオルガン砲へと変化する。
    120mm速射砲が22個円形に連なる。
  • ミサイル・魚雷重点形態
    ミサイルや魚雷を重点的に利用するミサイルランチャーへと変化する。
    三連装522mm魚雷・ミサイル発射管の回りに小さめの魚雷・ミサイル混交発射装置が放射状に222個広がる。
  • 砲撃形態
    122.2cm単装砲に変化する。反物質弾を主に使用する。
    最終手段。
  • 地雷形態
    最も地味な形態。
    地雷や機雷を製造し、ばら蒔く。

キャッツアイ-C6EX-NC-NEO

ネコ・ニャンニャン専用武器。
機関銃全般*21、クロスボウ・レールガン含むライフル全般*22、散弾銃*23、火砲*24その他物理武器の利点をすべてあわせ持つ武器。製造数は一挺のみ。
60mmの速射式レールガン*25で、多大なエネルギー消費を代償に毎秒5000発程度の発射速度と超高命中率、超高威力を得た。弾種は徹甲榴散弾*26。外に露出している機械系統に損傷を与えやすいため、機械には非常に高い効果を発揮する。移動速度が瞬時に重傷レベルで悪化するその妨害効果はスタンにも近い。
レールガンを使用する都合上、超電導を用いているにも関わらず極めてオーバーヒートしやすく、液体窒素を再生する冷却装置にもかなりのエネルギーを用いる。(これでも不十分)
小型核融合炉と小型反物質炉を一つずつ内蔵し、かなりのエネルギー供給を誇るが、それでもきわどいぎりぎりのラインといったところである。
高火力・高性能な性能の代わり、燃料効率は極めて悪く、重くかさばり(戦車砲以上)、射撃中は完全に無防備になるというスナイパー特有の致命的な弱点をもつ上、機器の精密さが災いしてか、脆い。割れやすいイオン性物質や陶器の敵はなすすべもないが、バリア系や防弾加工にはこちらのなすすべがない。
とてもクセが強い武器である。

ハイパーソード

変形可能な魔法の剣。

  • 剣形態
    一言で言えばバカでかい剣である。妙なルーンが刻まれた刀身は一度見れば忘れることができない。
    その大きさは3mに及び、重さは300kgにのぼる。
    西洋剣の重さと刺突能力、東洋剣の鋭さを併せ持つ。
    光・闇の魔法を扱える。
  • ヌンチャク形態
    片方に大鎌、片方に鎚が取り付けられた巨大ヌンチャク。ヌンチャクというよりは二重モーニングスターに近いが、それを言ってはならない。
    火・雷の魔法を扱える。
  • 槍形態
    大型のトライデントとハルバードの混ざったような武器。木こりも朝飯前である。
    水・風の魔法を扱える。

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*1 レーザー、砲弾、ミサイルの三種類の攻撃が可能な兵器
*2 ミサイル等の迎撃可能
*3 誘爆防止のため、格納可能
*4 なので銃身には小型の冷却装置がついており、これがないと弾もろとも武器自体がプラズマ化する。
*5 本体についた安全レバーを引いた後スコープについたロックオンボタンを押すとコンピューターが自動で敵・味方を区別し、ロックオン。
*6 防護なしで射撃すれば顔が焼けただれるほか、周囲の兵士も火傷を負う。
*7 初期のガトリングガンに匹敵
*8 見た目は拳銃そのもので、カートリッジでリロードする
*9 ガンバレル型の構造をしていて、発射されるとその運動エネルギーが矢尻側に伝わり、矢尻の薬莢にある爆薬を爆破して二段目の推進が起こる。この際、ガンバレルと矢尻が分離し、矢のような柄と安定翼付きの弾丸が超高速で標的めがけて飛ぶ。
*10 ただし、それでも非常にエネルギー消費が激しく、一昔前のフリゲート艦並に重いので牽引に特化したトレーラーと小型の反物質炉二基程度が運用には必要である。
*11 素の物理エネルギーでわずかにでも傷ついたバリアの隙間から大量の電磁パルスを注入してバリア装置を破壊する
*12 水中・空中共に移動できる魚雷。同サイズのミサイルと比べると非常に遅く追尾能力がかなり低い代わりにとても気付かれにくく、射程距離・装薬量が多く、(比較的)安価という特徴を持つ。開発国も少ないため、一応フィッシャニアが世界で最もこの分野において進んでいるとされる。
*13 ただし瞬間ダメージでなく蓄積ダメージで崩壊することに加え、劣化版であるため耐久力も数十段落ちる。
*14 これは恐竜を絶滅させた隕石と同程度である。専ら天体を木っ端微塵にするためのもので、敵国に撃とうものならよほど離れていない限り自国まで核の冬にさいなまれることになる
*15 反物質の対消滅反応は核反応である
*16 電磁パルスを検知すると瞬間的に温度が下がり超伝導となる
*17 ジ-1,クロロイソプロピルとp-ジクロロベンゼンとメタノールで合成
*18 この化学兵器は架空のもので、実在しないと思われるため注意 ここにのせた構造は実際は不安定であると推測される
*19 非常に脆弱で単純な構造(=装飾部位をもたない)のサイクリンに特異的に結合し作用するタンパク質分解酵素
*20 細胞壁は細菌様の構造が多く、バクテリオファージの侵入は容易である。また、もともと増殖能力が高く、接合が多いため速やかに集団のサイクリン遺伝子が破壊されることが期待でき、最終的に全菌がバクテリオファージにより破壊されることも期待できる。
*21 連射速度
*22 安定翼、高口径初速、高命中精度
*23 散弾
*24 ここではその口径
*25 ちなみにレールガンとしては当然ながら小口径である。上が小さすぎるだけ
*26 安定翼がついている。当たると同時に爆発して深く貫徹芯がめり込み、内部の散弾が撒き散らされる。このとき、貫徹芯や散弾にはトルクがかかるため、狙い方によって貫通後の弾道が変化する。