ネコ社会主義共和国連邦/軍備/陸軍

Last-modified: 2025-01-30 (木) 16:45:47

ここでは、ネ連陸軍の軍備に付いて解説する。

陸軍
名称ネコ社会主義共和国連邦人民解放陸軍
よみかたねこしゃかいしゅぎきょうわこくれんぽうじんみんかいほうりくぐん
行進曲未定
標語未定
本部ニャスクワ
イメージカラー
総司令官未定
人員
予備役
兵器数
航空

ネ連が軍事上最も重要視している部門であり、軍事予算の70%を占める。広大な領土の防衛に加え、東側諸国全域に軍事基地を構える都合上、滑稽とも言えるほどに力を注がれているが、旧式化が目立つ。ロス上等の物量戦法によって敵戦力を駆逐するのである。

陸軍御用達の通常の歩兵である。
通常、歩兵師団の大多数を占める。
運搬能力はパワードスーツの着用により80kgから最大120kgと結構重くなっている。
なお、多くは高貫通力の7.62×122mm弾を使用するため、油圧式の制動装置を装備しているが、その分弾薬携行量は低下している。。

装備は以下の通り。

ヘルメット:6N-47「アルトン」コンパウンドヘルメット

ガスマスク:PNK ガスマスク

防具:AFSN-37 全身鎧

パワードスーツ:AGSM-878N

制動装置:TLS-22

主武器:TS-37複合アタッチメント付きAK*1-20またはAK-79小銃

サブ武器:NYN-3 SMG

対戦車:N-RCO-222ロケットランチャー

近接:両手剣(片手運用)

ガトリングガンを主装備とする機関銃兵型の歩兵。バッテリー及び大量の弾薬携行に運搬能力と機動力を犠牲にしている。

装備は以下の通り。

ヘルメット:6N-47「アルトン」コンパウンドヘルメット

ガスマスク:PNK ガスマスク

防具:AFSN-37 全身鎧

パワードスーツ:AGSM-878N

制動:TLS-22-8

主武器:AL-273ガトリング

サブ武器:NA-32型拳銃

近接:タクティカルナイフ

MGT-12 (Mnogotselevoi Tanque - 12)「マオイウ(猫又)」とは、ネコ社会主義共和国連邦の主力戦車(MBT)である。現在、新式戦車となるMGT-12とともに配備が進む。
MGT-12はRT-70 (Raznostoronny Tanque - 70)およびMGT-92-T(自走砲架)、2NS2「ライオーヌ」自走砲をベースに開発された戦車で、前前作から始まっていたI-62計画の集大成として自走砲・MBTの完全統合とMLRSの部分統合の完成を目指すものとされた。

MGT-12の開発はその主砲となる23S5-N 56口径220mm軽量砲の実用化に注力された。従来、ネ連核戦力は大陸間弾道弾のほかに陸続きの目標制圧に資する原子砲が担うものとされており、その主力が艦砲をベースに開発された220mm自走榴弾砲2NS2「ライオーヌ」だったのである。一方、1955年に制式採用された2NS2は70年代にはすでに旧式化しており、ファイアコントロールのシステムも不正確で主砲システムは砲身20.1tブリーチ3.2tの23t規模と頓重であったため、俯角が大きく取れず、航空攻撃に極めて脆弱な状態になってしまっていた。このため、当戦車はI-62計画後期においてすでに統合が進められていた152mm自走砲と130mm砲級MBTの統合計画をさらに拡大し、装甲戦闘車両の集大成として56口径220mm砲を近代化して戦車に装備することがMGT-92の主開発動機であったのである。
23S5-Nは前述のとおり220mm"56の軽量マウントであり、2NS2の手法である2N45 220mm"56原子砲の近代化版とされるものである。純粋な鋼鉄砲身を利用した2N45は砲身劣化がひどかったため、23S5-Nは鋼鉄のほか耐熱合金による内装と軽量合金による外装によって構成されるものとされ、重量軽減と砲身寿命向上に努めるものとされた。これは主力戦車としてAPFSDSを運用するに際し滑腔砲を採用することが決まっていたことから導入は比較的楽であるとされ、砲身コストは事実旧来砲の1.4倍とさして高額になることはなかった。また、軽量合金の導入により、砲身重量は20.1tから17.1tと大幅に軽減され、戦車導入を容易なものとした。
対して、ブリーチは2N45と比するとかなり近代的なものになっている。ネ連戦車は核戦争を想定しているため、152mm砲を装備したRT-70のころから一早く完全無人砲塔を実現しており、より大きな220mm砲弾を使用する場合は人力での装填が非現実的(大戦期の艦砲と異なり、スペースもなく装填補助装置もない)になるため、完全自動装填装置の導入は本車両の鍵となるものであった。特に、高射角での自動装填は不可能であったため、速射のためには複数弾を給弾機構に入れざるを得ず、射撃機構は大型化せざるを得なかっため、人員は一人たりとも配置することができなかった。給弾方式は二弾倉方式のマガジン式である。主砲を重心の関係から正面以外に置くことは考えられなかったためである。
射撃の流れとしては、平射体制で給弾機構に2発ずつこめ、射撃時には空になるまで4発バースト射撃する形となっている。このため、分間発射速度は4発/分である。これは2N45の1.5RPMに比較して倍以上の数値となっている。

射撃管制は平射・高角射撃用のレーダー索敵・IR測距とGPS誘導である。主砲射程は30kmに上る(他国155mm砲程度と小ぶりだが、これは旧式砲弾かつ滑腔砲という特性上射撃精度が低いため)ため、現実的に測距射撃を行うことが不可能であり、基本的に自走砲的運用の場合はGPSを利用した完全コンピューター制御射撃となる。
二次元レーダーは対空・対地捜索用の装備である。RT-70の14.5mm機銃と異なり、当戦車の上部RWSに装備されるUG-22-2 22mm機関砲はほぼ完全に対空機関砲としての運用を想定しているため、現実的な個人防空のためにオプティカルセンサーを使用することは非現実的であったのである。
220mm砲はガンランチャーとしても運用が可能である。当戦車は多連装ロケット砲の業務を兼業するため、従来のMLRSに標準的に搭載されたGPS誘導方式のサーモバリックロケット弾の運用が可能であるほか、L76B9近距離地対空ミサイルの発射にも限定的に対応している。
ただし、220mm砲は至近弾でも十分致命的であるため、対戦車ミサイルの運用能力は持たず、旋回速度の問題から複数目標の迎撃は不可能であるとされている。
主砲弾はK82S HESH、LA-92 APHEFSDS-AT、L65A HEAT、L65B APHEDS-AT、7S5N Nuclear、L76B9 SAM、TS-99 HEI-RAPの7種。これはMGT-12共通である。
RWSターレットは地対空ミサイルの運用のため、二基の72mmMANPADシステムの装備が可能である。
機関は電力供給の観点から水冷4ストローク24気筒X型スーパーチャージドディーゼルエンジンを搭載するが、車体が102tと重いため、速力は60-最大80km/hほどである。懸架方式はトーションバー。

主砲23S5-N 56口径220mm軽量砲
副武装主砲同軸 GShFA-15 14.5mm重機関銃
UG-22-2 22mm連装対空機関砲
射撃管制パルスドップラーレーダー 二次元式
走査赤外線測距儀
GPSファイアコントロール・航法装置
敵味方識別装置
汎用射撃管制コンピューター
弾種K82S HESH、LA-92 APHEFSDS-AT、L65A HEAT、L65B APHEDS-AT、7S5N Nuclear、L76B9 SAM、TS-99 HEI-RAP、L76B9 SAM

重量6.1kgの目以下の顔を除いた頭部全域を覆うコンパウンドヘルメットで、散弾や爆発による破片、至近距離でのフルサイズ小銃弾、遠距離からの狙撃などに対する防御力を有する(1000m距離射角60度であれば14.5mm重機関銃徹甲弾[PEN:20mmRHA]を耐えられるとわかっている。)。
RHA換算:23mm

素材はハード外殻炭化ホウ素繊維・ダイヤモンドチップ・チタン合金コンポジット、ソフト内殻ケブラーである。

遮られた分の視界を保管するため、両目に対応する映像をスクリーン経由で送信する内蔵広範囲カメラ(脆弱である)によって前方170度の視界を確保している他、カメラ破壊に備えるために5重の強化ガラスによって保護されたレンズも有している。
スクリーンはユーザー補助を兼ね、作戦行動にあたっての攻撃目標AI補強画像の表示、敵対目標の強調(信頼性は保証されず)などを行える他、暗視・赤外線視をかねる。

他、外部の音を正確に聞くための音響保管装置(aka補聴器)、統合戦闘能力向上目的でのラジオヘッドセットも装備しているため、重量がかさんでいる。ニッカド電池を内蔵。

ガスマスクとの併用が可能である。

全身を散弾および遠距離からの銃撃から防護し、バイタルパートをそれ以上の脅威から防護するように設計された全身鎧。各種パワードスーツとの互換性を確保するため、内部容積に余裕を持って作られている。(これは空間装甲の役割も有する。)

手、腕から脚にかけての四肢は約3mm(3.01mm~3.50mm)の均質圧延装甲によって防護されており、9mm拳銃弾からの防護が保証される。

関節部はポリイソプレン繊維にポリウレタンおよび炭化ホウ素チップを混和した強化ゴムで作られており、破片及び散弾などの流れ弾からの防護は保証されている。

胴体部分はチタン合金及び炭化ホウ素繊維によるコンポジットアーマーである。
(CLASS IV): 7.62×54mm 通常弾 20m 射角0度

熱中症予防のため、一種の循環型空調装置を内蔵する。
重量約47kg。

50mmのGOST吸着層を有するガスマスク。NBT有害物質に対抗できるレベルの濾過能力を有する。構造も単純であり、大量生産されている。
快適さを少しでも確保するため、接触冷感繊維及び吸湿層を有する。
着用中の水分補給を可能とするため、水分補給用チューブが設置されている。

運搬能力を80kg向上させることが期待されるパワードスーツ。
駆動は油圧式であり、急な衝撃にも強い。
電動である。燃料電池内蔵。

垂直反動を80%、水平反動を60%減少させる油圧制動装置。コロイド衝撃吸収ゲルおよび油圧ダンパー、肩部保護板を装備する。

全腕固定式の大型火器用制動装置。反動軽減よりも脱臼防止の面が強い。

ネ連は基本的に物量と火力で敵を圧倒するドクトリンを持っており、そのためには圧倒的な火力を大量生産することが必要となる。この条件下において、各国の防弾装備を打倒し、突撃戦闘を行うべくして実施されたこと、それが「アサルトライフルと軽機関銃の統合」である。

ライフルに7.62×54mm、7.62×39mm弾を使用してきたネ連陸軍にとって反動の大きさは致命的であり、これはネ連軍にとって重大な課題であった。
上記の課題を解決したのが、油圧式反動制御装置である。油圧ダンパーにより垂直反動を低減し、瞬間硬化ゲルにより水平反動を低減する装置である。
以上の機構は極めて単純かつ安価であったため、段階を経て制式採用された。その後、一定の移行期間を経て実現したのが、「アサルトライフルと軽機関銃、そして狙撃銃の統合」である。


制式採用

最新式小銃。現在、アーチキトン-79より転換が進む。新機軸として、内部に油圧衝撃分散装置とビルトインロックオン装置を搭載しフリーフロート銃身を採用することで命中精度と射撃速度を両立して向上している反面、重量が大きくなっている。
性能が向上した一方、複数弾分の反動を油圧方式で凝縮し一点に送る方式で反動制御を行っているため、「撃ち心地が悪い」との声も上がっている他、旧式の制動装置では反動を制御しきれない場合も報告されており、欠陥銃とも評される。

名称アーチキトン-20
よみかたあーちきとん とぅえんてぃー
採用国ネコ社会主義共和国連邦
年代冷戦末期
種類別バトルライフル/汎用機関銃
口径7.62mm
使用弾薬Var.A:7.62×122mmニャルシャム弾
Var.B:7.62×54mmニャルシャム弾
全長1,300mm
銃身長810mm
ライフリング4条右回り
作動方式ガス圧作動方式(ロングストロークガスピストン)
ロータリーボルト
重量7.5kg
口径初速1,002m/s
射程距離1,600m
発射速度1000発/分
アタッチメント多数
弾倉47発箱型弾倉
250発箱型弾倉
ドラムマガジン
ベルト給弾式
選択射撃フルオート
任意バースト(ボルトにより調整)
セミオート

現状、「主力小銃」となっているものである。アーチキトン-20よりも旧式であり、装備は見劣りするものの、長年の採用に見合う拡張性と威力、安定性を有する。現在アーチキトン-20への移行が進むが、生産数が多いため全く進んでいない。
輸出も盛んであるが、反動が大きいため、アサルトライフルとして利用する国家は比較的少数である。特にVar.Aは反動が12.7×55mmハーフサイズ弾に匹敵する旧型の対物ライフルの弾薬*2を使用しており、制動ぬきであればセミオート射撃以外反動が酷く使い物にならないととさえ言われる。
ピカティニーレールを搭載。

名称アーチキトン-79
よみかたあーちきとん せぶんてぃーないん
採用国ネコ社会主義共和国連邦
ニャンガリー
年代冷戦末期
種類別バトルライフル/汎用機関銃
口径7.62mm
使用弾薬Var.A:7.62×122mmニャルシャム弾
Var.B:7.62×54mmニャルシャム弾
全長1,135mm
銃身長750mm
ライフリング4条右回り
作動方式ガス圧作動方式(ロングストロークガスピストン)
ロータリーボルト
重量7.5kg
口径初速920m/s
射程距離1,200m
発射速度800発/分
アタッチメントスコープ
サイレンサー
レーザーサイト
銃剣
弾倉47発箱型弾倉
250発箱型弾倉
ベルト給弾式
選択射撃フルオート
三点バースト
セミオート

旧式兵器(主に輸出用)

1927年に制式採用された自動小銃。はっきり言えばバトルライフルではない。
反動も小さく高威力、かつ極めて単純で安いため、現在でも使用国は多い。

名称アーチキトン-27
よみかたあーちきとん とぅえんてぃーせぶん
採用国
年代戦間期
種類別アサルトライフル
口径7.62mm
使用弾薬7.62×39mm(ニャルシャム弾)
全長880mm(銃床展開)
銃身長521mm
ライフリング4条右回り
作動方式ガス圧作動方式(ショートリコイルピストン)
ティルティングボルト
重量3.9kg
口径初速735m/s
射程距離400m
発射速度600発/分
アタッチメント銃剣
弾倉30発バナナ型マガジン
選択射撃フルオート
セミオート

アーチキトン-27のLMG版。

名称アーチキトン-K
よみかたあーちきとん けー
採用国
年代戦間期
種類別軽機関銃
口径7.62mm
使用弾薬7.62×39mm(ニャルシャム弾)
全長1,060mm(銃床展開)
銃身長625mm
ライフリング4条右回り
作動方式ガス圧作動方式(ショートリコイルピストン)
ティルティングボルト
重量5.0kg
口径初速830m/s
射程距離1,000m
発射速度600発/分
アタッチメント銃剣
弾倉45発バナナ型マガジン
75発ドラム型マガジン
選択射撃フルオート
セミオート

ネ連バトルライフルの元となったミューゴショクニキア製狙撃銃の一種である。大口径銃弾とセレクティブファイアの相性はよく、ネ連のWW2快進撃を大きく助けたと言われる。
当武器はネ連の以後の小銃設計に重要な意味をもち、ネ連国外においても模倣銃は多い。

名称キャッタバ-N36
よみかたきゃったば えぬさーてぃーしっくす
採用国
年代第二次大戦初期
種類別狙撃銃/バトルライフル
口径7.62mm
使用弾薬7.62×54mm(ニャルシャム弾)
全長1,225mm
銃身長620mm
ライフリング4条右回り
作動方式ガス圧作動方式(ロングリコイルピストン)
ティルティングボルト
重量4.6kg
口径初速830m/s
射程距離825m
発射速度650発/分
アタッチメント銃剣、スコープ
弾倉30発箱型
選択射撃フルオート
セミオート

7.62×122mm長薬莢弾を使用するセミオート式のスナイパーライフル。硬芯徹甲弾は100mで25mmの装甲を貫通できたが、すでに戦車の側面装甲はその水準を超えていたため、軽装甲車両撃破や対人目的にその運用をシフトした。

名称ニャルゲイ-M21
よみかたにゃるげい えむとぅえんてぃーわん
採用国
年代第二次大戦初期
種類別狙撃銃/対物ライフル
口径7.62mm
使用弾薬7.62×122mm(ニャルシャム弾)
全長1630mm/銃床折りたたみ1,350mm
銃身長1105mm
ライフリング6条右回り
作動方式ガス圧作動方式(ショートリコイルピストン)
重量10.2kg
口径初速1320m/s
射程距離100mで25mm貫通、対人2000m
発射速度セミオート
アタッチメントスコープ
弾倉5発箱型
選択射撃なし/セミオート

歩兵用のガトリング機関銃。他ガトリング銃に対して軽量で、補助電源もニッカド電池式のバッテリーがストックに内蔵されており扱いやすく、肩撃ちが可能という特徴を持つ。弾薬が極めて重いため、重量もかさむが、対空制圧が可能であるため、歩兵一個小隊につき必ず1挺は配備される。
単一歩兵運用のAタイプにはレートのリミッターが搭載されている。

名称AGsD-273
よみかたえーじーえすでぃー つーせぶんすりー
採用国ネコ社会主義共和国連邦
年代冷戦後期
種類別汎用機関銃
口径7.62mm
使用弾薬7.62×54mm(ニャルシャム弾)
全長1,037mm
銃身長521mm
ライフリング4条右回り
銃身数4本
作動方式ガス圧作動ロータリーブリーチ
重量11.2kg
口径初速990m/s
射程距離1,000m
発射速度A:2,000発/分
B:6,000発/分
アタッチメント不可、付属ホロサイトと二脚のみ
弾倉ベルト給弾方式
選択射撃なし。フルオートあるのみ

ガトリング式の散弾銃。
18.5mm口径(12ゲージ)の散弾を最大3600rpmで放つが、重量が大きく、電力を消費するため通常兵は持つことができない。
徹甲弾を使用することも可能。

.357口径マグナム弾を使用するサブマシンガン。装弾数は6,12,24,30,60のうちのいずれか。
分間発射速度は約1,500発。マグナム弾を利用するくせにそこまで反動が強いわけでもない。重量は1.2kg。命中精度もそれなりに高い。
並の小銃に匹敵する貫徹力と発射速度を持つところは大きな強み。

歩兵用の14.5mmHMG。「歩兵用の対空兵器がほしい」とのコンセプトでつくられた。
機関砲ながら命中精度が極めて高く、対物ライフルとしての性能も高い。

7N37 40mm破片焼夷手榴弾を使用する歩兵用自動擲弾発射器。
スコープを覗きながら肩で持って運用する方式と三脚に立てて扱う方式の二種類の歩兵運用ができ、航空機や装甲戦闘車両にも搭載できる。

四連装の93mmロケットランチャー。

リボルバー式の93mmロケットランチャー。

人間の兵士がよく使うタクティカルナイフ。
使いやすさ、強靭さ、そして耐久性、お値段の全てを兼ね備えるスグレモノ。
草刈り、白兵戦、サバイバル用途、斧代わり、など様々な用途がある。
2.2m程度刃を飛ばすこともできる。(牽引もカンタン)
銃剣として装着も可能。

ネコ兵が使う剣。

64mm口径の対戦車ロケットランチャーのアタッチメント。

GN-94グレネードランチャーおよびKS-24ショットガンの複合モジュール。

GN-9440mmケースレス弾を使用、3弾装填マガジン式。
KS-244ゲージの単発式散弾銃。こちらも3弾装填マガジン式。
名称IMU-2N
よみかたあいえむゆー つーえぬ
種類別電魔素子
方式電昌石媒介型
ヨゼフ・ネルン効果式
冷却水冷式
反応面銅ドープアモルファス
魔導チューブ高圧ジエチルエーテル充填チューブ
出力<1%対電力
耐用電力5kW
重量14kg

電昌石と魔昌石の薄板同士を重ね合わせ、高電圧をかけると魔力が生じるという「ヨゼフ・ネルン効果」を利用した電魔素子。機構の高度化を果たしており、魔昌石・電昌石・銅粉を焼成したアモルファスを利用し、意図的に短絡を起こして生成魔力をアースのエーテルチューブに流し込むことで変換効率を向上させているが、反応部発熱量が大きく、冷却に大量の水を要するのが欠点である。

バリア貫徹用のいわゆるバリアブレイカー。強力な基本物理エネルギーを要するため、主にレールガンから射出される。そう簡単には貫通できないような強力なバリア以外には使われない。
素で強力な貫徹能力をもつのに加え、内蔵する小型真空反物質爆弾とそれを覆う耐核装甲によって一方向に強力なEMPを浴びせることができる。
ちなみに作用機序としては、
①貫徹芯がバリアを傷つける
②そこから大量のEMPを侵入させ、バリア生成機を傷つける
というものになっている。
にゃん国との共同開発。

ミサイル式の地中貫通爆弾。
厳密に言えばRNEPという核を用いたバンカーバスターの一種である。
進行方向にエネルギーが向くように仕向けるため、コア周囲に厚い対核装甲が張られている。
目標位置を決め、発射するとまずミサイルは目標地点めがけて直進する。場所に誤りがないことを確認した上で、神の杖の要領で(ただし深く地面に埋まるだけでいいのでエネルギーはそこまでない)地面めがけて激突し、埋まると核兵器を炸裂する。前述の機構により一方向に集中したエネルギーは地下100kmの岩盤まで到達する。座標が合っていれば目標のバンカーを確実に破壊できる。
地上に目立った影響はないため、被害範囲最低限のきれいな核爆弾である。
比較的軽量で、航空機に搭載することも容易である。

有機リン系の神経毒で、アセチルコリンエステラーゼ阻害剤・びらん剤の一種。
融点-60℃、沸点370℃の常温で茶色がかった黄色い液体。
ほぼ無臭だがやや甘い香りがする。
VXガスの十倍の毒性がある。
化学的に安定で、高熱に耐性があるため、爆弾に直接搭載することが可能である。
やや親油性の両親媒性がある。
化学兵器センサーで検出するのが難しく、安定性が高いため汎用性が高い。

SMILESコードは

「CC(CCl)N(CCS/C(F)=N/OP(=O)(F)OC(CCl)SCCl)C(C)c1ccc(Cl)cc1」

である。

合成経路は

①三塩化リンと酸素を反応させて塩化ホスホリルを作る
②クロロヨードホルムアルデヒドオキシムを反応させクロロヨードホルムアルデヒドO=二塩化リン酸オキシムをつくる
③1,2エタンジチオールを反応させる
④メタノールで立体障害の少ないリンにない塩素を一つ保護しフッ化ナトリウムを反応させる
⑤五塩化リンで塩素を戻してジクロロエタノールを反応させる
⑥クロロメタンチオールを反応させる
⑦1-クロロイソプロピル-p-イソプロピルエトキシフェニル-アミン(ジ-1,クロロイソプロピルとp-ジクロロベンゼンとメタノールで合成)を反応させる

という簡単なものである。*3


今日1
昨日3
合計393

tag(): no argument(s).


*1 アーチキトン
*2 7.62×122mm。これはAK-52の時点で小規模運用であったものの使用型は存在した。当時は身装制動が普及しておらず、使用者は少なかったが、いずれ7.62×54mmと同等程度の反動に軽減する制動が完全普及したため、主力になった。とはいえ、携行弾薬量が半分以下に減少する点が問題となっている。
*3 この化学兵器は架空のもので、実在しないと思われるため注意 ここにのせた構造は実際は不安定であると推測される