情報
住処 | いろんなところ |
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属性 | 鉄 |
説明
地を這う異形の化物。
大きさは大型馬車と同じぐらいのモノが多く、生物とは思えない異様な唸り声と、槍や斧どころか銃すら通らない頑強な体を持つ。その正体はかなり昔に召喚術によって異世界から呼び出された戦車。
中に誰もいないはずにも関わらず、どういうわけか、さ迷うようにゆったり動き続け、沼や海に落ちたりひっくり返るまで止まらない。その性質は気まぐれ同然ともいえ、進路上に立たなければ人畜無害と思いきや、動くものすべてに牙を向くこともあり、中にはウン十年以上も止まっていて岩かと思いきや突然動き出して暴れまわった例もあり、行動が読めない。
かつてこの世界では王侯貴族を中心に召喚術ブームが到来していたが、この怪物もそのときに召喚された危険なモノの一種であり、世界各地で似たようなものの遭遇例が存在し討伐依頼もある。
この魔物が使う技
- 踏み潰す
進路上に存在する人や家をそのボディで押し退け、無限軌道で踏み潰していく。 - 火炎放射
火が付いている状態の可燃性の液体を撒き散らす。炎から逃れた者でも窒息死させることがある。
この技を使わない個体の方が圧倒的に多い。 - キツツキ声
搭載されている機関銃を発砲する。対処法がわかっているならともかく、機関銃どころか銃すら知らない文明圏の人々にとっては、この声が聞こえた瞬間、多くの兵士がバタバタと倒されていく風にしか見えない恐ろしい技である。
この技を使う個体は少ない。 - 大砲
搭載されている火砲を発砲する。大抵は空砲か砲弾が明後日の方向に飛んでいく。
それでも慣れてないと馬が暴れたり、兵士達が戦意喪失することもある。
中には正確に相手を狙う個体も存在し、その威力はバラバラだが、最低でも丸太の柵程度なら簡単に吹き飛ばしてしまい、大きいものだと石造りの城壁を倒壊させる威力がある。
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