鬼平観山

Last-modified: 2022-05-13 (金) 22:42:27

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情報

名前鬼平観山
読み方おにひら かんざん
大工名鬼瓦権蔵
本名宇多方まいか
異名【壊し屋オニ平】【鼬の観山】
性別
年齢158歳
好き人を壊す事,作る事
嫌い無闇な破壊
属性
武器キリバチ
住んでる国倭国?
住所鬼ヶ島屋敷
職業大工,修理屋,四将星
種族獣人/鎌鼬→風神

説明

千海王?の腹心で、“災害”と呼ばれる4人の懐刀の一人。最高幹部に位置する【四将星】の一角を務める存在。
彼女は敵の身体を徹底的なまでに壊す事を好み、殴り合いや能力戦もこなすが、関節技も得意。その関節技や拳脚を用いて容赦の無い人体破壊を躊躇なく行う事から【壊し屋】の異名を取る。
また、音速を超え光速をも超えるスピードを出す事も可能で、自身のスピードには絶対の自信を持っている。味方同士では普通なのだが、敵に対しては横柄な態度が多い。
他には大工としての一面も持ち、鬼ヶ島屋敷の建設や設計の殆どを彼女が担当しており、倭国に居る大工達の棟梁でもある。物を大事にする一面を持っており、壊れた武器等も一つ一つ手作業で修理している所からもその性格が見て取れる。

特徴

青い羽織と白を基調とする学生服に下駄と言う、変わった風貌をしている。傍から見ればそこら辺の女の子みたいな存在だが、後述の戦闘能力は全く傍から見れるモノでは無い。
他人からは「お洒落はしないのか」と聞かれるらしいが、彼女は「余り着飾らない方が好き」と答えており、ファッションには全く関心を示さ無い。

性格

良く言えば節約家、悪く言えば貧乏くさい性格。使える物は使え無くなるまで修理して使う所があり、棚が壊れても「直せばまだまだ使える」と考える程。そもそも属する組織が組織故に金には困らない筈だが、それでも彼女の性格が変わる事は無い。
また、曲がりなりにも倭国の大工達を取り纏める存在だけあって、懐が深く義侠心に厚い性格の持ち主でもある。

来歴

元々は獣人族の中でも貴族の出だったが、毎日毎日続く王族と結婚するための勉強や習い事、地位や財産を守ることにしか興味がない両親にすべてを決められる人生、人間達による亜人差別やいじめと言ったモノに嫌気が差し、宛も無い旅に出て偶然にも千海王と出会った。こう見えても元々は成績優秀で世界有数のお嬢様学校へ特待生として入学しており、学費免除で招待されてもいた才女。だが、前述の通りの性格故に学校には馴染めずクラスメイトとは喧嘩沙汰を起こしていた。*1無論、処世術など全く持ち合わせて無い。

武器

  • キリバチ
    戦闘用に作られた特注品で、太く大き目なノコギリ。神の貴金属であるオリハルコン鉄筋ガムに加えて月光鋼星屑鉄?の合金が用いられており、壊れる事は無い。彼女はこれを刀の様に腰に携えている。

戦闘能力

将星の中でも最強と称せるケタ外れの怪物であり、千海王に次ぐNo.2の実力者。後述の技や技術の全てを長年の鍛錬と実戦によって非常に強固なものへと昇華させており、災害規模の戦闘を平然と行う。勿論だが、並の魔王程度では彼女に手も足も出す事が出来ない。
第一に彼女は風を操る事を得意とする。その気になれば大気を操って身体を風と一体化したり、真空の空間を作り出したり、風そのものを“かまいたち”に変える事すら可能。
これらの能力は元々出来た訳では無く、本来は扇風機程度の風しか出ない程の貧弱な風しか起こせなかった。

世界一のスピード

第二に彼女はスピードに優れる鎌鼬一族の中でも最高峰、引いては世界一とすら言われるスピードを持つ。それを示す様に長年の戦いの中で身に着けた「瞬間的に移動速度を数千倍にアップさせる」能力を操り敵を追い詰める。その能力の幅は様々で、普通に使用しただけでも天狗や魔王ですら目で追えない程の速さを発揮し、紫色のオーラを纏う最速の「超最高速モード」ではそれまでの動きを捉えられていた最強クラスの魔王ですら追いきれない程にまで加速する。
そもそも、いくら強い魔王言えども能力だけにかまけて、実戦経験や鍛錬をこなさなかった者は彼女の様な熟練者に負ける事はよくある事。故に能力や素の力だけで世界を取る事は不可能である。
当然だが、未熟者は論外である。

覇気

最高幹部に位置するだけあって、しっかり覇気も鍛えており、能力一辺倒の者では無い。
武装色の覇気は非実体系の者にもダメージを与える上に生半可な者の攻撃や魔法を無効化し、更には上位技術の“流桜”を発現している。見聞色の覇気についても、鍛え過ぎて少し先の未来を予知できる。*2その未来予知と異常なスピードから繰り出される攻撃は予測不能で、かつ当たれば致命傷になると言う厄介極まりない特性と化している。
また覇気とは関係無いが、彼女は周波数から聴きたい音だけを選び、その音で相手の動きを予測する事も出来る。
覇王色に関しては未覚醒だが、長年に渡って倭国の大工達を率いる経歴と彼らによる信頼や、彼女の絶大な実力を鑑みれば持っている可能性がある。

関節技+合気

古流柔術をベースとする超絶技巧の関節技を持つ。もし彼女の関節技を喰らえば、確実に何処かしらが断裂、または損傷を引き起こす程。
彼女は合気道の達人でもあり、すでに失伝またはそれに準ずる数々の古流殺法を自在に操り、更に長年の実戦で磨き抜いた柔術と合気の技術、豊富な経験によって得た各種武術の弱点や欠点を組み合わせて巧みに攻守を切り替える老獪な戦術を得意とする。また、自身の素地が柔道という事も手伝って攻めにも強く、いきなり間合いに飛び込んで意表を突かれた相手に「思わず手を出させて」合気を仕掛ける事すらある。特に「敵意や殺意など『明確な攻撃意思を持つ行動』」に対しては無類の強さを発揮し、確実に敵の攻撃を無効化して来る。
能力だけでなければ覇気だけでも無い、長年の経験が成せる神業である。

  • 合気
    相手の攻撃に対して自分の力を加えてそのままはじき返す技。だが極めたレベルの次元が違い過ぎて、傍から見たら魔法の領域に入っている。相手の関節・急所への的確な攻撃・破壊や、どんな相手だろうが赤子の手を捻るように軽く捌いて投げ飛ばす柔を実戦において高いレベルで行う。
  • 象塊
    自身の体重を本来の体重よりも重くしたり、軽くさせる技。その気になれば一枚のティッシュ程度の軽さから建物レベルの重さまで自由自在に変動させれる。
  • 壊風
    尻尾から暴風と共に多数のかまいたちを発生させる。
  • 龍巻
    身体ごと尻尾を高速回転させ、複数の巨大な“竜巻”を発生させる。辺りに暴風をもたらし、その規模はまさしく災害そのもの。
  • 龍巻壊風
    “龍巻”と“壊風”を合体させた技。竜巻にかまいたちを上乗せして周辺を斬り刻む。
  • しんくう
    周辺の大気を一瞬で燃焼させ、無酸素空間を作り出す。
  • 真空殲風衝
    彼女の凄まじい拳が起こす、超真空現象。
    その威力は一撃で山に風穴を開ける他、一瞬で生物の肉を剥ぎ白骨化させてしまう。白骨化した相手はあまりの凄まじさ故、気付くことがない。
  • 風殺金鋼拳
    両手を振って強風を起こし、最後に両手を突き出すことで強烈な突風を放ち、敵を吹き飛ばすという技。
  • 独楽舞闘
    キリバチを振り回し、連続突きの如くラッシュを繰り出す。
  • 鳴鏑
    キリバチに覇気を込め、衝撃波を打ち放つ技。威力は桁違いで、海底の岩盤をぶち抜く程。
  • 廻天
    キリバチを両手で持って車輪の如く回転しながら攻撃する。キリバチと鋭い刃の尻尾が交互に襲い掛かる為、二重にダメージを負う。
  • 月歩
    超人的脚力で空中を蹴り、宙に浮いたり空中移動ができたりする技。
  • 嵐脚
    超人的脚力で放つ鎌鼬による飛ぶ斬撃。武器無しで物を切ることができ、離れた相手にも通用するのが利点。
    • 豹尾
      斬撃が渦巻きを描いて飛ぶ。
  • 縮地
    常軌を逸した健脚に加えて、長年の戦いにて鍛えられた肉体を利用した超高速移動術。「瞬間的に移動速度を数千倍にアップさせる能力」と違うのは“体力を消耗しにくい事”である。故にスピードの限界点は落ちるが、それでも「眼にも映らない速さ」と例えられる程。
    普段は手加減しているが、縮地の三歩手前の段階でも雷速に匹敵し、二歩手前では完全に越える。一歩手前ともなれば最早周囲の床や地面が爆発しているようにしか見えず、室内なら前後左右に加え上下を絡めた三方向攻撃を展開できる。完全な縮地になってしまえば、その「踏込」すら完全に消えて不可視とも呼べる速さとなる。
  • 鎌風
    風と身体を一体化させて擬似的な瞬間移動を常に行う。我々生物が風を避ける事が出来無い様に彼女から逃げる事は不可能である。風と一体化している際にはあらゆる攻撃が無効化される特性を持つ。
    弱点は攻撃する際には実体化しなければならない事だが、攻撃した瞬間に風へと変貌する上に、そもそも彼女の桁違いのスピードを捉える事が不可能に近い故に反撃を許す事は無い。
    対応出来る者は彼女以上の見聞色の覇気や動体視力を持つ存在だけである。
  • 鬼禅師
    射程に入ってきた相手に武装色の覇気を纏った状態で鋭い前蹴りを中段辺りに繰り出し、そこから足を蹴り上げて相手の顔面を狙う。
    元々は“夜叉燕”と呼ばれた技で、その技のキレや破壊力を称賛した仲間達によって、後から“鬼禅師”を異名として名付けられた。
  • 風鎌狂禍殺
    武装色の上位技術“流桜”を纏った渾身の回し蹴りを敵へ撃ち込むと同時に防御不可の100の衝撃波を放ち攻撃する。覇気による黒い稲妻が複数発生し、辺りを全て破壊して更地に変える程の衝撃が発生する。この際の覇気は普通の武装色の覇気と違って禍々しい紫色をしている。
  • 奥の手
    「縮地」と「瞬間的に移動速度を数千倍にアップさせる能力」を同時に発動させると言うモノ。これは本当に本当の奥の手。つまりは自身を倒しうる相手へ使う最後の技である。
    超最高速モードに完全な縮地を上乗せする事によって、動くだけで時空すら歪む速度で攻撃し、文字通り敵を封殺する。その反面、代償は余りに大きく、これを使えば彼女は「私の脚は永久に動かなくなる」と言っており、現在に至るまで使った事は無い。

セリフ

  • 「本当は私…壊す事よりも作る事の方が好きな人間何だ」
  • 「勝負の世界は結果が全て…負けたらクソ以下だ」
  • 「お前みたいに力が弱いと言い訳して死んでいった魔法使い共は優に億を越える。魔法だけで強くなれると思うな」
  • 「壊すのは構わないんだが…少しは建て直す方の身にもなってくれ」
  • 「自分を無敵と勘違いしてきた “勇者”や“魔王”の寿命は短い」
  • 「あー勿体ない…直せばまだ使えるのに」
  • 「おんどれ 歴史に口を挟むなら…ハンパな覚悟で踏み込んでくるな!!」

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Tag: 風属性 獣人 ボス 大ボス


*1 無敗だった
*2 但し未来予知については常に冷静でなければならず、彼女の性格を見れば発動出来る機会は余り無い。