【いたずらデビル】

Last-modified: 2024-02-26 (月) 00:09:26

DQ11

【インプ】と同色の【ボス級モンスター】。英語版での名前はTricky Devil。
 
その名の通り、小汚いいたずらを働いては人を困らす魔物である。
ストーリー中では、木こりの【マンプク】が直した橋を壊して、魔法で彼を【犬】の姿に変え、さらなる悪行として空の【宝箱】に潜伏し、通りかかる旅人をビックリさせようとしていた(余談だが、この宝箱は3DS版では世界に異変が起きると消滅する)。しかし、主人公たちは【大樹の根】によって過去に起きた一部始終を見ており、まったく驚かなかったので無理矢理驚かせようと戦闘となる。
倒すと「オイラのほうが ぶったまげたぁぁーー!」という珍妙な断末魔を上げて消滅する。
こいつ自身は無邪気にいたずらをして遊んでいただけなので、消滅してしまったのは若干かわいそうな気がしなくもない。
ただ、【モンスターずかん】によるといたずらの内容は日に日に過激になってきていたようで、周りからは改名を勧められる程。現時点でも人を犬に変えるというのはなかなかの悪行である。
作品は違うが、同じく犬にされた【ムーンブルクの王女】を人間に戻すのは簡単なことではなかったことを考えると、ここで止めておいてよかったのかもしれない。
悪気のない悪意がもっとも恐ろしいとはこのことである。
 
なお、最序盤の敵だからかボス専用曲【果てしなき死闘】は使用されていない。小柄な図体とそれほど強くない戦闘力も相まってボスと言っていいのか疑いたくなるが扱いはれっきとしたボス級モンスターである。
代わりに、通常戦闘曲【ひるまぬ勇気】のロングバージョンが流れるようになっている。
これは【デルカダール神殿】【イビルビースト】2体と【荒野の地下迷宮】【デンダ】一味も同じ。

戦闘能力

HP148。完全ローテーションで動き、その行動パターンは以下の通り。

【ギラ】→通常攻撃→【ホイミ】→通常攻撃→通常攻撃→通常攻撃

ホイミはHP74以下になるまで使用せずにスキップする。
 
初めてのボスだけあって周辺の雑魚モンスターを上回る攻撃能力を持つが、特別警戒すべき行動があるわけではないので、難なく倒すことができるだろう。
回復に関してはHP15程度をめどに主人公と【やくそう】を持たせたカミュでカバーしあえるといい。
もしまともにやり合ってこいつに負けるようなら、さすがにレベルが低いので少しレベル上げすべし。

DQ11S

ボイス実装に伴い、こいつにも声が付いた。CVは関智一(【メダル校長】【ウラノス】との兼役)。
今作では初の戦闘中でやたら喋るボス(しかも完全に某国民的アニメのス○夫の声である)とあって、宝箱から出現する際の「参上!オレはいたずらデビル!」や戦闘時の「いたずらビーム!」などの声で、思わず笑ってしまった人もいるのではなかろうか。

ライバルズエース

真3弾カードパック「星降りの決戦」にて実装。共通のノーマル。

1/2/2 あくま系
ステルス 攻撃時:味方リーダーに1ダメージ

【モーモン】にステルスとデメリットがついたユニットで、公式生放送でも「令和のモーモン」と紹介された。
低コストのあくま系であるため「魔神ダークドレアム」との相性がよく、またかつてのモーモンのように速攻デッキにも採用された。
こいつが登場した真3弾を最後にライバルズはサービス終了が決定してしまった。残念なことに、「令和のモーモン」は短命に終わってしまったのである。