【宝箱】

Last-modified: 2021-10-18 (月) 14:07:45

概要

多くのファンタジー系ビデオゲームで見られる什器で、しばしば何らかの宝物(【アイテム】やお金)が入っている物体。直方体の箱部分にかまぼこ型の蓋が蝶番によって接続され、縁や側面が金属で保護、補強された形状でおなじみ。
DQシリーズでも本編・外伝を問わずほぼ全てのシリーズに登場し、色は赤色をしていることが多い。
DQ2以降では戦闘後に敵が宝箱を残していくこともあるが、これらについては【ドロップアイテム】を参照。本頁ではオブジェクトとしての宝箱について解説する。
 
冒険中最も物色の対象となる存在で、【ダンジョン】【城】【町】【村】の他、【フィールド】が3Dになった作品ではフィールドにも設置されている。いずれも【壷】【樽】【タンス】等と比較すると価値の高い、良い物が入っていることが多い。
城にあるものは鍵のかかった部屋の奥に置かれていることが比較的多く、町村にあるものは奥まったところにポツンと置かれていたりすることがあるなど様々。なお町や村にあるものだとしても主人公たちにとって価値が無い住人の私物が入っている事は無い。鍵がかかっていることもある。
また店の主人がいる【カウンターテーブル】の内側に宝箱が置かれていることもある。単なる演出上のものでプレイヤーは取ることができないのが基本だが、DQ2の【ガイアのよろい】など後ろから回る事ができれば取れるものも存在する。
 
ダンジョンやフィールドに置かれているものは、町よりも更にいいものであるケースが多い。装備品の場合はそこ以外では入手できないか、再入手がモンスターの低確率でのドロップなど絶望的であるケースも多いが、周辺の町村で売られている装備品が入っている事もあるので、これにより一喜一憂するプレイヤーも多い。
 
所有者が明確である城、町村で利用されているものはともかく、フィールドやダンジョンにあるものは「誰が置いたんだ?」とツッコミたくなる人もいるだろうが、DQ8作中の書籍「冒険大王」に「そんなことを思ってはいけない、それは天からの贈り物なのだ」と書かれているあたり、細かいことを考えずに「天からの贈り物」として享受してしまうのが正しいのかもしれない。
なぜか中身は基本的に一つのアイテムだけ。「伝説の剣」とか出るとみんな嬉しいが、良く良く考えるとあのサイズの箱を開いて剣が一本だけというのは非常に寂しい光景である。
(ちなみにRPGによくあるお約束ネタの頻出する【衛藤ヒロユキ】の『魔法陣グルグル』では「王様が冒険資金をくれるというので宝箱を開けたら“巨大な宝箱の底にコインが数枚入っている”」という話が序盤にある。)
序盤は【やくそう】が一個だけ収まっているなんてこともザラで、アイテムとしては普通に嬉しくはあるが、なんで宝箱にただの薬草を後生大事にしまっているんだ?という疑問は消えない。

トラップ

前述のとおり宝箱はプレイヤーに多くの恵みをもたらすが、そうした善意を踏みにじる不届き者も存在する。
DQ2では先頭の【ローレシア王子】がダメージを受けたり、【毒】になったりする【わな】(ダメージを受ける物はFC版のみ)が、DQ3以降ではまさに開けてビックリ、宝箱に偽装して襲い掛かってくる【トラップモンスター】が登場。【インパス】の呪文を使えば中身がアイテムかモンスターか識別できるが、DQ5以降はトラップモンスター自体がレアアイテムを落としたり事もあるため、むしろ積極的に狩られたりもする。
 
モンスターではなくただの罠で致命傷にならないのは、DQ以前のRPGからするとある意味親切な作りであるが。
というのも貴重品入りの宝箱はトラップの種類を識別する方法こそあれど、作動させずに安全に宝箱を開く方法が原則として存在しない。『ウィザードリィ』などでは【盗賊】が罠解除の専門家として扱われているが、ドラクエの盗賊にそのような能力は無い。

DQ1

宝箱のグラフィックは斜め前から見た形状で、色は茶色。
 
ゲームスタート直後、早速玉座の間に3つの宝箱があり、RPG未経験者に対するコマンドのチュートリアルを兼ねている。
今作では中身を入手するには上に乗って【とる】のコマンドを使う。【しらべる】を使うと【たからのはこが ある!】と出るだけで中身を取ってくれない。開けると箱は消えてその場所はただの床になる。開けた時の効果音は「ポロポロッ」という低い音。
この3つの宝箱は、一度階段を降りると、取らなかった場合も含めてもう二度と復活しない。
 
セーブ方式がパスワード方式の【復活の呪文】であり、一時的な保存領域も乏しい時代のゲームのため、上記以外の宝箱は一旦フィールドに出ると中身ごと復活するようになっている。このため「鍵のかかった扉の向こうにあるものは鍵代と中の金品の売却益を比べるとペイしない」という仕組みで調整されている…のだが、その抜け穴をついたバグもある。
今作では宝箱から手に入る武器・防具は【ロトのつるぎ】1つだけとなっており、取るとシステム上の都合で以前の武器はその場で無くなってしまう。
【ロトの洞窟】にある宝箱は開けると【せきばん】が見つかり、これはアイテム欄には加わらないがメッセージを読むことができる(後の作品の石碑などに相当。実際リメイク版では石碑に置き換わっている)。
【岩山の洞窟】には1つだけ中身がランダムに変動する宝箱があり、中からはお金か【しのくびかざり】のどちらかが手に入り、後者は入手後二度と手に入らないようにフラグが立つ。
 
リメイク版ではDQ5に準じたシステムになっており、装備品の入った宝箱も増えた。

DQ2

今作では町などとダンジョンとで宝箱のグラフィックが異なる。町などでは縦方向に置かれており色は赤、ダンジョンでは斜め横から見た形状で色は茶色である。
「とる」のコマンドが廃止され、代わりに上に乗って【しらべる】で開けるようになった。
 
前作と同じくスタート時に宝箱のチュートリアルがあり(【そうび】の練習も兼ねる)、玉座の間の階段を降りると【ローレシア王】が宝箱を用意して待っている。この宝箱は1つの箱からアイテムとゴールドの両方が得られるという、シリーズでも珍しい例となっている。これも前作の玉座の間のものと同じく一度しか取るチャンスが無く、無視して城を出ると消えてしまう。
その他の宝箱は前作同様フィールドに出ると復活するが、ロトのつるぎのような貴重なアイテムの入った宝箱の場合、宝箱の中身と同じアイテムをパーティの誰かが所持していると、宝箱の中は空っぽになる。
また、前述のように今作では【海底の洞窟】【わな】の宝箱が登場する。他にも【大灯台】では宝箱は空っぽだがそれを開けることでイベントが発生するものもある。
 
リメイク版ではDQ5に準じたシステムになっており、中身の変わった宝箱も多い。

DQ3

形状は町などとダンジョンとで共通化され、DQ2の町と同様縦方向に置かれた形状となった。色は町などでは赤だが、ダンジョンでは場所によって色が異なり、【ジパング】【幽霊船】には形状の異なる宝箱が存在する。
開け方は前作と同じで、開けた時の効果音が若干変更され「ペロロロッ」と最初の一音が高い音になった。
 
今作からは宝箱のチュートリアルは無くなり、以降DQ6までプレイヤーが最初に宝箱を開けられるのはダンジョン内となる。
セーブ方式がバッテリーバックアップになったことで、格段に多くのフラグが管理可能になり、宝箱の中身は基本的に復活することはなくなった。
これに伴い、これまで宝箱は開けると箱ごと消えてしまったのに対し、今作では「開いている宝箱のグラフィック」が登場。一度開けた宝箱は開いたまま残るようになった。
ただし、持ち物が満杯で取得物をあきらめた場合は中身は宝箱に残され、もう一度調べれば取ることができる。 このとき宝箱のグラフィックは開いたままだが、諦めた場合はそのフロアをいったん離れれば宝箱は閉じている。
【シャンパーニの塔】5階にある2つの宝箱はイベントを進めると勝手に開いた状態になり、こちらが開けることはできない。
 
なお前作と同様の重要アイテムの保守ルーチンが残されているため、いくつかの重要アイテムの宝箱は、バグや【バシルーラ】で重要アイテムが見失われた際に、元あった宝箱を調べれば再入手できる場合がある。このとき持ち物を一杯にしておいて上記の手順を踏むことで、開いていた宝箱を閉じた状態に戻すことができるという裏技もある。
 
トラップモンスターが初登場した作品でもあり、【ひとくいばこ】【ミミック】が登場。今作では人喰い箱が史上最強クラスの能力を持っており、【ピラミッド】でうっかり開けて餌食になった勇者は数知れない。
またピラミッド4階の宝箱は開けると【ミイラおとこ】と戦闘になり、勝利すれば中身を入手できるという特別仕様。
他にも、ボスを倒すことでその場に重要アイテムの入った宝箱が新たに出現することもある。

リメイク版

宝箱のグラフィックが1種類だけになり、ジパングと幽霊船に存在していた形状の異なる宝箱が普通の宝箱になった。
【すごろく場】のマスとしても登場。調べると一度だけ、アイテムを入手できる。通常の宝箱同様蓋は空いたままになるので、タンスや壷のマスとは違い、再挑戦時に入手済みかどうかを間違う事はない。

DQ4

形状は正面から見たものとなった。宝箱の色はおおむね黄色っぽい色だが、一部ダンジョンでは若干色が違う。
 
既に蓋が開いている宝箱をもう一度調べると、「しかし たからばこは からっぽだった」というメッセージが出るようになり、持ち物が一杯で中身を取るのを諦めた場合は、その場ですぐに蓋が閉まるようになった。
また【コーミズ西の洞窟】では隠しスイッチの仕込まれた宝箱が登場した。

DQ5

ハードがSFCになった事に伴って性質が変化。宝箱の上に乗ることはできなくなり、宝箱の前で「しらべる」を使うか【便利ボタン】を押すことで中身を入手できるようになった。
形状は正面から見たもので、色は赤に金色の装飾がされたものに統一。以降の作品もこれを踏襲しており、DQ1~DQ4のリメイク版でも同様となっている。
 
また、これまでのDQシリーズにおける宝箱はすべて鍵なしだったが、今作では鍵がかかった宝箱が初登場した。鍵付きの宝箱の場所は以下の通り。

宝箱というのは元々宝を守る金庫のような存在であるわけで、普通はこれ(鍵つき宝箱)の方が正しい。したがって、カギが全く掛かっていない超不用心なスタイルだったこれまでの作品の宝箱が異常なのだ。
 
この他、【ラインハット】の城の【ヘンリー】の部屋の宝箱は空っぽだが、開けると自動的に閉めるようになっており、何度でも開けられる。
【エビルマウンテン】の最後の宝箱は開けると【ヘルバトラー】とのイベント戦闘が発生し、戦闘後にアイテムが手に入る。DQ3のピラミッド4階のものと似ているが、こちらは開けないと先には進めないので必須となっている。
 
今作ではアイテムが床の上に直に置かれている場面も登場し、宝箱から重要アイテムを得る場面は少なくなった。
 
リメイク版のすごろく場ではDQ3同様、宝箱が置いてあるマスが存在する。

DQ6

再びすべての宝箱に鍵がかかっていない。
その代わり、宝箱や宝物庫強敵が守っているシチュエーションが現れた。
 
また【はざまの世界】【欲望の町】関連シナリオでは湖の底の宝箱を巡る話が展開され、その宝箱を他の住民よりも先に開けることでストーリーが進む。さらにその宝箱は隠し階段の入口にもなっている。

DQ7

マップの3D化により宝箱もポリゴンで描かれるようになった。開けた時の音は従来の電子的な効果音から、「ポウン!」というような音に変わった。【ユバール族の休息地】では、宝箱の代わりとして「つづら」が登場。
 
今作ではスタート地点である【フィッシュベル】の自分の部屋で最初の宝箱が登場する。
鍵付きの宝箱が再登場し、今作では【とうぞくのカギ】【まほうのカギ】に対応した鍵付き宝箱が登場。これらは鍵を持っていると「◯◯のカギを 使いますか?」のメッセージが表示され「はい」を選択することで開く。
なおフィッシュベルの店内など鍵では開けられない宝箱もある、
 
【グランエスタード】の崖っぷちにある宝箱はPS版に限り空っぽだが、主人公たちがアイテムを入れることができ、隠しダンジョンの出現にも関わるという特別なもの。詳しくはこちらを参照。
 
またトラップモンスターにはミミックのさらなる上位種として【パンドラボックス】も初登場。

リメイク版

フィールド宝箱が導入され、1地方に1~2個置かれている。ユバール族の休息地のつづらは、リメイク版は普通の宝箱になった。
移民の町には【さいごのカギ】に対応した宝箱もある。

DQ8

今作では宝箱は前からしか開けられない。後ろから開けようとすると「なんと 宝箱は 裏側だった!」という見りゃ分かるよ的なメッセージが出る。
調べると先頭のキャラが宝箱を開けるモーションを行い、開ける際の効果音は「カパッ」という実際に箱を開けた時の音に近くなった。ただしドロップアイテムの宝箱を開ける時はDQ6以前の音が鳴る。
前作と同じく、自分たちが手に入れた鍵で開ける宝箱も登場。今作では鍵を持っていれば「鍵を開けた」のメッセージとともに自動的に開けるようになったが、どの鍵を使ったかまでは表示されない。
 
移動が後方視点となった今作では、初めてフィールド上にも宝箱が配置された。作品が進むに連れてフィールドの存在価値がどんどん下がる中、【スカウトモンスター】と併せてフィールドを探索する楽しみを再発見させる作品となった。
ストーリーを先に進めたい人は街道沿いに歩けば迷わず次の町に行けるようになっており、宝箱は「探したい人は探せばよい」という立ち位置となっている。【いかずちの杖】など結構有用なアイテムが入っており、早く先に進むか探索をして戦力強化をするか、といったプレイスタイルの幅を増やす要素として機能している。

3DS版

中身がランダムで、時間の経過で再度復活する【青宝箱】がフィールド上に配置された。
また、【追憶の回廊】には各ボスの間の通路にランダムで種かきのみが入っておりゲームハード本体の時計が午前0時をまたぐと中身が復活する【紫宝箱】が配置されている。
 
【奈落の祭壇】に限り、【ヘルギフト】という新しいトラップモンスターが追加された。

DQ9

通常の赤宝箱に加え中身がランダムに決まる【青宝箱】が初登場。青宝箱はDQ2以来久々に中身が復活する性質を持っており、DQMJ以降のランダム宝箱に近い。
今作ではトラップモンスターは青宝箱からしか出ないが、弱体化する一方だったこれまでのシリーズから一転、なかなか強くなっているので注意すること。
宝箱を開ける鍵は【とうぞくのカギ】のみとなっている。
 
【マルチプレイ】を行う場合、赤宝箱はホスト、すなわちその世界の元々のプレイヤーしか中身を入手することが出来ない。例えばAさんの世界にBさんとCさんがゲストとして遊びに来ても、BさんとCさんは赤宝箱は開けられないのだ。

DQ10

MMORPGである本作では宝箱のバリエーションが大幅に増えた。戦闘後の【ドロップアイテム】も実際に目の前に宝箱が出現してプレイヤー操作で開ける形になっている。
詳しくはこちらを参照。

DQ11・DQ11S

ランダム宝箱は無く、赤宝箱のみ登場。
PS4版(移植含む)では宝箱を裏側から調べることはできない。3DS版・2Dモードでは過去作のような開ける時のペロロロ音が鳴る。
中身はアイテムやゴールドの他、【レシピブック】が入っていることもある。
 
DQ8と同じく各地のフィールド上にも宝箱があるが、2Dモードでは相当する宝箱が【かくれスポット】にある。
鍵で開ける宝箱も無くなったが、その代わりに石造りの小部屋(共通オブジェ)の中に置かれているものもあり、それらの小屋はほとんど施錠されているため鍵の入手を待つ必要がある。
ダンジョンの【ボス級モンスター】の手前には、【けんじゃのせいすい】などのMP回復アイテムが4つまとめて入れられている宝箱が置かれていることが多い。
 
敵が戦闘後にアイテムをドロップした際は従来のオフライン作品同様に自動的に開けるが、通常ドロップは赤い宝箱、レアドロップは金色の宝箱が現れるようになった。ただし、2Dモードでは表示されない。
 
トラップモンスターとして、ひとくいばこ・ミミック・パンドラボックスそれぞれの巨大版となる【ギガ・ひとくいばこ】【ギガ・ミミック】【ギガ・パンドラボックス】が登場。ステータスも巨大化。グラフィックも普通の宝箱より大きいので(2Dモードのみ同じ大きさ)、一目でトラップと分かりそうなものだが、うかつに開けて瀕死に陥ったPTもいるとかいないとか。
ストーリー上では【いたずらデビル】が空っぽの宝箱の中に隠れるという場面がある。

DQ11(3DS版)

【時渡りの迷宮】では各階層に宝箱があり、【冒険の書の合言葉】を始め、鍛冶素材などの道具や【ヨッチ族の帽子】が手に入る。
しかし、トラップモンスターも潜んでおり、インパスなどの識別方法もないため、攻略なしに全てのアイテムを入手するには総当たりする必要がある。

DQM

【タイジュの国】に配置されているものはDQ3以降のものと同様。一方で【旅の扉】の世界のものは落ちているアイテムと同様に入るたびにランダムに配置され、中身も旅の扉ごとに開ける度に変化し、中身を入手するとその場から消滅する。基本的には普通に落ちている物より良い物が手に入る事が多いが、ミミックが化けていることもあるので油断は禁物。
特に通路を塞ぐ様に配置されているものはほぼ確実にミミック。ただしランダム配置のミミックからは逃走が可能。
その他、3の倍数のフロアで遭遇する可能性のある特殊フロアに6個か8個の宝箱が置かれているものが存在し、貴重品を高確率で得られるチャンスだが、1つを除いて後はすべてミミックというパターンもある。

DQM2

【マルタの国】やオアシスの世界のダンジョンなど、固有のマップが存在する場所のものはDQ3以降のものと同様、鑑定を行う鍵の異世界のフィールドやダンジョンに置かれているものはDQMと同様である。
ダンジョンの最深部に存在する宝箱は入手しても消滅しないが一度しか中身を入手できない。その分【装飾品】や未鑑定の不思議な鍵、夢見る卵など貴重品が入っているため、これを求めて探索することになる。

DQMJ

一度しか入手できず、中身が固定されている前述のDQ3以降とほぼ同様の赤い宝箱と、開ける度に中身が変化し、エリアを出入りすれば中身が復活する茶色い宝箱、そして必ず【マデュライト】(既に10ケ集めている場合は【マデュエル】)が入った青い宝箱の3種類が登場。
茶色い宝箱は【ノビス島】【レガリス島】までと、災厄の島(異変後の【ヨッドムア島】)と【名もなき島】で区別され、後者のほうが質のいいものが手に入りやすいが、前者の人喰い箱より強力なミミックが化けていることがある。
茶色の宝箱以外は基本的にモンスターが化けていることはないが、一つだけ例外が存在し、化けている赤い宝箱が存在する。この宝箱は【トラップボックス】が化けており、【スカウト】することもできるが1回しか戦うことができない。逃げることも出来ないのでスカウトの際は準備を万全にしてから行うこと。

DQMJ2/2P

基本的な仕様はDQMJと同じだが、茶色い宝箱の色がDQ9と同じく青に変更された。ただし遺跡地下のものは青ではなく目玉のような古代を思わせる模様のついた独自のものになっている。
 
場所ごとに存在するテーブルによって中身が変動し、開ける度に違うものが手に入ることが多いのもDQ9と同様だが、同様に人喰い箱やミミックも混ざっている。しかしそれらの宝箱は位置が決まっているため、位置を覚えておけば近づかなければいいし、覚えていなくてもすぐに引き返して距離を離せば逃げ切れるだろう。
ちなみに今作は前述の場所によってが本編と宝箱の柄がかなり違うため、人喰い箱やミミックも今作独自のデザインとなっている。

テリワン3D

基本的な仕様はDQMJ2と同じだが、システムの都合上、赤い宝箱はタイジュの国か【ジュヒョウの国】にしか存在しない。ダンジョンの宝箱はカラーリングが茶色(人喰い箱)と緑色(ミミック)に戻ったが、後者のほうが良いアイテムが入っている可能性があるのは同じ。
ただし、配置はランダム生成で異世界に入る度に変えられるため、位置を覚えて回避することは出来なくなった。地形によっては逃げ切るのが困難なケースも有るため、調べる際には警戒した方がいいだろう。

イルルカ

カラーリングや中身の傾向など、基本的な仕様はテリワン3Dと同様。
ただし今作では予め名前の付いている鍵であればダンジョンの中であっても中身固定の赤い宝箱が置かれている。茶色や緑色の宝箱は予め名前の付いた鍵の世界のダンジョンでは位置が固定されているが、自分で作り出した鍵の異世界では異世界に入る度に位置が変わる(中身も入る度に変わる)。
 
その他、今作では人喰い箱やミミックは近づいても襲ってくることはなくなったが、調べようとして触れると戦闘になる。厄介だと思うかもしれないが、実はある程度近づいて踊れば踊りだすのでコレで見破ればいい。戦う場合でも踊らせてから接触すれば必ず先制出来るので、茶色や緑の宝箱は調べる前に踊るクセをつけよう。
 
また、本作では特定の場所に宝箱を背負った敵シンボルが出現することがあり(【砂漠の世界】【テールイーター】【天空の世界】【プチット族】)、倒すと宝箱を入手出来る。

DQMJ3

【リアクター】でサーチしないと開けられないステルスボックスが新たに登場した。普通の宝箱については「箱にカギはかかっていないようだ」と表示されるが、本作において鍵のかかった宝箱は登場しない。
 
今作では中身が固定の赤い宝箱と、中身が変動する茶色や緑色の宝箱に加えて黒い宝箱が登場。トラップモンスターは今作も健在だがリアクターで簡単に見破れる。

スラもりシリーズ

アタックするとアイテムやゴールドが登場するほか、宝箱自体をかつぐこともできる。スラもり1のみ投げ当てることでモンスターを閉じ込めることができた。

DQH

【空艦バトシエ】では目の前に立って○ボタン、バトルフィールドでは目の前に立って×ボタンで回収できる。例のごとくトラップモンスターもおり、開けると【痛恨の一撃】を放ってくるひとくいばこや、【ザキ】を撃ってから【ザラキ】を撃つミミック、ザラキをばらまく【パンドラボックス】の3種類がいる。

DQH2

【ゼビオン】や各種フィールド、バトルエリアに配置されており、バトルエリアでは何回でも開けることができる。ゼビオン及びフィールドでは黒い宝箱が存在しておりこれを開けるには【とうぞくのかぎ】が必要。
例によってトラップモンスターも続投。今作は3種ともアイテムを確定で落とす為それ目当てで狩られる。なおバトルエリアの宝箱は一度出れば再度開けることが可能だがランダムでトラップモンスターが現れる上にごくまれに呪われた【オーブ】が手に入ることがある。

DQB

各所に配置されており、あければ中身を入手できる。時折ミミック系が化けているのもいつもどおり。また、破壊することで宝箱自体をアイテムとして回収もできる。【宝箱の間】、3つ宝箱の間、【宝物庫】の制作に必要となるため、持ち物に余裕があれば回収しておきたい。
フリービルドモードでは【鉄のインゴット】【金】で作れるが、大量に手に入るためわざわざ作ることはないだろう。【収納箱】とちがい、中にアイテムを入れることは出来ない。
 
またフィールド上には、所々に紫色でドクロマークの付いた宝箱がある。これは何らかの理由で封印されており、この状態では開くこともアイテムとして取ることもできない。周囲のボスモンスターを倒したりパズルを解いたりすることで封印が解け普通の宝箱になった時点で開けられるようになる。

DQB2

前作と同様。
【ビルダーハート】を使うことでレシピを習得出来る。レシピは鉄のインゴットと【金のインゴット】
島の再生で容易に拾えた前作と違って、今作のそざい島には落ちていないので数が欲しければ自分で作ろう。
 
見た目通りある程度豪華な家具なので豪華さを稼ぐのに向いている。

DQR

第3弾カードパック「不死鳥と大地の命動」で新登場した要素、地形の一種。商人専用。
流石、原作でも金集めに奔走するトルネコを初期リーダーに抱えているだけある。
効果としては、上にユニットを召喚することでランダムな商人専用の特技か武器カードを入手できる(その宝箱は消滅する)。
その場に噛み合うカードや汎用性の高いカードが手に入ればとても強力だが、如何せんランダム入手なためガッカリさせられることも少なくない。
宝箱の展開自体は片手間で気軽に行えるカードが多いので、いいカードが手に入ったら儲けもの、くらいに捉えよう。

ダイの大冒険

【ロモス】解放のお礼が【シナナ】から贈られた時、わざわざ宝箱に入れて贈られている。本編をリスペクトした演出だろう。また、【破邪の洞窟】においてひとくいばこが罠として機能する辺り、ダンジョンにおけるアイテムは宝箱から入手するようだ。
 
他には【魂の貝殻】【アバンの書】といった重要な物の保管用にも使われている。アバンの書は焼失した図書館跡地の宝箱から発見されており、これに入っていなければ戦火で燃えてしまっていた可能性が高い。

グッズ

DQ3発売の後しばらくして、1988年10月7日にエニックスの公式グッズのひとつとして「海賊の宝箱」が発売された。ゲーム内のものを実物大で再現したものだが、価格はなんと29万8000円と、他のグッズと比べても飛び抜けて高価なグッズであった。中には【スライム】のぬいぐるみが入っており、広報の話によれば1~2個は売れたらしい(【月刊Vジャンプ】2002年8月号より)。
 
さらに2011年にはDQ25周年企画の一環として「宝箱リターンズ」として復刻され、これは34万8000円で販売。こちらが何個売れたかは不明。