FF10 
エボン=ジュが倒れ、『シン』が幻光虫と散って行く。
そんな中飛空艇の上のティーダが召喚主を失って体が透けていく。
そんなとき仲間の皆に言ったセリフ。
この後ユウナが首を横に振る。
むろん、「消えてほしくない」と言う気持ちである。
「ザナルカンド、案内できなくてごめんな」とティーダが別れを告げる。
また会えるの、というリュックの問いにも答えることなく、ユウナの抱擁を受け止めることもできず、形だけ彼女を抱きしめた後、彼は飛び降りて行ってしまう。
- 抱きしめた際に彼のネックレスがカチャリと音を鳴らしているため、形だけでなくあの一瞬だけ実体化したものと思われる。
海に沈んだザナルカンドに帰ったって事でいいのか?スタッフロール後海深くで丸まってるわけだが
エアリスの死と並び悲劇的なシーンである。
- エボン=ジュ戦前に「消える」と宣言しているし、ユウナを悲しませたくないがゆえの嘘だろう。エボン=ジュが倒れれば「夢のザナルカンド」も消えてなくなる、ティーダも消滅するというのは暗示されてる。
- 水中で丸まっているシーンだけなら様々な推測ができる(と思う)。
隠れエンディング通りビサイドという可能性もあるし、上記のような「帰った」という推測も可能。
さらにぶっ飛んだ推測として、上がった先はDFFの世界、という推測もある。 - 個人的には、スタッフロールのままで終わっていた方が、うまくまとまっていた気がする。まあそこはスタッフ内でも議論があっただろうけど。
- 終盤は各地の祈り子を訪ねると、祈り子たちがティーダへ話しかける(ついでにアイテムももらえる)。
そのうち、シヴァの祈り子は「あらたなる夢の世界に海をつくろう……。おまえが泳ぐ、海をつくろう……。」というので、祈り子たちが作り出した、夢のザナルカンドでもスピラでもない世界だろう。 - 「消える」と明言している以上、スタッフロール後のティーダはプレイヤーが操作していた主人公ではなく、新しく作られた「ティーダ」という存在なのだろう。水中から上がってくるティーダの悲壮感の欠片もない爽やかな笑顔は、前個体の記憶や思い出はすべて引き継がれずに消えてしまった事を裏付けているように感じる。
平たく言えば、ティーダは「魚」に生まれ変わったのだ。
続編?ナンノコトカナー
DFF 
エンディング時にティーダが去る時にも、このセリフを言ってFF10と同様の方法で消える。
いただきストリートSP 
破産時に全く同じことを言う。
- 夜逃げでもしそうだな
- 折角の名セリフが台無しだw
いたスト30th 
ミュージアムの美術品「夢の終わり」が、この台詞の場面となっている。
コメントしてくれるのは、マリベル(DQ7)、この場面の当人であるティーダとユウナ。