セリフ/【思い出したことがあるかい】

Last-modified: 2022-05-10 (火) 14:26:33

FF8

「思い出したことがあるかい」「子供の頃を」
「その感触」「そのときの言葉」「そのときの気持ち」
「大人になっていくにつれ」「何かを残して 何かを捨てていくのだろう」
「時間は待ってはくれない」「にぎりしめても」「ひらいたと同時に離れていく」
「そして…」


アルティミシア最終形態のHPを0にすると見られる台詞。
名曲をバックにこのセリフは非常に美しいのだが、スコール達に話した動機や内容の真意は、全くの謎。
「そして…」の後に言おうとしたことが気になるところ。

  • 「消えてしまう、永遠に」が省略されていると見たり。

真意の解釈は様々だが、一般的によく見られるものは二つ。

  • アルティミシア自身のことを指している。
    子どもの頃は普通の少女だった(根拠はない)が、
    魔女の力を受け継いだことで世界を憎むようになった。
    もう二度と平穏な昔には戻れない、ということを示している。
  • スコールのこと。
    子どもの頃はエルオーネに甘えていたが、彼女がいなくなり、
    一人で生きるための力を身につける(大人になる)ために他者を拒絶するようになった。

この両方にかけているとも取れるし、特定の誰かのことを指しているわけでもないという解釈もある。


死ぬ間際に自分の目的を説明しようとしていたとか。


ゲームでは『アルティミシア「思い出したことがあるかい」』と表示される。
このためにアルティミシアの台詞としか受け取れなくなっているのだが、
あえて発言者を不詳にしてもそれはそれでいい味が出たり
他にも解釈の余地が生まれたような気もする。
恐らくアルティミシアが言っているのだろうが、必ずしもそうとは限らない‥‥という風に。

DFF・DDFF

Dストーリーモードの『限りある時の中で』では、スコールに敗れた後、
「時間は待ってはくれない」「握りしめても 開いたと 同時に離れていく」のみ話す。

  • ちなみに原作で話していた前半部分は、スコール以外でアルティミシアを倒すと見れる。
    結局、彼女は何を求めていたのだろうか。
    ……やっぱり一刀両断は酷いだろうスコール君。人の話は最後まで聞こうよ。
    • (意味不明……黙れ)の再現だろう。
    • よく見るとアルティミシアが最後の力を振り絞って攻撃しようとしているため、
      先手を打ったのだろう。わかりにくすぎてただ切ったようにしか見えないが・・・
      • でも斬られた時のアルティミシアの悲鳴のせいで、
        やっぱり容赦ない奴とか株暴落とか言われてしまう。
        不憫。
      • 容赦なくフリオにやられた皇帝の悲鳴(´・ω・`)
        同じくらい気合の入った悲鳴なのに、扱いが違いすぎるよね(´・ω・`)
      • 獅子は兎を捕まえるのにも全力を尽くすわけであって。
        むしろここでプロの戦士としての気構えを感じて好感度が上がった。
        少なくとも私は。
    • 原作でも魔女の力の継承を決意したイデアが止めてなければ、おそらく斬ってた。
  • 上記では散々叩かれているが、容赦なく敵を葬り去っているのは、我々プレイヤーだって同じである(あくまでゲーム中の話だが)。それに、あの時のスコールは「殺らなきゃこっちが殺られてた」状況。その上、アルティミシアは彼にとって「倒すべき」存在。もっと言うなら、彼は「敵は敵」として割り切っている。ハッキリ言って、スコールが躊躇う要素はどこにもない。

それ以外の前半部は、スコール以外だと戦闘後表示される。
全文は

「思い出したことがあるかい、子供の頃を。
その感触、その時の言葉、その時の気持ち……
大人になって……何かを残し……何かを捨て……そして……」

他の中ボスカオスキャラと比べると……長いなあ。

  • 彼らの子供の頃というとスコールをはじめ、
    悪い思い出の方が目立ったり感慨深いキャラクターが多いんじゃないだろうか。
    あの人とか、あの娘とか、あの男とか、あいつとか、とか。
    • 蛇女と初体験をしたこの人もそうだな。
    • フリオニールはその時はすでに青年なので他の5人やスコールとはちょっと違う。
      他の5人(5人に加えてスコールもか)は幼少時代にトラウマを持つ人々ばかり(セシルは実親を失い兄と生き別れる、ティナは帝国に操られ感情がない状態、クラウドは友達ができずじまいで挙句好きな子の父親に言いがかりをつけられる、スコールは姉代わりの女の子が自分の前から姿を消したこと、ジタンはクジャによってガイアに捨てられたこと、ティーダは父親に毎度バカにされていたこと)。

このセリフの後、「私が全てを圧縮し 繋ぎとめてやろうとしているのに……!」と続く。
時間を全て圧縮してしまえば幸福な一時が過ぎ去ることもなくなる、という意味か。
原作未プレイ者にアルティミシアの目的・動機をわかりやすくするために追加された言葉だろう。

  • 原作の時間圧縮は自分以外の存在が消える代物だから、原作とDFFの目的は多分違う。
    • DDFFの追加ムービーで、暗闇の雲とのやりとりを通して目的が明らかされた。
      アルティミシア曰く「この世界のくだらない摂理を停止させ 私が世界で唯一の存在となる」そうだ。

DFFAC

アルティミシアのシンボルチャットとしてC.Lv14に「時間は待ってはくれない」が採用された。

DFFOO

ラグナが記憶の欠落によって不安がったゼルに相談を持ちかけられた時に似たようなセリフで「大事に持っていたって大人になるにつれて思い出はこぼれてくんだ」と言っている。そこから今と向き合って楽しむことに答えを展開している。