FFの防具の中ではレギュラーのように思えるが、「青銅の~」という名称は1のみで、それ以降は「ブロンズ~」となっている(この項目では、「銅」製を含んで解説している)。
9以外では重装備の類で一番初めに入手するのがたいていこのブロンズシリーズである。
冒険が始まってすぐの、軽装備のみで不安なパーティを地味に助けてくれる存在でもあるとはいえ、あくまでも重装備。
大抵はナイト系のジョブにしか装備できない上値段も若干高いし、序盤はなにかと金欠。
序盤のダンジョンでよほど苦労しない限りムリに買おうとする人もいない。
もしくは軽装備の「銅の胸当て」で妥協されてしまうか。
ブロンズ(bronze)は青銅のことを指し、銅はカッパー(copper)であるため、微妙に違う材質である。
しかし「カッパー」という響きで別のものを連想してしまうせいか、これまでカッパーと名の付く武具は全く登場していない。
- 実際、純粋な銅は柔らかいので武具などには青銅を使うのが普通だった。
- カッパーの方を使う系統の装備がFF11にて初登場した、純粋な銅は柔らかいという通り髪飾りや指輪等のアクセサリに使われている。それ故か青銅は金属類に属してるのに対し銅は貴金属類に分類されている。
ゲーム内では軽めの扱いになっている事が多いが、実際には同量の鉄よりも銅や青銅は重い。
もっとも使用量が違うと考えれば納得できないわけでもない。
防具の系譜が銅・青銅から始まり、鉄、ミスリル(銀)、金と上昇するが、金が最終防具(究極)とはならずたいてい物語中盤までに登場する。
その上位にダイヤシリーズ、ドラゴンシリーズ、クリスタルシリーズがある。
FF1
名称や他作品を遊んでいる場合にはどちらも腕用防具と思いがちだが、FF1の腕輪は体防具。
また、青銅の小手と違い全ジョブが装備可能(青銅の小手は戦士・ナイト・忍者のみ装備可能)。
FF2
回避率が非常に重要なステータスである本作の仕様上、重さがある兜・鎧・小手は多くのプレイヤーからは不用品扱い。
たとえ重さを相殺できる程の回避率を確保できている場合でも、どうやっても軽減不可能な魔法干渉の問題もあるうえに、同程度の重さと魔法干渉だが防御力がもっと硬いミスリル製品の存在があるためやはり使われない。
ブロンズの盾
銅の胸当て
ブロンズアーマー
ブロンズ兜(ブロンズの兜)
ブロンズの小手
FF2(GBA版以降)
GBA版以降の追加シナリオSoRでは系統最弱の装備品や一部除くミスリルシリーズはマハノンの町で販売されていたりスコットの初期装備として登場するのだが、ブロンズシリーズは一切登場しない。
最弱でも無いブービー賞的な装備スペック故だろうか。
幸いミンウ離脱前に入手できるのでこだわる人は彼に持たせてやろう。
- 言わずもがなこだわるコレクター以外はこれらよりもっと性能の良い別の装備品を持ち込ませたほうが良い。
FF3
FF1と異なり、腕輪は名称通りの腕用防具になった。
本作ではカテゴリ内では最下級品としての登場。
FF4TA
ブロンズシールド
銅の胸当て
ブロンズアーマー
ブロンズヘルム
FF5
ブロンズシールド
銅の胸当て
ブロンズアーマー
ブロンズヘルム
FF7
BCFF7
CCFF7
FF9
FF11
ブロンズハーネス一式
ブロンズスケイルアーマー一式
銅の髪飾り
FF12
ブロンズメイス
ブロンズシールド
ブロンズの胸当て
ブロンズアーマー
ブロンズヘルム
FF14
ブロンズ製の装備品自体は多数存在するのだが、最も初歩的な素材であるためか素材名を頭に付けずに呼称されているものがほとんど。
バックラーやガントレットなどが該当例。
FFT
FFTA
FFTA2
FFCCRoF
FFCCEoT
聖剣伝説
DFF
DDFF
上記にプラスしてブロンズプレート