魔法/【カッパー】

Last-modified: 2023-10-08 (日) 00:02:06

河童にするからカッパー。銅(copper)のことではない。
なお、ブロンズ(bronze)とは銅ではなく青銅のことを指す。


FF6

単体をカッパ状態にしたり、戻したりする間接魔法。消費MP10。
『カッパー以外の魔法とオリジナルコマンド(アビリティ)が使用不可になる』が、
逆にカッパグッズ装備時の攻撃力・防御力が凄まじく上がるという効果も発生する。
ヒット値100で非必中=魔法回避率の影響を受ける。魔封剣で吸収されない(GBA版以降)。

  • SFC版では魔封剣で吸収されるので注意。

魔石ケット・シーから倍率5倍で修得可能なほか、甲羅の盾アーマーガッパから倍率1倍で修得できる。
また、セリスはLv13で自然習得する。

  • セリスがゾゾの街に来る辺りで覚えてくれるので、ヒルギガースダダルマーを無力化できる。
  • 魔石ケットシーとカッパ防具一式を同時装備させれば、上記の倍率が全て加算されて(x8)でカッパーの習得が可能になる。

魔法回避率を無視できないので、治療のために自分にかける→自ら盾を構えてシャキーン!と回避して失敗、
なんてシュールな光景を目にすることも。
魔法回避率が高過ぎて回復できないときは、落ち着いてバニシュをかけるか、アイテムでどうぞ。エスナは不可。
魔封剣で吸収されないのはカッパ状態回復のための救済措置だろうか?


SFC・PS版では、バニシュをかけた上ならば大抵のボス敵をカッパの姿に変化できる。
ボス敵によってカッパの体色が異なり、チャダルヌーク戦で女神と悪霊の双方にかけると、
カッパが違う体色のカッパに変身するさまを見られる。

  • バニシュデスのせいで誤解されがちだが、
    カッパ状態に耐性がある敵をバニシュで無理矢理カッパの姿にしても、
    見た目がカッパに変わるだけで、実際には本来の「特殊攻撃封じ」の効果が発生せず、
    カッパ姿のままでそのまま通常通り魔法や特殊攻撃を使用してくる。
    同様に、沈黙耐性がある敵にバニシュ+サイレスを使っても効果は発生しない。
    • 補足すると、バニシュ→カッパーで「見た目の変化」は起きるが、
      耐性持ちの敵に対してはカッパの特性である「特殊攻撃が出来ない状態」にはならないということ。
    • カッパ耐性のある敵は、本来カッパ状態になることを想定していないため、
      カッパ状態専用の行動パターンを設定されていないので通常通り攻撃してくる、という仕組み。

また、上記のカッパ効果無効化耐性とは別に、
カッパ状態にすると通常攻撃が常時クリティカルになる「カッパ特性」を持つ敵も居る。
中には何故かカッパ耐性・特性の両方を併せ持つ敵もいる(サムライなど)。
そのため、カッパ特性持ちの敵にカッパーを掛けてしまうと逆に不利になることも。

  • つまりは味方に有利な「特殊攻撃封じ」は効かないのに、敵に有利な「常時クリティカル」の方は普通に発動してしまう。
    中途半端に(不利な方向へ)カッパ状態が効果を発揮するという状態になっている。

他のシリーズ作品で云うところの「トード」に位置する魔法。
なぜFF6でトードが廃されたのか、制作サイドの意図は不明。

  • 「カッパ装備品」の存在が影響したと思われる。
  • 敵モンスターに対しては、FF4の「ポーキー」に近い効用と捉えていい。
    敵モンスターはカッパ状態になったとしても攻撃力や防御力に影響しないから。

有効な利用方法として敵の「特技」封じがある。
カッパは「永久状態変化」なので「ファイナルアタック封じ」にも使える。 用心棒のFA相討ち対策など。カエル状態と違って完全無力化できないので注意

  • 魔大陸脱出時にノーデを追っ払うのには効果的。
  • ブリアレオスの鼻息封じ、トンベリの無力化に使っていた。
    • 有効な活用が分からないという問題は上記のバニシュ+カッパーのせいもあると思う。
      耐性を持つ敵は見た目しか変わらないので、
      「特技を封じられる」という通常のカッパーも戦術的に意味ないのではないかと間違って認識してしまう。

見た目がおもしろくなって笑える、という副次効果も。
プレゼンターの「殻」を河童状態にすると爆笑必至。


カイエン暴走カッパモードというバグによる反則的な使い道も一応あるが、通常範囲ではやはり使いづらい。

  • スケッチバグを起こすための方法でもあるのだが、そちらも内容が内容だけに気軽には使えない。

FF6(GBA版以降)

追加モンスター勢ではアバドンシルビューヌも使用する。

FF14

オルトロス戦でカッパにされる事で使える様になる。
カッパ状態の時にアクアブレスを受けると「うるおい」というバフが蓄積する。
これを使用すると、その蓄積している「うるおい」を対象者に付与する。
基本的には、テュポーンの「はないき」を阻止する為の手段である。


また、敵専用魔法としても存在する。
こちらは純粋に対象をカッパにし、更に雷属性耐性を激減させる、という状態異常付与の魔法となっている。

  • 実際にそのままサンダガを食らうと必ず麻痺になり動けなくなる。罠の状態異常。

ミニオンとしても存在する。
ゴールドソーサーで景品として交換できるが、魔法人形ではなく元はヒトらしい…。

DFF

状態異常系のジョブカードとして登場。ジョブカードの効果が無くなる。
ちなみに英語表記は「Imp」。カッパは小悪魔と解釈されているようだ。

  • カッパは、英語で「ウォーターインプ(Water Imp)」

なんと状態異常カードの効果も無効化してしまう(DDFFのラビリンスで確認)。
カードは3枚までしか持てないので、うまくやればこれを使って他の状態異常からの状態回復も可能。
まさに毒をもって毒を制す。

  • 魔獣使いのカードを無効化することができるので薬師よりも役に立つ場面も。