モンスター/【ブループリン】

Last-modified: 2022-02-19 (土) 19:26:18

FF10-2

前作のウォータプリンが改名。
以前は物理攻撃に非常に強かったが、今作ではその設定が消えた。


ビサイド島幻光河などで出現するプリン系魔物。
名前の通り、全身青色のプリンで、目は黄色なのが特徴。
通常攻撃せずにウォータばかりしてくる。
オーバーソウル時には魔法のウォータに加え、魔力アップ!魔力ダウンも使ってくる。
水属性を吸収、炎&氷属性を半減させる。しかし、雷属性が弱点となっている。
カーズを無効化するが、オーバーソウルになると混乱バーサク、魔力変化を防ぐ。

ライブラ

通常時のライブラ解説文

ヌメヌメした体は水属性の攻撃を吸収してしまう。
MPがあるかぎり水属性の魔法で攻撃してくる。

オーバーソウル時のライブラ解説文

ヌメヌメした体は水属性の攻撃を吸収してしまう。
HPが少なくなるほど、使ってくる水属性魔法の威力が大きくなるようだ。

FF10-2(ILM版)

このモンスターはシーモアに関係していることが魔物人生でわかる。


クリーチャークリエイトで仲間に出来るようになった。
ビサイド島でSサイズポッドを設置すれば捕獲できる。


レベルを上げる等をして、魔物人生を見てみると…
話しかけてみると、カモメ団に自分のご主人様はどこにいるのか・・・と訪ねてくる。
物腰は柔らかで、口調が丁寧な事から元が良い育ちの人物なのが分かる。
話を聞くと、息を飲むような神秘的な美しさをたたえた森の小さな町出身らしい・・・即ちグアドサラムの出身という事が分かる。また、それにより彼が生前はグアド族なのが分かる。
そして、そこのご主人様と言うと・・・シーモアに他ならない。
彼はシーモアの従者らしく、意図的かどうかしらないが最後までそこら辺はぼかして話している。

彼の話によると、シーモアは当時・・・ヒトとの間に大きな溝があったグアド族に救いの手を差し伸べており、
シーモアは一族の長として、または救世主としてグアド族をあるべき所に導き・・・

この世界のすべてを始まりの姿にもどす、おまえたちはそのための力となれ

悲痛な眼差しでグアド族達にそう命じたという。

彼は他の魔物からシーモアは既に異界へと旅立った事を聞いた。
ご主人様がいないスピラに留まる価値は無いと判断し、自分も異界に行く事を決意する。
彼は最期の願いとして、シンラ君にマカラーニャの森に連れていってほしいと願い出る。

エンディングでは彼はマカラーニャの森の最深部にある湖に佇んでいた。
かつての輝きを失いつつあるこの森を憂いつつ、自分の全ては2年前に失われていたと実感する。
彼は魔物人生を終わらせるために、湖に入水自殺を試みる(水属性大丈夫なハズだが)。
消えていく際、彼の心残りはシーモアの心の闇に気付いていながら、その傷を癒す事ができなかった事。
彼は魔物になって初めてシーモアが抱えていた孤独の闇を理解したという。それを分かち合えていたらと悔やんで消滅した。
・・・と思っていたら、彼の前にシーモアの幻影が現れ、気付いたら彼は湖の畔にいて生還する。
彼はシーモアの夢を見ていて、その夢ではシーモアは「異界へ行くのは、まだ早い」と言っていたという。
彼は永遠のナギ節の訪れたスピラを冒険し「生きる」道を選び森を出て行った。


この魔物人生はエンディングで初めてブループリンが元シーモアの従者である事が初めて判明される作りになっている。
ブループリンがシーモアの霊に救われた感動的な場面だが・・・前作からのプレイヤーにとっては、
「コイツこんな良い奴だったか・・・?」という感想が先に来る。
またブループリンは最後に「ご主人様がまだこのスピラの何処かにいらっしゃる気がする・・・」と言っているが・・・同じく前作からのプレイヤーにとっては「恐怖」の感情の方が強い。

FF12RW