FF:U
FF:Uにおいて黒き風が召喚獣を呼ぶ際の決め台詞(いわゆるバンク)。
相手を指さして、このセリフの後に、
持っているソイルの弾丸の中から3つを選び出し、魔銃に装填。
回転エネルギーを加えられて発射された弾丸は、螺旋状の軌道を描いて飛び、1つになったとき、閃光などと共に召喚獣が出現する。ただしいくつか例外的な出現方法をとる召喚獣も存在する。
魔銃解凍からこの台詞までの流れはバンクシーンであると思われがちだが、実は毎回撮り直してる。そのため、よく聞いてみると風の声が微妙に違ったり、句点を打つタイミングが違ったりする。特に作中で三度使用されるフェニックス・イクシオン関連のところは分かりやすい。
- 厳密に言えば、音声のみ撮り直している。
一度だけ同じキメポーズで「墓場が相応しいのはお前の方だ」と違う台詞を言ったほか、白い雲に銃口を突き付けて告げたこともある。
見れば一度は真似したくなる少年心をくすぐる台詞。
- 最終回では台詞を言うタイミングが少し異なる。
具体的には二つのソイルを装填した後、普段は三つめのソイルを装填する前に言う「そして……」の文句の後、これまで以上に力強く「お前にふさわしいソイルは決まった!」と言い放ち、最後のソイルの名前を宣言する、という流れ。
しかもこの時ソイルになったのは旅の仲間達と風自身という、まさに命を賭けた召喚となっており、気合いの入った作画もあって非常にアツいシーンになっている。
現れた召喚獣は、どれも一撃で形勢を逆転させるすさまじい攻撃力をほこる。
おかげで周囲がえらい目にあうこともしばしばで、その破壊力はやや考えものかもしれない。
(`・ω▼)9m <お前にふさわしいソイルは決まった!
因みにソイルの名前を宣言する時の文句も韻を踏んでいていちいちカッコいい。
- カッコいいのは良いのだが、アニメ全体の流れを考えると少々長くてテンポが崩れるバンクである。
大体は魔銃解凍バンクから連続しているので、なおさらそう感じる。
まるで同時期のFFのゲーム本編における「長い召喚獣演出」を引き継いだかの様。
そういう意味では原作を再現していると言えるし、これが無いと風の出番が更に少なくなってしまうのだが。- 事実、召喚獣の出番が大幅に減った第2クールでは風の出番は激減しており、
口数の少なさも相まって主人公とは思えないほど出番が少ない。
- 事実、召喚獣の出番が大幅に減った第2クールでは風の出番は激減しており、