伊吹萃香

キャラ紹介文

伊吹 萃香
	二つ名	小さな百鬼夜行
	能力	密と疎を操る程度の能力
	登場作品	『東方萃夢想』他

概要

全般

• 鬼の四天王が一人。何かと尖ったキャラが多い3.5コストの中では素直な方で扱いやすい。
• サイズSではあるが半専用スキル「鬼力」によりサイズ差補正による被ダメージの増加、及び与ダメージの減少を無効化する。
  • あくまでもデメリットのみを無効化する為被ダメージの減少、与ダメージの増加は無効化しないのがありがたい。更にこの効果は「直撃」で無効化されない。
  • おまけにパワー130以上で被ダメ-10%される。かなり盛られたスキルであり萃香の強さの根幹を支えてくれる。
• 何気に運動性も悪くはなく陸Sなので結構避ける。被弾しても自慢の耐久でしっかり耐えてくれる万能ユニット。
  • 橙とは違い空もAなので空限定マップでも問題なし。避けて、耐えて、火力も出せるの三拍子揃っており非常に優秀。
• 更に専用コマンド「伊吹瓢」で1マップに一度MPを全回復出来るなどこの手のユニットにありがちな燃費の問題すらない。
  • なら各武器の燃費が悪いのかと言えばそうでもなくむしろ良い方。萃香にそんな隙はないのだ。
• 固有スキルも選択肢が非常に豊富でどれも粒ぞろい。代表されるのは自身のサイズを変更する「ミッシングパワー」と「ミッシングパープルパワー」だろう。
  • 使用すると1ターンの間サイズをLL(3L)に変更する。使用回数も3(2)と多くボス戦に限定すれば使い切る頃にはボスが倒れているだろう。
    • サイズSの相手に使えば与ダメ+40%。サイズSのボスは少ないがメーコや映姫は特に美味しい餌である。
  • このスキルと上記の「伊吹瓢」のお陰で屈指の援護攻撃ユニットとして君臨する。
  • いくら援護攻撃しても「伊吹瓢」のお陰で息切れせずサイズ差の暴力で圧殺する様は正に鬼の四天王。
• 援護攻撃役として見た場合ライバルはフランとパルスィ。共に非常に強力な援護攻撃ユニットである。
  • フランは非常に高い火力を「災いの枝」でいつでも叩きつけられる。「ミッシングパワー」が有効な相手でなければ火力は負けてしまう。
    • しかし燃費は萃香が圧勝。萃香は後衛としても強力なのでその辺りで差別化すれば良いだろう。
  • パルスィは2コストでありながら3.5コストの他2人に負けず劣らずの火力スキル「仁者への嫉妬」で高火力を叩き出す。
    • しかし「激闘」「熱血」を持たない為最大火力には難がある。コストパフォーマンスで差を付けてくるので萃香はその安定性で差を見せつけよう。
  • 纏めると萃香の利点は「安定性」である。何をしても高水準なので何かと不安定な他2人に比べると非常に使いやすさが目立つ。
• そんな高性能な萃香の弱点は命中率。他の3.5コストは命中率サポートのスキルを持っているケースや武装の命中率が高いのだが萃香は両方ない。
  • 特に支援攻撃の命中率が非常に悪い。幸い本作からSPが毎ターン回復する仕様になったので「必中」を使い続ける事でフォロー可能。
• それと単純な戦闘系ユニットの為優秀な性能が多い3コストと比べると0.5コスト分少し見劣りしてしまうかもしれない。
  • しかし萃香は前衛・後衛共に優秀で援護攻撃という強烈な強みがある。使ってみればその利便性に気付き編成から外せなくなるだろう。
• 念願のカットインが本作から追加されたがかなり悪い顔をしている。正に「鬼」と言うべきその邪悪な顔はかなりのインパクトを残す。

妖の章

• 霊夢ルート25話でのみスポット参戦する。固有スキル「密の力」を所持。
• 既に正式参戦時のユニット性能かつ2段階強化済みなのと、スポット参戦時の敵はどれもあまり強くないため、
  普通にプレイしていれば高難易度でなければやられることは殆どないだろう。

永の章

• 霊夢ルート37話開始時から参戦。魔理沙ルートは合流時から。
  • 儚月抄編である44～49話はお休み。特に霊夢ルートでは主力にしやすいユニットの為あまり貢ぎ過ぎないよう注意すべきか。
• その非常に高いユニット性能は参戦時から頼りになり、前衛・後衛問わず活躍してくれる。
  • 耐久系ユニットにしては珍しく移動力も6なので特に不都合がない。前衛にするなら「加速」役を据えてやると良いだろう。
  • 後衛なら単純に耐久ユニットの定石通りの運用でOK。悪命中だけはフォローしてやろう。
• 陸Sなので陸があるなら常に降りたい所だが移動力阻害には注意。陸に降ろすなら「加速」のフォローは必須だろう。
  • 40話をはじめとする高難易度決戦マップは空限定なのが玉に瑕。過去作と違い空Aなので弱体化するわけではないのが救いか。
• 僚機は前衛運用か後衛運用かで分かれる。どちらでも強力なユニットなので自軍の編成に合わせて運用しよう。
  • 前衛運用なら高い耐久・回避性能から後衛に援護防御はほぼ不要。「加速」持ちなら誰でも良いだろう。
    • 強いて言うなら後衛に引きこもっても問題ないリグル・くるみ・雛・橙辺りがオススメ。
    • 橙なら互いに陸Sというのもあり陸運用が更に捗る。その分空限定マップが苦手。
    • 更なる火力を求めるならアリス・阿求もオススメ。非常に高い支援火力を持つが援護防御が出来ないという難点も萃香なら問題ない。
  • 後衛運用なら単純に回避型ユニットの後ろに控えるだけでOK。
    • 特に咲夜とのペアは咲夜の不安な回避を援護防御で守り、「連撃」で前に出た所を萃香に交代して援護攻撃で火力を集めるなど相性良好。
      おまけに「タイムパラドックス」の欠点を強力な援護ユニットである萃香なら簡単にフォローしてくれるなど抜群のペア。
• 汎用スキルはこちらも前衛・後衛である程度変わる。共に援護攻撃が欲しい為援護攻撃と連携攻撃を優先しよう。
  • 前衛なら高速移動で移動力補助、ガードで被ダメを軽減辺りが候補。特に被ダメは中々無視出来ない為ガードの優先順位は高め。
  • 後衛ならまず援護防御が最優先。その後は支援強化が欲しい。
  • ある程度揃ったら後は火力強化スキルである信念やパワー限界突破を取得しよう。
• 固有スキルは候補が多く援護攻撃役として火力を求めるなら「ミッシングパワー」、前衛運用として安定性を上げるなら「疎の力」がオススメ。
  • 後衛で安定して運用したいなら「密の力」。酒虫は2回も伊吹瓢を使うぐらい萃香活躍させるなら別のスキルの方がもっと活躍出来る為あまりオススメではない。
• 装備は1枠しかない為慎重に。雑魚戦の命中が不安ならHシューターやオンバシラを付けよう。
  • 萃香の悪命中はその程度で完全なフォローは効かない為「必中」に頼る場合は別の装備を。
  • 前衛なら伊吹瓢や鳳蝶紋の扇子、後衛なら蓬莱の玉の枝や緋々色金がオススメ。
• 勇儀戦後に「百万鬼夜行」が追加され火力に更に磨きがかかる。
  • 燃費は良くないが「伊吹瓢」がある萃香ならボス戦にだけ使う事を考えれば問題はないだろう。

夢の章

• 夢の章序盤～中盤に「激闘」「ミッシングパープルパワー」が追加され援護攻撃役として本領発揮。
  • 「ミッシングパープルパワー」+「激闘」+クリティカルの援護攻撃は自軍屈指の火力。
• 前衛運用の場合衣玖との相性も中々良い。「順応」で萃香の火力・命中・回避を補強してくれて「加速」が使える。
  • 終盤参戦になるが非想天則も「加速」持ちで火力が高くオススメ。
    • ミッシングパープルパワーを使えばサイズLL超えのペアの出来上がりで見栄えも良い。
• 基本運用は永の章の頃とまったく変わらない。相変わらず高性能なので好きに運用しよう。
  • 前衛運用の場合雑魚敵の質が上がっている為こちらもスキル構成をガッチリ固めないと押されがち。PPはしっかり稼ごう。
  • 後衛運用の場合は命中率の問題さえなんとかすればその頼もしい性能を存分に見せつけられるだろう。

ドリームモード

• ミッシングパープルパワーを除く4つの固有スキルが初期習得。
  紅の章のボスはスカーレット姉妹を筆頭にSサイズが多いので、「ミッシングパワー」がかなり有効。
  妖の章でも23話の諏訪子戦で役に立ってくれるだろう。

キャラクターステータス

※特に注釈の無い場合は双方向

ユニットステータス・武器性能

※初期値は上昇値からの予測値。

固有スキル

ミッシングパワー

• 巨大化することで、サイズL以下の敵に対してサイズ差補正の乗った攻撃をぶつけられるようになる。
  • 敵のサイズが小さいほど効果が大きく、サイズSの敵に対してはダメージ1.3倍となる。
• サイズが変わるだけでなく、効果中は攻撃力、射程、装甲も上昇する。
  火力がさらに上乗せされるだけでなく、攻撃範囲も広がり、防御面でもより堅牢となる。
• 一度使うと1ターンの間有効なので、援護攻撃を駆使して何度も攻撃を繰り出したい。
  • この援護火力の高さこそが萃香最大の強みであり、萃香の強さを支えるスキルといえる。
• 終盤にミッシングパープルパワーを覚えたら、より効果の大きなそちらに乗り換えた方が基本的にはいいだろう。

酒虫

• 2回までMPを全回復できるようになる。MPが尽きて困ることはまずなくなるだろう。
• しかし伊吹瓢を1回使えるだけでも通常は十分である。
  付けるのはよほど百万鬼夜行を連発したい時ぐらいだが、そこまで攻撃させるなら他のスキルを付けたほうがいいだろう。

密の力

• 過去作より密かに効果が上がっている。命中率の低さに悩まされる萃香にとってはありがたいスキル。
  クリティカル率上昇による火力アップにもそれなりに期待ができる。
• 普通の後衛として運用するなら、支援攻撃の安定性が上がるこのスキルにも一考の余地がある。
  ただコスト3.5のキャラに普通の後衛としての役割しか期待しないのは少々勿体ないかもしれない。

疎の力

• 過去作より密かに効果が上がっている。攻撃力が微増し、射程が伸びる。
  萃香には半端な射程の武器が多いので、前衛運用の際に射程が伸びるのは便利。
• ミッシングパワー、ミッシングパープルパワーを使うことでも攻撃力と射程は伸びることを考慮したい。
  こちらは回数制限がないことが利点だが、基本的に雑魚散らし用のスキルと考えた方がいいだろう。
  • ミッシングパワーを使うまでもない、強いボスのいないマップではこちらを付けたほうが便利かもしれない。

ミッシングパープルパワー

• ミッシングパワーよりさらに巨大化することで、サイズLL以下の敵に対してサイズ差補正の乗った攻撃をぶつけられるようになる。
  • 敵のサイズが小さいほど効果が大きく、サイズSの敵に対してはダメージ1.4倍となる。
• サイズが変わるだけでなく、効果中は攻撃力、射程、装甲も上昇する。上昇幅はミッシングパワーよりも大きい。
  • 百万鬼夜行が射程7となり、ボスが多少移動しても問題なく攻撃が届くようになる。
  • 火力上昇の影に隠れがちだが装甲の上昇も素晴らしく、盾役としてもトップクラスの硬さになる。
• 同じレベルで習得する「激闘」との相性が非常によい。一緒に使えば自軍屈指のダメージディーラーとなれるだろう。

運用参考例

コメント

• そう言えばあんまり話題出た事ないな。比較されてる２人と違うのは耐久優秀で道中前衛行ける事かな？1ターン目からミッシングパワー使えるから見かけた敵踏み潰しながら進んで、気が向いたら巨大化して暴れ回る酔っ払い？ -- 2021-08-03 (火) 10:06:46
• 話題にするほど弱くないし、誰がどう使っても強いタイプだからね。フランと比べると月についてこなくて信頼補正集めにくい代わりに防御面や燃費といった扱い難くしてる部分は萃香がわかりやすい性能してるし、パルパルは参戦時期の違いもあるけどお互い勇儀挟めば効率よく補正取れるのでライバルではなく併用向けだし -- 2021-08-03 (火) 15:35:12
• 支援火力も高くできるので前衛で使うか後衛で使うかで分かれる。 -- 2021-08-04 (水) 00:43:21
• 工夫なしのパワーでぶっ飛ばす分かりやすいキャラ -- 2021-12-19 (日) 23:58:04
• ラストエリクサー症候群にかかってるので巨大化の使いどころを逃してばかり・・・ -- 2024-03-07 (木) 14:41:57
• 3.5の中では加入が早めで安定して強い、と出番に恵まれやすいキャラ。ただ往々にして使いたいキャラが多いこのゲームではコストが気になる事もしばしば。何より月に来ないのが痛く、月に来るならスタメンだったのに…という人も多いのではないだろうか。 -- 2024-04-29 (月) 13:32:31