射命丸文

キャラ紹介文

射命丸 文
	二つ名	最も里に近い天狗
	能力	風を操る程度の能力
	登場作品	『東方花映塚』他

概要

全般

• 疾風！旋風！射命丸！こと風の魔装機神幻想郷最速の新聞記者。ステージマップを所狭しと縦横無尽に駆け巡る。
• 高速移動と回避力に特化した性能をしており、固有スキル「風神少女」込みでの高速移動力は全キャラ中最高クラス。
  その移動力でいち早く敵陣深く切り込み、自慢の回避で攻撃を避けつつ反撃で敵を削っていくのが主な役割。
  • 特殊能力「幻想ブン屋」で移動後に低速に切り替えられるため、深く切り込み過ぎて分厚い弾幕にさらされても平気なのが長所。
  • 回避力に関しても、集中を持たないなどの不安定要素はあるものの、空Sなのもあり中盤までは自軍トップクラスである。
• 他にも味方を加速させる「追い風」、一度だけ移動力を激烈に高める「超高速移動」、弾幕を無視して移動する「弾幕突破」など
  移動に関する能力を多く備える。快適な進軍には欠かせない存在。
• しかし過去作と比べて一番の変更点は、記者モードに換装可能になったことである。以下に記者モードの概要を記載する。
  • まずステータスでは移動力と運動性が伸びて装甲が減少し、普段以上に身軽となる。素の移動力は8となり、ぬえのタイプBと並ぶトップに。
  • 一番の変更点は武器。天狗烈風弾以外の武器がなくなる代わりに、弾幕撮影というマップ攻撃が追加される。
    • 弾幕撮影は敵にダメージを与えず、範囲内の弾幕を消し去る特殊なマップ攻撃。消すことができるのは通常弾幕だけで、ボスのスペカは消すことができない。
    • 弾幕撮影の弾数は5で、補給不可。弾数節約を付ければ8発まで撃てる。
  • 要は簡易版の霊撃を一定回数撃てるということである。先述の通りスペカは消せないため、主に道中に活用することになる。
    • 道中の移動を快適にする他、厄介な特殊効果を持つ弾幕はその効果ごと消すことができる。役に立つかどうかはマップ次第でもある。
  • 天狗烈風弾は15発（弾数節約で23発）撃つと打ち止めとなる。
    移動力にものを言わせて敵陣に深く切り込み過ぎると反撃不能のサンドバックと化すので、記者モードでは突出しすぎない方が無難。
    • 通常モードと比べ火力には全く期待できないので、ボス戦では後衛と交代するか、援護攻撃の起点として活用するのがいい。
• 通常モードと記者モードでは必要な能力が大きく変わる。弾幕を消すことだけに専念するなら、極端な話育てなくてもなんとかなる。
  • いずれにしても移動と回避は重要なので、運動性の強化や「かすり」「高速移動」の習得は両モードで役に立つ。
  • 一方でMPや武器の強化は記者モードだけに専念するなら不要。
• 精神コマンドのラインナップが弱い、長射程武器の燃費が悪くガス欠を起こしやすい、回避がやや不安定など欠点を多く抱えており
  終盤になるほどこれらの欠点が目立ってくる。
  • 最高速度は高くても取り回しの悪いスポーツカーのような性能。短所をうまく補いつつ、長所を生かしていきたい。
• ステージによって通常モードと記者モードを切り替えても良いし、どちらかのモードに専念してもよい。新しい個性を手に入れた文をどう扱うかはプレイヤー次第。

紅の章

• 霊夢ルート5話でスポット参戦。過去作「紅」ではNPCだったが、今作では操作可能になった。
• この時点で幻想ブン屋の特殊能力を持っており、ユニット能力も正式加入時と全く同じなのでこの時点で高い回避力を発揮できるが、
  まだ本気を出していないのか天狗颪以降の上位武器はまだオミットされている。

妖の章

• 霊夢に匹敵するリアル系の主力として最前線で大暴れできる能力を持つ。
  • 固有スキル「風神少女L1」の回避補正は巫女L4に相当。この時点では霊夢とほぼ互角の回避率を誇り、非常に頼りになる。
• 移動力が高く、突出して敵陣に切り込みやすい。そのまま無双できる能力を持つがMP切れは注意。
  • 天狗烈風弾の射程が霊夢のパスウェイジョンニードルよりも短く、遠距離から攻撃されると燃費の悪い天狗颪を使わざるを得なくなる。無理をさせすぎないように注意。
• EX条件にターン制限のある32話などでは味方の進路確保のために記者モードが役に立つ。
  • しかしこの時点で主力を張れる文の戦闘能力を大きく削ぐことになるのは痛手でもある。他のキャラの育成状況とも相談したい。
• 武器に陸Bのものが多いため、「名もなき骨」を忘れず装備させよう。
  • 記者モードには陸Bの武器がないため、記者モードの場合は不要。

永の章

• ペア制が解禁され、援護防御役を後ろに付けることで安定した運用ができるようになる。
  • また記者モードの場合、弾幕撮影が不要な時は後衛に交代することもできるようになる。特にボス戦を任せられるようになるのが大きい。
  • おなじみ「超高速移動」と紫の「神隠し」を組み合わせた超高速神隠しが可能になるのもここから。
• 自慢の移動力に関しては橙などのライバルが登場しはじめるが、文の移動力もまだまだ健在。
  • 地霊殿編あたりで習得する「風神少女L2」を付けると、高速移動力は通常モードで9、記者モードで10になりやたらと移動範囲が広くなる。
  • ただし「覚醒」「連撃」の使い手が出始めると、瞬発的な最大移動力は「超高速移動」を使わない限り敵わなくなってくる。
    文の長所は、どちらかというと恒常的な移動力の高さにあるといっていいだろう。
• 敵の弾幕効果に厄介なものが出てくる関係で、記者モードの活躍の場も増えてくる。特に霊夢ルート40話の光の三妖精対策などに有効。

夢の章

• 序盤ではたてとの合体攻撃が追加されるが、燃費が悪いのが玉に瑕。合体攻撃以外で目立った変更点はない。
• 雑魚敵の弾幕効果がどんどん厄介になってくるため、このあたりで記者モード専任にしてもいいかもしれない。
  • 移動不可弾幕を消して進軍を快適にするのが記者モードの主な役割。
    敵ターンに弾幕は張りなおされるため、弾幕を消したターンのうちに一気に進軍したい。
  • 記者モード専任にする場合、「弾数節約」を取ることで弾幕撮影の回数が増える。
• リアル系に対する逆風が凄い中、回避に関するテコ入れがなく、回避に関しては巫女勢などに遅れを取るようになってくる。通常モードの文には試練の時。
  • また移動力に関してもライバルが多数登場する中で文の優位性が失われていき、代わりに精神コマンドの貧弱さなどの欠点が目立つようになってくる。
• それでも味方の進路の確保や孤立したキャラの救援など、文の力が必要とされる局面はまだまだ多い。
  欠点をうまくカバーしつつ、長所を生かして活用していきたい。

ドリームモード

• ネックの一つだった儚月抄編の離脱期間の問題が解消された。
  特にターン制限のある49話では「追い風」がかなり役に立つであろう。
  また、はたてと同時に引き継ぐことで、合体攻撃のダブルスポイラーが使用可能になる。

キャラクターステータス

※特に注釈の無い場合は双方向

ユニットステータス・武器性能

射命丸 文

射命丸 文(記者)

弾幕撮影の攻撃範囲

固有スキル

風神少女

• 自身の移動力と回避率を上昇させるスキル。
• 魔理沙の「スピードスター」と比べるとパワー制限があるもののL2なら上位互換のスキルになる
  • しかしこのスキルと自身の同系統スキル「超高速移動」を比べた場合、2回行動してもなお1マスあちらが上回ってしまう。
    速攻をかけるのではなく、長期戦で戦場を縦横無尽に遊撃したい場合はこちらを選ぶとよい。
• 回避率上昇効果は霊夢などの「巫女L4」に相当する。加入当初は頼もしいが、霊夢や早苗が育つにつれて回避率では後れを取るようになってしまう。
  • 難易度Lunaticなら雑魚も平気で「必中」を使うため回避率上昇は活かしにくい。

追い風

• 自軍ユニットに「加速」を付与して進軍速度を向上させてくれるスキル。
• 「加速」を自前で持つキャラは限られているので、全キャラが移動力増加の選択肢を持てるのが強み。
• 記者モードで他キャラの補佐に回る場合、文が持つ唯一の他者を強化できるスキルである点で需要が高い。
• 運用の際は文が未行動状態でないと使用できない点に注意。文を動かす前に追い風を使うか否かを決める必要がある。
  • 記者モードの文は弾幕撮影で弾幕を消すために先んじて行動したいケースも多いので、しっかりと行動計画を練ってから動こう。

超高速移動

• 移動力に関するスキルの中では驚異の移動力+5を持つ。
  とても優秀だが1度限りのスキルなので速攻をかける目的でない場合は無用の長物となる。
• 彼女が突出しても戦闘能力は高くないため、僚機には「神隠し」持ちの紫を使うといいだろう。「隠れ身」でEPもやり過ごせる。
  あまりにも汎用性が高いからか専用のペア名まで用意されている。
• 70話は高難度だとゲームオーバーにせず全滅させるのも一苦労なので、速攻をかけるなら彼女に頼ることになる。
• 他の覚醒持ちや咲夜の「完全で瀟洒なメイド」と比べると総合的な移動量はどうしても劣ってしまう。
  しかし彼女には記者モードなら弾幕撮影という唯一無二の特殊MAP攻撃があるため、差別化するならそこになるだろう。

弾幕突破

• 弾幕による移動力減衰は高難度になればなるほど顕著になっていく。
  ステージによっては上記の「超高速移動」よりも汎用性が高いスキルになる。
  • ただし効果そのものはVer1.0.9時点での「捨て身」の下位互換である。

無双風神

• 準最強武器の攻撃力と地形適応を上げるスキル。
• 彼女を嫁化してるならスキルの優先度は高いと言える。
  • しかし陸・水の補正量は変化なし。もしボスが空に浮かないステージの場合、別スキルを付けた上で「順応」持ちと合わせてあげよう。
• 火力スキルの中では、事実上の割合上昇と数値そのものの上昇の混在した珍しいスキル。
  • ただし割合上昇分で考えた場合、12%分しか上がらずちょっとしょっぱい。
• この上から「順応」をかけても火力はこれ以上上がらないようになっている。しかし夜Sでルーミアの「夜闇」を受けた場合は火力が上がる。
  • これは武器地形適応Sから「順応」を受けた状態と同じ仕様のため、このスキルは事実上幻想風靡限定の「順応」といえる。

運用参考例

記者モード基本運用

• 文にしかない強みである記者モードで使う場合、育成の必要はあまりない。
  必須と言えるスキルは「弾数節約」のみで、後は「高速移動」でもあればほぼ完成と言える。
  • 余裕があれば「ヒット&アウェイ」も覚えさせれば敵との交戦を避けるのがより楽になる。
  • 反撃にもあまり期待できないので敵に狙われないのが1番だが、もし攻撃されても「閃き」で対処すればいいので改造もほとんどいらない。
    「偵察」「加速」「閃き」だけしか使う機会はないので、SPの心配はまずないだろう。
• 固有スキルは、やはり補助能力を更に高める「追い風」が無難か。
• 当然戦闘には期待できないが、これはどれだけ強化しても同じ。
  敵を攻撃したい時には素直に後衛と交代しよう。
  • かと言って本人が攻撃面で何の役目も果たせないわけではない。天狗烈風弾は、援護攻撃を引き出すには十分な性能。
    攻撃力の高いキャラとペアを組ませても文が弾幕撮影する時には出来ることはないので、いっそ文単体で出撃させてもいい。
• 育成の手間もない、僚機・同時出撃の縛りもない、必要になった時だけ出撃させればいい。
  総じて本人のキャラに見合うフットワークの軽さが利点と言える。

コメント

• サニー/こいしの攻撃対象不可、うどんげ/こいしの必中無効、紫の間接攻撃無効、永琳の行動不能、メーコのパワー制限行動不能、イビルアイZと赤羊の移動不可弾幕と、弾幕撮影が役立つ機会は意外と多い。記者モードの場合、ボス戦では閃きを使って援護攻撃を発動することに。他人をけしかけて写真撮影する姿はまさに原作の文。なお、強化/育成はされない模様。 -- 2020-02-28 (金) 00:35:53
• 霊撃５発、閃き援護誘発、加速要因 -- 2020-02-28 (金) 07:50:13
• 力押しだけが全てではないことを体現してる -- 2020-02-28 (金) 07:51:25
• ノーリセをするなら役に立つと思う。育成も記者モードを活かす方向で割り切っていいかも。 -- 2020-02-28 (金) 14:43:48
• 記者モードの撮影はスペルカードには無効…では文花帖シリーズの彼女は何なのだろうか。そんなメタ視点はさておき、スペカは消せなくても有用な場面は結構多くある。正直戦闘要員としては落第も良い所なので、好きな人以外は記者モードを生かす方向性で考えた方が無難。 -- 2021-06-20 (日) 00:41:40
• 追い風自体は戦力級なんだけど追い風乗せると絶妙に不安な回避率になる。 -- 2021-06-20 (日) 01:42:52
• 永の章では瀕死の運送屋やらしてたな、火力低いし削りには最適 -- 2022-01-08 (土) 17:10:48
• この手のゲームでは優遇されがちな、高機動(=高移動力・高命中・高回避)のキャラクター性と、原作強キャラ設定を持っているのに、本作では正直厳しい。活躍させるには一工夫必要。通常モードで弾幕消しが出来るのなら強キャラになれるのだが・・・もし次回作があるのなら、「本気(妖怪の山の天狗)モード(高コスト・高火力)」「通常(折衷)モード(中コスト・中火力・撮影持ち)」「記者(文花帖)モード(中コスト・極低火力・広範囲の弾幕を消せる撮影と、範囲は狭いがボスの弾幕も消せる撮影)」のように換装(もしくはアビリティ）を細かく分けて欲しい。 -- 2023-04-01 (土) 13:56:53
• 低難易度で嫁運用した場合は特に性能面の問題が響くこともなく、移動力もあって快適に動ける。だが、移動後に高速/低速を切り替えられるのが地味ながらテンポに響く。イベント次第では画面外の文が延々切り替え待ちになることもあり、初見だとビビりもする。些細な話ではあるが -- 2023-05-05 (金) 19:27:37
• なぜ霊撃の下位互換に甘んじてしまったのか。2.5コストで戦力としては最低クラスなら、むしろ上位互換の弾幕消しをさせてやってもよかったのでは。それが無理でも、せめて優秀な精神が欲しかった。 -- 2023-11-12 (日) 23:58:48
• 撮影技なんだしせめて記者でもダブスポ使えてよかったんじゃないですかね… -- 2023-12-29 (金) 20:39:00
• 記者モードのコストが2.0だったら最後まで使ってたかも -- 2024-04-11 (木) 15:54:33