犬走椛

キャラ紹介文

犬走 椛
	二つ名	下っ端哨戒天狗
	能力	千里先まで見通す程度の能力
	登場作品	『東方風神録』他

概要

全般

• 盾を持つイメージ通り防御寄りの性能をした妖怪の山の哨戒天狗。
  • 敵としてなら魔理沙編第1話から登場するが、味方になるのは妖の章中盤からとやや待たされる。
• スーパー系の割にはサイズMで装甲もさほど高くないが、各種防御系スキルでそれを補う技巧派の剣士。
• 椛を語る上で外せないのはブロッキング。剣と盾を両方所持するブロッキングの達人である。
  • 特にシールド防御の名手であり、シールド防御の発動率を高める固有スキルが充実している。
  • さらに「克己」を習得させると、踏み込みの甘い攻撃はほとんどブロッキングしてくれるように。まさにエリート天狗兵。
• またもう一つの特徴として、ペア相手の射程を伸ばせるオンリーワンの固有スキル「千里眼」を持つ。
  • 過去作と異なり妖の章の時点から「千里眼」を扱える。ただし本領を発揮するのはペア制に移行する永の章から。
• 欠点として防御に特化している分、火力は低い。特に支援攻撃の火力はコスト2.5最低クラスで致命的なレベルで低い。
  • 支援攻撃については武器攻撃力だけ見ると1.5コストレベルの性能しかない。格闘値の関係でダメージはそこまで酷くはないが……
  • ただしそれを補って余りある長所を持つため、ペア相手に高火力のキャラを選ぶなど運用面でカバーしたい。
• BGMの元ネタは本家でゴリゴリの高火力機体。実際には椛で大ダメージを出すには攻撃面を補強してやる必要があるため、曲だけで高火力キャラと勘違いしないようにしよう。
• 後衛で援護防御やサポート系固有スキルを用いることで支援に徹するのがベターではあるが、「熱血」の精神コマンドはしっかり習得することに加えて火力アップの固有スキルも習得するため育成次第で前衛のアタッカーとして運用することも十分可能となっている。それ以外も戦闘面で使いやすい精神コマンドも一通り揃っている。
• 元々の防御面のステータスの高さに加えてブロッキングの切り払いとシールド防御による強固な守り、そこへ更に精神コマンド「鉄壁」も完備しており、それでもダメージが嵩んでしまった場合には「根性」で回復も可能と自己完結性が高い。そのため、嫁強化などで火力面を補った時の無双感はかなりのものになる。さらにこの場合、前衛で活躍させるので支援攻撃が弱いという大きな欠点も解消され、ペア外のユニットも援護防御で護れるようになる。愛をこめて育成するとその分以上に応えてくれるキャラクターである。
  • 特に最強技のレイビーズバイトはバリア貫通とサイズ差無視を併せ持つ上に消費MPもそこそこというかなり珍しく強力な性能をしているのもあり、火力を出せるようになった椛は非常に頼もしい存在になる。

妖の章

• 早苗の護衛として文と共に参戦。初期から援護防御を持つためリアル系の早苗、文とは相性がバッチリ。
• 初期から使える固有スキルは「堅狼」「千里眼」「進撃の盾」の3つ。
  • 「堅狼」は妖の章の時点ではもっとも無難なスキル。他に付けたいスキルがなければ消去法でこれを選ぼう。
  • 「千里眼」はペア制解禁後に輝く。妖の章の時点では活用するのが難しい。
  • 「進撃の盾」は椛自身の火力を捨てることになるので扱いが難しいが、椛を援護攻撃の起動役とする使い道がある。
• 味方全体の火力がまだ低いため、この時点では火力の低さという弱点も目立たず普通のスーパー系として使っていける。

永の章

• 待望のペア制が解禁され、椛の個性が開花する。ここから先は、前衛後衛どちらで運用するかを決めておきたい。
• スーパー系として素直に使うならリアル系の後衛に回るのが一般的だが
  得意のシールド防御を発揮できなくなる上に支援攻撃の火力の低さが露呈するなど、やや扱いの難しい面がある。
  • 後衛運用をするなら、ぜひ固有スキル「千里眼」を活用したい。
    様々なキャラとシナジーを発揮するオンリーワンのスキルであり、これだけを目的として椛を採用してもいいほどである。
• 前衛として運用する場合も、火力面では他のキャラに大きく遅れを取る。
  いっそ火力を完全に捨ててシールド防御に特化し、攻撃は味方の援護攻撃・支援攻撃に任せるのも１つの手。
  • 前衛運用をするなら、支援火力の高いキャラとペアを組むことでかなり扱いやすくなる。
  • 援護防御回数を増やし、前衛盾としてひたすら援護防御に徹する運用法もある。ボス戦で強固な布陣を構築したいときに。

夢の章

• スーパー系前衛の需要が高まる中、椛にも前衛としての役割が期待される機会が増えてくる。
  • 天敵はシールド防御の通じない「直撃」使いのボス。素の装甲も十分に強化しておく必要がある。
• 後衛からの「千里眼」による射程延長の需要も相変わらず高い。
  移動力を強烈に阻害する弾幕を張ってくる敵が多く、進軍をスムーズにするために射程の延長は効果的。
• 味方の火力がインフレしていく中で、椛の火力不足は目立っていく。
  • ただし熱血は習得できることに加えてバリア持ちの敵やサイズL以上の敵が急増する関係で、バリア貫通・サイズ差無視の両方を持ち消費MPもそこそこという貴重な特性を持つレイビーズバイトがかなり活きやすい。
    攻撃面を補強して運用するならば固有スキル「狼の牙」を付けるのも選択肢となるだろう。

ドリームモード

• ネックの一つだった儚月抄編の離脱期間の問題が解消された。
  儚月抄編は援護防御役が不足しがちなため、とりあえずリアル系の後ろに入れておくだけで役に立つだろう。
  格闘ダメージを出せる点も頼もしい。

キャラクターステータス

※特に注釈の無い場合は双方向

ユニットステータス・武器性能

※初期値は上昇値からの予測値。

固有スキル

堅狼

• パワー制限付きでシールド防御発動率を上げる。
• ブロッキングを外した状態だとシールド防御自体が発動しなくなり、このスキルによる発動率上昇が意味を成さなくなる。
  椛を後衛中心で使っている場合はブロッキングを外している状況も多いと思われるので、
  このスキルに切り替える際はブロッキングを付け忘れないようにすること。

千里眼

• ペアにも効果が乗るというのが非常に重要で、永の章以降活躍させる機会が多くなる。
  後衛で従来の援護防御役をこなしながら前衛をより活躍させることが出来る。椛の存在意義となり得るスキル。
• コンプリートボックスではエースボーナス(撃墜数50)による出撃時パワー+5がなくなったのが痛手で、
  パワー上昇アイテムやほろ酔いなしでは開幕からすぐ効果を発動させられない。
  そのためすぐに恩恵に預かりたければ別の手段で早めにパワー105にすること。
• 幽々子の鼓舞を開始直後に使用する事で条件達成。

進撃の盾

• 支援攻撃の威力が十分に高いユニットと組ませて（低体力の）雑魚殲滅役を任せたい時や、あるいはボス戦で援護攻撃の起点役が足りない時に。相手の援護防御を消費させるのも有効な手。
  • 援護防御の際はシールドが発動してもダメージが変わらないため、援護防御のみを目的にして運用する場合は無用。
  • いっそ支援攻撃に特化した藍と組み合わせるのも面白い。火力の問題がほぼ解消する。
• 前衛時の与ダメージ半減は最終ダメージへの補正となっており、自身の「熱血」や相手の「鉄壁」等とは補正が乗算で重複する。
• 終盤に堅狼のレベルが上がってくると相対的に効果が落ちる。こちらはパワー制限がないことを強みにする必要がある。
• シールド防御発動確率100%の効果は、敵の精神コマンド「直撃」に対しては通常のシールド防御と同様に無効化され、シールド防御が発動しなくなってしまう。
  Normal+以下でも52話の勇儀の「三歩必殺」と63話のこいしの「イドの解放」と76話のメーコ(無顕)の「贄の仔羊」発動時に直撃が発動したり、
  最終話のまくらも直撃を使ってくるので、そのような相手には特に注意。
• ブロッキングを外した状態だとシールド防御自体が発動しなくなり、このスキルによる発動率上昇が意味を成さなくなる。
  この場合、与ダメージが半減した上でシールド防御もできないという何一つ良い事が無い状況となる為、
  このスキルを使う場合はブロッキングを付け忘れたり外さないように注意すること。

テレグノシス

• 千里眼と比べると射程がさらに+1される代わり、ペアが恩恵を受けなくなる。
  椛を前衛かつ攻撃的に使うためのスキルと言える。
• 千里眼および狼の牙に劣りうる点として、
  他二つは1ターンに1回限りのテレグノシスと違い常時発動であることと、さらに狙撃を重ねられることが挙げられる。

哨戒天狗

• 援護攻撃と援護防御に必要なPPを440以上も節約できるというのは単純ながら非常に強力。椛は初期スキルで両方とも習得しているため相性も良い。
  • 有限リソースであるPPを、最低でも440分、椛や味方の他の技能に回せると捉えればどれだけ強いかよく分かるだろう。
• 終盤は2回行動するボスが増えることにより、特に援護防御の回数が1では足りない状況が増える。
  援護防御L2までのつなぎや、強敵相手のピンポイント起用で有用。

狼の牙

• 火力の増加以上に射程+2が大きく、ボス戦での援護攻撃への参加のしやすさが段違い。
  椛にダメージディーラーとしての役割を求めるのなら十分あり。
• ただ、どちらかと言うと椛に求められる役割は守りに重きを置く場合が多く、キャラの特長とはやや噛み合わないか。
• 射程はテレグノシスでも同じだけ伸ばせるので、
  狼の牙でレイビーズバイトの攻撃力を上げるorテレグノシスで他の武器の射程も伸ばすという選択になる。
• 嫁強化を行っていく場合、思う存分椛に火力を出せてやりたい場合は優先的に用いたい固有スキルである。

運用参考例

コメント

• 序盤は頼れる中距離前衛メイン盾として活躍するが、中盤以降は火力不足と不屈が無い事が祟って前衛としてかなり使いづらくなる。後衛としてはそれなりに優秀なので、援護を鍛えて突撃型前衛のエネミーマーカーとして活躍しよう。 -- 2020-01-22 (水) 01:01:06
• 援護防御役の中で肝心な時にいない印象がめっちゃある。大体月のせい -- 2021-06-15 (火) 13:50:23
• どうにもしょっぱい部分が目立つ上、支援相手筆頭の文が戦闘要員として不遇すぎて何とも苦しい。原作では台詞すらない中ボスだしコスト2なら良かったのだが…。 -- 2021-06-20 (日) 00:46:37
• はっきり言ってレギュラーで使うなら趣味の領域。ライバルが -- 2021-07-26 (月) 01:32:14
• ブロッキングと装甲、HPに特化させたらコスト2.5の中でもトップクラスの硬さを得ることができる。あらゆる攻撃をシールド防御してくれるため、Lの雑魚敵に袋叩きにされても殴り返せるし、ボスの閃きや不屈剥がしに最適。しかし直撃だけは勘弁な！ -- 2022-04-25 (月) 00:33:32
• どうしてこの子達と神の風さんが同コストなんですか？(電話猫)　まあでもほかの天狗よかだいぶ使える子ですけど -- 2022-05-01 (日) 11:57:53
• どうせボロカスなんだろうな～と思って来たら、やっぱりそんな強くないのねこの娘。好きなキャラなので活躍させてあげられるように頑張ります -- 2022-11-16 (水) 09:56:20
• 妖夢と組ませたら 硬すぎだわ 妖夢が分身と切り払い 避けそこねたのを椛がガード あれ？椛じゃなくてよくね？ -- 2023-06-04 (日) 08:18:25
• 妖夢はテレグノシスで射程＋1の恩恵が大きく相性は悪くない。それだけで他を押しのけて使うかと言うと微妙だが。 -- 2023-07-05 (水) 14:42:34
• 射程+1イコール全方位への攻撃範囲マス増加なので援護攻撃要員の後衛に入れてもいい。パルスィはフル強化ボーナスで攻撃力(MAPW用)や移動力(張り付き)を優先して、その分を千里眼で補えるので高相性。 -- 2024-03-07 (木) 05:49:16
• 椛に堅牢か進撃と克己つけて前衛、後衛を阿求に任せるのも面白い。椛の低火力は阿求が全部補ってくれるので敵陣深く切り込めば椛が殆ど盾か切り払いで防御し、超低燃費超火力の筆でほぼ確殺(敵が援護防御シールド切り払い分身持ちのいずれかなら攻撃前に阿求が直撃を使えばOK)。椛のダメージが蓄積してきたら根性か信頼で回復すれば戦える時間が更に伸びる。阿求はスロット4もあるのでいざという時の悔悟棒なども気軽に持ち込める。極端な話ではあるが椛は攻撃を当てる必要すらなく椛は阿求の着火役と割り切り鬼の角+玄爺(移動力確保+地形Sで被ダメ減)で硬さを増やすと長所を更に伸ばせる -- 2024-05-04 (土) 11:45:21
• 阿求にパターン化LV1つけると全部済んじゃうから・・・。 -- 2024-05-04 (土) 17:09:51