タイトル | みどりの機関車ヘンリー |
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英語版タイトル | Henry the Green Engine |
作者 | ウィルバート・オードリー |
挿絵 | レジナルド・ダルビー |
翻訳 | 桑原三郎、清水周裕 |
発行 | 1951年(英国) 1973年12月(日本) 2005年9月(日本:新装版) 2010年12月(日本:ミニ新装版) 2020年12月(日本:新・汽車のえほん) |
登場キャラクターA | トーマス、エドワード、ヘンリー、ゴードン、ジェームス、パーシー |
登場キャラクターB | アニーとクララベル |
登場人物A | 太っちょ局長、ヘンリーの機関士、ヘンリーの機関助手、貨物列車の機関士、貨物列車の機関助手、貨物列車の車掌 |
登場人物B | 消防隊、ヘンリーに石を投げた子供達 |
内容 | ヘンリーと石炭 (Coal) ・ヘンリーは時々調子が悪くて列車が牽けない時もある。そこで見兼ねた局長は彼に特別な石炭を与え、ヘンリーはとても元気になった。 フライング・キッパーごう/ヘンリーとフライング・キッパー号(The Flying Kipper) ・深夜の特別列車フライング・キッパー号を牽いて走ることになったヘンリー。ところがポイントが凍り付いていて待避線に入ってしまい大惨事に…。 ゴードンのきてき(Gordon’s Whistle) ・ゴードンは新しい姿になったヘンリーの汽笛に文句を言うが、次の日にゴードンは自身の汽笛が止まらなくなってしまう。 パーシーのマフラー (Percy and the Trousers) ・寒い朝、パーシーはマフラーを欲しがる。だがその途中うっかり駅員の荷物に衝突してジャム塗れになり…。 ヘンリーのくしゃみ (Henry’s Sneeze) ・ある日のこと、橋の上で子供達がヘンリーと客車に石を投げつけた。ヘンリーや機関士達は子供達にくしゃみをして仕返しすることに。 |
説明 | ・ヘンリーのトラブルと活躍、ゴードンとパーシーの失敗を描いた第6巻。 ・この巻からトーマス以外の機関車にも番号が与えられ、太っちょの局長の本名(サー・トップハム・ハット)が明かされる。 ・また、ヘンリーはこの巻以降車体が新型になる。 ・ほとんどの巻は4話収録だが、この巻のみ5話収録。 ・『パーシーのマフラー』はカスバート・ハミルトン・エリス著『The Trains We Loved』に収録された出来事を原作としている。 ・2015年に出版された英語版では、第1巻の挿絵を表紙に使用している。 ・第1話のヘンリーがプラットフォームで局長と会話するシーンでは『三だいの機関車』と『赤い機関車ジェームス』の広告が貼ってある。 ・ヘンリーの軸配置が第1巻以来4-6-2になっていたり、ジェームスの車輪が赤色になっている作画ミスの挿絵がある。 ・第1シーズン(内4話)、第3シーズン(内1話)で映像化された。 |
余談 | ・初期に発行されていた原語版では、『ヘンリーのくしゃみ』の作中で灰にまみれた少年たちを表現するために人種差別的な言葉が使われていた。 これは大きな論争を引き起こし、1972年には全国紙で報道された。ウィルバートは後にこの不適切な表現について謝罪し、後の出版ではこの表現を改めた。 |
前巻 | やっかいな機関車 |
次巻 | 機関車トビーのかつやく |
参照画像 |
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