フライング・キッパー

Last-modified: 2021-03-29 (月) 03:22:21

「すみません・・・。信号が点いて無かったんです・・・。」

日本版タイトルフライング・キッパー
英米版タイトルThe Flying Kipper
脚本ウィルバート・オードリー
放送日・1984年12月11日(英国)
・1987年4月30日(オーストラリア)
・1989年4月2日(米国)
・1990年12月6日(日本)
・1993年6月3日(ジョージ・カーリン版米国)
・1998年3月16日(ドイツ)
・2008年1月10日(ハンガリー)
話数第19話
この話の主役ヘンリー
シーズン第1シーズン
機関車紹介ヘンリー
登場キャラクターAヘンリーSE&CRのディアグラム960PMV(ボギー車)
登場キャラクターBゴードン
登場キャラクターCエドワードジェームスメルクリン機関車
登場キャラクターD無し
登場人物Aトップハム・ハット卿ジェームスの機関士ジェームスの機関助手ジェームスの車掌ヘンリーの機関士
登場人物B学校の子供達ヘンリーに石を投げた子供達キルデイン操車場の作業員マロン駅長ティッドマス港の作業員ヘンリーの機関助手ヘンリーの車掌
登場人物Cトップハム・ハット卿の付き人
登場人物D無し
登場スポットティッドマス機関庫
ティッドマス港
ウェルズワーズ駅
木の側の線路
キルデイン操車場
マロン駅
エルスブリッジ駅
キルデイン待避線
修理工場(言及のみ)
学校(言及のみ)
対応原作・第6巻『みどりの機関車ヘンリー
(第2話『フライング・キッパーごう/ヘンリーとフライング・キッパーごう』)
あらすじ・冬の早朝、ヘンリーは特別列車のフライング・キッパーを牽引して走る事になった。途中迄は順調に走っていたが、通過するポイントが凍っており、ヘンリーは知らずに待避線に入ってしまう。
メモ第1シーズン2回目の冬の話。
・本国版のナレーターリンゴ・スター氏を模した作業員の人形が映っているシーンがある。
ヘンリー、単独出演の話である。同時に機関車紹介で紹介されるのはヘンリーのみ。
・『ジェームスのうれしいひ』に続いて、女性声優が参加しないである。
クレーン車、脱線事故現場へ2回目の出動。
トーマス第4話以来登場しない。
・シリーズ初の衝突事故が起きる。
・貨物列車「フライング・キッパー」初登場。
あの時のジェームスに続いて横倒しになるヘンリー*1
ナレーターが「待避線に入るポイントが凍り付いていて、手前の信号が点かなかった」と言っているが、信号が点いていない時は「徐行」を意味する。
・物語の終盤の映像でゴードンが貨物列車を牽引している*2
・ヘンリーがアップで映っているシーンでヘンリーが改造前の姿になっている。
ヘンリー、初めて脱線する*3
・また、車掌車に追突する際、夜明けで見えにくいかもしれないが、右端に目玉のついた貨車、左端にヘンリーの炭水車にスタッフの手*4がそれぞれ映っている。
・この話でヘンリーが車体が更新される。
・事故が起きた夜から、救援隊が来た朝まで放置されていたヘンリー
・「罐の大きな機関車」に作り直されても、「特別な石炭」との縁が切れず、「特別な石炭」が使用されるエピソードが出て来る*5
ヘンリー窓付きブレーキ車にぶつかる直前の場面で奥の方にジェームスらしき機関車がいる。
・かなり遠目で見づらいが、エドワードが救助作業に来ており、の後ろにフライング・キッパーが繋がれている*6
悪戯少年3人組次回が正式初登場となる。
・台詞無しのゴードン、『ジェームスのうれしいひ』に続いて貨車を牽引している。
・未公開シーンでは、ヘンリーウェルズワーズ駅に入線するシーンや、ナップフォードバス車庫の近くを通るシーンが存在する。
・また、冒頭のヘンリーティッドマス機関庫に入庫するシーンをスタジオごと撮影したメイキング画像が存在する。
・改造前のヘンリー高架橋を通過するシーンは、第7シーズンクリスマス・プディング』で編集される。
フライング・キッパーが発車する場面で米国版で手信号を灯す車掌を『Guard』と呼称している*7
・退避している窓付きブレーキ車は、壊れやすい様に作られている*8
原作との相違点・原作ではヘンリーの機関助手が雪に突っ込んで足をバタバタさせる場面と、ココアをこぼした他鉄道の機関車の機関助手ヘンリーに文句を言う場面がある。
ヘンリーの脱線事故の後始末をしに来た機関車は、人形劇ではエドワードジェームスで確定だが、原作絵本では誰なのか不明である。
他鉄道の機関車の機関士達が休憩していた車両の名前は原作と英国版の人形劇ではブレーキ車(Break van)であるのに対し、日本語版と米国版では車掌車?(Caboose)と訳されている。
台詞ナレーター「ある冬の夜、ヘンリーの機関士が言った。」
ヘンリーの機関士「明日は早いぞヘンリー、特別列車『フライング・キッパー』を引っ張る事になった。キッパーを上手く引っ張ったら、トップハム・ハット卿は俺達に急行を任せてくれるかも知れないぞ!」
ヘンリー「やったぁ!楽しみだなぁ・・・!」
ナレーター「港には色んな船が出入りする。客船も有れば、貨物船や漁船も有った。漁船?は積んだ魚を波止場に下ろす。魚の一部は街の店に持って行かれ、残りは港の駅から特別列車で遠い所に運ばれる。その特別列車を、鉄道員は『フライング・キッパー』と呼んでいる。朝の5時、ヘンリーが駅に着いた。雪が降り、霜が降りている。男達が威勢良く魚の箱を積み込む。ドアが閉まり、車掌のランプを灯した。フライング・キッパーの出発だ。」
ヘンリー「さあ行くぞ!真面目にやれよ!」
ナレーターヘンリーは貨車に言った。貨車はぎしぎしと動き出した。」
SE&CRのディアグラム960PMV(ボギー車)「オーライ!オーラーイ!!」
ヘンリー「いいぞ!その調子、その調子!」
ナレーター「朝の冷たい空気に白い煙が流れ、罐の火が明るく輝く。」
ヘンリー「急げ!急げ!急げー!」
ナレーター列車は順調だった。火もどんどん燃えてる。に光っている信号を通り過ぎた。間もなく、遠くに黄色の信号が見えたので機関士は止まろうとした。ところが手前の信号は何も点いていない。」
ヘンリーの機関士「うん、安全だ。ヘンリー行くぞ!」
ナレーター「しかし、実は待避線に入るポイントが雪の所為で凍っていて、手前の信号が点かなかったのだ。ヘンリーはそれを知らずに待避線の方に進んだ。待避線では貨物列車がキッパーが通過するのを待っていた。貨物列車の機関士達は車掌車で休んでいた。」
ジェームスの車掌「そろそろキッパーが来る頃だぞ。」
ジェームスの機関助手「まあ待てよ。こりゃあ美味いココア?だぜぇ!!」(初台詞)
ジェームスの機関士「でも、もう機関車に戻らなくちゃ…。」
ジェームスの機関助手「へぇ…、やれやれ…。」
ナレーター「ところが、彼らが外に出た途端、ヘンリーが猛スピードで待避線に入って来たのだ!…貨物列車は吹き飛び、ヘンリーは横倒しになった。ヘンリーの機関士達は衝突寸前に外に飛び出したが、ヘンリーは動けずに、ぼーっとなっている。ハット卿がやって来た。」
ヘンリー「すみません・・・。信号が点いて無かったんです・・・。」
トップハム・ハット卿「気にするなヘンリー。雪と氷の所為だ。お前修理工場に出そう。そして、大きな罐を持った新しい型の機関車に作り直してやる。きっと別人になった気がするぞ。もう特別な石炭も要らない。良いと思わんか?」
ヘンリー「ええ…、まぁ…。」
ナレーターヘンリーは疑わしげに答えた。…ヘンリー工場が気に入った。そして、とても元気になって戻って来た。大勢の人が新しくなったヘンリーを一目見ようと、待ち構えていた。格好良くなった彼の姿を見てみんな、万歳三唱をした。」
ヘンリー「ありがとう!」
ナレーター「…でも、謝らなくっちゃいけない。何故って、子供達ヘンリーを見ようとして学校に遅刻するからだ。ヘンリーは、しょっちゅう急行を引っ張る様になった。とても調子良く走るので、ゴードンが焼き餅を焼いている。その話はまたこの次にしよう。」
英国版CVナレーター/他:リンゴ・スター
米国版CVナレーター/他:リンゴ・スター/ジョージ・カーリン
日本版CVナレーター森本レオ
ヘンリー堀川亮
トップハム・ハット卿宮内幸平
ヘンリーの機関士/ジェームスの機関士遠藤武
SE&CRのディアグラム960PMV(ボギー車)/ジェームスの機関助手里内信夫
ジェームスの車掌森功至
シリーズ前回ヘンリーのせきたん
シリーズ次回きてきとクシャミ
原作前回ヘンリーと石炭
原作次回ゴードンのきてき
参照画像フライング・キッパー(お話)/未公開シーン
動画フライング・キッパー

*1 この出来事から数年後ヘンリーは再び横倒しになる。
*2 この時、『ヘンリーにヤキモチを焼いていた』とナレーションが語っている。
*3 待避線に入線して車掌車に追突する迄は驚き顔、横倒しになるシーンでは次回ヘンリーがくしゃみをしそうな時の顔がそれぞれ使われている。
*4 手で押し込んだ為と思われる。
*5 但し、ウェールズの石炭と同一かは不明。
*6 然し、牽引したかどうかは不明。
*7 本来、アメリカの鉄道の車掌は『Conductor』と呼称している。
*8 その為、窓付きブレーキ車の屋根が若干浮いている。