フライング・キッパー

Last-modified: 2025-06-20 (金) 08:38:23
※このページでは第1シーズンのエピソードについて説明しています。
貨物列車については『フライング・キッパー』のページをご覧下さい。

「気にするなヘンリー、雪と氷のせいだ。お前を修理工場に出そう。そして大きな罐を持った新しい型の機関車に作り直してやる。きっと別人になった気がするぞ?もう特別な石炭もいらない。いいと思わんか?」
フライング・キッパー

日本語版タイトルフライング・キッパー
英米版タイトルThe Flying Kipper
脚本ブリット・オールクロフト
デヴィッド・ミットン
ウィルバート・オードリー(原作)
放送日・1984年12月11日(英国)
・1987年4月30日(オーストラリア)
・1989年4月2日(米国)
・1990年12月6日(日本)
・1993年6月3日(ジョージ・カーリン版米国)
・1998年3月16日(ドイツ)
・2008年1月10日(ハンガリー)
シーズン第1シーズン
話数第19話
対応原作・第6巻『みどりの機関車ヘンリー
(第2話『フライング・キッパーごう/ヘンリーとフライング・キッパーごう』)
この話の主役ヘンリー
機関車紹介ヘンリー
登場キャラクターAヘンリー貨車
登場キャラクターBゴードン
登場キャラクターCエドワードジェームスメルクリン機関車
登場人物Aトップハム・ハット卿ヘンリーの機関士ヘンリーの車掌ジェームスの機関士ジェームスの機関助手ジェームスの車掌
登場人物Bヘンリーの機関助手学校の子供達マロン駅長作業員
登場人物Cヘンリーに石を投げた子供達
登場スポットティッドマス機関庫
ティッドマス港
ウェルスワース駅
木の側の線路
キルデイン操車場
マロン駅
エルスブリッジ駅
キルデイン待避線
修理工場(言及のみ)
学校(言及のみ)
あらすじ・冬の早朝、ヘンリーは特別列車の『フライング・キッパー』を牽引して走る事になった。途中までは順調に走っていたが、通過するポイントが凍っており、ヘンリーは知らずに待避線に入ってしまい…。
メモ・貨物列車『フライング・キッパー』初登場。
・ヘンリー、単独出演の話であり、機関車紹介で紹介されるのは彼のみ。
・今シーズン二度目の冬エピソード。
トーマスは『ヘンリーだいかつやく』以来登場しない。
・また、『ジェームスのうれしいひ』に続いて女性声優が参加しない回でもある。
・遠藤武と里内信夫は今回2役担当する。
・ティッドマス港の最初のシーンで、メルクリン機関車がカメオ出演している*1
・本国版のナレーター、リンゴ・スター氏を模した作業員の人形が映っているシーンもある。
・米国版では列車が発車する場面で手信号を灯す車掌を『Guard』と呼称している*2
・改造前のヘンリーが高架橋を通過するシーンは、第7シーズンクリスマス・プディング』で流用される。
・ナレーターが「待避線に入るポイントが凍り付いていて、手前の信号が点かなかった。」と語っているが、本来信号が点いていない時は『徐行』を意味する。
・シリーズ初の衝突事故が起きると同時に、初めて脱線するヘンリー。
・車掌車に追突するシーンの際、左端にヘンリーの炭水車を押すスタッフの手が映っている*3
・この話の終盤でヘンリーの車体が新しくなる*4
・ヘンリーが画面アップで映っているシーンで改造前の姿になっている*5
・未公開シーンでは、ヘンリーがウェルスワース駅に入線するシーンや、ナップフォードバス車庫の近くを通るシーンが存在する。
・また、冒頭のヘンリーがティッドマス機関庫に入庫するシーンをスタジオごと撮影したメイキング写真が存在する。
・リマスター版では、オリジナル版よりも画面が若干上にずれている。
・この話は次回の『きてきとクシャミ』に続く。
原作との相違点・冒頭のシーンは、原作だとフライング・キッパーの説明から始まり、人形劇は機関士がヘンリーにキッパーを牽くことを伝える場面からスタートする。
貨物列車の機関士達が休憩していた車両の名前は原作並びに英国版ではブレーキ車(Break Van)であるのに対し、日本語版と米国版では車掌車(Caboose)と訳されている。
・原作ではヘンリーの機関助手が雪に突っ込んで足をバタバタさせる場面と、ココアをこぼした貨物列車の機関助手がヘンリーに文句を言う場面がある。
・原作のキッパーはヘンリーと共に脱線しているが、人形劇では無事である。
・ヘンリーの脱線事故の後始末をしに来た機関車は、人形劇ではエドワード*6とジェームスだが、原作では誰なのか不明である。
英国版CV・ナレーター:リンゴ・スター
米国版CV・ナレーター:リンゴ・スター/ジョージ・カーリン
日本語版CV・ナレーター:森本レオ
・ヘンリー:堀川亮
・トップハム・ハット卿:宮内幸平
・ヘンリーの機関士/ジェームスの機関士:遠藤武
・貨車/ジェームスの機関助手:里内信夫
・ジェームスの車掌:森功至
本編(英国版)
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本編(米国版)
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シリーズ前回ヘンリーのせきたん
シリーズ次回きてきとクシャミ
原作前回ヘンリーと石炭
原作次回ゴードンのきてき
参照画像フライング・キッパー(お話)/未公開シーン

*1 右側に通過するライトがメルクリンの物。
*2 本来、アメリカの鉄道の車掌は『Conductor』と呼称している。
*3 ちなみにそのシーンで、ヘンリーの改造後に付くはずの細長い円状のドームが既に付いている。
*4 TVシリーズでは罐を大きく作り直されても、数年後に特別な石炭が使用されるエピソードが出てくる。
*5 前回では逆の現象が起きていた。
*6 見えづらいが、列車の後ろに繋がれている。