「覚えとけよトーマス、俺たちゃ転ぶ時も起き上がる時も一緒だ。お前が助け、俺が助ける!」
日本版タイトル | じょおうへいかがやってくる | ||
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英語版タイトル | Paint Pots and Queens/Thomas Meets the Queen | ||
脚本 | ウィルバート・オードリー | ||
放送日 | ・1994年8月16日(英国) ・1995年11月20日(米国) ・1996年5月22日(オーストラリア) ・1998年2月10日(ドイツ) ・2009年8月4日(ハンガリー) | ||
話数 | 80 | ||
この話の主役 | トーマスとゴードン | ||
登場キャラクターA | トーマス、エドワード、ヘンリー、ゴードン、ジェームス、パーシー、トビー | ||
登場キャラクターB | 無し | ||
登場キャラクターC | ダック、ドナルド、ヘンリエッタ | ||
登場人物A | トップハム・ハット卿、ペンキ屋 | ||
登場人物B | トップハム・ハット卿の付き人、ティッドマス機関庫の作業員、ヘンリーの機関士、トーマスの機関士、青いオーバーオールの作業員、エリザベス二世女王、ナップフォード駅の作業員、緑色の服と帽子の女性? | ||
登場人物C | ヘンリーの機関助手、ナップフォード駅長、トロッターさん、キンドリー夫人、ジェレマイア・ジョブリング | ||
未公開シーン | ウェルズワーズ駅長 | ||
登場スポット | ・灯台 ・ヴィカーズタウン機関庫 ・鉛鉱山 ・ティッドマス機関庫 ・ウェルズワーズ駅(未公開シーン) ・ナップフォード駅 | ||
あらすじ | ・イギリス本土から女王陛下が訪問すると聞き、機関車達は大燥ぎ。女王陛下を連れて来る仕事に選ばれると思っていたヘンリーだが、選ばれたのはゴードンだった。 | ||
対応原作 | ・第8巻『大きな機関車ゴードン』-4「ペンキとおめし列車」 | ||
メモ | ・時系列的に第1シーズン『あなにおちたトーマス』の直後の話となる為、冒頭でトーマスとゴードンが二度目の重連をしている*1。『ゴードンみぞにはまる』と『あなにおちたトーマス』の回想シーンあり。 ・第1シーズン『トーマスのクリスマス・パーティー』以来、久々にレギュラー機関車全員が喋る。 ・お召し列車が初登場。 ・ジェームスが自力でゴードンの丘を登れなかった事はこれ迄劇中で二度あったが、登り切った事も二度あるので、ヘンリーの反論の仕方には少々無理がある。 ・女王陛下の近くにいた男性と女性は誰なのか不明。 ・実在の人物が登場するのは第1シーズン『フライング・キッパー』のリンゴ・スター以来となる。 ・ペンキ屋が梯子から転落するシーンで梯子が傾いた時、英国版ではマイケル・アンジェリスさんの声で「ウワ~!」と叫ぶ声が入っている*2。 ・ペンキ屋が転落した際に「う~ん!」と発する声は原語版からの流用である。 ・白いペンキで汚れてしまったヘンリーを「デコレーションケーキ」と評するトップハム・ハット卿。 ・エドワードとトビー、喋っているのに機関車紹介から省かれる。 ・この話は数年後、ゴードンがエミリーに語る。 ・未公開シーンでは、ゴードンが女王陛下を乗せてナップフォード駅を出発するシーン、トーマスとゴードンが重連して草原を走るシーンがある。 ・この話はBBCのドキュメンタリー番組で取り上げられ、撮影風景が放送された*3。 ・ダックは今回以降、第18シーズン『みずにつかったダック』まで、ナップフォード駅に停車しない。 | ||
原作との相違点 | ・原作ではペンキ屋はヘンリーに文句を言うが、TV版では笑っている。 | ||
台詞 | ・ナレーター「大型機関車のゴードンとタンク機関車のトーマスが帰りを急いでいる。今日は大忙しだった。前に、ゴードンが溝に落ちた事があった。今度は、その事をからかっていたトーマスが穴に落っこち、ゴードンに助け出された。」 ・ゴードン「覚えとけよトーマス、俺たちゃ転ぶ時も起き上がる時も一緒だ。お前が助け、俺が助ける!」 ・トーマス「ああ、よーく覚えとくさ。でも、トップハム・ハット卿は、僕等の事を許してくれるかな…。」 ・ナレーター「彼らが機関庫に帰って来ると、何と、ペンキ屋さんがあちこちに居た。ペンキも置いてある。」 ・トーマス「あれあれー?一体何が起きたの?」 ・パーシー「しーっ、静かに…。トップハム・ハット卿が、今から説明してくれるよ。」 ・トップハム・ハット卿「紳士淑女の皆さん、それに機関車の諸君!謹んで報告する!…かの女王陛下が、我々を訪問して下さる事になった!いざ準備に取り掛かれぇ!」 ・ナレーター「女王陛下の列車を引っ張るのは、誰なんだろう?」 ・エドワード「あーあ。僕はもう歳だから御呼びじゃないな。」 ・ゴードン「まぁ、俺は愛想が悪いから失格だな…。」 ・ジェームス「トップハム・ハット卿が選ぶのは勿論僕さ。」 ・ヘンリー「冗談じゃないぜ!君は丘を登れないじゃないか!トップハム・ハット卿は当然この僕を選ぶね。そしたら、ペンキも塗り替えて貰えるぞ~!」 ・ナレーター「軈て、雨が降ってきた。ヘンリーの機関士と助手が、運転席が濡れないようにシートを掛けた。ペンキ屋さんは、梯子の上だ。ヘンリーの煙が、空高く舞い上がった。ペンキ屋さんは前が見えなくなって*4、ペンキ入れ諸共、ヘンリーの上に落っこちてしまった。可哀想なヘンリー。」 ・ペンキ屋「あれまぁ!こりゃとんだ失敗作だ。ハハハハハ!」 ・ナレーター「トップハム・ハット卿も、やって来た。」 ・トップハム・ハット卿「まるでデコレーションケーキだな、ヘンリー。そのザマじゃ女王陛下の列車は無理だな…。仕方ない、他を当たるとするか。」 ・ナレーター「ゴードンとトーマスが、待ち構えていた。」 ・トーマスとゴードン「お願いします!」 ・トップハム・ハット卿「まあまあ一人ずつ喋りたまえ、何だねゴードン。」 ・ゴードン「あのぉ…トーマスはまた支線を走ってもいいですか?」 ・トップハム・ハット卿「うーん…。お前達も反省してるようだし、ここらでご褒美をやろう。まずエドワードが案内役を務める。トーマスが客車の面倒、そしてゴードンは列車を引っ張りたまえ!」 ・ナレーター「いよいよその日がやって来た。機関車達が、乗客を一生懸命町まで運んだ。トーマスが、構内の客車を片付ける。エドワードが、滑り込んで来た。」 ・エドワード「女王陛下が到着するぞー!」 ・ナレーター「やがて、ゴードンが汽笛を鳴らしながら、近付いて来た。お馴染みの汽笛だ。女王陛下の列車が、滑るように駅に入って来た。ゴードンはピカピカに磨かれ、真鍮は輝くばかりだ。トップハム・ハット卿が迎えた。」 ・トップハム・ハット卿「ようこそ陛下!」 ・ナレーター「陛下は列車の乗り心地を褒め、『機関車を見学したい』と仰った。トビーとパーシーが汽笛を鳴らす。」 ・ヘンリー「しーっ、静かに!」 ・ナレーター「ヘンリーとジェームスが嗜めたが、トビーとパーシーは平気だ。」 ・トビー&パーシー「陛下の為に、万歳三唱!!」 ・ナレーター「皆が一斉に、汽笛を鳴らした。出発の時間が来ると、陛下が特別に、客車係のトーマスに話し掛けた。次に、エドワードに声を掛けた。そして最後は…陛下を運んだ、ゴードンだ。トップハム・ハット卿の鉄道に居て、こんなに晴れがましい気分になったのは、初めてだった。」 | ||
英国CV | ・ナレーター他:マイケル・アンジェリス | ||
米国CV | ・ナレーター/他:ジョージ・カーリン | ||
日本CV | ・ナレーター:森本レオ ・トーマス:戸田恵子 ・エドワード:高戸靖広 ・ヘンリー:堀川亮 ・ゴードン:内海賢二 ・ジェームス:森功至 ・パーシー:中島千里 ・トビー:川津泰彦 ・トップハム・ハット卿:宮内幸平 ・ペンキ屋:小林俊夫 | ||
シリーズ前回(英語) | トーマスととくべつなてがみ | シリーズ前回(日本) | トンネルのなかのかいぶつ |
シリーズ次回(英語) | さかなにはきをつけろ | シリーズ次回(日本) | トーマスととくべつなてがみ |
原作前回 | トーマスのちんぼつ | ||
原作次回 | エドワードとめうし | ||
参照画像 | ・参照はじょおうへいかがやってくる/画像? |