じょおうへいかがやってくる

Last-modified: 2019-01-28 (月) 21:31:01

「覚えとけよトーマス、俺たちゃ転ぶ時も起き上がる時も一緒だ。お前が助け、俺が助ける!」
じょおうへいかがやってくる

日本版タイトルじょおうへいかがやってくる
英語版タイトルPaint Pots and Queens/Thomas Meets the Queen
脚本ウィルバート・オードリー
放送日・1994年8月16日(英国)
・1995年11月20日(米国)
・1996年5月22日(オーストラリア)
・1998年2月10日(ドイツ)
・2009年8月4日(ハンガリー)
話数80
この話の主役トーマスゴードン
登場キャラクターAトーマスエドワードヘンリーゴードンジェームスパーシートビー
登場キャラクターB無し
登場キャラクターCダックドナルドヘンリエッタ
登場人物Aトップハム・ハット卿ペンキ屋
登場人物Bトップハム・ハット卿の付き人ティッドマス機関庫の作業員ヘンリーの機関士トーマスの機関士青いオーバーオールの作業員エリザベス二世女王ナップフォード駅の作業員緑色の服と帽子の女性?
登場人物Cヘンリーの機関助手ナップフォード駅長トロッターさんキンドリー夫人ジェレマイア・ジョブリング
未公開シーンウェルズワーズ駅長
登場スポット灯台
ヴィカーズタウン機関庫
鉛鉱山
ティッドマス機関庫
ウェルズワーズ駅(未公開シーン)
ナップフォード駅
あらすじ・イギリス本土から女王陛下が訪問すると聞き、機関車達は大燥ぎ。女王陛下を連れて来る仕事に選ばれると思っていたヘンリーだが、選ばれたのはゴードンだった。
対応原作・第8巻『大きな機関車ゴードン』-4「ペンキとおめし列車」
メモ・時系列的に第1シーズンあなにおちたトーマス』の直後の話となる為、冒頭でトーマスゴードンが二度目の重連をしている*1。『ゴードンみぞにはまる』と『あなにおちたトーマス』の回想シーンあり。
第1シーズントーマスのクリスマス・パーティー』以来、久々にレギュラー機関車全員が喋る。
お召し列車が初登場。
ジェームスが自力でゴードンの丘を登れなかった事はこれ迄劇中であったが、登り切った事もあるので、ヘンリーの反論の仕方には少々無理がある。
女王陛下の近くにいた男性と女性は誰なのか不明。
・実在の人物が登場するのは第1シーズンフライング・キッパー』のリンゴ・スター以来となる。
ペンキ屋が梯子から転落するシーンで梯子が傾いた時、英国版ではマイケル・アンジェリスさんの声で「ウワ~!」と叫ぶ声が入っている*2
ペンキ屋が転落した際に「う~ん!」と発する声は原語版からの流用である。
・白いペンキで汚れてしまったヘンリーを「デコレーションケーキ」と評するトップハム・ハット卿
エドワードトビー、喋っているのに機関車紹介から省かれる。
・この話は数年後ゴードンエミリーに語る。
・未公開シーンでは、ゴードン女王陛下を乗せてナップフォード駅を出発するシーン、トーマスゴードンが重連して草原を走るシーンがある。
・この話はBBCのドキュメンタリー番組で取り上げられ、撮影風景が放送された*3
ダックは今回以降、第18シーズンみずにつかったダック』まで、ナップフォード駅に停車しない。
原作との相違点・原作ではペンキ屋ヘンリーに文句を言うが、TV版では笑っている。
台詞ナレーター大型機関車ゴードンタンク機関車トーマスが帰りを急いでいる。今日は大忙しだった。前に、ゴードン落ちた事があった。今度は、その事をからかっていたトーマス落っこちゴードンに助け出された。」
ゴードン「覚えとけよトーマス、俺たちゃ転ぶ時も起き上がる時も一緒だ。お前が助け、俺が助ける!」
トーマス「ああ、よーく覚えとくさ。でも、トップハム・ハット卿は、僕等の事を許してくれるかな…。」
ナレーター「彼らが機関庫に帰って来ると、何と、ペンキ屋さんがあちこちに居た。ペンキも置いてある。」
トーマス「あれあれー?一体何が起きたの?」
パーシー「しーっ、静かに…。トップハム・ハット卿が、今から説明してくれるよ。」
トップハム・ハット卿「紳士淑女の皆さん、それに機関車の諸君!謹んで報告する!…かの女王陛下が、我々を訪問して下さる事になった!いざ準備に取り掛かれぇ!」
ナレーター女王陛下の列車を引っ張るのは、誰なんだろう?」
エドワード「あーあ。僕はもう歳だから御呼びじゃないな。」
ゴードン「まぁ、俺は愛想が悪いから失格だな…。」
ジェームストップハム・ハット卿が選ぶのは勿論僕さ。」
ヘンリー「冗談じゃないぜ!君はを登れないじゃないか!トップハム・ハット卿は当然この僕を選ぶね。そしたら、ペンキも塗り替えて貰えるぞ~!」
ナレーター「軈て、雨が降ってきた。ヘンリーの機関士助手が、運転席が濡れないようにシートを掛けた。ペンキ屋さんは、梯子の上だ。ヘンリーの煙が、空高く舞い上がった。ペンキ屋さんは前が見えなくなって*4、ペンキ入れ諸共、ヘンリーの上に落っこちてしまった。可哀想なヘンリー。」
ペンキ屋「あれまぁ!こりゃとんだ失敗作だ。ハハハハハ!」
ナレータートップハム・ハット卿も、やって来た。」
トップハム・ハット卿「まるでデコレーションケーキだな、ヘンリー。そのザマじゃ女王陛下の列車は無理だな…。仕方ない、他を当たるとするか。」
ナレーターゴードントーマスが、待ち構えていた。」
トーマスゴードン「お願いします!」
トップハム・ハット卿「まあまあ一人ずつ喋りたまえ、何だねゴードン。」
ゴードン「あのぉ…トーマスはまた支線を走ってもいいですか?」
トップハム・ハット卿「うーん…。お前達も反省してるようだし、ここらでご褒美をやろう。まずエドワードが案内役を務める。トーマス客車の面倒、そしてゴードン列車を引っ張りたまえ!」
ナレーター「いよいよその日がやって来た。機関車達が、乗客を一生懸命町まで運んだ。トーマスが、構内の客車を片付ける。エドワードが、滑り込んで来た。」
エドワード女王陛下が到着するぞー!」
ナレーター「やがて、ゴードンが汽笛を鳴らしながら、近付いて来た。お馴染みの汽笛だ。女王陛下の列車が、滑るようにに入って来た。ゴードンはピカピカに磨かれ、真鍮は輝くばかりだ。トップハム・ハット卿が迎えた。」
トップハム・ハット卿「ようこそ陛下!」
ナレーター陛下は列車の乗り心地を褒め、『機関車を見学したい』と仰った。トビーパーシーが汽笛を鳴らす。」
ヘンリー「しーっ、静かに!」
ナレーターヘンリージェームスが嗜めたが、トビーパーシーは平気だ。」
トビーパーシー陛下の為に、万歳三唱!!」
ナレーター「皆が一斉に、汽笛を鳴らした。出発の時間が来ると、陛下が特別に、客車係のトーマスに話し掛けた。次に、エドワードに声を掛けた。そして最後は…陛下を運んだ、ゴードンだ。トップハム・ハット卿の鉄道に居て、こんなに晴れがましい気分になったのは、初めてだった。」
英国CVナレーター他:マイケル・アンジェリス
米国CVナレーター/他:ジョージ・カーリン
日本CVナレーター森本レオ
トーマス戸田恵子
エドワード高戸靖広
ヘンリー堀川亮
ゴードン:内海賢二
ジェームス森功至
パーシー中島千里
トビー川津泰彦
トップハム・ハット卿宮内幸平
ペンキ屋小林俊夫
シリーズ前回(英語)トーマスととくべつなてがみシリーズ前回(日本)トンネルのなかのかいぶつ
シリーズ次回(英語)さかなにはきをつけろシリーズ次回(日本)トーマスととくべつなてがみ
原作前回トーマスのちんぼつ
原作次回エドワードとめうし
参照画像・参照はじょおうへいかがやってくる/画像?

*1 が、何故か当時ソドー島鉄道に来ていない筈のダックドナルドが登場する。
*2 日本語版と米国版でも一応聞けるが、音声は英国版の物と比べて小さいので聞き取り辛い。
*3 映像中には、デヴィッド・ミットンが出演している。
*4 ここで、先述の「ウワ~!」と言う声が聞ける。