ライアンとデイジー

Last-modified: 2019-02-09 (土) 20:43:38

「出発出来る?」
ライアンとデイジー

日本語版タイトルライアンデイジー
英語版タイトルRyan and Daisy
脚本デイビー・ムーア
放送日・2016年11月14日(カナダ)
・2016年11月22日(英国)
・2016年11月27日(日本)
・2017年4月8日(オーストラリア)
・2017年7月9日(ニュージーランド)
・2018年1月7日(ハンガリー)
話数473
この話の主役ライアンデイジー
登場キャラクターAトビーダックライアンデイジー
登場キャラクターB無し
登場キャラクターCトーマススタフォードバートウィンストンアニークララベルスリップコーチ
登場キャラクターD無し
登場人物Aトップハム・ハット卿アノファ採石場の作業員乗客マドレーヌ
登場人物B連結係員
登場人物Cデイジーの運転士デイジーの車掌ナップフォード駅の駅員ドライオー駅長ジンジャー髪の男の子先生野鳥観察者大きな帽子を被った女性薄緑色の服の女性眼鏡をかけた黒人男性灰色のベストを着た女性?ソドー・ユナイテッドのファンの男性茶色いハンチング帽の男性?赤いブラウスの女性白髪の男性(CGミスにより、バートの機関士が登場しない。)
登場人物D無し
登場スポットハーウィック駅
アールズバーグ
アールズバーグ海洋博物館
アールズバーグ分岐点
アールズバーグ操車場
アールズバーグ操車場の機関庫?
ナップフォード駅
アノファ採石場
ドライオー駅
あらすじ・ある時、トップハム・ハット卿は、ライアンには石切り場から貨車を運ぶトビーの手伝いを、デイジーにはアールズバーグで郵便を受け取って運ぶ仕事を任せた。
貨車嫌いのデイジーライアン郵便貨車の仕事を代わって貰うが、石切り場へ行く仕事も一緒にしなければならないライアンは大変な目に・・・。
メモ・季節外れのエピソードが放送されるのは第11シーズンヘンリーのこううんなかしゃ』以来となる。
ライアンバート、短編シリーズ初登場。
デイジー第4シーズンデイジーとおうしのめだま』以来の短編出演。
スリップコーチ第18シーズンクリスマスのさいしゅうれっしゃ』以来、久々の登場*1
トーマススタフォードバートウィンストンアニークララベルスリップコーチはカメオ出演での登場。
トーマスが台詞無しで登場するのは第18シーズンゲイターとトード』以来となる*2
ハーウィック駅、初登場。
・この話から、スティーブ・キンマンエディ・レッドメインから、日本語版ではDAIGOさんから德石勝大さんがライアン役を、トレイシー・アン・オーベルマンさんがテレサ・ギャラガーさんからデイジー役を引き継ぐ。
ダックの声は今回は樫井笙人さんが代役で担当している。
田中完さんと田尻浩章3話連続共演している。
ダックに注意されるライアン
・前回登場時より車高が低くなったダック
海洋博物館アールズバーグにも建てられた模様。
アールズバーグ分岐点に跨線橋が追加された*3
ライアン、初めて郵便貨車濃赤茶色の支線客車を牽引する*4
あの時のエミリーに続き、郵便貨車の牽引を拒否するデイジー
・機関士がいないのに動いているバート*5
第8シーズントーマスにはあつすぎる』以来、トップハム・ハット卿の夏服が見られた。
・アイスを他の人達にぶつけそうになったトップハム・ハット卿
ライアンに、「今は忙しい」と言っているが実際はアイスを食べていられる程暇そうにしているトップハム・ハット卿*6*7
・上の段のチョコアイスを落として思わず声を上げるトップハム・ハット卿*8
あの時のメイビスピーター・サムラスティービルベンソルティーダックパーシージェームス続いて、『真ん中の機関車』になるライアン
ライアンの異様な編成を見てココアウィンストンのフロントガラスに吹き出すトップハム・ハット卿
前シーズンまで健康だった審査員のお爺さんが杖をついている。
ライアン、初めてトビーと会話する*9
以前ハット卿夫人ナップフォード駅迄迎えに行く時間に遅刻した事でトップハム・ハット卿から説教を受けたトビーだったが、今度はトビー採石場の集合時間に遅れたライアンを説教する事となる。
ライアン、初めてトップハム・ハット卿から説教を受ける。
・今回は採石場トビーは居る物の、メイビスは居ない。
あの時のジェームスサー・ハンデルデニスエミリートーマススクラフヘンリーパーシーディーゼルメイビス続き、他人に仕事を押し付けるデイジー
・この話のトビー第14シーズントーマスがおてほん』以来、終始笑わなかった。
・登場するキャラクターは多いが、台詞のあるキャラクターが少ない。*10
スペンサーに続いて、郵便貨車を押すライアン
台詞ナレーター「ディーゼル気動車のデイジーは自分が最新式である事を誇りに思っている。気動車と言うのは、客車を連結しなくても自分の車内に乗客を乗せて走る事が出来るのだ。デイジーアールズバーグハーウィックを繋ぐ支線ライアンと走っている。」
雄牛「モゥー。」
ナレーターは、同じ支線を走るが全く違う仕事をしていた。デイジーはお客さんを乗せ、ライアンは貨車を牽く。デイジーは貨車を牽くのが好きじゃない。自分のしたい仕事だけするのが好きだった。それ以外は興味無し。或る朝ライアンは、仕事に出る準備を済ませて待っていた。でも、如何やらデイジーはまだの様だ。」
ライアン「出発出来る?」(短編初台詞)
デイジー「ふあああ…まだ無理よライアン。あたしって朝が早いと、なかなか動けないの。ふぅ~後10分休んでから行くわ。」
ライアン「そう。フフフフッ。」
ナレーター「アールズバーク・ウェストでトップハム・ハット卿からいい知らせが有った。」
トップハム・ハット卿ライアン、君とデイジーはとても役に立つ仕事をしてくれている。だからにもう一つ仕事を任せる事にした。トビー石切り場からハーウィック迄貨車を運ぶのを手伝ってくれ。」
ライアン「分かりました。」
トップハム・ハット卿「其れからデイジーは…?デイジーは何処だ?」
ライアン「あの…もし伝言が有れば、僕が伝えておきます。」
トップハム・ハット卿「あぁ、伝言と一緒に郵便貨車も渡してくれ。明日からデイジーにはお客さんを乗せる前に、アールズバーグで郵便袋を受け取って貰う。其れに日が長くなったから、今後は遅い時間まで働いて貰うつもりだ。デイジーにちゃんと伝えてくれたまえ。」
ライアン「分かりました。お任せて下さい。」
デイジー「あら、まあライアン!可哀想にそんな古い貨車を牽いて。」
ライアン「でも、これは君の貨車なんだよ。明日の朝、アールズバーグで郵便袋を受け取って、遅く迄働きなさいって。」
デイジー「でも、あたしはお客さん専用なのよ。貴方の方が、その仕事に向いてると思うわ。郵便配達なんて好きな仕事じゃないの。」
ライアン「でも、トップハム・ハット卿が指示を…」
デイジー「それに、郵便配達をするあなたはきっと素敵! 凄く、役に立ってるし・・・。」
ライアン「まあ、君がそう言ってくれるなら…。有り難うデイジー!」
デイジー「ウフフフフフフフ。」
ナレーター「次の朝早く、ライアンは郵便配達に出掛けた。だがその所為で、トビーに会う時間に遅れてしまった。」
ライアン「遅れてごめん!」
トビー「大丈夫だよライアン、気にしないで。でも、今度は時間通りに来てよね...」
ナレーター「暫くしてライアンは、デイジーに会った。」
ライアン「何処へ行くんだい?」
デイジー機関庫?に帰るの。物凄く疲れちゃった。」
ライアン「でも、まだ仕事が残ってるよ。」
デイジー「ねえライアン、変わって貰えないかしら?お願~い。これ以上仕事するなんて、あたしにはとても無理だもの。」
ライアン「でも、君はお客さんを乗せられるけど僕は普通のタンク機関車だよ。」
デイジー「あの客車を運んでくれるだけでいいの。もし引き受けてくれたら、本当に助かっちゃうかも。其れに役に立つ機関車になれるわ。」
ライアン「分かったよ!」
デイジー「ウフフフフフフフフ。」
ナレータートップハム・ハット卿は、ライアンが客車を牽いているのを見て吃驚した。」
トップハム・ハット卿ライアン!此処で何をしているんだね?」
ライアン「お手伝いをしているんです。」
トップハム・ハット卿「あぁ~ライアン…。おっ!おっ!おおっ!君が役に立つ仕事をしているのは分かるよ。だが此れはデイジーに任せた仕事た。彼女はお客さんからの評判がとてもいいんだよ。だからナップフォード駅迄走らせる事にしたんだ。」
ライアン「僕が伝えておきますよ。」
トップハム・ハット卿「すまんな、ライアン。私から伝えてもいいが、見ての通り、今は一寸忙しいんでな。」
トップハム・ハット卿「おっ!そんなぁぁぁぁぁ~!!!!。」
ナレーター「その夜ライアンが機関庫に戻ると、デイジーはもう休んでいた。」
ライアン「あっ!あっ…。はぁ~ふう。ふぅ…。」
ナレーター「次の朝、ライアンが郵便配達に出る時、デイジーはまだ眠っていた。ライアン彼女を起こしたくなかった。朝早いのが苦手な事をよく知っていたからだ。」
ライアン「ふわぁ~、おはようございます。」
ナレーターライアンにはやる事が沢山有った。何時もの仕事を増やして貰った。其れにデイジーの分迄引き受けてしまったからだ。」
ライアン「貨車の連結をお願いします。(汽笛ふわぁ~。)
トップハム・ハット卿「はあ~。」
ナレーターライアンは客車を牽きながら…。」
トップハム・ハット卿「ぶっ…!ライアン?」
ナレーター「貨車を押していたので、自分の進む方向が良く見えていなかった。」
ダック「危ない!」
ライアン「ごめーん!!」
ナレーター「郵便配達を終えたライアンは、時計を見て又トビーに会う時間に遅れている事に気付いた。」
ライアン「大変だ!」
ナレーター「大急ぎで、ファーカーの石切り場へ向かう。処が乗客を降ろすのを忘れてしまった。」
アノファ採石場の作業員「おい!ちょっと待て!」(田尻浩章さん初台詞)
乗客「おおおおおー!」
アノファ採石場の作業員「駄目だ!ここじゃ降りられないぞ!ヘルメットを被らないと!」
ナレーターライアンは恥ずかしい気持ちで一杯だった。そしてトップハム・ハット卿はカンカンに怒っていた。」
トップハム・ハット卿デイジー!どうして言われた通り、ナップフォード駅に行かなかったんだね!?」
デイジー「あの~、その話は今、初めて聞きました…。」
トップハム・ハット卿「う~ん昨日、ライアンは客車を牽いて走ってたし、郵便配達をしていた!が君の仕事を全部やっているじゃないか!!」
デイジーライアンが手伝うって言ったんです。役に立つ機関車になりたいんだって。」
トップハム・ハット卿「はあ~ライアン。其れにデイジー。この支線を君達二人に任せているんだからな。お互いに助け合わなくてはいかん。友達を手伝うのは良い事だ、ライアン。だが、友達に助けて貰うのも大切だぞ。」
デイジー「ごめんなさいライアン。あたしったらいい友達じゃなかったわね。」
トップハム・ハット卿「その通りだ。さてとデイジー、郵便配達はやりたくない様だから他の仕事を頼むぞ。まず朝はライアンに増やした仕事を全部やってくれたまえ。」
デイジー「でも、私の自慢の車体の発条が壊れたりしないかしら!?」
トップハム・ハット卿「ん~。」
デイジー「分かりました。頑張ります友達の為に。」
トップハム・ハット卿「宜しい。」
ナレーター「ディーゼル気動車のデイジーは、自分のしたい仕事だけするのが好きだった。それ以外は興味無し。」
デイジー「それじゃあ貴方の貨車を受け取りに行って来るわね。」
ライアン「分かった。ありがとうデイジー。」
デイジー「其れから…あ~石切り場に向かうわ。」
ライアン「行ってらっしゃい頑張って。君はいい友達だよデイジー。」
デイジー「そんなの分かっているわライアン。貴方もいい友達よウフフフフ…。」
英国CVナレーターマーク・モラガン
トビーロブ・ラックストロー
ダック/ライアンスティーブ・キンマン
デイジートレイシー・アン・オーベルマン
マドレーヌ:テレサ・ギャラガー
トップハム・ハット卿/アノファ採石場の作業員/乗客キース・ウィッカム
米国CVナレーターマーク・モラガン
トビーウィリアム・ホープ
ダック/ライアンスティーブ・キンマン
マドレーヌ:ジュール・デ・ヨング
デイジートレイシー・アン・オーベルマン
トップハム・ハット卿/アノファ採石場の作業員/乗客キース・ウィッカム
日本CVナレータージョン・カビラ
トビー坪井智浩
ダック樫井笙人
ライアン/乗客德石勝大
デイジー/乗客根本圭子
トップハム・ハット卿田中完
乗客金光宣明
アノファ採石場の作業員田尻浩章
マドレーヌ吉岡さくら
シリーズ前回(英語)じかんをせつやくしようシリーズ前回(日本)ブラッドフォードってきびしい
シリーズ次回(英語)ふくれっつらのジェームスシリーズ次回(日本)やみにひかるヘンリー

*1 ダックの後ろに居るので、1号車だけが若干映っていて、2号車と3号車は映っていない。
*2 それに伴い、ジョン・ハスラーさんとジョセフ・メイさんがキャラクターの声を一切担当しない最初の話となる。
*3 しかし、原作とは違い信号機は地面に設置されたままである。
*4 同時に牽引した。
*5 CGミス
*6 『アイスを食べているのに忙しい』と言う意味で言っていると思われる。
*7 又、この直後、ライアンに嘘をついたトップハム・ハット卿に天罰が下る。
*8 英語版では悲鳴になっている。
*9 但し、会話していると言うよりは、初対面早々説教を受けている。
*10 この現象は第2シーズンこわれたブレーキ』以来となる。