技・魔法/【ミラージュスプリット・ナイトメアブレイク】

Last-modified: 2023-10-05 (木) 06:59:07

3D

どちらも存在しなかった世界で発動するリアリティシフト。威力倍率2.0の6回攻撃。
ミラージュスプリット」はリク編の存在しなかった城で発動し、下画面に表示される幻影の鎖に現れた白いポイントをスライド操作で断ち切る。
ナイトメアブレイク」はソラ編のダークシティで発動し、下画面に表示される悪夢の鎖に現れた白いポイントをスライド操作で断ち切る。

  • 基本的にゲーム中の項目はソラ→リクの順で載るが、これらは珍しくミラージュスプリット(リク)→ナイトメアブレイク(ソラ)の順でプレイレコードに記載される(初めて使った順がナイトメアブレイク→ミラージュスプリットでも記載順に関係しない)。
  • 操作は基本的にどちらも同じで、下画面の表示が半透明のラインの一部が白く表示されるのと、半透明の鎖の一欠片が白く表示されるものの違い。

3回以内に白いポイントを全て斬ると合体キーブレードが現れ、ソラリクの動きに合わせて宙に浮かぶ合体キーブレードが対象を何度も切りつける。

  • 操作自体は簡単だがタイミング勝負なので、苦手な人にはかなり難しい。
  • この時、操作キャラではない方の主人公は幻影らしく、うっすら透けている。

主に城内部のギミックの操作や道を塞ぐ建造物の破壊用として用いられる。
敵への攻撃に使う場合、リーチが狭いためほぼターゲット一体への攻撃で終わる反面、ダメージは極めて高い。
最大の難点としては、ターゲットを自動追尾せず入力したその場から攻撃を開始する点。
そのため遠距離の相手にリアリティシフトを開始してしまうと盛大に空振ってしまい、せっかくの機会が無駄に終わる。
ロックマーカーが変わったのを確認したらエアスライド等で思いっきり接近してから放とう。


この技名はソラの夢(幻想)の中のリク(ミラージュスプリット=幻想の切断)と、悪夢に抵抗するソラ(ナイトメアブレイク=悪夢の破壊)という本作の状況を表現している。早い話、これが最大のネタバレ。
存在しなかった世界という場所、ソラとリクの協力からみて、モデルとなったのはKHIIのセッションだろう。


HD版では、Lスティックで攻撃位置を指定し○ボタンで横一線に切る、と大幅に簡略化された。
内容も3回以内に4箇所破壊で固定。ただし鎖の流れる向きは毎回異なる。
幻影の鎖のビジュアルもよりリアルな鎖っぽい見た目になっている。
ソラは茨型の鎖、リクは無骨な鎖の中から白い部分を狙う。

合体キーブレード

リアリティシフト成功時の演出で現れる、2本のキーブレードが合体したキーブレード。
それぞれ金色と水色のオーラを纏った2本のアルテマウェポンに似たキーブレードが現れ1本に合体。攻撃時には巨大化する。

  • 合体時、鍵の歯と同じステンドグラスが一瞬剣先の周りに浮かぶ演出がある。

合体前のキーブレードは、ソラ側は黄色の細い線が組み合わさった剣身で、剣先は線が半分のハート型を描き、暖色系のパステルカラーのステンドグラスのような鍵の歯がついている。護拳は片側が水色の細長い羽根のような形で、反対側は黄色の欠けた歯車のような形をしている。キーチェーンは黄色の鎖で繋がれた、片側に淡い水色の翼がついた白っぽい下に十字のついたハートのフレーム。
リク側はソラ側を護拳以外左右対称にしたデザインで、剣身は剣先にかけて水色から黒のグラデーションに、鍵の歯は寒色に、護拳はデザインがソラ側より若干刺々しく、羽根部分は上下が逆で紫、歯車側は水色、キーチェーンは水色の鎖で、翼に紫のグラデーションがかかっている。

  • キーチェーンについている羽根のデザインも若干異なり、護拳も併せてソラ側は天使の翼、リク側は悪魔の翼をイメージしていると思われる。

合体したキーブレードは中央の空洞が埋まってハート型が完成し、ハートの上に王冠がつく。また、剣身の根元の空洞がミッキーマーク型になる。柄は2本のままだが、合体したことで、内側の護拳の歯車部分は無くなる。
キーチェーンは水色の鎖につながれたパオプの実デスティニープレイスのキーチェーンと同じ葉っぱが上部左右の角に一枚ずつ付いているもの)。

  • 3DSのHOMEボタンを押すと見やすいが結局3DSの画面なので、細部はHD版かKHIIIのものを見よう。
  • 剣先のデザインは各リアリティシフト操作時に現れるリアリティシフトのタイトルロゴと同じもの。
  • ミラージュスプリット・ナイトメアブレイク発動中はこれを装備する扱いになる。
    魔法力+20で本作に登場するどのキーブレードよりも数値が高いため、強力なキーブレードを装備していても無駄にはならない。

KHIII

闇の世界ソラがリクを助けに来た際のイベントシーンで、二人がこの技と同じように合体キーブレードを出現させてデビルズタワーを倒している。
3D時とは異なり、合体キーブレードは金色に水色が混じった巨大な光の柱となり、二人の動きに合わせてそのまま振り下ろされている。

  • リアリティシフトは眠りの世界でなくとも使える、ということなのだろうか。
    • どちらかというとソラとリクが3Dでの冒険によって連携して合体キーブレードを出現させる能力を得て、本来はKHIIIのように二人が一緒にいるときに使える連携技を、3Dでは心の繋がり(もしくはリクの居場所がソラの夢の中という特殊な状態)によってリアリティシフトという形で発動していたのではないだろうか。
      • 1つの心につき1本であるキーブレードを合体させるというのは、もしかするとこれと同じぐらいすごいことだったりするのだろうか。