武器/【アルテマウェポン】

Last-modified: 2024-04-11 (木) 21:43:10

多くのシリーズに共通して登場するキーブレード。「最強のキーブレード」という位置づけにされることが多い。
タイトルによってデザインは大きく異なるが、特徴は共通している。
刀身は両刃剣の表面に針金細工のような細い線が翼のような輪郭を作る姿。多くの場合刀身の根本にハート型の空洞が空いている。
鍵の歯は横向きのハートとソラのネックレスの王冠が重なった姿。キーチェーンもハートを模している。キーチェーンのハートには蔓のような装飾があるのも共通する特徴。
カラーリングはKHI版では全体的に金色、KHII版やBbS版、3D版は青や水色、KHIII版では赤・黒系と、タイトルによって印象が大きく変わる。
 
名前の元ネタはご存じFFシリーズに登場する最強クラスの武器、又はこの名を冠するモンスターの名前。
……とは言っても何かしらの関係があるわけではなく、「最強の武器」という共通点のみである。
ちなみに、多くのFFシリーズで存在する「残りHP量が多いほど攻撃力が上がる」という仕様が採用されたタイトルは現状無い。

また、セットで認識されることが多い究極魔法こと「アルテマ」の存在及び使用者もKH世界で確認されているが、相手のストップガンに押し負けて不発の為、具体的な効果が未だに不明。その上現時点でプレイヤーが詠唱できる作品は存在しない。


ちなみに、刀身に巻き付く網目のような線がチョコレート菓子の「紗々(さしゃ)」に似ているとファンの間では昔からネタにされている。


KH

合成リストの最後に登場する、最強のキーブレード。
透きとおる魔石×5、力の魔石×5、とどろく魔石×5、満たされるしずく×5、吹き荒れるカゼ×3から合成
攻撃力+12、最大MP+2、クリティカル発生率×2・補正+4、反動値は最高(90)でリーチも長いという、入手の手間に見合う高性能を誇る。
あらゆる面で高い性能を誇る最強のキーブレード。わざと手加減するのでなければ完成以降の戦いは全てこれで十分。

  • この武器を使わない理由としては、下記で散々記述されている突飛なデザインだろうか。ゴージャスと言えば聞こえは良いが好き嫌いが分かれそうではある。
  • 全ての力を集結したキーブレードということで、あらゆるキーブレードの頂点に立つステータスを持つが、ウィッシュスターの「クリティカルが確実に発生する」能力だけは持っていない。クリティカルアップで解決できるけど。
  • 後のシリーズにおけるアルテマウェポンと異なり、合成素材がいくらでも入手できる物で構成されているため量産可能に思えるが、実際は1個しか作る事が出来ない。
    再びアルテマウェポンを作ろうとすると「前にモーグリの力を結集して作ったクポ。もう一度作るのは無理クポ」とモーグリに断られる。

刀身は、刃のある剣に金色の線が巻き付いたデザイン。剣の鍔は小さい半円型になっており、そこから伸びる護拳は金色からソーダ色のグラデーションが美しい。
キーチェーンは白いハート型で、金のラインで半欠けのハートが描かれている。
ソードオブドリームをモチーフにしているらしいが、野村氏が「やりすぎた」と言うほど装飾が多く、ほとんど面影はない。

  • 良く見れば確かにソードオブドリームの様な剣が見える。しかし上記の通り装飾が多く、かなり分かりにくい。

叩くと球状に発生した閃光が拡散しながら広がり、白い枠に囲まれた紺色の星、電撃のような光と赤い光のかけらを出す。

KHFM

攻撃力が+14、クリティカル補正が+2に変更された。
合成の材料もとどろく魔石×5、満たされるしずく×5、満たされるチカラ×3、吹き荒れるしずく×3、ダークマター×3に変更された。


オリジナル版の合成品だけでなくFM版で追加された合成品もこれこれ以外一通り合成しなければならなくなり、合成難易度がオリジナル版より高くなった。

条件を満たした後も、これの素材にも入手が面倒くさいものばかりがずらりと並ぶ。
オリジナル版から変更されてない物や満たされるチカラはまだしも、素材ゲットどころか下手すると返り討ちにされる可能性のある吹き荒れるしずくや、使い切ると大量の素材を使って合成するしか追加入手手段のないダークマターはキツい。
FM版のピーキーな追加武器に劣る部分があるが、広く様々な能力が高いため安定感は圧倒的。ハデスカップの特殊ルールや隠しボスといった強豪に挑む際には是非作っておきたい。

COM

最強のアタックカード。デザインはKHIのものと同じ。
たたく、突き、フィニッシュすべての威力補正が×4.0で攻撃速度B・スキBと性能が高い。そしてコストも最も高い(30~57)。
何といっても入手方法が厄介極まりなく、リク編クリア後にソラ編の忘却の城宝箱を開ける必要があると、あまりにも遅すぎる。
つまり、本編攻略中に入手不可なため使いどころがほとんど無いという意味で不遇である。
カードの性能はストック技の性能には影響しないというのも拍車をかける。種類違いが必要な場合でも序盤に手に入るコストの安いカードで組むほうがずっと安く簡単に作れる。

ちなみに、クリア後に解禁されるほかの2枚のカードはアンセムストックブライン)とレクセウスデジョンブレイク)。
アンセムのカードは一見すると敵専用の効果に見えるが通信対戦では有用であり、レクセウスのカードはノーマル敵にも効果を発揮するのでレベル上げといったやり込みに活用できないこともない為、一応は使いどころがある。

しかし物理属性ですべての攻撃の威力補正が高いカードはこのカードだけである為、アタックカードによる基本技を使う場合、アルティマニアでは通信対戦では強力なカードとされているほか、物理属性が弱点のマールーシャには効果抜群。

  • 具体的には、通常コンボ1セットで何と210ものダメージを与える事ができる。(エネミーカードによる強化なしの場合)
    Re:CoMでのHPゲージ表示の場合、実に1ゲージ強をも抉り取る高威力である。

やり込み派のプレイヤーはこのカードをたくさん集め、最終ボスのマールーシャ(2回目)戦をどれだけ速くクリアできるかを試すという。

Re:COM

KHIIFMのクリアデータ(HD版ではDaysの視聴記録)があるとソラ編クリア前から有用なアタックカードが追加されるため、さらに影が薄くなってしまった。
追加ボスも存在しないため、やはり「リク編をクリアした」といった勲章程度の役割である。
ただしゴールドカードプラチナカードの存在があるため、フルコンプを目指すなら一枚は必ずどこかで手に入れる必要がある。

本体に攻撃できるようになるまでいくつかの工程が必要だったマールーシャ(2回目)が最初から本体に攻撃できるようになった為、「オーバードライブ」や「ダブルヒット」などと組み合わせてコンボを決めると瞬殺できる。
引き続き物理属性が弱点のため、上手くいけば1分も掛からず倒せてしまうことも。

KHII

アルテマレシピの合成で入手できる。
素材はオリハルコン*13(7)、オリハルミスリルの結晶はざまの結晶たそがれの結晶満たされる結晶*7(4)

  • オリハルコンは7つしか手に入らないためみなぎる結晶を使用する必要があり、実際に使用する素材の個数は括弧内の数字になる。

王冠が剣先だけでなく護拳やチェーンにも随所にあしらわれたデザインを持ち、全体的に色が青っぽくなった。
剣先は「II」を表すように二つに割れており、その先端には王冠がはめこまれている。更にその上から青→白金にグラデーションする線が巻き付いた、鍵の歯の部分以外は左右対称のデザイン。
キーチェーンは王冠とハートを合わせた形。チェーンそれ自体も王冠を数珠つなぎにしたもの。


攻撃力+6、魔法力+4。ウェポンアビリティはMPヘイスガ。リーチは168。
物魔バランス良く高性能であり、リーチも2番目に長い。
しかしながら本作ではウェポンアビリティが重要ということもあり、相手によってはこれ以前に手に入る物のほうが有利に戦えることも多い。

  • 魔法連携技をあまり使わないプレイスタイルではMPヘイスガは活かしにくいが、それでもケアル系の魔法を全く使わないということはそうそうないので、チャージバーサクを積極的に使うということでもない限り、どんな戦術でも一定以上の効果を出しやすい武器である。

アビリティだけを見ると過ぎ去りし思い出と同様に長期戦向けの武器と言える。本編のクリア後はセフィロス戦や裏闘技大会で活用させるといい。


まばゆい真っ白な光の中から呼び出される。
先端に一筋の光が現れ、回りには金のごつごつした星と泡が出る。イメージしづらいが、このまんまである。
叩くと金の光と共に、金のごつごつした星(形容しがたい)、金→黄と色を変える星、光のかけらが出る。
かけらは小さくなると光の筋を残す。
フィニッシュでは青白い電撃のような光と水色の光の筋が出る。


性能的にはサークルオブライフの上位互換。


KHIと同じく合成で手に入るのだが、貴重な素材を大量に要求される難儀な品。
レシピ解読では素材数削減の恩恵を得ることができないため、ゲーム中に7つ存在するオリハルコンを全て集め、みなぎる結晶で要求数を半減させる必要がある。
必ずみなぎる結晶を使う必要があるため、満たされる結晶の要求数は見た目よりも少なくて済む。

KHIIFM

満たされる結晶の要求数が7から3に減少した。入手難易度の上昇に対する措置と思われる。
みなぎる結晶を使ってオリハルコンの要求数を減らす必要があるのは変わらないため、最終的に必要な満たされる結晶の数は2と言うことになる。


性能面ではリーチが166に、MPヘイスガの効果が 「+100%」から「+75%」に変更されたため、少しだけ性能が落ちている。
とはいえ攻撃力・魔法力が共に高くアビリティも優秀ということには変わりない為、最強クラスの武器としての地位は健在。

  • 新たに追加されたキーブレード「ウィナーズプルーフ」の方が能力値そのものは高いが、ウェポンアビリティのことを考慮するとこちらの方が実用的。

XIII機関再現データ」、「留まりし思念」といった強力なボス敵が追加された為、オリジナル版よりも活躍の場が増えた。

ウィズダムフォームが元々装備しているMPヘイスガの数が2個に増えた他、新たに追加されたアクセサリー「フルブルーム+」にもMPヘイストと同様の効果が付与されている為、これらを組み合わせて驚異的な速度でMPチャージを終了させられるようにし、魔法をふんだんに使うといった戦い方もできるようになった。

Days

今作では武器としてはこっちに取って代わられた。

BbS

ミラージュアリーナのアリーナモード「覇者の復讐」クリアで入手できる。
説明は何と「最強のキーブレード」の一言のみ。簡潔すぎる。
攻撃力+7、魔法力+6、クリティカル率75%、クリティカル補正×1.5、長さはテラ150、ヴェン98、アクア113。
トップクラスの攻撃力と長さが特徴。魔法力とクリティカル性能も非常に高い。


デザインの基本はKHIの左右非対称スタイルだが、色はKHIIと同じ青系。鍵の歯はつながりのお守りのような星型。
護拳はKHIの傾向と同じだが、翼のように少しだけ装飾が上下に広がる。
キーチェーンは薄青色の星の中央にハートがあり、その回りを青の逆五角形が囲んでいる。


叩くと電撃のような光と共に、枠に囲まれた紺色の星、金色の光のカケラが出る。
枠は、白から薄紫に変色していく。

BbSFM

新たなキーブレードが追加された結果、「最強のキーブレード」という称号は別の物に奪われてしまった。
説明文も修正されており、「すべてのステータスが高い」と謙虚な言い回しとなった他、クリティカル性能に優れる特性も追記された。

Re:coded

久方ぶりに純粋な最強武器として登場。デザインはKHI、COMのものと同じ。
ホロウバスティオンシステムエリアのSP報酬として入手できる。
キーブレードチップのレベルが上がると名称が「アルテマウェポンA」(必要討伐数100体)、「アルテマウェポンS」(+200体)、「アルテマウェポンX」(+300体)、「アルテマウェポンZ」(+400体)と変化する。

クロックアビリティツリー

クロックレベル1クロックレベル2クロックレベル3クロックレベルMAX
ヘヴィアタック┬→スピリットアタック─┬→プロテス×┌→オールクリティカル「A」から×
├→ベール「A」から─┼→リジェネ「A」から─┼→ドレイン「X」から×
└→ブレードバッシュ「S」から×└→アタックヘイスト「X」から─┴→真・ザンテツケン「Z」から×

有用なアビリティが多いが、攻撃に限るとゼロ・ワンの方が優秀。
長丁場になるアバターシステムエリアでは、様々な状態異常になる攻撃をしてくるエリミネーターにやられない様にするため、他の強力なキーブレードを使うよりこちらを優先した方がいい。ただし約束のお守りと比べると少し見劣りはする。

  • もっとも最後まで強化すれば、エリミネーターですら一撃必殺する最強の名を冠した威力を発揮する。

3D

エンディング後のトラヴァースタウンで隠しボスのジュリアスを倒すと入手できる。
刀身の細工は金とソーダ色のグラデーション。鍵の歯のハートはドリームイーターのシンボルマークになっている。
護拳はBbSに似た外に広がる蝶の羽のような形状。
キーチェーンはKHIの金細工つきハートに加えて上部に王冠、側面には天使の羽が伸びる。

呼び出す時は、右手から先端に向けて激しい水色の光が発生し、金のキラキラした光を残す。
叩くと、白く丸い光が炸裂し、薄紺色のごつごつした星と電撃のような光、きらきらした青い光と金のカケラが出る。
ごつごつした星は、薄青色の枠に囲まれていて、電撃のような光は、白から青へと変わっていく。


リクが武器としてのアルテマウェポンを装備できるのは今作が初。今までのリクのイメージだとまず間違いなく違和感があったであろうデザインだが、装備してみると光の勇者感がにじみ出ていて今作のリクには似合っている。


「ずばぬけた性能のキーブレード」
本編攻略中に手に入らないため影が薄いが、シークレットポータルで使い道はある。
性能は攻撃力+16、魔法力+16、長さ113、クリティカル率30%、リアリティクリティカル率10%。バランスの取れた性能の高さとなっている。
バランス的にはファンタジーノーツエンドオブペインの完全上位互換となっている。
オーバードライブの方が攻撃力は2高いが、代わりにこちらの方が魔法力が2高い。

KHIII

合成素材を58種類モーグリに預けると合成リストに並ぶ。

  • KHIIIに登場する合成素材は全部で60種類だが、うち2はクリア後にしか入手できない。
    クリア前に合成したければ、その時点で入手できる素材全てを一度は入手する必要がある。

合成に必要な素材はオリハルコン×7、みなぎる結晶×2、透きとおる結晶×2、力の結晶×2。
KHII同様、作成にはゲーム中で手に入るオリハルコン7つ全てを揃える必要がある。
最速で終わりの世界をクリアした直後に制作することが可能。

  • つまりソラが目覚めの力で時間遡行した後ということになる。

ただしキーブレード墓場のショップはデビルズウェーブを倒した後でないと行けないため、持ち込みたいなら他のワールドに戻って作らなければならない。
この時点で作っておけば墓場のボスラッシュに持ち込むことができるため、少し無理をしてでも狙いたいところ。


細い線が幾重にも巻き付いた装飾の方向性はそのままであるが、赤、黒、銀の三色からなる刺々しいデザインは過去のアルテマウェポンとは一線を画する。合成リストで初めて見て雰囲気の違いに驚いた人もいるのではなかろうか。
刀身は三つに分かれており、「III」の形を象っている。

  • KHIのアルテマウェポンにはそういう意図はなかっただろうが、結果的に「ナンバリングタイトルのアルテマウェポンには刀身にローマ数字の意匠が入る」とも解釈できるようになった。

装飾の赤い部分はラメが入ったガラスか水晶のような質感で、中に無数の光の泡のようなものが浮かんでいる。

 
変形時(アルティメットフォーム時)は、周りの装飾が外れ「III」を象った刀身の長剣に変化し、空中に浮かぶ何本もの光の剣と共に攻撃する。
光の剣のデザインはそれぞれで異なる。

  • 周囲の光の剣は分離した装飾がそれぞれ変化しているらしい。
  • 多くの武器を次々と繰り出す攻撃方法は『FFXV』のファントムソードを彷彿とさせる。
    • ファントムソードは手裏剣やら盾やら杖やら様々な武器を動員しているという違いはあるが。
  • 背後に何本もの剣を浮かせて従えている姿はBbSでのヴェントゥスのウィングブレードを連想させる。

合成で入手すると最初からレベルMAX状態で手に入るが、キーブレード引き継ぎを行うとレベル1の状態になり、他のキーブレードのように強化しないと本来の性能を取り戻せない。
レベル1では攻撃力+8、魔法力+3、レベルMAXで攻撃力+13、魔法力+13。長さは165。
ウェポンアビリティはコンボアップエアコンボアップシチュエーションアップ

  • 他のキーブレードとは特徴が異なり、未強化時と最大強化時で魔法力の差が極端に大きく、アビリティはレベル1から全て解放されている。
    そのため物理主体なら強化が完璧でなくても使いやすく、物理攻撃が主体になりがちな序盤で特に活躍する。
    一方魔法主体だと他に適したキーブレードが存在するため、戦術に合わせて適宜切り替えていきたい。
    • 逆に言えば強化を始めれば魔法力が劇的に上昇していく。レベル6あたりになれば魔法力も他を上回るようになっていく。

シュートフローインフィニティサークル。このシュートフローのみ特別仕様になっており、性能・UI周りも変化している。

  • ロックオンの最大数はたったの1だが、これは1匹にしか攻撃できない訳ではない。発動するとメガフレアのような大爆発を引き起こし、爆発に巻き込めれば多数の敵を攻撃できる。
    一方で、最大ロックオンしない限りは0なので他のシュートロックと違い、途中で解放はできない。性質上溜め攻撃のようなイメージ。

アルティメットフォームにチェンジ可能。


キーブレード変形やウェポンアビリティがあるため一概には言えないが、単純な数字だけならば最強。
最終武器として装備する3本のうちの一本としては十分に採用する価値はある。

アルティメットフォームも圧倒的な攻撃力と攻撃範囲を持ち、この性能ながらクリア前に入手できるなど、歴代のアルテマウェポンと比べても非常に実用的。

  • 強すぎて敵を瞬殺してしまうことも多く、通常プレイでは逆に強さを発揮しきれないことが多い。
    物足りないと感じたアナタはキーブレード引継ぎを行ってクリティカルモードやEXPゼロを装備してレベル1プレイへGO!

フォームチェンジ発動時のアビリティ一覧