TDN

Last-modified: 2021-09-14 (火) 13:07:26

多田野数人(元インディアンス→日本ハム→BCリーグ・石川)の別称。


概要

松坂世代の一員である多田野は千葉・八千代松陰高時代から高い評価を得ていた*1が、立教大に進学。そして2002年ドラフトの目玉の一人になり自由獲得枠で横浜ベイスターズ*2*3にドラフト指名されると予想されていた。

ところがドラフト会議目前の2002年夏、週刊現代と東京スポーツが「ドラフト候補のある選手がゲイ向けアダルトビデオに出演した」という記事を掲載。週刊現代の記事では当時の立教大学野球部の監督(故人)が「うわあ・・・、これはAですね。」「これ(後輩)はBで、ああ、こっちはCですね。間違いない。なんだこれは・・・。たまげたなあ」と半ば肯定*4

そしてAに該当する選手が1人しかいなかったため、2ちゃんねるではすぐにA=多田野と判明したが、実名報道はされていないことから名誉を毀損しないよう、伏せ字でTDNがゲイ向けアダルトビデオに出演したという内容を書き込むようになり、そのまま定着した。

結局多田野のドラフト指名は寸前で回避*5*6され、やむを得ずメジャーリーグを目指して渡米。この際には「当時は若くお金が必要でした*7*8」「たった一度の過ち*9」「僕はゲイではありません*10」と出演の経緯を説明した。

その後、メジャーでも実績を残してほとぼりが冷めた頃の2007年に「松坂世代最後の大物」*11として日本ハムへと入団*12

ゲイビデオ出演が一定のマイナスイメージを与えていたことは事実だが、一方でなんJ含めネット上ではネタとして高い人気を誇ることになり、特になんJでは登板時には実況スレが立つ程の人気ぶりだった。
ノーノー未遂・超スローボール投球*13*14などホモネタ以外に本業でも話題性のある投手である。

 

これ以降の野球板・野球ch・なんJにおいては、彼の出演作品マニアがじわじわと勢力を伸ばした。
なんJ民がガ板*15に「巨人小笠原のガイドライン」などとネタを持ち込んだ反動で「ホモネタ」が輸入されたと思われ、なんJでも2010年末頃からスレも乱立するようになった。


問題点

しかし、一部のマニアの中には野球実況や他板にホモネタを持ち込む狂信者(所謂淫夢厨)がおり、内容が内容だけに良心的ハムファンやそれ以外のなんJ民からも苦情の声が出ている。
「関係ないスレにホモネタを持ち込むのは荒らしと一緒」
「なんJ発祥のネタではないのに『ホモネタ=なんJ・日本ハム』と思われるのはいい迷惑」
「なんJ語に件のホモビ発祥の単語はあるが、なんJ民=淫夢厨扱いするな*16
「ガチホモ板*17に行け」
などホモスレは総じて荒れる傾向にある。
少なくとも、忍法帖時代には隔離スレ以外でホモネタを用いて大暴れした者への水遁は残念でもないし当然だった。水遁亡き今はレス削除、アク禁、最悪の場合プロバイダからお手紙が届いても文句は言えないだろう*18


余談

日本ハム入団後の多田野はケガなどの影響もあり、2010年オフには戦力外からの再雇用*19も経験した。その後は2014年にBCリーグ・石川にコーチ兼任として移り、コーチとして西村憲(元阪神)を再生させている。
その後、2017年に現役を引退し、古巣日本ハムに復帰しチーム編成に携わることになった。
そしてスカウトとしても、担当した2019年育成2位の樋口龍之介と同3位の長谷川凌汰が相次いで支配下契約を勝ち取っており、男を見る目は本物と手腕を評価されつつある。

 

ビデオ出演したという過去について、同性愛に比較的寛容なアメリカ*20だけでなく、日本ハムや石川のチームメイトからネタにされるなど受け入れられているようで、特に石川移籍後は度々ビデオ出演について自ら口にするようになっている*21

 

一方で多田野が出演した作品の出演者*22のセリフ回しがあまりにも特徴的だった事から前記のように影響力も非常に大きく、数々の名言が今なおネタ化して受け継がれているのも事実である。
近年は特にニコニコ動画でブームとなり、件のビデオではないゲイビデオも発掘されたため、件のビデオから始まった文化は「ゲイビデオ全般をネタにする文化」となり、地上波でも取り上げられるほどになった。しかし、ニコニコ動画の淫夢厨は他ジャンルへの甚大な風評被害を与えているため、なんJにおける視豚のように運営から敵視されている。
そして一部の淫夢語録はネットミームとしてネット上に広まっており、多田野がホモビに出なければ今のネット文化は違ったものになったのではないかとまで論じられるほど、ネット文化に多大な影響を与えている。


また、TDNの一件以降ネットでは「ホモではないか」と推測された有名人に対してTDN風表記を使用することが増えている。下記の例を参照のこと。
彼らは立教大学監督のうっかり発言*23のような言質はないのでネタ半分に留まっており、ネットでは「たまげなければセーフ」という風潮になっている。

TDN風表記が呼称となっている選手たち

呼称選手名備考
TYPN和田毅(つよぽん)早大時代は「右の多田野、左の和田」と評され、互いに仲が良かった。しかし、ドラフトの際に「多田野だけは勘弁」と語ったため「まさか和田もホモではないか」という疑いがつきまとうことに。既婚。
HMRN川崎宗則(ホモリン)イチローを貪愛するあまり、海をわたりマイナーリーガーとなった。既婚。
T-OKDT-岡田外見がTDNが出演したホモビシリーズの出演者の野獣先輩*24に似ているため。岡田、西は既婚、中村は未婚。
NKMR中村晃
NS/NSYK西勇輝
NSD梨田昌孝日本ハム監督時代の2011年、「成績の良いTDNを積極的に使わないのはホモを差別しているため*27」と言いがかりを付けられるなどをしたため。既婚。
KRYM栗山英樹大谷翔平を始めとした選手たちへの発言がホモっぽいとされたため。未婚。西武の栗山巧とは関係が無いが、風評被害として扱われることがある。
AKGW赤川克紀あっ、ホモだ事件によりホモ認定されたため。未婚。
TRSM寺嶋寛大似た人物が出演しているホモビデオが発掘され、出演疑惑がかけられる。三ツ間のみ妻子あり、他2人は未婚。
YMSK山崎剛*28
MTM三ツ間卓也
SN/SNKIT佐野恵太似た人物が出演しているホモビデオが発掘された事に対し球団幹部がたまげた。2019年オフ結婚。
AZM東克樹ネカマに騙され動画が流出したため。未婚。
AKYS秋吉亮名字と名前が、とあるホモビデオ男優を連想させるため。既婚。
HFPWマイカ・ホフパワー名前だけでなく言動もホモっぽかったため。
OOE大江竜聖苗字がとあるホモビデオ男優を連想させるため*29
TNOK谷岡竜平同上。ちなみにその男優は多田野と直接共演している*30。下の画像でも多田野と共に写っている。

またTDN風表記という訳ではないが、DeNAのマスコットであるDB.スターマンは名前が多田野と一緒にホモビ出演した後輩のTDN風表記を連想させるという理由から、DBを彼の苗字*31に置き換えられることがある。

画像


A投手は上述の通り多田野のことだが、文中のプロ野球界で伝説になった選手とは長嶋茂雄である。

コピペ

言うまでもなく捏造だが、謎の完成度の高さが受けコピペ化した。

多田野は母子家庭に育った
金の問題はいつもついて回った。グラブ一つ、ユニフォーム一着無駄にできない環境
そんな中でも、多田野の母は野球を続けさせた。多田野もそれに答え、みるみる頭角を現していった
大学に進み、世代を代表する投手と言われ始めると、色々な球団から栄養費が支給された
多田野はそれをすべて親孝行と借金の返済に当てた
余分な金はいらない。母に楽をさせてやりたい。多田野青年は母の苦労を知っていたのだ
だがそんなおり、愛用のグラブが壊れてしまう
栄養費は母の口座に振り込んだばかり、手元に金はない
まさか返してくれと言えるはずもなく、多田野青年は途方に暮れた
そんなとき、ゲイ雑誌の片隅にビデオモデル募集の広告を見つけたのだ
多田野はお前達の言うような男ではない。真面目で誠実な青年なのである

※初出と思われるスレ

関連項目


*1 夏予選でチーム打率1割台でありながら、多田野は防御率0.23という八面六臂の働きを見せて甲子園出場を決めている。甲子園では初戦で後に立教でチームメイトとなる上重聡(日本テレビアナウンサー)擁するPL学園に敗退。
*2 話がほぼまとまっていた久保裕也の獲得を白紙にしてまで多田野の獲得に動いた。この一件で原貢(当時の東海大野球部総監督、現巨人監督・原辰徳の父、故人)の怒りを買い東海大(及び原貢の影響の強い東海大相模)から出禁を食らう羽目になる。結局、横浜は法政大の土居龍太郎(読み方は「どいりょうたろう」。2005年から引退までの登録名は「龍太郎」)を獲得。またこの時久保を担当していた長谷川国利スカウト(東海大相模→東海大→大洋)も球団の方針に激怒し退団。但し、久保は2015年に巨人を退団後にDeNAに移籍したため、13年越しでベイスターズ入りが実現した形となった。
*3 多田野の代わりに自由獲得枠で入団した土居も高校時代は藤川球児、寺本四郎と共に高知三羽烏、大学時代は多田野、和田毅、長田秀一郎と共にBIG4と称された大器だったが、プロ入り後は精彩を欠き通算3年で僅か1勝、2006年シーズン中にロッテにトレードとなるも、その後一軍登板なしで2007年に戦力外通告を受けて引退。またもう一人の自由獲得枠入団選手は村田修一であった。
*4 さらに週刊現代の同記事では多田野がチームメイトの後輩(当然男性)に対してセクハラをするというトラブルが部内で発生していたことも監督が認め、何故このような事をしたのか問われた多田野は「(後輩と)仲良くなりたかった」と答えたという。
*5 表向きは肩の故障が理由。実際は立教大学野球部がアダルトビデオ出演やセクハラなど、多田野の素行の悪さを理由にプロ側に指名回避を申し入れたとされる。
*6 読売ジャイアンツと福岡ダイエーホークス(現・福岡ソフトバンクホークス)も多田野の自由獲得枠での獲得を検討していたが、多田野の素行問題を事前察知してそれぞれ回避している(横浜だけがこれを察知しておらず球団の危機管理の甘さを問われた)。当時のダイエー監督・王貞治は同郷(東京都墨田区)出身でもある多田野を諦めきれず、会場入り直前になって「下位でいいから指名してくれ」と多田野獲得を熱望したほどだった。しかし先述の立教大学からの申し入れのみならず、本来ドラフト上位指名相当の選手を下位で指名するとアマチュア球界との関係が壊れるおそれがあるとして、政治的判断から見送られたことが後に明らかとされている。なお最終的に巨人は横浜から獲得を白紙にされた久保裕也を(半ば救済する形で)、ダイエーは和田毅を獲得した。
*7 ただし当時の自由獲得枠での逆指名に相当する選手は入団内定以前に獲得を争う球団からそれぞれ数百万~一千万円にものぼる栄養費すなわち裏金を受け取ることが当たり前の風潮となっており、多田野と同期で横浜に入団する予定であった村田修一(当時日本大学)は実際に受け取った事を匂わす発言を後にしている。このためその栄養費全盛の時代に当時の大学トップレベル選手であった多田野が栄養費を貰えなかったとは到底考え難く、実家は東京都墨田区で不動産会社を経営するほど生活水準も裕福であるため、発言には矛盾がある。
*8 この言葉は「収入を得るために自らの体を売り、のちのちこの事実が発覚した結果自らの地位を貶める」といった意味で、素人モノAV出演者への揶揄としても使われることがある。
*9 週刊現代や東京スポーツで報道された該当のビデオの他にもう1本出演していたことが確認されているため、この発言も虚偽である。なおこのもう1本の方で多田野は自分がアメフト部に在籍しているという旨の虚偽の発言をしている。
*10 週刊現代の記事にて報じられた後輩へのセクハラの他、まだ騒動が明るみになる前の2001年9月に「高校時代に彼氏がいた」という書き込みが2chになされているため、栄養費や実家の経済状況などと照らし合わせ「多田野は本物で金目当てではなく、単純に性欲の為では?」との疑いも根強い。多田野のビデオでの演技は「とても金を目当てに仕方なくホモビデオに出た人間の出来るようなものではない」と指摘する声もある。
*11 この肩書きは2004年に自由枠でプロ入りした久保康友(元ロッテ→阪神→DeNA)に対して使われることもある。
*12 大場翔太(東洋大、元ソフトバンク→中日。八千代松陰高校出身のため多田野の後輩に当たる。また大場が八千代松蔭高校に進学したのは多田野に憧れていたため(無論野球選手としての憧れであり決してそういう意味ではない)であると言われている)と服部泰卓(トヨタ自動車、元ロッテ)の交渉権を相次いで外した後の指名。ちなみに年俸は新人として破格の3000万円(推定)であったのだが、契約金は大卒ドラ1の基準をかなり下回る6000万円であり、ゲイビデオ騒動により契約金が目減りしたと言える。
*13 キャッチボールのような軌道・球速で打者の打ち気を反らす球。イーファスピッチとも呼ばれる。他には小宮山悟(元ロッテ)や石井茂雄(元阪急)など技巧派投手が持ち玉としていた他、金田正一(元国鉄→巨人)も現役後半で使用。多田野本人は打者を抑えるための一手として真面目に投げていたが、「TDN/ただのボール」と名付けられるほどインパクトがあったことから、多田野プロ入り後のオールスターなどで藤浪晋太郎(阪神)、三浦大輔(元横浜)や菅野智之(巨人)も流用している。
*14 この超スローボールは大抵ボール判定にされていたためこのボールで打ち取った選手は少ない一方、NPB1軍でこの超スローボールを打ってヒットにした選手も福浦和也(元ロッテ)しかいない。しかも福浦は通算安打数丁度2000で引退したので、この超スローボール打ちがなかったら名球会に入れていなかったというオチが付いた。
*15 イドラインの略称。コピペ改変を中心に2ch内の様々なネタを収集・改変している板。ホモスレの総本山「TDNのガイドライン」スレが存在する。
*16 もっとも、件のビデオの用語が多く使われていることで「なんJ=件のビデオ」と勘違いした大量の新参が流入したのも事実である。
*17 なんJで暴れているような2ch中のホモネタ好きを隔離する目的で設立された板。
*18 実際に、運営はホモレス乗っ取りは水遁対象であるとの見解を示している。(参考 ホモスレ・ホモレスをすいとん ★2)
*19 戦力外になったあと合同トライアウトに参加し、ソフトバンクからオファーがかかるも育成契約だったため、急遽日本ハムが支配下選手として再契約した。なお、日本ハムは2006年オフにも坪井智哉(元阪神→日本ハム→オリックス)を戦力外とし他球団からのオファーを待って放出しようとしたが、結局声が掛からなかったため再雇用したという前例がある。
*20 釈明会見を自発的に開いたことが功を奏し受け入れられた。ただしアメリカでは同性愛を禁忌とするカトリック信徒を中心に同性愛を厳しく批難する人々も一定数存在する。2021年6月27日にはアメリカ人選手のマット・ダーモディ(西武)がTwitterに同性愛者を侮辱する投稿を行い球団が「当球団選手による不適切なTwitter投稿があった」と具体的な選手名と内容を伏せて謝罪した。
*21 多田野は後輩たちに「一度や二度の失敗を気にするな。まあこの中で一番デカい失敗したの俺だけど」と自虐も込めた発言をしている。
*22 ビデオはオムニバス四章構成で、各章の繋がりはない。多田野は第一章に出演していた。なお第二章の登場人物に西岡剛ダルビッシュ有に若干似た人物が出演しておりそれぞれNSOK、DRVSと呼ばれている。
*23 一部にはうっかり発言した訳ではなく、多田野に後輩へのセクハラを止めるよう何度も注意したのに彼がそれを無視してセクハラを続けたため、堪忍袋の緒が切れてビデオに出演したのは多田野で間違いないと暴露したという説もある。
*24 当初はTDNのノリで出演人物に似ている野球選手の名を付ける風潮があったのだが、野獣先輩は関本賢太郎(元阪神)と似ているとされ、野獣先輩・関本双方ともがSKMT*25と呼ばれていた。なお野獣先輩と共演している人物が天谷宗一郎に似ているとされAMYと呼ばれていたこともあったが、後にこの人物の役名が遠野*26と判明。現在AMYと呼ばれることはほとんど無い。
*25 後にSKMTという名前の人物が実際に登場しているが、こちらは「坂本」という苗字から来ている。
*26 TDN表記で「TON」と表される事がある。
*27 通年で19試合登板、防御率3.15。同年は統一球の導入初年度であり、それを勘案すると特に褒められた成績ではなかった。なお、梨田が古巣・近鉄で指導者の道を歩み始めていた1996年オフ、その年11勝9敗でチーム最多勝のルイス・アキーノが「投球のパターンを覚えられてしまった」「本拠地を大阪ドームへ移転するのに際し人事を一新するため」という不可解な理由で解雇されたことがあったが、この一件はアキーノが同性愛者でチームメイトとトラブルを起こしたためという説がある。梨田はこの時二軍監督のため関わりは薄く無論ネタだが、この件が梨田の多田野冷遇の遠因と言われる。また、関西ではグランシャトーのCMに出演し、オネエ系タレントのリリアンと共演していたことがある。
*28 2020年のみ登録名が山崎幹史。
*29 その男優の芸名等ではなく、ビデオ内で自分の顔が俳優・大江千里に似ているという旨の発言をしたことから、その男優はOOESNRと呼ばれるようになった。
*30 ビデオのパッケージから役名が「谷岡」ということが判る。
*31 一般人なのでここでは伏せておく。