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腕組み煮卵

Last-modified: 2018-10-15 (月) 20:43:40

※蔑称・差別的表現のため使用には十分注意してください。

 

横浜DeNAベイスターズ監督を務める、アレックス・ラミレスの蔑称。単に「煮卵」とも。
ベネズエラ出身で褐色の肌、スキンヘッド、ベンチで腕組みをする佇まいが由来と思われる。
人種差別的なニュアンスを含むため、例え横浜ファンであってもリアルで気軽に口にしてはならない。


概要 Edit

2016年の就任後、一部の横浜ファンによる采配批判の際にこのフレーズが使われていた。しかし同年はレギュラーシーズンでは11年ぶりのAクラス入り・CS進出*1という実績で手のひらを返させたため、定着化には至らなかった。

 

ところが翌年には「(投手である)ジョー・ウィーランドの打撃力に期待している*2」ことを口実にウィーランドを8番、絶不調の倉本寿彦、あるいは関根大気を9番で起用する、二軍で打ち込まれたにもかかわらずエドウィン・エスコバーの先発転向を首位広島相手に強行して炎上させるといった奇策を(善くも悪くも)披露し始めた*3

さらに調子が上がりそうで上がらない倉本をフルイニング起用し聖域*4を推し進める、不調続きで度々やらかしていた三上朋也を8月上旬までセットアッパーに据えていた*5ことや後半戦に好調だった読売ジャイアンツに捲られてAクラス入りすらも危ぶまれる体たらくだったため、再びこの蔑称が定着するばかりか監督解任の可能性すらあった。

 

そんなラミレスだが同年は結局2年連続Aクラス入り*6を果たす。さらにCSでは(ファンから見ると)半ば博打とも思える采配がことごとく的中し、阪神タイガース広島東洋カープを撃破し、3位ながらも19年ぶりの日本シリーズ進出を果たし、日本シリーズでも破れはしたものの大正義球団の福岡ソフトバンクホークス相手に健闘した。
この功績に、またしても横浜ファンは「短期決戦*7の鬼」「名将ラミレス」などと手のひらを返したのだった。

 

なおラミレスは日本シリーズ出場の年で2年契約が終了となったが、翌2018年も1年契約で続投が決定。相変わらずペナントでの采配には申告敬遠を多様する点*8や迷采配・珍采配と紙一重の作戦を続けている点など(しかし2017年に比べ采配に柔軟性が出たとも指摘されている)に批判も多いが、ここぞの場面では逆にこうした思い切った作戦が刺さることも多く、連日連夜なんJ民の手首を破壊させている*9
昨年のポストシーズンの思わぬ健闘などもあってなんJでは短期決戦の間は間違いなく名将という広島の監督と真逆の評価が確立しつつある模様。


余談 Edit

なお、倉本が固定されることに関しては、守備力はともかく打撃力を含め考えると代えても多少はマシ程度でしかなかった内野陣*10にも問題があると言われている。
他に、当時1番の桑原将志も打撃が不調であり、9番に投手ではなく左打者の倉本を置く事で、その打撃を助ける*11意味合いもあったとされ、相乗効果か2人の打撃成績はそれから上昇している。
また、投手を8番に置いたことについては「7番に石川雄洋など脚が早い選手を前に置くことで投手のバント失敗を防ぐ意図もある」としている。ただこの采配について、中畑清前監督は「意図は分かるんだけど、(打順を変える前と)あんまり変わってない気がする」との感想を述べている。
さらに、セイバーメトリクスによれば8番打者よりも9番打者の方が重要度が高いというデータ*12なども出ており「迷采配ではない」という意見もあって賛否両論である*13
なお指名打者制を採用しているパシフィックリーグでは9番打者に出塁が期待できる選手を配置*14することがあり、「恐怖の9番」として一般的な作戦となっている。
そして2018年に入り、この倉本と桑原の固定についてはやはりDeNAの戦力不足によるところも大きかった事が語られ、これまでの様な固定起用とは違った状態となってきている。
桑原は開幕からの不調によりスタメンを外れた*15り7番での出場が増え、倉本は新加入の大和にショートを譲る形となり、また代走を出された事でフルイニング出場も早々と途絶えている。
そして4月28日のドラゴンズ戦、4月下旬になり打撃不振に陥った倉本は遂にスタメンからも名前が消える。その後も併用という形で用いられてはいたが5月29日の楽天戦の怠慢守備が原因からか5月31日に二軍に降格している。
「健全な競争が行われている証拠」「柴田・宮本*16・山下*17が見られる」と歓迎の声がある一方で、故障離脱が続出している現状*18では「曲がりなりにも頑丈で二塁三塁遊撃を守れる倉本は控えとしては必要」という声も見られる。

シーズン終了後、地元紙の神奈川新聞に「ラミレスは急にコーチと意思の疎通を取らなくなった」「ベンチからバッテリーに自分でサインを出していた」など、数々の珍采配が独断であったことが暴露された。*19

 

ちなみにラミレス作戦に触発されたのかは不明だが、2017年の中日ドラゴンズも僅かながらスタメンでの「8番・投手」を試した事がある。
走れる選手と単打の多い選手が複数存在するため、チームカラーには合った作戦ではある。
また、村田修一も横浜時代(DHのある試合でだが)9番を打った事があるが、これは全く別の理由によるものである。

関連項目 Edit



Tag: 横浜






*1 2007年から両リーグで開催されるようになって以降、12球団最後となる進出だった。
*2 なお、5月以降はウィーランドの登板試合以外でも投手を8番に据える采配を見せている。
*3 ただしエスコバーは最初の3イニング(打者1巡)は抑えたので、そのまま勝ちパターンの中継ぎに組み込んだ結果、横浜ファンでさえ驚く活躍を見せた。
*4 5月は復調したように思えたが結局打率は.264と平凡な数字に終わり、6月も交流戦が終わった時点で.232と再び打撃不振に陥り、守備にも致命的なミスが目立つなど最悪の状態を招いていたが、以降は復調し高い得点圏打率を維持し打席の少ない9番でありながら50もの打点を稼ぎ、チームのAクラス入り及びCS突破に貢献した。
*5 エスコバーが勝ちパターンに入り便利屋に降格したが炎上は収まらず、一時期二軍落ち(この時点で防御率は5点台)した。
*6 しかもDeNA球団史上初・前身を含めても17年ぶりの貯金を残してのシーズン終了となった。
*7 実際この短期決戦での思いきった采配・起用については多くの野球人が称賛している
*8 失敗が多いのも一因。一例として押し出しグランドスラムがある。
*9 8月3日の代打ウィーランドが代表例。ウィーランドは四球となり、直後倉本のサヨナラ安打で勝利。また後述の離脱者の多さと去年活躍した選手の不振があり戦力的には前年より落ちてるのにも関わらず交流戦をほぼ5分で終えシーズン最終盤までCS争いに加わっているという点は評価されている。
*10 柴田竜拓、白崎浩之、エリアン・エレラ、田中浩康など。特に柴田はなんJでもよく代役候補として出てくるが「どのポジションも高レベルで守れるため内野手不足の現状では守備要員で置きたい」ことや打撃で期待されていなかったこともあってベンチスタートが多かった。のちに石川の離脱後は二塁手のレギュラー格に定着しその高い守備力でチームに貢献したが、打撃に関しては出塁率はそこそこだが打率も長打力も低く、総合的にみてそこそこ程度といったところであった
*11 桑原は同年のゴールデングラブ賞を獲得するなど非常に守備が上手く、レフトは巨体の筒香、ライトは守備力こそ高いがスペ体質もあってセンターを任せにくい梶谷であり、センターを代えてしまうと即ファイヤーフォーメーション化する危険が高く、打撃不振でも桑原をスタメンから外す事は現実的に難しかった。
*12 1番打者に好打者を据えると、好機で1番に繋げるためにその前を打つ9番打者は8番打者と比べて重要度が上がるということ。この他にも「2番に強打者を置いたほうが良い」など、日本の野球の常識からはかけ離れたデータが出ている。なお、一口にセイバーメトリクスと言っても数字の分析の仕方は様々な手法があり、論文によって各打順の重要度は異なっていることに注意を要する。
*13 ちなみにMLBではシカゴ・カブスのジョー・マドン監督や元セントルイス・カージナルスのトニー・ラルーサ監督などが実践している。MLBではチームの最強打者を初回から打席に立たせるために3番に起用することが多々あるが、その場合に2巡目以降の3番打者に対して走者を貯めやすいというのが主な理由で、投手の打力の良し悪しは全く関係がないという。
*14 そして8番にはラミレス作戦同様に、捕手など打撃の弱い打者・守備要員のバント専打者が置かれる事も多い
*15 ただこれに関しては、やはり桑原のいない外野の守備力に不安が出る事にもなっている
*16 ドラ7ルーキーながら2本塁打を放っており、また俊足なこともあって期待されていた。故障で二軍落ちした後に送球難から外野手にコンバートされている。
*17 4年目の二塁手。倉本と入れ替わりで昇格するとその日に松井裕樹からサヨナラ打を放ち一気に期待されるようになった。しかしその後は攻守共に精彩を欠いてしまい2軍落ち。
*18 開幕から昨年の2ケタ勝利投手である今永濱口ウィーランドが不在。その後も打線の主軸のロペスと梶谷が怪我で離脱、新外国人のソトは体調不良でそれぞれ離脱。大和や筒香も怪我でスタメンを外れた時があり、交流戦のある時期には宮崎敏郎を除く野手の殆どが一軍半の選手という悲惨な状態だった。その後も梶谷の代役をこなしていたドラ2ルーキーの神里が骨折離脱。先発復帰後好投を続けていた井納も肘痛で離脱するなど主力が揃った期間が余りにも少ないシーズンであった
*19 ただ神奈川新聞自体そこまでDeNAの情報に強い訳でもなく毎回のようにBクラスになると監督・采配批判をするような所なので一部当たっている部分がある、記者の独自が含まれている程度のコラムと見て置いたほうがいいだろう。事実サインについてのコラムの内容の大半はサインについての記述で残りが一番致命的だった先発投手陣の不振の記述であった。